「レコメンドの結果が想定通りではない」原因を特定したい

本記事について

本記事は、「レコメンドの結果が想定通りではない」原因を特定したい場合に「確認すべき観点」や「解決に向けたアクション」についてフロー図を用いて説明します

レコメンドの結果についてご不明な点がございましたら、貴社カスタマーサポート担当にお問い合わせいただく前に本記事をご参照ください。

レコメンドの作成方法については「メールレコメンド用データを作成したい」「サイトレコメンド用データを作成したい」をご参照ください。
また、プレビューを実施してもレコメンドの結果が表示できない際には「レコメンドにおいてプレビューを実施しても結果が表示されない」をご参照ください。

原因の特定方法

下記では「レコメンドの結果が想定通りではない」場合の「確認すべき観点」と「解決に向けたアクション」についてフロー図を用いて紹介します。

以下、フロー図の(Q1)から順番にご確認ください。(Q)の詳細については「確認すべき観点」をご参照ください。

確認すべき観点

(Q1) レコメンドで利用するデータファイルは更新されているか?

レコメンドで使用しているデータファイルが更新されているかご確認ください。データファイルが更新されていない場合、正常に集計できていない可能性があります。確認方法については、下記の手順をご参照ください。

(Q1) b→dashでの確認手順

以下では、レコメンドに使用している「商品データ」「履歴データ」「顧客データ」が更新されているか確認する方法を4つの手順に分けてご紹介します。

➀ レコメンドで使用しているデータファイル名を確認する
レコメンド」をクリックします

該当のレコメンド配信設定をクリックします

商品データ」「閲覧データ」に使用しているデータファイル名を確認します

表示するユーザーの属性で出し分け」をクリックします

顧客データ」に使用しているデータファイル名を確認します

➁ 「商品データ」が更新されているか確認する
ホーム画面に戻り「データパレット」をクリックします

データを確認する」をクリックします

商品データに使用されているデータファイルをクリックします

処理実行履歴」をクリックします

更新が行われているか確認します

③ 「閲覧データ」が更新されているか確認する
データ確認」をクリックします

閲覧データ使用されていたデータファイルをクリックします

処理実行履歴」をクリックします

更新が行われているか確認します

④ 「顧客データ」が更新されているか確認する
データ確認」をクリックします

顧客データ」に使用されていたデータファイルをクリックします

処理実行履歴」をクリックします

更新が行われているか確認します

レコメンドで利用するデータファイルが更新されているか確認し、更新されている場合は確認すべき観点(Q2)へ、更新されていない場合は解決に向けたアクション(A1)へ進んでください。

(Q2) プレビューを実施する際、入力できる値は「商品ID」か「顧客ID」のどちらか?

プレビューを実施する際に入力できる値は「商品ID」か「顧客ID」のどちらかご確認ください。確認方法については、下記の手順をご参照ください。下記では、確認手順について紹介します。

(Q2) b→dashでの確認手順

以下では、プレビュー画面にて「商品ID」か「顧客ID」のどちらの欄が入力できる状態か確認する方法をご紹介します。

レコメンド」をクリックします

該当のレコメンド配信設定をクリックします

プレビュー」をクリックします

商品ID」か「顧客ID」のどちらが入力できるか確認します

下記の画像では「顧客ID」が入力できます。

プレビューで入力できる値が、「商品ID」の場合は確認すべき観点(Q3)へ、「顧客ID」の場合は確認すべき観点(Q5)へ進んでください。

(Q3) 使用している「商品データ」に想定の商品IDは存在するか?

レコメンドに使用している「商品データ」に想定の商品IDが存在するかご確認ください。確認方法については、下記の手順をご参照ください。

(Q3) b→dashでの確認手順
レコメンド」をクリックします

該当のレコメンド配信設定をクリックします

商品データ」に使用しているデータファイル名を確認します

ホーム画面に戻り「データパレット」をクリックします

データを確認する」をクリックします

商品データ」に使用していたデータファイルをクリックします

絞込み」をクリックします

商品ID」カラムを選択します

想定の商品IDを入力し、「適用」をクリックします

今回は「S001」と入力しています。

適用」をクリックします

想定の商品IDが表示されるかどうかを確認します

使用している「商品データ」に想定の商品IDが存在するか確認し、存在する場合は確認すべき観点(Q4)へ、存在しない場合は解決に向けたアクション(A2)へ進んでください。

(Q4) 使用している「履歴データ」に想定の商品IDは存在するか?

レコメンドに使用している「履歴データ」に想定の商品IDが存在するかご確認ください。確認方法については、下記の手順をご参照ください。

(Q4) b→dashでの確認手順
レコメンド」をクリックします

該当のレコメンド配信設定をクリックします

履歴データ」に使用しているデータファイル名を確認します

ホーム画面に戻り「データパレット」をクリックします

データを確認する」をクリックします

履歴データ」に使用していたデータファイルをクリックします

絞込み」をクリックします

商品ID」カラムを選択します

想定の商品IDを入力し、「適用」をクリックします

今回は「S001」と入力しています。

適用」をクリックします

想定の商品IDが表示されるかどうかを確認します

使用している「履歴データ」に想定の商品IDが存在するか確認し、存在しない場合は解決に向けたアクション(A3)へ、存在する場合は、貴社カスタマーサクセス担当にお問い合わせをお願いします。

(Q5) 使用している「顧客データ」に想定の顧客IDは存在するか?

レコメンドに使用している「顧客データ」に想定の商品IDが存在するかご確認ください。確認方法については、下記の手順をご参照ください。

(Q5) b→dashでの確認手順
レコメンド」をクリックします

該当のレコメンド配信設定をクリックします

表示するユーザーの属性で出し分け」をクリックします

顧客データ」に使用しているデータファイル名を確認します

ホーム画面に戻り「データパレット」をクリックします

データを確認する」をクリックします

顧客データ」に使用していたデータファイルをクリックします

絞込み」をクリックします

顧客ID」カラムを選択します

想定の商品IDを入力し、「適用」をクリックします

今回は「U0001」と入力しています。

適用」をクリックします

想定の顧客IDが表示されるかどうかを確認します

使用している「顧客データ」に想定の顧客IDが存在するか確認し、存在しない場合は解決に向けたアクション(A4)へ、存在する場合は確認すべき観点(Q6)へ進んでください。

(Q6) 使用している「履歴データ」に想定の顧客IDは存在するか?

レコメンドに使用している「履歴データ」に想定の商品IDが存在するかご確認ください。確認方法については、下記の手順をご参照ください。

(Q6) b→dashでの確認手順
レコメンド」をクリックします

該当のレコメンド配信設定をクリックします

履歴データ」に使用しているデータファイル名を確認します

ホーム画面に戻り「データパレット」をクリックします

データを確認する」をクリックします

履歴データ」に使用していたデータファイルをクリックします

絞込み」をクリックします

顧客ID」カラムを選択します

想定の顧客IDを入力し、「適用」をクリックします

今回は「U0001」と入力しています。

適用」をクリックします

想定の顧客IDが表示されるかどうかを確認します

使用している「履歴データ」に想定の顧客IDが存在するか確認し、存在する場合は解決に向けたアクション(A5)へ、存在しない場合は、貴社カスタマーサクセス担当にお問い合わせをお願いします。

解決に向けたアクション

「解決に向けたアクション」では、「レコメンドの結果が想定通りではない」原因を5つに分類し、解決に向けた具体的なアクションを原因ごとに記載しています
調査フロー図で「確認すべき観点」を確認した上で、該当する「解決に向けたアクション」をご参照ください。

(A1) データファイルの更新を手動で実行

「レコメンドの結果が想定通りではない」原因として、レコメンドに使用しているデータファイルが更新されていないことが挙げられます。解決するためには、更新されてないデータファイルの更新を手動で実行してください。

(A1) b→dashでの解決方法
データパレット」をクリックします

データを確認する」をクリックします

更新を行いたいファイルをクリックします

手動実行」アイコンをクリックします

適用」をクリックします

(A2) 想定の商品IDが「商品データ」に含まれるようにデータの見直しを実施

「レコメンドの結果が想定通りではない」原因として、想定の商品IDが、レコメンドに使用している「商品データ」に含まれていないことが挙げられます。解決するためには、レコメンドに使用する「商品データ」に想定の商品IDが含まれるようにデータを見直してください。データの見直しを行う際の観点の一例は以下となります。

【データの見直しを行う際の観点の一例】
「貴社が保有する連携元のデータ」に、想定の商品IDが含まれているかどうか確認
・「商品データ」として選択したデータファイルに誤りがないかどうか確認

・「商品データ」として使用しているデータファイルに実施している加工によって、想定の商品IDが取り除かれていないかどうか確認

(A3) 想定の商品IDが「履歴データ」に含まれるようにデータの見直しを実施

「レコメンドの結果が想定通りではない」原因として、想定の商品IDが、レコメンドに使用している「履歴データ」に含まれていないことが挙げられます。解決するためには、レコメンドに使用する「履歴データ」に想定の商品IDが含まれるようにデータを見直してください。データの見直しを行う際の観点の一例は以下となります。

【データの見直しを行う際の観点の一例】
・「貴社が保有する連携元のデータ」に、想定の商品IDが含まれているかどうか確認
・「履歴データ」として選択したデータファイルに誤りがないかどうか確認
・「履歴データ」として使用しているデータファイルに実施している加工によって、想定の商品IDが取り除かれていないかどうか確認

(A4) 想定の顧客IDが「顧客データ」に含まれるようにデータの見直しを実施

「レコメンドの結果が想定通りではない」原因として、想定の顧客IDが、レコメンドに使用している「顧客データ」に含まれていないことが挙げられます。解決するためには、レコメンドに使用する「顧客データ」に想定の顧客IDが含まれるようにデータを見直してください。データの見直しを行う際の観点の一例は以下となります。

【データの見直しを行う際の観点の一例】
「貴社が保有する連携元のデータ」に、想定の顧客IDが含まれているかどうか確認
・「顧客データ」として選択したデータファイルに誤りがないかどうか確認

・「顧客データ」として使用しているデータファイルに実施している加工によって、想定の顧客IDが取り除かれていないかどうか確認

(A5) 想定の顧客IDが「履歴データ」に含まれるようにデータの見直しを実施

「レコメンドの結果が想定通りではない」原因として、想定の顧客IDが、レコメンドに使用している「履歴データ」に含まれていないことが挙げられます。解決するためには、レコメンドに使用する「履歴データ」に想定の顧客IDが含まれるようにデータを見直してください。データの見直しを行う際の観点の一例は以下となります。

【データの見直しを行う際の観点の一例】
「貴社が保有する連携元のデータ」に、想定の顧客IDが含まれているかどうか確認
・「履歴データ」として選択したデータファイルに誤りがないかどうか確認

・「履歴データ」として使用しているデータファイルに実施している加工によって、想定の顧客IDが取り除かれていないかどうか確認