本記事について
本記事は「BIアプリの仕様」や「b→dash設定時に使用される専門用語の説明」をまとめた「よくあるお問い合わせ」と、BIアプリのご利用に伴いご期待の結果が得られなかった場合の対応方法である「トラブルシューティング」について紹介しています。
BIアプリについてご不明な点がございましたら、貴社カスタマーサポート担当にお問い合わせいただく前に本記事をご参照ください。
BIアプリの利用方法については「[概要]BIに必要な準備」をご参照ください。
BIに関するよくあるお問い合わせ
BIアプリの仕様や、b→dash設定時に使用される専門用語の説明としてよくお問い合わせいただく内容については下記をご参照ください。
# | よくあるお問い合わせ | 回答 |
1 | BIとは何か知りたい |
BIとは、「Business Inteligence(ビジネス・インテリジェンス)」の略称です。一般的に、蓄積しているデータを、収集/蓄積/分析/加工し、経営戦略のための意志決定を支援することを指します。
b→dashのBIアプリでは、データの分析を行い、レポートを作成することができます。また、作成したレポートをメール配信やLINE配信などの施策に活用することができます。 |
2 | 作成できるレポートの種類を知りたい |
b→dashで作成できるレポートには、「定型レポート」「カスタムレポート」「サマリレポート」の3種類があります。
※各種レポートの作成方法については、「定型レポートを作成したい」「カスタムレポートを作成したい」「サマリレポートを作成したい」をご参照ください |
3 | レポートに表示可能な期間を知りたい | レポートに表示可能な期間に上限はありません。レポートの集計期間設定で「開始日なし」~「終了日なし」に設定をすることで全期間のレポートを表示することができます。 |
4 | レポートの表示方法の「個人設定」と「全体設定」の違いを知りたい |
「個人設定」と「全体設定」では、表示方法を変更した際の影響範囲が異なります。
「個人設定」を設定した場合、設定内容は自分のb→dashアカウントの表示画面にのみに適用されます。 「全体設定」を設定した場合、設定内容は全てのb→dashアカウントの表示画面に対して適用されます。 ※レポートの表示設定については、「レポートの表示設定を個人/全体で設定したい」をご参照ください |
5 | レポートを表形式から変換できるグラフの種類を知りたい |
レポートの表示方法の種類には、「棒グラフ」「円グラフ」「折れ線グラフ」「複合グラフ」の4種類があります。
レポートの表示形式を任意の形式に変更できるレポートの形式は「カスタムレポート」のみですので、ご注意ください。 ※作成したレポートのグラフ化については、「レポートをグラフで表示したい」をご参照ください |
6 | レポートのデータをメール配信の「配信対象データファイル」として選択できるか知りたい |
レポートのデータを、メール配信などの施策に利用することは出来ません。
レポートのデータは、一度データパレットに出力し、セグメントアプリでセグメントを作成する必要があります。 ※レポートのデータからセグメントを作成する方法については、「レポートデータをもとにセグメントを作成したい」をご参照ください |
7 | 抽出条件設定を変更したレポートでも、グラフ形式で表示することができるのか知りたい |
抽出条件を変更したレポートは、グラフ形式でも表示することが可能です。
※表示形式の変更方法については、「レポートをグラフで表示したい」をご参照ください |
[参考]BIに関するトラブルシューティング
BIアプリご利用に伴い、ご期待の結果が得られなかった場合の対処方法については下記をご参照ください。
# | カテゴリ | 考えられるケース | 解決方法 |
1 |
レポートの
作成 |
集計方法の選択において「合計」が選択肢に表示されない |
指標項目に選択しているカラムのデータ型が「整数型」「小数型」ではない可能性が原因として考えられます。
集計方法の「合計」「平均」「最大値」「最小値」を使用したい場合、指標項目に選択するカラムのデータ型は、「整数型」「小数型」である必要があります。 |
2 |
レポートの
作成 |
カスタムレポートの集計指標の「合計」の集計結果が「-」になった |
「合計」の集計対象に「Null」の値が含まれていた場合、集計結果は「-」となり、集計結果が表示されません。
分析を行うデータの加工や分析に使用するデータファイルを変更することで、ご対応ください。 |
3 |
レポートの
表示切替 |
定型レポートの表示形式を表形式からグラフ形式に変更できない |
基本的に定型レポートにおいて、グラフの形式に切り替えることは出来ません。 例外として、定型レポートの種類によっては、グラフの形式に変更することができます。 |
4 |
レポートの
送信 |
送信先の設定において、送信したいユーザーが個人単位で表示されない |
送信先の設定において、個人単位での表示、選択はできません。送信したいユーザーが1人であっても、グループを作成する必要があります。
※グループの作成方法については、「ユーザーとグループを作成したい」をご参照ください |
5 | レポートの作成 | 表側項目に「空白」の項目が存在する |
表側項目に「空白」の項目が存在する場合、表側項目として選択したカラムに「空文字/NULL」の値が存在することが原因として挙げられます。 表側項目として選択したカラムに複数の「空文字/NULL」が存在する場合、全て同一のデータとして判定され、1つのデータとして集計されます。 例えば、表側項目として選択したカラムに「空文字」が5つ存在した場合、作成されるレポートには、「空白」の表側項目が1つ作成されます。 表側項目が「空白」である指標項目には、「集計方法」が「カウント/ユニークカウント」に関わらず、「空文字」が含まれた5つのレコードの値を集計した値が表示されます。 ![]() |
上記の「よくあるお問い合わせ」「トラブルシューティング」で解決できない場合は、お手数ですが貴社カスタマーサクセス担当までお問い合わせください。