配信したメールが受信者側でセキュリティツールによってスキャニングされている可能性があります
テストとして本番配信を実施した際に、届いたメールを開封していないにもかかわらず配信実績の「開封数」の数値が計上される理由は、セキュリティツールによってスキャニングされている可能性があります。
前提として、メールの開封判定は、HTMLメールに含まれる1pxの画像データの読み込みの有無で、判定が実施されます。この画像データはメール作成時に自動的に挿入され、受信時に画像データが読み込まれると、「メールを開封した」とみなされます。
しかし、受信者の環境において、メールの安全性を確認するためにセキュリティツールを導入している場合、メールを開封していなくても、セキュリティツールでスキャニングされることによって「メールを開封した」と判定されるケースがあります。
その結果、メールを開封していないにもかかわらず、配信実績の「開封数」の数値が計上されるという事象が発生する可能性があります。
上記の事象は、特に企業用メールアドレスに送信する場合に発生する可能性が高いため、配信対象アドレスに企業用メールアドレスが含まれているかどうか、ご注意ください。