LINE配信に関するよくあるお問い合わせ

本記事について

本記事は「LINE連携アプリの仕様」や「b→dash設定時に使用される専門用語の説明」をまとめた「よくあるお問い合わせ」と、LINE連携アプリのご利用に伴いご期待の結果が得られなった場合の対応方法である「トラブルシューティング」について紹介しています。

LINE連携アプリについてご不明な点がございましたら、貴社カスタマーサクセス担当にお問い合わせいただく前に本記事をご参照ください。

LINE連携アプリの利用方法については「[概要]LINE配信に必要な準備」をご参照ください。

LINE配信に関するよくあるお問い合わせ

LINE連携アプリの仕様や、b→dash設定時に使用される専門用語の説明としてよくお問い合わせいただく内容については下記をご参照ください。

# よくあるお問い合わせ 回答
1 b→dashにLINE IDの連携を行った際、LINE社に連携される情報を知りたい LINE社に連携される情報は以下の3つです。
  • account_code : 貴社b→dashのご利用アカウントID
  • client_id : LINE DevelopersアカウントのChannel ID
  • user_id :リレーション設定にて登録した会員ID
2 LINE配信から指定したwebページにリダイレクトした場合、閲覧に使われるブラウザの種類を知りたい LINE配信で指定したwebページにリダイレクトした場合、LINEの仕様でLINEアプリ内のブラウザでwebページが表示されます。
LINEアプリ内のブラウザから標準ブラウザ(safariやGoogle Chromeなど)に切り替えることも出来ます。
3 LINE配信コンテンツに差し込む画像の推奨サイズを知りたい LINE配信コンテンツに差し込む画像の推奨サイズは「1040×1040」です。推奨画像サイズより小さい/大きい場合は、「1040×1040」に合わせて拡大/縮小されます。
4 「LINE ID」カラムに値を持ち、「顧客ID」カラムに値を持たないレコードはLINE配信されるか知りたい LINE配信は「顧客ID」カラムに値を持たない場合でも、「LINE ID」カラムに値を持っていれば問題なく配信されます。
5 b→dash LINE配信アプリではLINEリッチメニューをカスタマイズで作成できるか知りたい LINEリッチメニューの作成は現在「テンプレート」での作成のみ対応しています。
6 受信者が配信元のアカウントをブロックしていた場合、LINE行動ログデータにはどのような値が記録されるのか知りたい ブロックしていた場合でも配信成功(line_succeeded)として記録されますが、配信対象者はメッセージを確認することができません。
また、配信後にブロックを解除した場合においても送信されたメッセージを確認することはできません。
7 配信された際に端末の電源がOFFだった場合、LINE行動ログデータにどのような値が記録されるのか知りたい LINE行動ログデータには配信成功(line_succeeded)として記録されます。
また、配信対象者が受信端末の電源をOFFからONに変更した際に、メッセージを確認することができます。
8 すでにLINE ID連携を実装しており、新規にLINE ID連携を実施したい場合、新しくプロバイダを準備する必要があるのか知りたい LINE ID連携を追加で実施したい場合は、新規にプロバイダを準備する必要はありません。
既に使用しているプロバイダ内でLINE Loginの設定を新規追加することで実現できます。具体的な手順については、LINE公式サイトをご参照ください。

LINE公式サイト:「LINEログインを始めよう
9 1つのChannel(同一のChannel ID)で、複数のページにLINE ID連携ボタンを設置し、それぞれのリダイレクト先URLを指定することができるのか知りたい 1つのChannel(同一のChannel ID)で、複数のページにLINE ID連携ボタンを設置し、それぞれのリダイレクト先URLを指定することは可能です。
実現するためには、b→dashにリダイレクト先URLを登録した上で、リダイレクト先URLごとに、貴社webサイト上にLINE ID連携ボタンを設置する必要があります。
10 送信元設定において、LINE公式アカウントを登録する際に、登録情報として「Channel access Token(チャネルアクセストークン)」を入力する必要がないのか知りたい b→dashでは、「Channel access Token(チャネルアクセストークン)」を自動で取得してるため、登録情報として「Channel access Token(チャネルアクセストークン)」を入力する必要はありません。
11 b→dashからLINEメッセージを配信した場合、「LINE Official Account Manager」(LINE OAM)の管理画面における配信履歴に表示されるのか知りたい b→dashからLINEメッセージを配信した場合、「LINE Official Account Manager」(LINE OAM)の配信履歴には、表示されません。
12 b→dashからLINEメッセージを配信した場合、「LINE Official Account Manager」(LINE OAM)のメッセージ配信数に含まれるかどうか知りたい b→dashからLINEメッセージを配信した場合、「LINE Official Account Manager」(LINE OAM)のメッセージ配信数に含まれます。

LINE公式サイト:「メッセージ配信数としてカウントされるメッセージの種類は?

[参考]LINE配信に関するトラブルシューティング

LINE連携アプリご利用に伴い、ご期待の結果が得られなかった場合の対処方法については下記をご参照ください。トラブルシューティングでは「❶ LINE配信が正常に実施されない」「❷ その他LINE配信に関するトラブルシューティング」の2項目に分けてご紹介します。

❶ LINE配信が正常に実施されない

# カテゴリ 考えられるケース 解決方法
1 LINE連携 LINE連携の際に、LINE連携のCallback URLを入力する画面で「LINE Login API」ではなく「Messageing API」にCallback URLに入力してしている LINE連携の際に、Callback URLを入力する画面を間違えていると配信ができません。
LINE連携のCallback URLを入力する画面で、「LINE login API」にCallback URLに入力してしているかご確認ください。

LINE連携の詳細については「b→dashへ顧客IDとLINEIDを連携する」をご参照ください。
2 LINE送信元設定 LINE送信元設定の際に、送信元設定のCannel IDを入力する画面で「Messageing API」ではなく「LINE Login API」のCallback URLに入力してしている 送信元設定の際に、入力するChannel IDを間違えていると配信ができません。
送信元設定のCannel IDを入力する画面で、「Messageing API」から取得したCannel IDを入力しているかご確認ください。

LINE送信元設定の詳細については「送信元のLINE公式アカウントを登録したい」をご参照ください。
3 セグメント選択 セグメント選択の際に、選択したセグメントデータの「LINE ID」に不正な値が入っている セグメント選択の際に、「LINE ID」に半角英数字(一部記号)以外の不正な値が使用されているセグメントデータのを選択していると配信が出来ません。
以下をご参照の上、不正な値が入っていないかb→dash連携前の貴社データをご確認ください。
  • 全角文字が使用されている
  • 空白スペース/タブが入っている
4 配信対象外選択 配信対象外選択の際に、配信対象外データファイルとして、セグメントデータ作成時に参照したデータファイルを選択してしまっている 配信対象外選択の際に、加工/抽出前のデータファイルを選択していると対象のセグメントに配信されません。
配信対象外選択で選択するデータファイルは、セグメント作成時に参照したデータファイルから、配信対象としない顧客ID(LINE ID)を加工/抽出して新しく作成したデータファイルです。
5 配信タイミング設定 配信タイミング設定の際に、想定通りの配信タイミングを選択していない 配信タイミング設置の際に、繰り返し配信を想定している一方で「単発」を選択していないかなど、想定と異なる配信タイミング設定をしていないかご確認ください。
配信タイミングは「単発」以外は全て繰り返し配信となります。
6 配信タイミング設定 配信タイミング設定の際に、「前回配信時以降、セグメントが更新されている場合のみ配信を行う」にチェックマークを入れているが、セグメントデータが定期更新される設定になっていない 配信タイミング設定の際に「前回配信時以降、セグメントが更新されている場合のみ配信を行う」設定にチェックマークを入れている場合、セグメントデータが定期更新される設定になっていないと配信されません。
上記設定にチェックマークを付けている場合は、セグメントデータが定期更新される設定になっているか、以下の2点をご確認ください。
  • セグメントデータの定期更新設定が「自動更新する」を選択している
  • 選択しているセグメントデータの作成時に参照したデータファイルの定期更新設定が「自動更新する」を選択している
7 配信期間の設定 配信期間の設定の際に選択した配信期間が終了している
(配信設定の運用ステータスが「運用終了」になっている)
配信期間の設定の際に選択した配信期間が終了すると、配信設定のステータスは「運用終了」に切り替わります。
ステータスが「運用終了」になっている配信設定を再度利用したい場合は、配信設定の複製を行う必要があります。複製した配信設定の編集画面から配信期間の設定を変更し、配信設定の運用ボタンをクリックして「運用中」に切り替えてください。
8 運用 配信設定の運用ステータスが「停止中」になっている 配信設定の運用ステータスが「停止中」になっている場合は、配信設定の運用ボタンをクリックして「運用中」に切り替えてください。
9 運用 配信設定の運用ステータスの切り替えが、配信タイミングと近い 配信設定の運用ステータスの切り替えが配信タイミングと近い場合、配信が実行されない場合があります。
配信設定の運用切り替えは、余裕を持って30分前に行うようお願い致します。

❷ その他LINE配信に関するトラブルシューティング

# カテゴリ 考えられるケース 解決方法
1 メッセージコンテンツ作成 LINEメッセージコンテンツに「データ挿入」で差し込んだ値が表示されない LINEメッセージコンテンツに「データ挿入」で差し込んだ値が表示されない場合は、メッセージコンテンツ作成時の「データ挿入」で選択したセグメントデータファイルと、配信設定作成時の「セグメント選択」で選択したセグメントデータファイルが同一の「LINE ID」の値を持つかご確認ください。
2 リッチメニューコンテンツ作成 b→dashでリッチメニューコンテンツの配信設定をした後、LINE公式アカウントの管理画面で配信していたリッチメニューが表示されなくなった b→dashとLINE公式アカウントの管理画面の両方を用いて「リッチメニューコンテンツ」を同時配信した場合は、b→dashで配信されるリッチメニューコンテンツが優先して表示されます。

LINE公式アカウントの管理画面から配信していたリッチメニューコンテンツを表示したい場合は、b→dashのリッチメニューコンテンツの配信を止めていただくか、LINE公式アカウント管理画面に設定したリッチメニューコンテンツをb→dashに設定してください。
上記の「よくあるお問い合わせ」「トラブルシューティング」で解決できない場合は、お手数ですが貴社カスタマーサクセス担当までお問い合わせください。