「特定のユーザーがセグメントの集計結果に含まれていない」原因を特定したい

本記事について

本記事は「特定のユーザーがセグメントの集計結果に含まれていない」場合に「確認すべき観点」や「解決に向けたアクション」についてフロー図を用いて説明します

セグメントについてご不明な点がございましたら、貴社カスタマーサポート担当にお問い合わせいただく前に本記事をご参照ください。

セグメントの作成方法については「セグメントを作成したい」をご参照ください。

原因の特定方法

特定のユーザーがセグメントの集計結果に含まれていない」場合の「確認すべき観点」と「解決に向けたアクション」についてフロー図を用いて紹介します。

以下、フロー図の(Q1)から順番にご確認ください。(Q)の詳細については「確認すべき観点」をご参照ください。

『条件セグメント』とは、複合セグメントの作成時において『ベースセグメント』から抽出するための条件として使用したセグメントのことを指します。

確認すべき観点

(Q1) 手動集計を実施した際に該当のユーザーが存在するか?

セグメント詳細画面において、「集計開始」ボタンをクリックして手動集計を実施した際に、該当のユーザーが存在するかどうかご確認ください。該当のユーザーが存在するかどうかの確認方法については、以下の手順をご参照ください。

(Q1) b→dashでの確認手順
セグメント」アプリをクリックします

該当のセグメントをクリックします

集計開始」をクリックします

適用」をクリックします

該当のユーザーを特定する情報を入力し、検索します

該当のユーザーが含まれているか確認します

該当のユーザーが存在するかどうか確認し、存在しない場合は確認すべき観点(Q2)へ、存在する場合は解決に向けたアクション(A1)へ進んでください。

(Q2) セグメントは「単一セグメント」「複合セグメント」どちらか?

セグメントの作成方法が「単一セグメント」「複合セグメント」のどちらなのかご確認ください。セグメントの作成方法の確認方法については、以下の手順をご参照ください。

(Q2) b→dashでの確認手順
セグメント」アプリをクリックします

該当のセグメントのアイコンを確認します

「セグメントの種類」を表したアイコン
アイコン セグメントの種類
単一セグメント
複合セグメント

セグメントの作成方法が「単一セグメント」「複合セグメント」のどちらなのか確認し、「単一セグメント」の場合は確認すべき観点(Q3)へ、「複合セグメント」の場合は確認すべき観点(Q4)へ進んでください。

(Q3) 抽出条件を減らした際に特定のユーザーが表示されるか?

セグメントの抽出条件を1つずつ削除した際に、該当のユーザーが表示されるかご確認ください。セグメントの抽出条件を1つずつ削除した際に、該当のユーザーが表示されるかどうかの確認方法については、下記の手順をご参照ください。

(Q3) b→dashでの確認手順
セグメント」アプリをクリックします

該当のセグメントを選択し、「複製」をクリックします

任意の名前を入力し「保存」をクリックします

複製したセグメントを選択し、「編集」をクリックします

編集」をクリックします

1つの抽出条件の「×」ボタンをクリックします

保存」をクリックします

名前を変更する場合は修正し、「保存」をクリックします

該当のユーザーを特定する情報を入力し、検索します

該当のユーザーが表示されるか確認します

該当のユーザーが表示されない場合は、「編集」をクリックし『1つの抽出条件の「×」ボタンをクリックします』の手順に戻り、特定のユーザーが表示されるか、抽出条件がなくなるまで繰り返します。

セグメントの抽出条件を1つずつ削除した際に該当のユーザーが表示されるか確認し、該当のユーザーが表示される場合は解決に向けたアクション(A2)へ進み、該当のユーザーが表示されない場合は貴社カスタマーサクセス担当にお問い合わせをお願いします

(Q4) 複合セグメント作成時に指定した抽出条件はなにか?

複合セグメント作成時において、指定した抽出条件をご確認ください。複合セグメント作成時に指定した抽出条件の確認方法については、下記の手順をご参照ください。

(Q4) b→dashでの確認手順
セグメント」アプリをクリックします

該当の複合セグメントをクリックします

設定内容」をクリックします

抽出条件を確認します

抽出条件ごとに「条件の確認」での表示の違いを下記で紹介しますのでご参照ください。
「ベースセグメント」かつ「条件セグメント」の表示

「ベースセグメント」または「条件セグメント」の表示

「ベースセグメント」から「条件セグメント」を除外の表示

複合セグメント作成時に指定した抽出条件を確認し、「ベースセグメント」かつ「条件セグメント」の場合は確認すべき観点(Q5)へ、「ベースセグメント」または「条件セグメント」の場合は確認すべき観点(Q6)へ、「ベースセグメント」から「条件セグメント」を除外の場合は確認すべき観点(Q7)へ進んでください。

(Q5)「ベースセグメント」と「条件セグメント」の両方に該当のユーザーがいるか?

複合セグメント作成時に使用した「ベースセグメント」と「条件セグメント」の両方に該当のユーザーがいるかご確認ください。「ベースセグメント」と「条件セグメント」の両方に該当のユーザーがいるかどうかの確認方法については、下記の手順をご参照ください。

(Q5) b→dashでの確認手順
セグメント」アプリをクリックします

該当の複合セグメントをクリックします

設定内容」をクリックします

ベースセグメント」「条件セグメント」に使用しているセグメントを確認します

セグメント一覧画面にて、「ベースセグメント」に使用しているセグメントを選択します

該当のユーザーを特定する情報を入力し、検索します

該当のユーザーがいるか確認します

「ベースセグメント」を確認した手順で「条件セグメント」に該当のユーザーがいるか確認します。

「ベースセグメント」と「条件セグメント」の両方に該当のユーザーがいるか確認し、両方に該当のユーザーがいない場合は解決に向けたアクション(A3)へ進み、両方に該当のユーザーがいる場合は貴社カスタマーサクセス担当にお問い合わせをお願いします

(Q6)「ベースセグメント」「条件セグメント」の少なくとも一方には該当のユーザーがいるか?

複合セグメント作成時に使用した「ベースセグメント」または「条件セグメント」の少なくとも一方には、該当のユーザーがいるかご確認ください。「ベースセグメント」または「条件セグメント」の少なくとも一方には、該当のユーザーがいるかどうかの確認方法については、下記の手順をご参照ください。

(Q6) b→dashでの確認手順
セグメント」アプリをクリックします

該当の複合セグメントをクリックします

設定内容」をクリックします

ベースセグメント」「条件セグメント」をクリックします

ベースセグメントに使用しているセグメントをクリックします

該当のユーザーを特定する情報を入力し、検索します

該当のユーザーがいるか確認します

「ベースセグメント」に該当のユーザーがいない場合は、「条件セグメント」に対しても同じ手順を実施し、該当のユーザーがいないか確認します。

「ベースセグメント」または「条件セグメント」の少なくとも一方には該当のユーザーがいるか確認し、どちらにも該当のユーザーがいない場合は解決に向けたアクション(A4)へ進み、少なくとも一方には該当のユーザーがいる場合は貴社カスタマーサクセス担当にお問い合わせをお願いします

(Q7)「ベースセグメント」に該当のユーザーがいるか?

複合セグメント作成時に使用した「ベースセグメント」に該当のユーザーがいるかご確認ください。「ベースセグメント」に該当のユーザーがいるかどうかの確認方法については、下記の手順をご参照ください。

(Q7) b→dashでの確認手順
セグメント」アプリをクリックします

該当の複合セグメントをクリックします

設定内容」を確認します

ベースセグメント」に使用しているセグメントを確認します

「ベースセグメント」で使用しているセグメントをクリックします

該当のユーザーを特定する情報を入力し、検索します

該当のユーザーがいるか確認します

「ベースセグメント」に該当のユーザーがいるか確認し、該当のユーザーがいる場合は確認すべき観点(Q8)へ、該当のユーザーがいない場合は解決に向けたアクション(A5)へ進んでください。

(Q8)「条件セグメント」に該当のユーザーがいるか?

複合セグメント作成時に使用した「条件セグメント」に該当のユーザーがいるかご確認ください。「条件セグメント」に該当のユーザーがいるかどうかの確認方法については、下記の手順をご参照ください。

(Q8) b→dashでの確認手順
セグメント」アプリをクリックします

該当の複合セグメントをクリックします

設定内容」を確認します

条件セグメント」に使用しているセグメントを確認します

「条件セグメント」で使用しているセグメントをクリックします

該当のユーザーを特定する情報を入力し、検索します

該当のユーザーがいるか確認します

「条件セグメント」に該当のユーザーがいるか確認し、該当のユーザーがいる場合は解決に向けたアクション(A6)へ進み、該当のユーザーがいない場合は貴社カスタマーサクセス担当にお問い合わせをお願いします

解決に向けたアクション

「解決に向けたアクション」では、「特定のユーザーがセグメントの集計結果に含まれていない」原因を6つに分類し、解決に向けた具体的なアクションを原因ごとに記載しています
調査フロー図で「確認すべき観点」を確認した上で、該当する「解決に向けたアクション」をご参照ください。

(A1)「データファイル更新時」にセグメントを更新する設定に変更

「特定のユーザーがセグメントの集計結果に含まれていない」原因として、「データファイル更新時」にセグメントが更新されていないことが挙げられます。解決するためには、セグメントの「更新タイミング設定」を「データファイル更新時」にセグメントを更新する設定に変更をお願いします。
データファイル更新時に更新する設定への変更方法は、下記をご参照ください。

(A1) b→dashでの解決方法
セグメント」アプリをクリックします

該当セグメントをクリックします

更新タイミング設定」をクリックします

更新する」を選択します

データファイル更新時にセグメントも更新する」にチェックを入れます

(A2) セグメントの抽出条件を変更

「特定のユーザーがセグメントの集計結果に含まれていない」原因として、該当のユーザーが抽出条件によってセグメントの対象外になっていたことが挙げられます。解決するためには、セグメントの抽出条件の変更をお願いします。
セグメントの抽出条件の変更方法は、下記をご参照ください。

(A2) b→dashでの解決方法
セグメント」アプリをクリックします

該当のセグメントを選択し「編集」をクリックします

確認すべき観点(Q3)で削除をした際に、該当のユーザーが表示されるようになった抽出条件の「×」ボタンをクリックします

任意で、該当のユーザーが含まれるように抽出条件を追加してください。

(A3)「ベースセグメント」「条件セグメント」の抽出条件を変更

「特定のユーザーがセグメントの集計結果に含まれていない」原因として、セグメント作成時に選択した「ベースセグメント」「条件セグメント」の両方、もしくは片方に該当のユーザーが含まれていないことが挙げられます。解決するためには、確認すべき観点(Q5)で該当のユーザーがいなかった「ベースセグメント」「条件セグメント」の抽出条件の変更をお願いします。
「ベースセグメント」「条件セグメント」の抽出条件の変更方法については、下記をご参照ください。

(A3) b→dashでの解決方法
セグメント」アプリをクリックします

ベースセグメント」をクリックし、「編集」をクリックします

※「ベースセグメント」に該当のユーザーがいる場合は「条件セグメント」をクリックしてください

該当のユーザーが表示されるように抽出条件を見直します

「条件セグメント」にも該当ユーザーがいない場合は、同じ手順で抽出条件を見直してください。

(A4)「ベースセグメント」または「条件セグメント」の抽出条件を変更

「特定のユーザーがセグメントの集計結果に含まれていない」原因として、セグメント作成時に選択した「ベースセグメント」「条件セグメント」のどちらにも該当のユーザーが含まれていないことが挙げられます。解決するためには、「ベースセグメント」または「条件セグメント」のどちらか一方の抽出条件の変更をお願いします。
「ベースセグメント」または「条件セグメント」のどちらか一方の抽出条件の変更方法については、下記をご参照ください。

(A4) b→dashでの解決方法
セグメント」アプリをクリックします

ベースセグメント」もしくは「条件セグメント」を選択し、「編集」をクリックします

該当のユーザーが表示されるように抽出条件を見直します

(A5)「ベースセグメント」の抽出条件を変更

「特定のユーザーがセグメントの集計結果に含まれていない」原因として、セグメント作成時に選択した「ベースセグメント」に該当のユーザーが含まれていないことが挙げられます。解決するためには、「ベースセグメント」の抽出条件の変更をお願いします。
「ベースセグメント」の抽出条件の変更方法については、下記をご参照ください。

(A5) b→dashでの解決方法
セグメント」アプリをクリックします

ベースセグメント」を選択し、「編集」をクリックします

該当のユーザーが表示されるように抽出条件を見直します

(A6) 「条件セグメント」の抽出条件を変更

「特定のユーザーがセグメントの集計結果に含まれていない」原因として、セグメント作成時に選択した「条件セグメント」に該当のユーザーが含まれていないことが挙げられます。解決するためには、「条件セグメント」の抽出条件の変更をお願いします。
「条件セグメント」の抽出条件の変更方法については、下記をご参照ください。

(A6) b→dashでの解決方法
セグメント」アプリをクリックします

条件セグメント」をクリックし、「編集」をクリックします

該当のユーザーが表示されるように抽出条件を見直します