目次
本記事について
本記事はデータパレットアプリについての「よくあるお問い合わせ」と、データの取込が正常に行われなかった場合の対応方法である「トラブルシューティング」について紹介しています。
データ取込についてご不明な点がございましたら、貴社カスタマーサクセス担当にお問い合わせいただく前に本記事をご参照ください。
データ取込の方法については「データを取り込みたい」をご参照ください。
データ取込に関するよくあるお問い合わせ
データパレットアプリにおいて、よくお問い合わせいただく内容について下記にまとめましたのでご参照ください。
取込設定に関するお問い合わせ
# | よくあるお問い合わせ | 回答 |
1 | 連携するデータファイルには、必ずヘッダー行を設定するかどうかを知りたい |
ヘッダー行の設定は、任意で行う設定なので、必ずしもファイルにヘッダー行を含める必要はありません。
ただし、ヘッダー行を設定することで、データの取込や連携がスムーズに行えますので、ヘッダー行を設定することを推奨しています。 |
2 | どのようなカラム名にするべきか知りたい | 設定するカラム名が、データを加工や統合を行う際に表示されるため、一目で何の値を指しているのかが分かる名前にすることを推奨しています。 |
3 | 「整数型」の選択にあたり、設定する際の留意点を知りたい |
「整数型」はカラムの値が整数のデータに対して設定します。
各データの桁数は38桁以内にするよう、お願いいたします。 ※「‐」(ハイフン)などの文字が含まれている場合、取込エラーとなります例)000-1234-5678 |
4 | 「小数型」の選択にあたり、設定する際の留意点を知りたい |
「小数型」は小数点が含まれるデータに対して設定します。
小数点以下の桁数が10桁以内にするよう、お願いいたします。 (例) OK例→0.0000000001 NG例→0.00000000011 |
5 | 「日付型」の選択にあたり、設定する際の留意点を知りたい |
「日付型」はカラムの値に、「年/月/日」が含まれるデータに対して設定します。取込可能な日付やそのフォーマットは以下の通りです。
【取込可能な日付】 0001/1/1~9999/12/31 【取込可能な日付のフォーマット】 yyyy/mm/dd yyyy/m/d yyyy-mm-dd yyyy-m-d |
6 | 「日時型」の選択にあたり、設定する際の留意点を知りたい |
「日時型」はカラムの値に、「年/月/日/時/分」が含まれるデータに対して設定します。取込可能な日時やそのフォーマットは以下の通りです。
【取込可能な日時】 0001/1/1 00:00:00 ~ 9999/12/31 23:59:59 【取込可能な日時のフォーマット】 yyyy/MM/dd HH:mm:ss yyyy/MM/dd H:mm:ss yyyy/M/d HH:mm:ss yyyy/M/d H:mm:ss yyyy/MM/dd HH:m:s yyyy/MM/dd H:m:s yyyy/M/d HH:m:s yyyy/M/d H:m:s yyyy/M/d HH:mm yyyy/M/d H:mm yyyy/M/d HH:m yyyy/M/d H:m yyyy-MM-dd HH:mm:ss yyyy-MM-dd H:mm:ss yyyy-M-d HH:mm:ss yyyy-M-d H:mm:ss yyyy-MM-dd HH:m:s yyyy-MM-dd H:m:s yyyy-M-d HH:m:s yyyy-M-d H:m:s yyyy-MM-dd HH:mm yyyy-MM-dd H:mm yyyy-MM-dd HH:m yyyy-MM-dd H:m |
7 | 「真偽値型」の選択にあたり、設定する際の留意点を知りたい | 「真偽値型」は「0/1」や、「True/False」などの形式でデータが存在する場合、設定します。 |
8 | 連携するデータファイルには、必ず主キーを設定する必要があるか知りたい | 横統合を行う際に必須項目となるため、主キーを設定することを推奨しています。 |
9 | 特定のカラムに対して個人情報を設定した場合、どのような場合において、どのように表示されるか知りたい | データファイルの表示やダウンロードを行う際、指定したカラムの値が「***」と表示されます。 |
10 | 全件更新か差分更新のどちらに設定するべきか知りたい | データの使用量の削減のため、差分更新を推奨しています。 ただし、全件更新か差分更新かは、貴社の用途に応じた更新方法をご設定ください。 |
その他のお問い合わせ
# | よくあるお問い合わせ | 回答 |
1 | 複数のデータファイルを同時に連携した場合、どの順番で取り込まれるのか知りたい |
データ連携時、更新時ともに同時に複数のファイルを取り込んだ際の取り込まれる順番は順不同となります。
そのため、取り込みを実施したい順番に間隔を空けてb→dashへデータファイルの連携を行なう必要があります。 |
2 | 基幹システムやアプリケーションとの連携時、b→dashに連携するカラムを指定することができるのか知りたい |
貴社システムとb→dashとの連携時には、連携するカラムを指定した上でデータファイルの連携を行うことはできません。
ただし連携後のデータファイルの取込設定において、b→dashに取込むカラムを指定することができます。 |
3 | データファイルの再取込みを行っている最中に、新たなデータファイルを連携した場合、連携したデータファイルはいつ取込まれるのか知りたい | データファイルの再取込みを行っている最中にデータファイルを連携した場合、データファイルの再取込みが終わった後に連携したデータファイルの取込みが行われます。 |
4 | 更新方法が「差分更新」のデータファイルに、レコード数「0件」のデータが連携された場合、更新後のデータファイルのレコード数がどう変化するか知りたい |
更新前と更新後のレコード数に変化はありません。 データが連携されると、更新処理は実施されますが、更新後のレコードと更新前のレコードに変化はありません。 例えば、レコード数「100件」のデータファイルに、レコード数「0件」のデータファイルを連携した場合、更新後のデータファイルはレコード数「100件」のままになります。 |
5 | 連携方法を「b→dashが貴社のサーバーからデータを受け取る」に設定しているSFTP連携において、 貴社の中間サーバーからb→dashの中間サーバーへの連携方法を『手動連携』から『自動連携』に変更した場合、b→dashにすでに取り込んでいるデータの取込設定を再設定する必要があるのか知りたい |
貴社の中間サーバーからb→dashの中間サーバーへの連携方法を『手動連携』から『自動連携』に変更しても、
データファイル名やカラム数、データ型といった『データ定義』が同一のデータファイルだった場合、取込設定を再設定する必要はありません。 |
6 | データファイルを「ローカル環境」からb→dashにアップロードする際の通信形式について知りたい | データファイルを「ローカル環境」からb→dashにアップロードする際の通信形式は、HTTPSによるSSL形式を利用しています。 |
7 | 更新方法が「全件更新」であるデータファイルの更新時において、主キーに選択していたカラム内で値が重複していた場合、「取込エラー」となるのか知りたい | 更新方法が「全件更新」の場合は、「取込エラー」になりません。主キーの値が重複した状態で、b→dashに取り込まれます。 |
8 | データファイル詳細画面にて表示されるレコードの並び順について知りたい | データファイル詳細画面にて表示されるレコードの並び順は「ランダム」となります。 |
[参考]データの取込に関するトラブルシューティング
データの取込が正常に行われなかった場合の対処方法については、下記をご参照ください。
「取込エラー」となり取込ができない
# | カテゴリ | 考えられるケース | 解決方法 |
1 | データファイルの確認 | 文字列型(VARCHAR)で保持できる最大文字数を超えている |
以下の文字数をオーバーしてしまっているとデータファイルの取込が出来ません。制限文字数におさめるようにお願いいたします。
●シングルバイトの場合 16,777,216文字 ●マルチバイトの場合 8,388,608文字(1文字あたり2バイト換算) 4,194,304文字(1文字あたり4バイト換算) |
2 | データファイルの確認 | 連携設定したデータファイルのデータ型の条件に対応したデータが取り込まれていない |
取り込むデータファイルのデータが連携設定時に選択したデータ型の条件と合致していない場合、取り込みエラーとなります。
連携設定を行ったデータファイルのデータ型の条件に合致するように、取込するデータをご確認するようお願いいたします。 (例) 連携設定時、カラムAのデータ型を「整数型」に選択したが、取り込むデータファイルのカラムAのデータに「‐」(ハイフン)が含まれている。 |
3 | データファイルの確認 | ファイルサイズが「0byte」だった |
ファイルサイズが「0byte」の場合、b→dashへの取り込みはスキップされます。
お送りいただいたファイルに問題はないかご確認いただき、必要に応じてファイルの再送をお願いいたします。 |
4 | データファイルの確認 | エラー等で読み取ることができないファイルを取り込もうとしている |
ファイルが開けないなど何らかのエラーが発生しているファイルはb→dashに取り込むことができません。
ローカルにて一度ファイルを表示し、内容を確認できる状態であるかご確認するようお願いいたします。 |
5 | データファイルの確認 | unicode正規化が設定されている |
unicode正規化はテキスト正規化処理の一種です。
unicode正規化が設定されていることによりデータファイルの取込条件を満たさない可能性があります。 unicode正規化が設定されているかどうかの確認をお願いいたします。 |
6 |
データファイルの確認
(固定長ファイルの場合のみ) |
1レコードのサイズの上限を超えている |
固定長ファイルの場合、取り込むデータファイルの1レコードのサイズ上限は256KBとなります。
固定長ファイルのサイズ上限をオーバーしていないかご確認をお願いいたします。 |
7 | カラム数の確認 | 連携したファイルのカラム数が、取込み先データのカラム数より多い | 連携したデータファイルのカラム数と、取込先データのカラム数が一致していない場合、取り込みエラーとなります。新たに追加したカラムの設定を行ってください。 |
8 | カラム数の確認 | 連携したファイルのカラム数が、取込み先データのカラム数より少ない |
連携したファイルのカラム数が、取込み先データのカラム数より少ない場合、下記2つのケースにおいて取込エラーとなります。
1.取込み先データにヘッダーの設定を行っていない 2.連携したファイルのカラム名が一致しない |
9 | カラム数の確認 | ファイルの「ヘッダー行の数」と「レコード行のカラム数」が異なっている |
取り込もうとしているファイルの「ヘッダー行」と「レコード行」のカラム数は同じである必要があります。
例えば、「ヘッダー行」と「レコード行」のカラム数がずれてしまうケースとして、レコード行の末尾に不要な「,(カンマ)」がついてしまい、レコード行のカラム数が1つ多く認識されてしまうことがあります。 ヘッダー行とレコード行のカラム数が一致しているかご確認をお願いいたします。 |
10 | 取込条件の確認 | 別のデータファイルにデータが取り込まれてしまった |
b→dashに取り込むデータファイルの名称が、他の「取り込み条件」に一致している場合、
取り込み条件を設定したタイミングが直近であるデータファイルに取り込まれます。
他の取り込み条件に一致しないようご注意ください。 |
11 | その他 | サーバー同士の通信が切れ、ファイルが取得できていない |
サーバー同士の通信が切れた場合、ファイルが取得できない、もしくはファイルの中身が途中で途切れてしまうといったことが発生します。
ネットワーク障害は発生していなかったか、サーバーのエラーログ等ご確認いただき、弊社までご連絡をお願いいたします。 |
その他取込設定に関するトラブルシューティング
# | カテゴリ | 考えられるケース | 解決方法 |
1 | ヘッダー行の設定 | カラム名をヘッダー行に設定しており、連携システム内でカラム名を変更した |
連携システム内でカラム名を変更した場合、取込エラーとなります。
b→dashに取り込んだ後、b→dash内でカラム名の変更を行うようお願いいたします。 b→dash内でカラム名を変更する方法については「データファイルを編集/削除したい」の「詳細画面で編集/確認ができる項目」をご参照ください。 |
2 | ヘッダー行の設定 | ヘッダー行として設定したい行を選択できない |
ヘッダー行として設定したい行を選択できない場合、設定したい行に空文字/NULLの値が含まれている、または設定したい行の値が重複している可能性があります。
取込設定を行う前に、ヘッダー行として設定したい行に空文字/NULLまたは重複した値がないことをご確認ください。 |
3 | 取込日時カラムの設定 | 取込日時カラムの追加を「ON」から「OFF」に変更できない |
取込日時カラムの追加を1度「ON」にした場合、「OFF」にすることは出来ません。
取込日時カラムはクレンジングタスクの「削除」において、カラムの削除が可能です。 |
上記の「よくあるお問い合わせ」「トラブルシューティング」で解決できない場合は、お手数ですが貴社カスタマーサクセス担当までお問い合わせください。