削除することはできません
運用のステータスを「停止中」に変更したとしても、一度運用開始したシナリオのタスクを削除することはできません。
運用開始したシナリオのタスクを削除することはできませんが、代替案として、運用中のシナリオを複製し、複製後のシナリオの配信設定を工夫することで、実施したくなかったタスクを回避して、シナリオ配信を実施することができます。
実現するためには、大きく分けて4つの手順があります。
❶「行動ログデータ」を加工して、
すでにタスクが実施されたユーザーのみを抽出したデータを作成する
❷ 運用中のシナリオの「起動タイミングの終了日時指定」を設定する
❸ 運用中のシナリオを複製する
➍ 運用中のシナリオを複製し、複製後のシナリオの配信設定を変更する
以下では、施策ID『219』のシナリオの『メール配信タスク』を『2024/04/17 0:00』から配信しないようにする場合を例に、設定手順を説明します。
❶「行動ログデータ」を加工して、すでにタスクが実施されたユーザーのみを抽出したデータを作成する
はじめに、「メール行動ログデータ」を加工し、すでにシナリオが実施されたユーザーのみの『配信対象外データファイル』を作成します。
作成した『配信対象外データファイル』は、❸の手順で、複製後のシナリオの『配信対象外データファイル』として設定します。
「データパレット」をクリックします
「データを確認する」をクリックします
「b→dashデータ」をクリックします
「メール行動ログデータ」をクリックします
「加工する」をクリックします
「絞込み」をクリックします
「配信アプリ」カラムをクリックします
条件を入力し、「適用」をクリックします
【条件】：「次に完全一致」「scenario」
「施策ID」カラムをクリックします
条件を入力し、「適用」をクリックします
【条件】：「次に完全一致」「219」
メール施策の「施策ID」を確認したい
メール施策の「施策ID」は、配信設定詳細画面のURLの文字列から確認することができます。
下記の画像では、「施策ID」が『195』となっています。
「行動タイプ」カラムをクリックします
条件を入力し、「適用」をクリックします
【条件】：「次に完全一致」「mail_tried」
「適用」をクリックします
「保存」をクリックします
「更新設定」の有無について「更新設定をする」「更新設定をしない」の2つから選択し、「適用」をクリックします
「更新設定をする」を選択した場合は、更に実行頻度と時間を設定の上「追加」を選択し、「適用」をクリックします
「任意の名前」を入力し、「保存」をクリックします
❷ 運用中のシナリオの「起動タイミングの終了日時指定」を設定する
次に、運用中のシナリオの「起動タイミングの終了日時指定」を設定します。
「起動タイミングの終了日時指定」を設定することで、指定した日時以降にシナリオの配信が実施されなくなります。
「運用中のシナリオ」をクリックします
「ステータス切り替え」をクリックします
「停止中」を選択し、「適用」をクリックします
「適用」をクリックします
「編集」をクリックします
「❸ 配信条件の設定」をクリックします
「起動タイミングの終了日時指定」を「ON」に変更し、「日時」を指定します
今回は、「2024/04/17 00:00」を指定しています。
「保存」をクリックします
任意の名前を入力し、「保存」をクリックします
➍ 運用中のシナリオを複製し、複製後のシナリオの配信設定を変更する
最後に、複製したシナリオの設定を変更します。
具体的には、『配信対象外データファイルの設定』と「起動タイミングの終了日時指定」の設定、タスクの削除、運用期間の設定を変更します。
「複製したシナリオ」を選択し、「編集」をクリックします
「❷ 配信対象外選択」をクリックします
「❶で作成したデータファイル」をクリックします
「配信対象外カラム」を選択し、「適用」をクリックします
「❸ 配信条件の設定」をクリックします
起動タイミングの終了日時指定を「OFF」に設定します
「➍ タスク設定」をクリックします
削除したいタスクの「×」をクリックします
「完了」をクリックします
「❺ 運用期間設定」をクリックします
「運用期間」を設定します
『開始日』は、❶の手順の「起動タイミングの終了日時指定」で設定した日を設定してください。
今回は、「2024/04/17」を設定しています。
今回は、「2024/04/17」を設定しています。
「任意の名前」を入力し、「保存」をクリックします
「複製したシナリオ」をクリックします
「ステータス切り替え」をクリックします
「運用中」を選択し、「適用」をクリックします
