メール配信に関するよくあるお問い合わせ

本記事について

本記事は「メール配信の仕様」や「b→dash設定時に使用される専門用語の説明」をまとめた「よくあるお問い合わせ」と、メール配信に伴いご期待の結果が得られなった場合の対応方法である「トラブルシューティング」について紹介しています。

メール配信についてご不明な点がございましたら、カスタマーサポート担当にお問い合わせいただく前に本記事をご参照ください。

メール配信の方法については「[概要]メール配信に必要な準備」をご参照ください。

メール配信に関するよくあるお問い合わせ

メール配信の仕様や、b→dash設定時に使用される専門用語の説明としてよくお問い合わせいただく内容については下記をご参照ください。

❶ メール作成に関するお問い合わせ

# よくあるお問い合わせ 回答
1 HTMLメールコンテンツを「HTML直接編集モード」において作成する際に、 どのような改行タグを利用できるのかを知りたい HTMLメールコンテンツを「HTML直接編集モード」において作成する際に、利用できる改行タグは「pタグ」「brタグ」「preタグ」の3種類となっています。
2 メールコンテンツの作成において、追加されるブロックのデフォルトサイズについて知りたい 追加されるブロックのデフォルトサイズは「幅 600(px)×高さ 43(px)」となっています。
3 メールコンテンツの作成において、リンク差し込み時に「アンカーリンク」を挿入することが可能かどうか知りたい リンク差し込み時に「アンカーリンク」を挿入することは可能です。
ただし、貴社webサイトのソースコードによっては、スマートフォンで閲覧した際に「アンカーリンク」が動作しない場合がありますので、必要に応じてJava scriptを用いて実装してください。
4 「データ挿入」に使用しているデータファイルのカラム数の増減が生じた場合、差し込むデータの再設定や、メールコンテンツの作り直しが必要かどうか知りたい 「データ挿入」に使用しているデータファイルのカラム数の増減が生じた場合、差し込むデータの再設定や、メールコンテンツの作り直しなどの対応は必要ありません。
ただし、データ挿入するカラムの削除などの変更があった場合は、データ挿入が正しく行われないため、差し込むデータの再設定が必要となる場合があります。
5 メールコンテンツを複製すると、リンク挿入やデータ挿入などの設定も複製されるのか知りたい メールコンテンツを複製すると、メール本文のテキストや画像だけではなく、リンク挿入に使用するURLや、データ挿入で使用するデータファイルなどの設定も複製されます。
6 ステータスが「運用中」の配信設定に使用しているメールコンテンツを編集することができるか知りたい メールコンテンツが編集することができるかどうかは「承認設定のON/OFF」によって変わります。

承認設定が「ON」の場合は編集することができません。ただし、ステータスを「停止中」に変更することで編集することができます。
承認設定が「OFF」の場合は「運用中」でも編集することができます。また、メールが配信される前に編集を行うと、編集内容が反映された状態で配信されます。
7 「HTML/テキストメール」(マルチパート配信)で作成した「HTMLメール」を編集した場合、「テキストメール」にも編集内容が自動的に反映されるのか知りたい 「HTML/テキストメール」(マルチパート配信)で作成した「HTMLメール」を編集した場合、「テキストメール」には編集内容が自動反映されません。
そのため、HTMLメールの編集内容に合わせて、テキストメールの内容を変更する必要があります。
8 「HTML編集モード」で条件分岐を設定した際に、条件に合致しない場合に生じる空欄行を発生しないように設定する方法を知りたい 空欄行が発生しないように設定するためには、条件分岐を「span」タグを含めて設定することで実現できます。

【参考:条件分岐の設定箇所】
9 「コンテンツに利用することができない文字が含まれているため、保存できません。」というエラーモーダルが表示される原因を知りたい コンテンツの「本文」または「件名」に、『制御文字』が含まれているためです。
※『制御文字』とは、コンピューターで文字を扱う際に、「改行」などを制御する文字のことです

エラーモーダルが表示された場合は、「コンテンツを保存することができない『制御文字』」の表で該当の『制御文字』を確認し、削除した後で再度「保存」をクリックしてください。

【参考:エラーモーダル】

❷ 配信設定に関するお問い合わせ

# よくあるお問い合わせ 回答
1 メールの配信上限数について知りたい b→dashからのメール配信上限数は、ありません。
2 HTMLメールの配信上限の容量について知りたい メール配信サーバーである「Mail publisher」と「repica」のどちらを利用しているかによって、送信可能サイズが異なります。
下記が各メール配信サーバーの上限容量になりますので、ご参照ください。

・Mail publisher:1MB
・repica:150KB
※マルチパートメールの場合の容量は150KBとなります(HTMLメールの容量100KB、テキストメールの容量50KBとの合計)
3 同一のメールアドレスが複数存在する場合、何通メールが配信されるのか知りたい 「配信対象カラム」として選択したカラムの中に同一のメールアドレスが複数含まれている場合、配信される通数は『優先度設定』と『重複排除設定』の組み合わせによって決まります。
詳細は「単発のメールを本番配信したい」をご参照ください。
4 送信元設定に設定できるメールアドレスの上限数について知りたい 送信元設定に設定できるメールアドレスの上限数はありません。
送信元設定の詳細については「送信元メールアドレスを設定したい」をご参照ください。
5 送信元設定において、 同一のメールアドレスを用いて送信元の名称の異なる、送信元設定を複数作成できるのか知りたい 同一のメールアドレスを用いて送信元の名称の異なる、送信元設定を複数作成することができます。

例えば、貴社が複数ブランドを保有しており、送信元の名称を使い分けて1つのメールアドレスからメール配信を行いたい場合などにご使用ください。
6 メール配信時、「配信対象外データファイル」は、いつのデータを参照して配信対象者を除外しているのか知りたい 「配信対象外データファイル」は配信ごとに都度、最新のデータを参照して配信対象者を除外しています。

例えば「1/1 12:00」と「1/7 12:00」にメール配信を行う場合、「1/7 12:00」の配信時では「1/1 12:00」時点の、配信除外データファイルのデータを参照せず、「1/7 12:00」時点のデータを参照して配信対象者を除外します。
7 「配信対象外データファイル」として選択したデータファイルに含まれるメールアドレスは、大文字/小文字の判定が行われるのか知りたい 「配信対象外データファイル」として選択したデータファイルに含まれるメールアドレスは、大文字/小文字の判定が行われません。

例えば、配信対象のデータファイルに「aaa@test.com」、配信対象外のデータファイルに「AAA@test.com」がそれぞれ存在していた場合、大文字/小文字の判定が行われないため、「aaa@test.com」に対して、メール配信が実施されません。
8 大文字/小文字が混在するメールアドレスが配信不達として判定された場合、「配信不達データ」の 「メールアドレス」カラムに記録されるメールアドレスは、大文字/小文字の区別が行われるのか知りたい メールアドレスに含まれる、大文字/小文字は区別されません。「配信不達データ」に記録されるメールアドレスは、すべて小文字に変換されます。

例えば「Test.AA@aaa.com」というメールアドレスが配信不達として判定された場合、「配信不達データ」には「test.aa@aaa.com」に変換されて、記録されます。
9 メール配信において、「自動パラメータ設定を有効にする」を「OFF」から「ON」に切り替えた場合、切り替え後に配信されるメールコンテンツにパラメータは付与されるのかどうかを知りたい 「自動パラメータ設定を有効にする」を「OFF」から「ON」に切り替えた場合、切り替え後に配信されるメールコンテンツに差し込まれたURLには、パラメータが付与されるようになります。 ただし、ステータスが「運用中」のままでは「自動パラメータ設定を有効にする」を「ON」に切り替えられないため、ステータスを「停止中」に変更してから、「ON」に切り替えてください。
10 「運用終了」となった配信設定を削除した場合、メール行動ログデータの値は削除されるのか知りたい 「運用終了」となった配信設定を削除しても、メール行動ログデータには配信時に取得した値は削除されません。
また、配信設定の削除後もメール行動ログデータには、削除した配信設定の実績のデータが取得され続けます。
11 「運用終了」となったメールの配信設定を削除した場合、「メール行動ログデータ」から、『削除した配信設定』に関するデータが削除されるかどうかを知りたい メール行動ログデータ上では、『削除した配信設定』に関するデータは削除されず残り続けます。 また、配信設定を削除した後に、配信設定の削除前に配信したメールに対して、メール受信者が開封やクリックなどの行動を行ったデータは、メール行動ログデータに蓄積されます。
12 メール配信日に、ステータスを「運用中」から「停止中」に変更し、その日のうちに再び「運用中」に戻した場合、配信時間を迎えていない限り、配信対象者にメールが配信されるのか知りたい メール配信日に、ステータスを「運用中」から「停止中」に変更し、その日のうちに再び「運用中」に戻した場合、配信時間を迎えていない限り、配信対象者にメールは配信されます。
13 テストメールを配信した場合、「メール行動ログデータ」にレコードが作成されるのか知りたい テストメールを配信した場合、「メール行動ログデータ」にレコードは作成されません。

❸ その他お問い合わせ

# よくあるお問い合わせ 回答
1 メールコンテンツを表示する際の、推奨ブラウザについて知りたい b→dashが推奨しているブラウザは、最新バージョンの「Chrome」のみとなっています。
2 「コンテンツの不正により、メール送信に失敗した配信対象者が存在します」というエラーモーダルが表示される原因を知りたい 「データ挿入で差し込んだデータ」や「送信先のメールアドレス」、「送信元メールアドレス」、「送信元の名称」に、『制御文字』が含まれているためです。
該当の箇所に『制御文字』が含まれているユーザーは配信対象外となり、メールの配信は実施されません。
※『制御文字』とは、コンピューターで文字を扱う際に、「改行」などを制御する文字のことです

エラーモーダルが表示された場合は、「メールの配信が実施されない『制御文字』」の表で該当の『制御文字』を確認し、削除した後で再度メールの配信を実施してください。

【参考:エラーモーダル】
3 b→dashから送信したメールコンテンツに、メール受信者は返信することができるのか知りたい メール受信者は、b→dashから送信されたメールコンテンツに対して返信することができます。また、メール受信者の返信先のメールアドレスは送信元設定で設定したメールアドレスとなります。
4 メール受信者からの返信内容を確認できるのか知りたい b→dashの管理画面から確認することはできません。
ただし、メール受信者が送信元として設定した貴社のメールアドレスに返信した場合、貴社が利用しているメーラーで返信内容を確認することができます。
5 b→dashから配信されるメールは、暗号化に対応しているのか知りたい b→dashのメールサーバー(配信側のメールサーバー)から配信されるメールは、「STARTTLS」を利用して暗号化されています。
そのため、メール受信側のメールサーバーが「STARTTLS」に対応していれば通信経路が暗号化されます。
6 b→dashで、メール機能を利用するにあたり、メールサーバーの「IPウォームアップ」が必要かどうか知りたい 「IPウォームアップ」は、b→dashのメールサーバーにて自動実施しているため、 貴社側で「IPウォームアップ」を実施する必要はありません。
7 配信対象者の受信環境が原因でメールを受信できなかった場合、自動再送されているのか知りたい 配信対象者が受信できなかった場合、メール配信サーバーが「Mail publisher」「repica」のどちらの場合であっても「自動再送」は行われています。
ただし、メール配信サーバーの種類によって再送頻度などが異なりますので、下記をご参照ください。

●Mail publisherの場合
再送頻度:数十分間隔
再送が行われる時間:キャリアドメイン宛のメールアドレスの場合は24時間経過まで / PCドメイン宛のメールアドレスでは6時間経過まで

●repicaの場合
再送頻度:6分間隔
再送が行われる時間:配信開始から6時間(21,600秒)経過まで
8 配信開始の遅延が発生した場合、遅延した時間分だけ配信開始が遅れるが、深夜や早朝といった、特定の時間帯に配信が開始されないように設定したい 「配信制御設定」を設定することで、配信開始の遅延を制御することができます。
例えば、「1/1 20:00」に配信開始予定の施策が「4時間」遅延した場合は「1/1 24:00」に配信が開始されますが、「配信制御設定」にて配信不可日時を「22:00 - 6:00」と設定することで、深夜や早朝に配信されないように制御することが可能です。

※「配信制御設定」については「配信制御を行いたい」をご参照ください

※ただし、すでに配信が開始されているが「配信完了」までの遅延が発生している場合は、「配信制御設定」を行っても、早朝や深夜など意図していない時間に配信される可能性があります

[参考]メール配信に関するトラブルシューティング

メール配信が正常に実施されない場合のトラブルシューティングに関しては下記をご参照ください。

❶ メール配信に関するトラブルシューティング

# カテゴリ 考えられるケース 解決方法
1 データ連携時 最新のデータファイルをb→dashに連携できていない データ連携がされてない場合、古いデータにて集計された顧客情報をセグメントで参照している可能性があります。
データファイルを開き、更新履歴よりファイルが連携されているか確認お願いいたします。
2 セグメント作成時 セグメントの抽出結果の数より配信対象者が減っている場合は、顧客IDが重複している可能性があります メール配信では選択頂いたセグメントより 配信時に顧客IDで重複除外して配信対象者を抽出しています。顧客IDで重複している場合は、データファイルに最後に追加されたレコードが優先されます。
3 セグメント作成時 セグメントの抽出結果の数より配信対象が減っている場合は、配信対象でメールアドレスが重複している可能性があります メール配信では選択頂いたセグメントより、配信時にメールアドレスで重複除外して配信対象者を抽出しています。
メールアドレスで重複している場合、データファイルに最後に追加されたレコードが優先されます。
4 セグメント作成時 最新のデータファイルでセグメントが更新されてない セグメントで自動更新の設定をしてない場合、 最新のデータファイルを参照して集計したセグメントでない可能性があります。
セグメントの更新日を確認し、集計が実施されているか確認をお願いいたします。

【最新のデータファイルを参照してない場合に考えられる影響例①】
退会フラグやメルマガフラグなど、更新される顧客情報をもとにメール配信を実施している場合、最新のデータを参照してセグメント集計していないと、意図しないお客様にメール配信を実施してしまう可能性があります

【最新のデータファイルを参照してない場合に考えられる影響例②】
データパレットのデータファイルは最新の顧客データに更新しているが、参照しているセグメントは最新の顧客データに集計していない場合に、そのセグメントでメールやLINEなどを配信すると、最新の顧客データではないので配信漏れが発生することがあります。

参考)メール配信されなかった顧客一覧を知りたい
5 セグメント作成時 同じカラムに同一のメールアドレスが存在している 「メールアドレス」カラムの中に、同じメールアドレスが存在する場合(複数のレコードに同じメールアドレスが存在する場合)は、更新日時が最新の日時であるレコードのメールアドレスに対してのみメール配信が実施され、重複してのメール配信は行わない仕様になっています。
6 セグメント作成時 「メールアドレス」カラム内に不正な値が含まれている メールアドレスカラムの値に、全角の「@」や不要な「空白スペース」など「不正な値が含まれている」場合、不正な値が含まれているレコードの配信をスキップし、正しい値が含まれているレコードにのみ配信が行われる仕様になっています。

メールアドレスが不正な値と判断される例)
・メールアドレスに「&」が含まれる
・メールアドレスに全角の「@」が含まれる
・メールアドレスに複数の「@」が含まれる
・メールアドレスに「@」の記載がない
・メールアドレスに「tab」が含まれている
・メールアドレスに「空白スペース」 が含まれている
7 セグメント作成時 「メールアドレス」カラムに大文字小文字の表記揺れが含まれている メールアドレスに大文字小文字の表記ゆれがあったとしても、メール配信時にはメールアドレスの大文字小文字は区別されません。例えば、「aabb@gmail.com」「AABB@gmail.com」の2つのメールアドレスがあった場合、この2つの大文字小文字のメールアドレスは同じメールアドレスとして扱われる、更新日時が最新の日時であるレコードのメールアドレスのみにメールが配信されます。
8 セグメント作成時 「メールアドレス」カラムが複数存在する 選択した配信対象データファイル内に複数の「メールアドレス」カラムが存在する場合、「優先度」を設定することで、どのカラムのメールアドレスから利用するかを指定することができます。

「優先度」設定については 「単発のメールを本番配信したい」の『「メールアドレス」カラム選択時における注意事項』をご参照ください。
9 データ差し込み時 ターゲットとなった顧客がメールコンテンツのデータ挿入で使用しているデータファイルに存在していない 配信ターゲットの顧客IDが、メールコンテンツのデータ挿入で使用したデータファイルに存在していない場合は、存在していない顧客のみメール配信がスキップされます。

そのため、メールコンテンツのデータ挿入に使用するデータファイルは、セグメントで使用するデータファイルと同じものをご利用いただきますようお願いいたします。
10 データ差し込み時 メール配信対象として選択したセグメントデータファイルにある顧客IDと、メールのコンテンツ作成時に差し込みとして利用しているデータファイルの顧客IDが紐づいていない メールを送りたい顧客データの入ったセグメントデータを確認して、セグメントを設定する時に選択しましょう。
11 データ差し込み時 挿入されるデータに「空文字」が含まれている データ挿入のために選択したカラムの中に「空文字」が入っている場合、その「空文字」を含むレコードのユーザーには、メールが配信されません。例えば、ユーザーの保有ポイントをメールに差し込むとして、保有ポイントのデータが「空文字」になっているユーザーには、保有ポイントが空白状態のメールが送られるのではなく、メール自体が配信されませんのでご注意ください。
12 データ差し込み時 「データ挿入」に使用しているデータファイル/カラムが削除された 「データ挿入」に使用したデータファイル/カラムが削除された場合、差し込んだ値が正しく表示されません。
メールコンテンツを編集し、挿入するデータファイル/カラムを再設定するよう、お願いします。
13 配信設定時 配信設定の配信期間が間違っている 配信タイミングより前にステータスを「運用中」と設定していても配信期間に設定している期間以外はメール配信がされません。
配信期間と配信タイミングをご確認頂いた上でステータスを「運用中」として頂きますようお願いいたします。
14 配信設定時 同じ顧客に対する繰り返し配信がOFFになっている 配信タイミングにて繰り返し配信を設定している場合、配信設定にて[同じ顧客に対する繰り返し配信]をOFFにすると、一度配信対象となった顧客に対してメール配信は実施されません

繰り返し配信をする場合は配信起動のタイミングにて【同じ顧客に対する繰り返し配信】をONに切り替えて頂きますようお願いいたします。
15 配信設定時 配信設定でオプトアウト(配信除外の設定)を設定している 配信設定では、除外とするリストを選択して、メール送信しないアドレス設定が可能です。
配信されてない対象者が、配信除外のデータファイルに含まれていないかの確認をお願いいたします。
16 運用開始時 配信設定のステータスが【運用中】になっていない メール配信を実施する際には配信設定のステータスを「運用中」になっている必要が御座います。
配信期間、配信タイミングが来てもステータスが「運用中」でない場合メール配信は実施されません。
17 運用開始時 配信設定のステータスを【運用中】とした時間がメールの配信タイミング後になっている 配信タイミング後にステータスを「運用中」としてもメール配信は実施されません。
配信タイミングより前にステータスを「運用中」に切り替えて頂きますようお願いいたします。
余裕を持って配信タイミングの30分前までには「運用中」にして頂くようお願いいたします。
18 運用開始時 配信対象のターゲットがいない 配信対象のターゲットがいない場合はメール配信がされません。 メール配信を実施する前に配信設定の詳細画面より配信対象者が0人でないかをご確認ください。

また、ターゲットで選択したセグメントより、顧客ID項目がユニークな顧客のみを抽出し、その中でもメールアドレス項目がユニークな顧客が配信対象となります。同じ顧客や同じメールアドレスには1通しかメール配信されません。
セグメントの人数=配信対象者とはなりませんのでご注意下さい。
19 運用開始時 配信タイミング設定の際に、「前回配信時以降、セグメントが更新されている場合のみ配信を行う」にチェックマークを入れているが、セグメントデータが定期更新される設定になっていない 配信タイミング設定の際に「前回配信時以降、セグメントが更新されている場合のみ配信を行う」設定にチェックマークを入れている場合、セグメントデータが定期更新される設定になっていないと配信されません。
上記設定にチェックマークを付けている場合は、セグメントデータが定期更新される設定になっているか、以下の2点をご確認ください。
  • セグメントデータの定期更新設定が「自動更新する」を選択している
  • 選択しているセグメントデータの作成時に参照したデータファイルの定期更新設定が「自動更新する」を選択している
20 メール配信時 メールを配信した際に、メール本文の一部が「=」に文字化けしている メールサーバーがrepicaの場合、「__」(半角アンダーバー×2)で挟まれた文字が文字化けします。

例えば、配信するメールコンテンツに「http://test.com/item__xxx123__」というURLを記載していると、挟まれた部分が絵文字として判定されるため「xxx123」の部分が「=」に文字化けします。
メールコンテンツに記載するURLに「__」に挟まれた部分がないかご確認ください。
21 メール配信時 テキストメールを配信せず、HTMLメールのみを配信した際に、HTMLメールが正しく表示されない テキストメールを配信せず、HTMLメールのみを配信すると、ユーザーが閲覧するデバイスや契約している通信キャリアによっては、HTMLメールが正しく表示されない場合があります。

ユーザーの受信環境によらずメールを正しく表示させたい場合は、HTMLメールとテキストメールを自動で出し分けるマルチパート配信を行ってください。

マルチパート配信の詳細については 「HTMLメールを作成したい(GUI)」をご参照ください。
22 メール配信時 メール配信において、配信先(メール受信者)のメールボックスの容量が超過した場合は、メールを送ることができずエラーになる 配信先(メール受信者)のメールボックス容量を超過した場合、メールを送ることができずエラーになるため、配信するメールのサイズを減らすか、または、メール受信者のメールボックス容量に空きを設けてもらう必要があります。

※本番配信メールだけでなくテストメール配信においても、配信先(メール受信者)のメールボックス容量を超過した場合は、メールを送ることはできません

❷ その他のトラブルシューティング

# カテゴリ 考えられるケース 解決方法
1 配信コンテンツの作成 配信に利用しているコンテンツに不必要な「データ挿入の値」が使用されている 配信に利用しているコンテンツに不必要な「データ挿入の値」が使用されている場合、挿入したデータに該当する顧客IDにのみ配信が限定されてしまうため、正常に配信ができない場合があります。
一度配信に利用したコンテンツを編集する際など、利用するコンテンツに不必要な「データ挿入の値」が使用されていないか確認を行ってください。
2 配信コンテンツの作成 メールコンテンツに挿入した「CMYK形式」の画像が、想定していた色と異なっている メールコンテンツに挿入した画像が「CMYK形式」の場合、意図していない色に変わる可能性があります。そのため、メールコンテンツに挿入する画像を「RGB形式」に変換してください。
3 配信制御設定 配信タイミングが配信不可日時の設定と重なっている 配信不可日時に配信設定されているメールは配信されません。また、配信可能時間になっても配信されることはありません
例)配信不可日時が水曜0時~8時に設定されている場合に、「水曜7時」に配信設定したメールは、「7時」には当然配信されませんし、配信可能時間である「8時」になっても配信はされません。

配信不可カレンダーは【共通設定】>「配信制御設定」よりご確認いただけます。
4 メール行動ログデータ メール行動ログデータの「行動タイプ」カラムの「クリックの値(mail_clicked)」を取得できない 「クリックの値(mail_clicked)」を取得できない原因として、配信パラメータの未設定やアクセスログタグの未設置などが挙げられます。
配信したいURLに配信パラメータの設定を行っているか、貴社webサイトにタグを設置しているか設定内容をご確認ください。

※ユーザーがタグ発火前に貴社webサイトから離脱した場合も値が取得できません

配信パラメータの設定については 「webサイトへの流入元を取得したい」、
タグの設置については 「直貼りでタグを設置したい」「YTMでタグを設置したい」「GTMでタグを設置したい」をご参照ください。
5 メール行動ログデータ メール行動ログデータに関して、同じメール配信・同じ顧客でレコードが2件作成され、かつ、『行動タイプ』の値がそれぞれ「mail_failed」「mail_opened」となっており、メールが配信が失敗したのか成功したのかわからない メールを受信する側のメールサーバーの仕様によって、本事象が発生する場合があります。具体的に言うと、受信する側のメールサーバが、メールを受信した際にまず一度「受信が成功した」旨をメールを送信する側のメールサーバー(b→dashのメールサーバー)に送り、そのあと、受け取ったメールアドレスの検証を行いもし問題があればバウンスメールであることを送信する側のメールサーバー(b→dashのメールサーバー)に送る、という処理を実施します。

この場合、b→dash上のメール配信実績レポートでは「配信失敗数」としてカウントされるものの、メール配信は成功しているため「開封数」や「クリック数」の値は取得することが出来ます。
6 メール配信 受信したメールにおいて、メールコンテンツに挿入した画像が表示されない 受信したメールにおいて、メールの内容を確認した際に挿入した画像が表示されない場合、原因として下記2つの操作を行っている可能性があります。下記の操作を行っていないか、ご確認ください。

① 配信したメールコンテンツを削除した
② コンテンツボックスある、メールに使用している画像を削除した
7 メール配信実績 メールの配信実績において、CV欄の「成果」の数値が少ない/表示されない 成果の数値が少ない/表示されない場合は、「webアクセスログデータ」と「受注データ」が紐付いてないことが原因として挙げられます。
「webアクセスログデータ」のリレーション項目に設定している「受注ID」と「受注データ」の「受注ID」が紐付いているかどうか確認するようお願いします。

※webアクセスログデータのリレーション項目に「受注ID」を取得するように設定していない場合は、「リレーション設定例(受注IDを取得する場合)」をご参照ください

[参考:配信実績における成果項目]
8 メール配信実績 配信実績「一覧画面」の数値と、配信実績「詳細画面」の数値が一致しない

[参考:一覧画面と詳細画面]

配信実績一覧画面と詳細画面のそれぞれに表示されている数値が一致しない場合の原因として、実績を表示する期間が一致していないことが挙げられます。
一覧画面の数値と詳細画面の数値が一致しない場合、詳細画面の「配信日時」項目を、『当該配信設定の運用開始日 ~ 確認している当日(本日)』に変更するようお願いします。

[参考:詳細画面の「配信日時」項目]
上記の「よくあるお問い合わせ」「トラブルシューティング」で解決できない場合は、お手数ですが貴社カスタマーサクセス担当までお問い合わせください。