本記事について
本記事は、基幹システムやアプリケーションから連携したデータを取り込む際、データファイルの取込設定を行ったものの「データが取り込まれない」場合に「確認すべき観点」や「解決に向けたアクション」についてフロー図を用いて説明します。
データファイルの取込設定についてご不明な点がございましたら、貴社カスタマーサポート担当にお問い合わせいただく前に本記事をご参照ください。
原因の特定方法
データファイルの取込設定後に、よくあるトラブルとして「データが取り込まれない」という事象が挙げられます。下記では「データが取り込まれない」場合の「確認すべき観点」と「解決に向けたアクション」についてフロー図を用いて紹介します。
以下、フロー図の(Q1)から順番にご確認ください。(Q)の詳細については「確認すべき観点」をご参照ください。

確認すべき観点
(Q1) 処理実行履歴画面に表示されているエラーメッセージは何か?
データファイルの詳細画面から、「データファイル処理実行履歴」画面に表示されるエラーメッセージをご確認ください。具体的には、データファイルの詳細画面にて「処理実行履歴」ボタンをクリックすることで、エラーメッセージを確認できます。
エラーメッセージの確認方法については、下記の手順をご参照ください。
(Q1) b→dashでの確認手順
「データパレット」アプリをクリックします
-1.png)
「データを確認する」をクリックします

該当のデータファイルをクリックします

「処理実行履歴」をクリックします

データファイルの詳細画面に遷移した直後に、エラーメッセージが表示される場合もあります。
取り込み履歴のうち、ステータスが「エラー」のレコードを選択します
※ステータスが「エラー」のレコードが複数ある場合は、「処理開始日時」が最も新しいレコードを選択してください

表示されているエラーメッセージを確認します

表示されているエラーメッセージの内容に合わせて、解決に向けたアクションへ進んでください。
表示されているメッセージが「エラーが発生しています。詳細な原因につきましては、弊社サポート担当へお問い合わせください」の場合は、貴社カスタマーサクセス担当にお問い合わせをお願いします。
解決に向けたアクション
「解決に向けたアクション」では、「データが取り込まれない」原因を分類し、解決に向けた具体的なアクションを原因ごとに記載しています。
調査フロー図で「確認すべき観点」を確認した上で、該当する「解決に向けたアクション」をご参照ください。
(A1) 取込対象データの拡張子を変更
「データが取り込まれない」原因として、取込対象データの拡張子が「.csv」または「.tsv」ではないことが挙げられます。解決するためには、取込対象データをダウンロードし、データの拡張子を「.csv」または「.tsv」に変更してください。
取込対象データは、データファイルの処理実行履歴画面からダウンロードすることができます。操作手順については、「データの処理実行履歴を確認したい」の『❸ データファイルの処理実行履歴のダウンロード方法』をご参照ください。
(A2) 主キーのカラムの値に含まれる「重複」を除外
「データが取り込まれない」原因として、取込対象データの「取込設定で主キーに指定したカラム」に重複した値が含まれていることが挙げられます。解決するためには、連携元である基幹システムやアプリケーション内で、主キーに指定したカラムから重複した値を取り除いてください。もしくは、データファイルの取込設定を編集し、主キーの設定を変更してください。
取込設定の「主キーの設定」の変更方法については、下記をご参照ください。
(A2) b→dashでの解決方法
取込設定の「主キーの設定」の変更方法
取込設定を編集したいデータファイルをクリックします

「取込設定」をクリックします

「編集」をクリックします

「主キーの設定」をクリックします

「主キーの設定」をクリックします

主キーに設定したいカラムを選択し、「適用」をクリックします

主キーは選択しないことも可能です。また、複数設定することも可能です。
「保存」をクリックします

ファイルに任意の名前を入力し、「保存」をクリックします

(A3) 取込対象データの「空文字」を除外
「データが取り込まれない」原因として、取込対象データの「取込設定で主キーに指定したカラム」に「空文字」の値が含まれていることが挙げられます。解決するためには、連携元である基幹システムやアプリケーション内で、主キーに指定したカラムから「空文字」の値を取り除いてください。もしくは、データファイルの取込設定を編集し、主キーの設定を変更してください。
取込設定の「主キーの設定」の変更方法については、下記をご参照ください。
(A3) b→dashでの解決方法
取込設定の「主キーの設定」の変更方法
取込設定を編集したいデータファイルをクリックします

「取込設定」をクリックします

「編集」をクリックします

「主キーの設定」をクリックします

「主キーの設定」をクリックします

主キーに設定したいカラムを選択し、「適用」をクリックします

主キーは選択しないことも可能です。また、複数設定することも可能です。
「保存」をクリックします

ファイルに任意の名前を入力し、「保存」をクリックします

(A4) 取込対象データの文字数を修正
「データが取り込まれない」原因として、取込対象データの値が「取込設定で指定したデータ型」の取込可能な文字数を超えていることが挙げられます。解決するためには、取込対象データをダウンロードし、「取込設定で指定したデータ型」の取込可能な文字数を確認後、連携元である基幹システムやアプリケーション内で、取込対象データの値を修正してください。
取込対象データをダウンロードする方法と、データ型ごとの取込可能な文字数については、下記をご参照ください。
(A4) b→dashでの解決方法
取込対象データをダウンロードする方法【参考】データ型ごとの取込可能な文字数
以下では、取込対象データをダウンロードする方法を説明します。
※取込対象データは、データファイルの処理実行履歴画面からダウンロードすることができます
「CSVダウンロード」をクリックします

ダウンロードすることができるファイルは、「処理実行履歴画面」に表示されるレコードに紐づく連携ファイルのみです。
なおダウンロードされたファイルは、連携ファイルと同じ『文字コード』で出力されます。
「ダウンロードするレコード」にチェックを入れます

同時にダウンロードすることができるファイルの上限は『100件』です。
作成から3ヶ月が経過したレコードは、ダウンロードすることができない場合があります
「処理実行履歴画面」では、レコード数が『100件』を超えると、レコード作成から3ヶ月経過したレコードが順に削除されます。
そのため、作成から3ヶ月が経過したレコードは、ダウンロードすることができない場合があります。
「適用」をクリックします

ダウンロードは処理実行履歴画面上で行われるため、『共通設定』アプリの『マイページ』にある『ダウンロード履歴画面』にレコードは作成されません。
取込対象データをダウンロードすることができるのは、タイプが『一般』のユーザーのみです
取込対象データは、データファイルの「処理実行履歴」からダウンロードすることができます。
なお、取込対象データをダウンロードすることができるのは、タイプが『一般』のユーザーのみです。
ユーザーのタイプは、『共通設定』アプリの『ユーザー管理』にある『ユーザー』画面から確認することができます。
[参考:『共通設定』アプリの『ユーザー管理』にある『ユーザー』画面]

データ型ごとの取込可能な文字数については、以下の表をご参照ください。
# |
取込設定で指定した
データ型 |
取込可能な文字数 |
1 |
テキスト型 |
●シングルバイト(半角文字)の場合
16,777,216文字
●マルチバイト(全角文字)の場合
8,388,608文字(1文字あたり2バイト換算)
4,194,304(1文字あたり4バイト換算) |
2 |
整数型 |
38桁以内 |
3 |
小数型 |
小数点以下が10桁以内 |
(A5) 取込対象データのデータ型の見直しを実施
「データが取り込まれない」原因として、取込対象データのカラムに「取込設定で指定したデータ型」と異なる値が含まれていることが挙げられます。解決するためには、取込対象データをダウンロードし、データ型ごとの「取込可能なフォーマット」を確認後、連携元である基幹システムやアプリケーション内で、値を修正してください。もしくは、データファイルの取込設定を編集し、データ型を変更してください。
取込対象データをダウンロードする方法と、取込設定の「データ型の設定」の変更方法、データ型ごとの「取込可能なフォーマット」については、下記をご参照ください。
(A5) b→dashでの解決方法
取込対象データをダウンロードする方法「データ型の設定」の変更方法【参考】「取込可能なフォーマット」
以下では、取込対象データをダウンロードする方法を説明します。
※取込対象データは、データファイルの処理実行履歴画面からダウンロードすることができます
「CSVダウンロード」をクリックします

ダウンロードすることができるファイルは、「処理実行履歴画面」に表示されるレコードに紐づく連携ファイルのみです。
なおダウンロードされたファイルは、連携ファイルと同じ『文字コード』で出力されます。
「ダウンロードするレコード」にチェックを入れます

同時にダウンロードすることができるファイルの上限は『100件』です。
作成から3ヶ月が経過したレコードは、ダウンロードすることができない場合があります
「処理実行履歴画面」では、レコード数が『100件』を超えると、レコード作成から3ヶ月経過したレコードが順に削除されます。
そのため、作成から3ヶ月が経過したレコードは、ダウンロードすることができない場合があります。
「適用」をクリックします

ダウンロードは処理実行履歴画面上で行われるため、『共通設定』アプリの『マイページ』にある『ダウンロード履歴画面』にレコードは作成されません。
取込対象データをダウンロードすることができるのは、タイプが『一般』のユーザーのみです
取込対象データは、データファイルの「処理実行履歴」からダウンロードすることができます。
なお、取込対象データをダウンロードすることができるのは、タイプが『一般』のユーザーのみです。
ユーザーのタイプは、『共通設定』アプリの『ユーザー管理』にある『ユーザー』画面から確認することができます。
[参考:『共通設定』アプリの『ユーザー管理』にある『ユーザー』画面]

以下では、取込設定の「データ型の設定」の変更方法について説明します。
取込設定を編集したいデータファイルをクリックします

「取込設定」をクリックします

「編集」をクリックします

「データ型の設定」をクリックします

「データ型の設定」をクリックします

任意のデータ型を設定します

「適用」をクリックします

「保存」をクリックします

ファイルに任意の名前を入力し、「保存」をクリックします

データ型ごとの「取込可能なフォーマット」については、以下の表をご参照ください。
# |
データ型 |
取込可能なフォーマット |
1 |
テキスト型 |
●文字のみ、または文字と数字が混在している値
●数字のみの値
例)
・A0001
・0001
※数字のみの値を集計に利用しない場合は、「テキスト型」を指定してください |
2 |
整数型 |
●数字のみの値
●小数の値
●カンマで終わっている値
●前後にスペースがある値
例)
・1400
・4.0
・4,
・ 4
※集計に利用する値が含まれているカラムは、「整数型」を指定してください |
3 |
小数型 |
●小数の値
●前後にスペースがある値
例)
・0.333
・ 4.6 |
4 |
日付型 |
●「年」「月」「日」の値
例)
・yyyy/mm/dd
・yyyy/m/d
・yyyy-mm-dd
・yyyy-m-d |
5 |
日時型 |
●「年」「月」「日」「時」「分」の値
例)
・yyyy/MM/dd HH:mm:ss
・yyyy/MM/dd H:mm:ss
・yyyy/M/d HH:mm:ss
・yyyy/M/d H:mm:ss
・yyyy/MM/dd HH:m:s
・yyyy/MM/dd H:m:s
・yyyy/M/d HH:m:s
・yyyy/M/d H:m:s
・yyyy/M/d HH:mm
・yyyy/M/d H:mm
・yyyy/M/d HH:m
・yyyy/M/d H:m
・yyyy-MM-dd HH:mm:ss
・yyyy-MM-dd H:mm:ss
・yyyy-M-d HH:mm:ss
・yyyy-M-d H:mm:ss
・yyyy-MM-dd HH:m:s
・yyyy-MM-dd H:m:s
・yyyy-M-d HH:m:s
・yyyy-M-d H:m:s
・yyyy-MM-dd HH:mm
・yyyy-MM-dd H:mm
・yyyy-MM-dd HH:m
・yyyy-MM-dd H:m |
6 |
真偽値型 |
以下の形式の値
●0
●1
●True
●False
●yes
●no
●y
●n
●on
●off |
(A6) 取込対象データに「追加取込カラムの設定」を実施
「データが取り込まれない」原因として、取込対象データのカラム数が「取込設定で指定したカラム数」よりも多いことが挙げられます。解決するためには、増えたカラムに対して「追加取込カラムの設定」を行ってください。
「追加取込カラムの設定」については、下記をご参照ください。
(A6) b→dashでの解決方法
解決に向けたA6では、「追加取込カラムの設定」について紹介します。
追加取込カラムの設定には「新規データファイルとして取り込む」「既存データファイルに取り込む」の2種類があります。

「新規データファイルとして取り込む」の操作方法については、「データを取り込みたい」の「➋データファイルの取込方法」に記載していますので、以下では「既存データファイルに取り込む」の設定方法を説明します。
ステータスが「エラー」となっているデータファイルを選択します

取込設定が行われていない追加されたカラムが表示され、取込方法を選択できます

上記の説明では、ヘッダー行が設定されているデータファイルを使用しています!
取込設定の選択肢について
データファイルの取込設定時において、ヘッダーの設定を行っているかどうかで取込方法の選択肢が異なります。選択できる取込方法は、以下の通りです。
ヘッダー行の設定 |
取込時の処理 |
ヘッダー行の設定をしている |
既存データファイルとして取り込む |
新規データファイルとして取り込む |
閉じる(取り込まない) |
ヘッダー行の設定をしていない |
新規データファイルとして取り込む |
閉じる(取り込まない) |
「既存データファイルとして取り込む」を選択します

追加カラムの「データ型」「カラム名」「個人情報」の設定を行います

取込設定画面において、新規に追加されるカラムは「右側」に表示され、取込設定完了後は、取込まれたデータファイルの末尾に追加されます。
施策への利用状況を確認し、「次へ」をクリックします

「データファイル名」を入力し、「上書き保存」をクリックします

(A7) 取込対象データに不要な文字/記号がないか見直しを実施
「データが取り込まれない」原因として、「取込設定で指定したカラム数」よりもカラム数が多いレコードが、取込対象データに存在することが挙げられます。具体的には、レコード行の末尾に不要な「,(カンマ)」がついてしまい、レコード行のカラム数が1つ多く認識されてしまうことがあります。解決するためには、取込対象データをダウンロードし、レコード行の末尾の「,(カンマ)」などの不要な文字/記号がないかを見直してください。
取込対象データは、データファイルの処理実行履歴画面からダウンロードすることができます。操作手順については、「データの処理実行履歴を確認したい」の『❸ データファイルの処理実行履歴のダウンロード方法』をご参照ください。
(A8) 取込設定の主キーの設定を変更
「データが取り込まれない」原因として、取込対象データに「取込設定で主キーに指定したカラム」が存在しないことが挙げられます。解決するためには、データファイルの取込設定を編集し、主キーの設定を変更してください。
取込設定の「主キーの設定」の変更方法については、下記をご参照ください。
(A8) b→dashでの解決方法
取込設定の「主キーの設定」の変更方法
取込設定を編集したいデータファイルをクリックします

「取込設定」をクリックします

「編集」をクリックします

「主キーの設定」をクリックします

「主キーの設定」をクリックします

主キーに設定したいカラムを選択し、「適用」をクリックします

主キーは選択しないことも可能です。また、複数設定することも可能です。
「保存」をクリックします

ファイルに任意の名前を入力し、「保存」をクリックします

(A9) カラム名から「空文字」の値を除外
「データが取り込まれない」原因として、取込対象データのカラム名に「空文字」の値が含まれていることが挙げられます。解決するためには、取込対象データをダウンロードし、「空文字」が含まれているカラム名を確認後、連携元である基幹システムやアプリケーション内で、「空文字」の値を取り除いてください。
取込対象データは、データファイルの処理実行履歴画面からダウンロードすることができます。操作手順については、「データの処理実行履歴を確認したい」の『❸ データファイルの処理実行履歴のダウンロード方法』をご参照ください。
(A10) カラム名から重複した値を除外
「データが取り込まれない」原因として、取込対象データのカラム名に重複した値が含まれていることが挙げられます。解決するためには、取込対象データをダウンロードし、重複しているカラム名を確認後、連携元である基幹システムやアプリケーション内で、重複した値を取り除いてください。
取込対象データは、データファイルの処理実行履歴画面からダウンロードすることができます。操作手順については、「データの処理実行履歴を確認したい」の『❸ データファイルの処理実行履歴のダウンロード方法』をご参照ください。
(A11) 取込対象データの文字コードを変更
「データが取り込まれない」原因として、取込対象データの文字コードが「取込可能な文字コード」ではないことが挙げられます。解決するためには、取込対象データをダウンロードし、取込対象データの文字コードを「UTF-8」や「Shift-JIS」などの「取込可能な文字コード」に変更してください。
取込対象データをダウンロードする方法と、「取込可能な文字コード」については、下記をご参照ください。
(A11) b→dashでの解決方法
取込対象データをダウンロードする方法【参考】取込可能な文字コード
以下では、取込対象データをダウンロードする方法を説明します。
※取込対象データは、データファイルの処理実行履歴画面からダウンロードすることができます
「CSVダウンロード」をクリックします

ダウンロードすることができるファイルは、「処理実行履歴画面」に表示されるレコードに紐づく連携ファイルのみです。
なおダウンロードされたファイルは、連携ファイルと同じ『文字コード』で出力されます。
「ダウンロードするレコード」にチェックを入れます

同時にダウンロードすることができるファイルの上限は『100件』です。
作成から3ヶ月が経過したレコードは、ダウンロードすることができない場合があります
「処理実行履歴画面」では、レコード数が『100件』を超えると、レコード作成から3ヶ月経過したレコードが順に削除されます。
そのため、作成から3ヶ月が経過したレコードは、ダウンロードすることができない場合があります。
「適用」をクリックします

ダウンロードは処理実行履歴画面上で行われるため、『共通設定』アプリの『マイページ』にある『ダウンロード履歴画面』にレコードは作成されません。
取込対象データをダウンロードすることができるのは、タイプが『一般』のユーザーのみです
取込対象データは、データファイルの「処理実行履歴」からダウンロードすることができます。
なお、取込対象データをダウンロードすることができるのは、タイプが『一般』のユーザーのみです。
ユーザーのタイプは、『共通設定』アプリの『ユーザー管理』にある『ユーザー』画面から確認することができます。
[参考:『共通設定』アプリの『ユーザー管理』にある『ユーザー』画面]

「取込可能な文字コード」については、以下の表をご参照ください。
# |
選択した
文字コード |
取込可能な文字コード |
1 |
Shift-JIS |
「Shift_JIS」を選択した場合、下記7種類の文字コードのデータファイルを取込むことができます。
【取込可能な文字コード】
・Shift_JIS
・CP932
・MS932
・Windows-31J
・windows-1252
・ISO-8859-9
・GB-18030 |
2 |
UTF-8 |
「UTF-8」を選択した場合、文字コードが「UTF-8」のデータファイルを取込むことができます。 |
3 |
Shift-JIS、UTF-8のいずれか
(共通仕様) |
「Shift-JIS」と「UTF-8」のどちらを選択しても、取込みたいデータファイルの文字コードが下記4種類のいずれかの場合、取込むことが可能です。
【取込可能な文字コード】
・US-ASCII
・ISO-8859-1
・ASCII-8BIT
・ASCII |
(A12) 取込設定の文字コードを変更
「データが取り込まれない」原因として、取込対象データの文字コードが「取込設定で指定した文字コード」の「取込可能な文字コード」ではないことが挙げられます。解決するためには、取込対象データをダウンロードし、データファイルの取込設定を編集後、文字コードを変更してください。
取込対象データをダウンロードする方法と、取込設定の「文字コード設定」の変更方法、「取込可能な文字コード」については、下記をご参照ください。
(A12) b→dashでの解決方法
取込対象データをダウンロードする方法「文字コード設定」の変更方法【参考】「取込可能な文字コード」
以下では、取込対象データをダウンロードする方法を説明します。
※取込対象データは、データファイルの処理実行履歴画面からダウンロードすることができます
「CSVダウンロード」をクリックします

ダウンロードすることができるファイルは、「処理実行履歴画面」に表示されるレコードに紐づく連携ファイルのみです。
なおダウンロードされたファイルは、連携ファイルと同じ『文字コード』で出力されます。
「ダウンロードするレコード」にチェックを入れます

同時にダウンロードすることができるファイルの上限は『100件』です。
作成から3ヶ月が経過したレコードは、ダウンロードすることができない場合があります
「処理実行履歴画面」では、レコード数が『100件』を超えると、レコード作成から3ヶ月経過したレコードが順に削除されます。
そのため、作成から3ヶ月が経過したレコードは、ダウンロードすることができない場合があります。
「適用」をクリックします

ダウンロードは処理実行履歴画面上で行われるため、『共通設定』アプリの『マイページ』にある『ダウンロード履歴画面』にレコードは作成されません。
取込対象データをダウンロードすることができるのは、タイプが『一般』のユーザーのみです
取込対象データは、データファイルの「処理実行履歴」からダウンロードすることができます。
なお、取込対象データをダウンロードすることができるのは、タイプが『一般』のユーザーのみです。
ユーザーのタイプは、『共通設定』アプリの『ユーザー管理』にある『ユーザー』画面から確認することができます。
[参考:『共通設定』アプリの『ユーザー管理』にある『ユーザー』画面]

以下では、取込設定の「文字コード設定」の変更方法について紹介します。
取込設定を編集したいデータファイルをクリックします

「取込設定」をクリックします

「編集」をクリックします

「文字コード設定」をクリックします

任意の文字コードを選択し、「完了」をクリックします

「保存」をクリックします

ファイルに任意の名前を入力し、「保存」をクリックします

「取込可能な文字コード」については、以下の表をご参照ください。
# |
選択した
文字コード |
取込可能な文字コード |
1 |
Shift-JIS |
「Shift_JIS」を選択した場合、下記7種類の文字コードのデータファイルを取込むことができます。
【取込可能な文字コード】
・Shift_JIS
・CP932
・MS932
・Windows-31J
・windows-1252
・ISO-8859-9
・GB-18030 |
2 |
UTF-8 |
「UTF-8」を選択した場合、文字コードが「UTF-8」のデータファイルを取込むことができます。 |
3 |
Shift-JIS、UTF-8のいずれか
(共通仕様) |
「Shift-JIS」と「UTF-8」のどちらを選択しても、取込みたいデータファイルの文字コードが下記4種類のいずれかの場合、取込むことが可能です。
【取込可能な文字コード】
・US-ASCII
・ISO-8859-1
・ASCII-8BIT
・ASCII |