本記事について
本記事では、メールの配信設定ミスや、セグメントデータの更新設定誤りなどが原因で、本来メールを配信したかった顧客の内、一部の顧客にはメール配信ができたものの、一部の顧客には配信できなかったという事象が起きた場合に、メールが配信できなかった顧客を一覧表示させる方法を紹介しています。
配信漏れが発生する原因
一部の顧客にはメール配信ができたものの、一部の顧客には配信できなかったという事象が起きる原因はいくつかありますが、最もよく発生する事象としては、セグメントデータの参照先ファイルはデータが更新されているものの、セグメントデータ自体は更新設定ミスなどにより更新されていなかった、ことが挙げられます。
【参照先ファイルとセグメントデータの更新イメージ】
配信漏れの確認方法
一部の顧客にはメール配信ができたものの、一部の顧客には配信できなかったという事象が起きた場合に、メールが配信できなかった顧客を一覧表示させる具体的な手順を以下に説明します。
➊セグメントをデータパレットに出力する
まずは、配信漏れがあると思われるセグメントのデータファイルをデータパレットに出力します!
「セグメント」を選択します
「配信対象に選択したセグメント」を選択します
「顧客ID」を確認します
「ダウンロード」を選択し、「データパレット出力」をクリックします
「単発」を選択し、「適用」を選択します
「データファイル名」を入力し、「保存」をクリックします
データパレットの一覧にセグメントデータファイルが出力されます
➋2つのデータファイルを横統合する
次に、上記で出力したセグメントデータファイルと、セグメントが参照していた顧客データを横統合します!
「統合する」をクリックします
「カスタマイズ」を選択します
「ファイルアイコン」をクリックします
1つ目のデータファイルに「❶データパレットに出力したデータファイル(セグメントデータファイル)」を選択します
2つ目のデータファイルに「❷セグメント作成時に参照した顧客データファイル」を選択します
「結合アイコン」をクリックします
「横方向に結合」を選択します
横統合の詳細は、こちらを参照ください!
横統合のキー項目に「顧客ID」を選択します
「全てのデータを結合する」を選択します
「名前」を入力し、「保存」をクリックします
「更新設定」を選択し、「適用」をクリックします
「保存」をクリックします
「OFF」を「ON」に切り替えて、「適用」をクリックします
統合したデータファイルが一覧に表示されます
❸配信されていない顧客を絞込む
最後に、横統合したデータファイルに対して、絞り込みのデータ加工を施すことで、配信漏れとなった顧客データを一覧化することができます!