データを取り込みたい

はじめに

データを取り込む前に必要となる「連携」について知りたい場合や、「連携」と「取込」の関係性について知りたい場合は以下の記事をご覧ください。

取り込むデータファイルの選択方法

基幹システムやアプリケーションから連携したデータファイルをb→dashに取り込むには、まず以下の手順にあるように取り込み対象となるデータファイルを選択する必要があります。
※ローカル環境からファイルをアップロードした場合、この手順を行う必要はありません。「❷データファイルの取込方法」からご参照ください。

データパレット」をクリックします

データを連携する」をクリックします

取り込みたいファイルが含まれる「連携システム」をクリックします

取り込みたいファイルを選択し、「取込」をクリックします

連携システム内のファイルは一度取込むと、ファイル一覧から削除されます

貴社の基幹システム/アプリケーションと連携した「連携システム」内のファイルは、一度b→dashのデータファイルとして取込むと「連携システム」内のファイル一覧から削除されます

※ 貴社の基幹システム/アプリケーションに連携しているデータが残っていれば、連携システム内のファイルは削除されません

取り込むファイルの名前を確認し、正しければ「適用」をクリックします

取り込んだファイルがデータファイル一覧画面に表示されます

取り込む前にデータのフォーマットを確認しましょう

b→dashでは、基幹システムやアプリケーションから連携したデータを取り込むにあたって、ファイル名などに対してフォーマットが定められています。取り込み予定のデータファイルが、以下の「b→dashに取り込めるデータフォーマット」に準拠しているか確認しましょう。

# 項目名 詳細
1 ファイルの
ネーミングルール
【ネーミングルール】
テーブル物理名_YYYYMMDDHHMMSS.拡張子

【注意事項】
※半角英数字小文字と「_(アンダースコア)」のみ利用可
※ファイル名は他のファイルと半角英数字部分だけで判断できるようにネーミングする
例)
①order_YYYYMMDDHHMMSS.拡張子
②order_detail_YYYYMMDDHHMMSS.拡張子
の2ファイルがある場合①のみを抽出する検索キーワードがなくなってしまう(「order」で検索すると2ファイル抽出される)ため

①order_list_YYYYMMDDHHMMSS.拡張子
②order_detail_YYYYMMDDHHMMSS.拡張子
というように1ファイルのみを抽出できるネーミングにしましょう
2 文字列の扱い
(ダブルクォーテーション)
「,(コンマ)」や「 (空白スペース)」などを文字列として扱いたい場合は「"(ダブルクォーテーション)」で対象文字を囲う必要があります。
3 文字列の扱い
(カラム内改行)
カラム内で改行を行う場合は、下記の例のようにカラム内改行した上で「"(ダブルクォーテーション)」で囲う必要があります。

例)”サンプル1
サンプル2”
4 文字列の扱い
(エスケープ処理)
CSVファイルやTSVファイルといった、ファイルの形式に関わらず、エスケープ処理を実施する場合は「"(ダブルクォーテーション)」を使用するようお願いします。
(※「\ (半角バックスラッシュ)」は使用不可)

「”」を文字として処理する場合は以下の例に従う。
例) He said "This was a pen" → He said ""This was a pen""
5 ファイル内改行 ファイル内の改行は以下のいずれかに統一する。
LF or CRLF
6 文字コード 文字コードは以下のいずれかに統一する。
「Shift-JIS」or「UTF-8」
(※ BOM付きUTF-8は使用不可)
7 フッターレコード フッター行はデータファイルに中に記載しないようお願いいたします。
取込可能な文字コードについて

データファイルの取込設定時、選択できる文字コードは「Shift-JIS」と「UTF-8」の2種類のみとなっていますが、取込むことができるデータファイルの文字コードは、「Shift-JIS」と「UTF-8」の2種類のみではありません。下記に取込可能な文字コードについてまとめましたので、ご参照ください。

# 選択した
文字コード
取込可能な文字コード
1 Shift-JIS 「Shift_JIS」を選択した場合、下記7種類の文字コードのデータファイルを取込むことができます。

【取込可能な文字コード】
・Shift_JIS
・CP932
・MS932
・Windows-31J
・windows-1252
・ISO-8859-9
・GB-18030
2 UTF-8 「UTF-8」を選択した場合、文字コードが「UTF-8」のデータファイルを取込むことができます。
3 Shift-JIS、UTF-8のいずれか
(共通仕様)
「Shift-JIS」と「UTF-8」のどちらを選択しても、取込みたいデータファイルの文字コードが下記4種類のいずれかの場合、取込むことが可能です。

【取込可能な文字コード】
・US-ASCII
・ISO-8859-1
・ASCII-8BIT
・ASCII

データファイルの取込方法

続いて、選択したデータファイルを実際にb→dashに「取込む方法」を説明します。

『個人情報の参照』の権限が『不可』になっている場合、取込み設定をすることはできません

『個人情報の参照』の権限が『不可』になっている場合、「取込み設定」を設定することができません。取込設定をする際の「設定ボタン」がグレーアウトされ、操作権限がない旨のモーダルが表示されます。
「取込み設定」を設定することができないため、「個人情報設定」や「主キー」の設定を編集することもできません。
「取込み設定」を設定する前に、「共通設定」アプリの『個人情報の参照』の権限が『可』になっているか確認してください。

※ただし、『個人情報の参照』の権限を『可』にした場合、b→dashで「個人情報設定」をしているすべてのデータを閲覧することができるようになりますので、ご注意ください

取り込みたい「データファイル」を選択します

見出しとなる行である「ヘッダー行」を選択します

『重複した値』や『空白』が含まれている行は、「ヘッダー行」として選択することができません。
データを取り込む前に、「ヘッダー行」として選択したい行に『重複した値』や『空白』が含まれていないか確認してください。
ヘッダー行を設定しないデータファイルのデータの取込みと連携

取込み設定時にヘッダー行を設定しなかった場合、ヘッダー行があるデータファイルを連携すると、連携したデータファイルのヘッダー行の値がデータの値として取込まれます

連携されるデータファイルにカラム名がある場合は、取込み設定時にカラム名をヘッダー行に設定しておくことで、連携するデータのカラム名がデータの値として取込まれることを防ぐことができます連携されるデータファイルにカラム名がなく、ヘッダー行を設定していない場合も、連携するデータにヘッダー行が設定されていると、ヘッダー行の値がデータの値として取込まれます。

取込み後にヘッダー行の設定をすることはできないため、データの値として取込まれたカラム名をヘッダー行に設定するためには、b→dash上でデータファイルの削除後、取込設定を再度行ってください。

データが始まる行となる「データ開始行」を選択します

カラム名」を任意の名前に変更します

どのようなカラム名にすべき?

データを加工や統合を行う際に、ここで設定するカラム名が、データファイルに表示されるため、一目で何の値を指しているのかが、分かる名前にすることを推奨します。

取り込めるカラム数の上限は??
1つのデータファイルあたり取り込むことができるカラム数は1,000カラムまでとなっていますので、カラム数が1,000を超える場合はファイルを分割する必要があります。
各カラムに対し、該当する「データ型」を選択します

データ型の選定方法
【文字列/数字データ】
  • テキスト型を選択するケース:
    ・カラムの値が文字のみの場合、または、文字と数字が混在している場合(W0001など)
    ・カラムの値が数字のみ、かつ値を集計に利用する必要がない場合(顧客ID:0001など)
  • 整数型を選択するケース:
    ・カラムの値が数字のみであり、かつ値を集計に利用したい場合
  • 小数型を選択するケース:
    ・カラムの値が、小数点が含まれる数字である場合
【日にちデータ】
  • 日付型を選択するケース:
    ・カラムの値に「年」「月」「日」が含まれる場合
  • 日時型を選択するケース:
    ・カラムの値に「年」「月」「日」「時」「分」が含まれる場合
【真偽値データ】
  • 真偽値型を選択するケース:
    ・「0」と「1」や、「True」と「False」などの形式で値をもっている場合
データ型のアイコン
データ型 アイコン データ型 アイコン
テキスト型 日付型
整数型 日時型
小数型 真偽値型
エラーになった際の処理方法を、「ファイルの取込を中止する」「エラーが含まれる行を削除する」「エラーとなったセルをNullに変換する」の3つから選択し、「適用」をクリックします

エラーとなった際の処理方法について
エラーとなった際の処理方法

エラーの種類には「データ型の不一致」と「項目数の不一致」の2つがあります。

「データ型の不一致」のエラーが発生する例としては、あるデータファイルをb→dashに取り込み、ファイルの中にあるカラムのデータ型を「整数型」に設定していたものの、そのカラムに対して、整数型では対応しない値である「-(ハイフン)」や「,(コンマ)」を含んだデータを更新/追加しようとしたケースが挙げられます。

また、「項目数の不一致」のエラーが発生する例としては、取込設定されたデータファイルのカラム数が「5」であったものの、更新対象のデータファイルのカラム数が「6」というように、カラムの項目数が異なるケースが挙げられます。

それぞれのエラーに対する処理方法は、以下をご参照ください。

処理方法 エラーの
種類
取り込み処理
ファイルの取込を
中止する
データ型の
不一致
処理がエラーとなり、取込を中止する
項目数の
不一致
エラーを含まれる行を
削除する
データ型の
不一致
エラー行を削除(スキップ)して取込を続ける
項目数の
不一致
エラーとなったセルを
Nullに変換する
データ型の
不一致
エラー行の対象のセルの値を「Null」に置換して、取込を続ける
項目数の
不一致
ファイルの項目数が多い場合 :処理がエラーとなる
ファイルの項目数が少ない場合:不足項目をNullで取り込む
主キーに設定している値に「空文字/NULL」が含まれていた場合

主キーに設定している値に「空文字/NULL」が含まれていた場合でも、データの「取り込みエラー」は発生せず、b→dashにデータを取り込むことができます
もしも、複数のカラムを主キーとして設定しており、主キーに設定している値に「空文字/NULL」が含まれていた場合は、下記参考画像のように連携ファイル内で最も上にあるレコードのみが取り込み対象となります。

[参考画像]

主キー」に設定したいカラムを選択します

主キーは選択しないことも可能、また、複数設定することも可能です!
主キーに設定するカラムの条件
主キーに設定するカラムについて

主キーは「顧客ID」や「受注ID」のような、データファイル内の各レコードにおいて値が重複しないカラム(レコードを一意に特定できるカラム)を選択します。データファイル内の各レコードにおいて値が重複するカラムを選択した場合、「データファイルの取込エラー」となりますのでご注意ください。

また、「エラーとなった際の処理方法」を、「エラーとなったセルをNullに変換する」に設定している場合、主キーに設定するカラムに「Null」が含まれていると「データファイルの取込エラー」となります。主キーに設定するカラムに「Null」となるセルが無いかご確認ください。
主キーに「Null」が含まれている場合、主キー設定を外すなどの対応を行うと、「データファイルの取込エラー」が解消します。

主キーのデータ型について

主キーに設定するカラムは、カラムの値が整数などの数字であったとしても、必ずテキスト型に設定してください
※例:顧客IDカラムに「0001」という値が存在した場合、整数型を選択すると0が除去された「1」の値として扱われてしまいますので、テキスト型を選択することで「0001」のままで値が扱われるようにします

主キー設定の有無によるデータファイルの更新の違いを知りたい
●主キー設定「あり」/更新設定「差分更新」のデータファイル
主キー設定したカラムの値と一致するレコードを取り込んだ際、既存のデータファイルのレコードが取り込んだレコードに上書き更新されます

●主キー設定「なし」/更新設定「差分更新」のデータファイル
既存のデータファイルのレコードが上書き更新されることはありません。

主キー設定「あり」「なし」/更新設定「全件更新」のデータファイル
主キー設定の有無に関係なく、既存のデータファイルが取り込んだデータに全て上書き更新されます。

主キーを複数選択した場合の重複判定について

主キーに2つ以上のカラムを選択している場合、主キーに選択したカラムの「全ての値」が合致するレコードを重複として判定します

例えば「顧客ID」カラムと「メールアドレス」カラムを主キーに選択していた場合、

「顧客ID」:001, 「メールアドレス」:aaa@example.com
 「顧客ID」:001, 「メールアドレス」:aaa@example.com

「顧客ID」:001, 「メールアドレス」:aaa@example.com
 「顧客ID」:001, 「メールアドレス」:bbb@example.com

①は重複として判定されますが、②は重複として判定されません。

個人情報」に値するカラムを選択します

個人情報設定について知りたい
個人情報設定の仕様

個人情報設定を行うと、「データパレット」「セグメント」「BI」の各アプリを利用する中で、データファイルを表示したりダウンロードしたりする際、指定したカラムの値が「***」と表示されるようになるため、不要な個人情報の閲覧を防ぐことができます。

※カラムの値が「NULL」の場合でも、「***」と表示されます

個人情報設定の影響範囲
セグメントやBIレポートの作成などデータ集計を行う際は、マスキングしていない本来の値を利用するため、セグメントやレポート作成における個人情報設定の影響はありません。
また、個人情報設定を行ったデータファイルを参照した後続のデータファイルにおいても、指定したカラムの値はマスキング表示されます。

個人情報設定は個人情報の参照に対してのみ制御をかける機能であるため、個人情報の参照が不可であるユーザーであっても、データの出力やクレンジングなどの編集権限を保持していれば、マスキングされているデータに対して、データの出力やクレンジングといった操作を行うことができます。

※権限設定の設定方法については、こちらの記事をご参照ください。

【参考】
権限設定を以下のように設定している場合は、個人情報をマスキング設定したとしても、データの出力やクレンジング操作が可能になります。

更新設定の有無について「更新設定をする」「更新設定をしない」の2つから選択します

更新設定の有無について
  • 「更新設定をする」を選択した場合は、取込設定したファイル名に合致したファイルが、アップロードされた場合、同一のデータファイルとして取り込まれます
  • 「更新設定をしない」を選択した場合は、取込設定したファイル名に合致したファイルが、アップロードされた場合であっても、別ファイルとして認識されます
更新設定をするを選択した場合は、更に更新方法を「取込済ファイルとの差分のみ更新」「取込済ファイルを削除し全て更新」から選択します

更新方法の違いを知りたい

b→dashにデータファイルの取込後、連携したデータファイルの連携方法には「全件更新」と「差分更新」があります。以下では、「全件更新」と「差分更新」について分けてご紹介いたします。更新方法の設定の際にご参照ください。

全件更新

更新方法として「取込済みのファイルを削除し全て更新」を選択したデータファイルは、更新時にデータファイル内のデータを削除し、連携した最新のデータを取り込みます

【参考:全件更新で実現できる操作】
・レコード数0件のデータを取込み、空のデータファイルを作成
・特定のレコードを削除したデータを取込み、特定のレコードを削除

差分更新

更新方法として「取込済みファイルとの差分のみを更新」を選択したデータファイルは、b→dashに取り込んでいる既存のデータと連携するデータファイルとの差分が生じているレコードを更新します

【参考:差分更新で実現できる操作】
・日次のデータなど別々のファイルに分けているデータを更新データとして利用

連携設定したアプリケーションの更新方法

Sales CloudやShopifyなどのアプリケーションをb→dashに連携し、データを取り込んだ場合、「差分更新」か「全件更新」の更新方法の選択をすることができますが、一部のアプリケーションでは、更新方法を選択することができません。更新方法は連携したアプリケーションによって異なります。
各アプリケーションの更新方法についてまとめましたので、参考程度にご確認ください。

アプリケーション名 更新方法
Sansan ・「UpdatedAt」カラムを含む場合、差分更新となります
・「UpdatedAt」カラムを含まない場合、全件更新となります
Spread Sheet ・全件更新となります
HRBC ・差分更新となります
Facebook広告 ・全件更新となります
連携されたデータのファイルサイズが0byteの場合の処理方法を、「エラーとする」「エラーとしない」の2つから選択し、「次へ」をクリックします

処理方法の違いを知りたい

b→dashに連携されたデータのファイルサイズが0byteの場合の処理方法には「エラーとする」と「エラーとしない」があります
以下では、それぞれの処理方法について紹介します。処理方法を設定する際にご参照ください。

ファイルサイズが0byteの場合エラーとする

処理方法として「エラーとする」を選択し、ファイルサイズが0byteのデータが連携された場合、取込処理が中止されます。また、データファイルのステータスは『エラー』となり、データファイル詳細画面を開くと、取込処理を中止した旨のエラーモーダルが表示されます。
さらに、「共通設定アプリ」で「通知設定」を行うことで、エラー通知を受け取ることができます。

ファイルサイズが0byteの場合エラーとしない

処理方法として「エラーとしない」を選択し、ファイルサイズが0byteのデータが連携された場合、取込処理は正常に終了します。また、データファイルのステータスは『正常終了』となります。

更新時の追加取込対象となるファイルを指定し、「次へ」をクリックします

データ更新時の取込対象ファイル名の設定例

貴社の基幹システムやアプリケーションからb→dashへデータファイルを連携するにあたり、一般的には日次や週次など定期的にファイルを連携いただくことが多いですが、その際に、どのデータファイルが同じ種類のデータであるかを判別するため、以下例のように定期更新対象のファイル名を指定いただく必要があります。

取込対象ファイル名を複数設定した場合
取込対象ファイル名を複数設定した場合、すべての条件に該当する(AND条件)ファイルがデータ更新時の取込対象となります。
いずれかの条件(OR条件)ではないため、複数のファイル名を設定する場合は、意図したファイルが取込対象となるか確認した上で設定するようにしてください。

【参考:取込対象ファイル名を複数設定している例】

右上の「文字コード設定」をクリックします

外部アプリケーションから連携したデータは、『文字コード』を設定することができません。すべて自動的に『UTF-8』で取り込まれるため、『文字コード設定』アイコンは非活性となります。
※外部アプリケーション連携の定義については、b→dash用語集「外部アプリケーション連携」をご参照ください。
文字コードを「Shift_JIS」「UTF-8」から選択します

文字コード選択時の留意事項
b→dashに連携もしくはアップロードしたファイルの文字コードを確認し、その文字コードを上記で選択いただくようお願いします。
※「Shift-JIS」と「UTF-8」以外の文字コードのファイルは取り込むことができません

もし、データ取込設定で指定した文字コードと、実際に取り込んだデータの文字コードが異なる場合は、取込完了後、文字化けが起きた状態で表示されますので、文字コードを一致させるようにしましょう。

[任意]右上の「取込日時カラム」をクリックします

「取込日時カラム」を設定することで、各レコードが追加/更新された日時を確認することができます
またデータファイルの更新時において、更新方法が「全件更新」の場合、「取込日時カラム」の値はすべて最新の日時になりますが、「差分更新」の場合は、更新対象となったレコードの「取込日時カラム」の値のみが、最新の日時となります。
ON」に切り替え、「適用」をクリックします

「OFF」から「ON」に設定した場合、取込設定の完了後に「OFF」に設定することはできませんので、ご注意ください!
取込日時カラム」が追加されたことを確認します

全ての取込設定を終えたら「保存」をクリックします

ファイルに任意の名前を入力し、「保存」をクリックします

データファイル名に設定できる文字数の最大値

データファイル名に設定できる文字数は最大255文字です。255文字を超えて入力した場合は、保存できないため注意しましょう。

取込設定が完了したら、データファイル一覧にファイルが追加されます

データ取込に関してご不明な点がある場合は、下記記事をご参照ください。
データ取込に関するよくあるお問い合わせ
「データが取り込まれない」原因を特定したい
取込設定においてタイムアウトになる場合の対処方法
取込設定において、カラム数が多いデータファイルの取込設定などでタイムアウトになることがあります。タイムアウトになる場合は取込設定を何も設定せずに保存し、データファイルの取込設定を「編集」することでご対応をお願いいたします

【参考:データファイルにおける取込設定箇所】

データ取込状況のステータス

取込のステータスは、アイコンで把握することができます。
データ取込が正常完了されない場合はどうすればいい??

ステータスが「取込完了」にならない場合は、何らかの設定が誤っていると考えられます。以下によくある設定誤りを記載しますので、こちらに該当しないかご覧ください。

考えられる原因 改善策
ファイルが取得できていない サーバー同士の通信が切れてしまった場合、ファイルが取得できない、もしくはファイルの中身が途中で途切れてしまう場合があります。
ネットワーク障害は発生していなかったか、サーバーのエラーログ等をご確認いただき、弊社までご連絡ください。
連携いただいたファイルの項目数と取込み先データの項目数が一致していない 連携したデータファイルの項目数と、取込先データの項目数が一致していない場合、取込エラーが発生します。データファイル詳細画面から「新規データファイルとして取り込む」か「既存データファイルに取り込む」を選択してデータファイルを取り込むことができます。

※具体的な設定方法については、こちらをご参照ください
連携いただいたファイルのデータ型と取込み先データのデータ型が一致していない 連携いただいたデータファイルのデータ型と、取込設定時に設定したデータ型が異なる場合は、取り込みエラーになるため、連携いただいたデータファイルのデータ型と、取込データのデータ型は合わせてください。

例1)連携いただいたファイルでは「テスト」のような文字が入っているカラムを、データ型「日時」で取込設定したカラムに取り込もうとしている

例2)連携いただいたファイルでは「日時形式(yyyy-mm-dd hh:mm:ss)」のカラムを、データ型「日付」で取込設定したカラムに取り込もうとしている

※初回取り込みをしたファイルの項目数が合致していたが、2回目以降取り込もうとしたファイルの項目数が異なっていた場合もエラーとなり取り込まれないので、ご注意ください
連携いただいたファイルの「日付型」と「日時型」がb→dash指定のフォーマットに則していない 「日付型」「日時型」のカラムに、0000/00/00の値が入力されると、b→dash上で取込エラーとなりますので、下記の範囲の日付を入れてください。

●取込可能日付/日時の範囲
日付:0001/1/1~9999/12/31
日時:0001/1/1 00:00:00 ~ 9999/12/31 23:59:59

●取込可能フォーマット
・日付:
 yyyy/MM/dd
 yyyy/M/d
 yyyy-MM-dd
 yyyy-M-d
 yyyyMMdd

・日時:
 yyyy/MM/dd HH:mm:ss
 yyyy/MM/dd H:mm:ss
 yyyy/M/d HH:mm:ss
 yyyy/M/d H:mm:ss
 yyyy/MM/dd HH:m:s
 yyyy/MM/dd H:m:s
 yyyy/M/d HH:m:s
 yyyy/M/d H:m:s
 yyyy/M/d HH:mm
 yyyy/M/d H:mm
 yyyy/M/d HH:m
 yyyy/M/d H:m
 yyyy-MM-dd HH:mm:ss
 yyyy-MM-dd H:mm:ss
 yyyy-M-d HH:mm:ss
 yyyy-M-d H:mm:ss
 yyyy-MM-dd HH:m:s
 yyyy-MM-dd H:m:s
 yyyy-M-d HH:m:s
 yyyy-M-d H:m:s
 yyyy-MM-dd HH:mm
 yyyy-MM-dd H:mm
 yyyy-MM-dd HH:m
 yyyy-MM-dd H:m
 yyyyMMddHHmmss
 yyyyMMddHHmm

※「ss」が記載されていない場合は、00秒が自動で入力されます。
※ゼロパディングは任意です。“2021/4/1” も “2021/04/01”もどちらでも問題なく取り込まれます
連携いただいたファイルの「小数型」の桁が、b→dashで取り込めない桁数になっている データ型が「小数型」のカラムに、小数点以下が『11桁以上』の値が入力されると、b→dash上で取込エラーとなるため、小数点以下が10桁以内におさまるように調整してください。

OK例 → 0.0000000001
NG例 → 0.00000000011
連携いただいたファイルの主キーと取込み先データの主キーが一致していない 連携いただいたデータファイルの主キーと、取込設定時に設定した主キーが異なる場合は、取り込みエラーになるため、主キー指定するカラムを合わせてください。

※初回取り込みをしたファイルの主キーが合致していたが、2回目以降取り込もうとしたファイルの主キーが異なっていた場合もエラーとなり取り込まれないため、ご注意ください
「Shift-JIS」または「UTF-8」以外の文字コードのファイルを取り込もうとしている b→dashにアップロードすることができるデータの文字コードは「Shift-JIS」または「UTF-8」です。
異なる文字コードでアップロードした場合、取り込み時にエラーが発生してしまいますので、文字コードをご変更の上、再度アップロードしてください。

文字コードは「メモ帳(テキストエディタ)」にて確認することができますので、以下のサイトをご参照いただき、文字コードを確認した上でアップロードしてください。

参考サイト(外部サイト)
絵文字を取り込もうとしている 「3バイトUTF-8」または「4バイトUTF-8」の絵文字は取り込むことができますが、それ以外の絵文字は取り込みができません。
機種依存文字を取り込もうとしている UTF-8、MS932、unicodeに含まれる文字は取り込むことができますが、それ以外の文字は「機種依存文字」として扱われるため取り込むことができません。
※ Shift_JIS形式にてデータ連携時に、Shift-JISには存在しない文字の場合は「?」(半角クエスチョンマーク)に変換して取り込まれます
改行コードが混在してしまっている 取り込もうとしているデータファイルの改行コードが「LF」と「CRLF」など混雑してしまっている場合は取り込みを行うことが出来ませんので、1ファイル内の改行コードはすべてそろえるように変換処理などを実施してください。
ファイルの「ヘッダー行のカラム数」と「レコード行のカラム数」が異なってしまっている 取り込もうとしているファイルの「ヘッダー行」と「レコード行」のカラム数は同じである必要があります。

「ヘッダー行」と「レコード行」のカラム数がずれてしまうケースとして、レコード行の末尾に不要な「,(カンマ)」がついてしまい、レコード行のカラム数が1つ多く認識されてしまうことがありますので、ヘッダー行とレコード行のカラム数が一致しているかを確認してください。
1レコードのサイズの上限を超えてしまっている 取り込もうとしているデータファイルにおける1レコードのサイズ上限は256KBです。
サイズ上限をオーバーしていないかをご確認ください。
文字列型(VARCHAR)で保持できる最大文字数を超えてしまっている 以下の文字数をオーバーしている場合、取り込むことが出来ません。制限文字数におさめるように調整してください。
●シングルバイトの場合
16,777,216文字

●マルチバイトの場合
8,388,608文字(1文字あたり2バイト換算)
4,194,304(1文字あたり4バイト換算)
エラー等で読み取ることができないファイルを取り込もうとしている ファイルが開けないなど何らかのエラーが発生しているファイルはb→dashに取り込むことができません。ローカル環境にて一度ファイルを表示し、内容を確認できる状態であるかをご確認ください。
連携いただいたファイル形式がb→dashでの取込に対応していない b→dashでは以下のファイル形式のみ取り込むことができます。

【取込可能なファイル形式】
・CSVファイル(.csv)
・TSVファイル(.tsv)

【取込可能なファイル圧縮方式】
・zip
・gzip
・tar.gz

※「SFTP連携」「S3連携」「Azure連携」「Google Cloud連携」でのファイル連携時のみ、パスワードを設定することが可能です。パスワードは各連携設定の際に忘れずにご登録ください。
※ファイルを圧縮する場合は、1つの圧縮ファイルに1つのデータファイルのみを格納してください。複数のデータファイルを格納した場合は取り込みエラーとなります。
別のデータファイルにデータが取り込まれてしまった b→dashに取り込もうとしているデータファイルの名称が、複数の「取り込み条件」に一致している場合、取り込み条件を設定したタイミングが新しい方の条件のみ適用されてしまいますので、複数の取り込み条件に一致しないよう注意ください。

【確認方法】
1.データパレット > データを確認するをクリック
2.右上三点リーダー内の「取込設定」をクリック
3.連携したファイルに合致する取込み条件のデータファイルがないか確認

【対策】
例)Salesから始まるファイルとSalesdetailから始まるファイルがある場合は下記のように設定してください。

・Salesの取込対象ファイル条件
 ファイル名が / 次で始まる / Sales
 ファイル名が / 次を含まない / Salesdetail

・Salesdetailの取込対象ファイル条件
 ファイル名が / 次で始まる / Salesdetail
ファイルサイズが0byteのため、取り込みがスキップされた ファイルサイズが「0byte」の場合、b→dashへの取り込みはスキップされます。
ファイルに問題がないかを確認後、必要に応じてファイルを再送してください。
unicode正規化が設定されている unicode正規化はテキスト正規化処理の一種であり、このunicode正規化が設定されていることによりデータファイルの取込条件を満たさない可能性があります。そのため、unicode正規化が設定されているかを確認してください。
取込エラーの解消方法

データの取込時に「取込エラー」が生じた場合、データファイル詳細画面からエラーの原因を確認し、解消することができます。以下では、エラー原因「データ型の不一致」を例に、エラーの解消方法について操作手順を説明します。

データファイルを選択します

エラー内容を確認し「取込設定」をクリックします

データ型」をクリックします

適用」をクリックします

購入金額」カラムのデータ型を再設定します

完了」をクリックします

エラーになった際の処理方法を、「ファイルの取込を中止する」「エラーが含まれる行を削除する」「エラーとなったセルをNullに変換する」の3つから選択し、「適用」をクリックします

保存」をクリックします

ファイルに任意の名前を入力し、「保存」をクリックします

「取込エラー」となっていたデータファイルを選択します

データファイル詳細画面において、正常にデータが取り込まれたことが確認できます

表示されるエラー項目について

取込エラーが発生した際に表示されるものをまとめましたので、ご参照ください。

# 表示されるエラーメッセージ エラー原因
1 不正な拡張子のファイルが連携されました。 CSVまたはTSV形式のファイルを再連携してください。 連携したファイル形式がb→dashでの取込に対応していない
2 0byteのファイルが連携されました。 0byteのファイル連携を行った
3 不正な文字コードのファイルが連携されました。 UTF-8またはShift-JISのファイルを再連携してください。 「Shift-JIS」または「UTF-8」以外の文字コードのファイルを取り込もうとしている
4 取込設定内容と異なる文字コードのファイルが連携されました。
文字コード設定または取込元ファイルの文字コードを変更し、再連携を行ってください。
```文字コード設定:{UTF-8/Shift-JIS}
連携ファイルの文字コード:{連携された文字コード}```
取込設定において設定した文字コードとは異なる、「UTF-8」 もしくは「 Shift-JIS」の文字コードのデータファイルを連携した
5 【対象カラム名】
エラーとなったカラム名が表示されます。

【エラー理由】
データ型設定と値のフォーマットの不一致
連携したファイルのデータ型と取込み先データのデータ型が一致していない
6 【対象カラム名】
エラーとなったカラム名が表示されます。

【エラー理由】
文字長の上限超過
文字列型(VARCHAR)で保持できる最大文字数を超えている
7 【対象カラム名】
 - (※半角ハイフンを表示)

【エラー理由】
へッダー行の列数と異なる列数のレコードが存在
ファイルの「ヘッダー行のカラム数」と「レコード行のカラム数」に差異が生じている
8 【対象カラム名】
エラーとなったカラム名が表示されます。

【エラー理由】
主キーに設定されているカラムで値の重複
主キーに設定したカラム内のデータに重複が存在する
9 【対象カラム名】
エラーとなったカラム名が表示されます。

【エラー理由】
主キーに設定されているカラムの値が空/NULL
主キーに設定したカラム内のデータに「空/NULL」となっている
10 取込設定されていないカラムが存在します。新たに追加されたカラムの設定をしましょう。 基幹システムから連携設定したデータファイルのカラムが増減している
11 以下の文字列が、ヘッダーに設定されている行に重複して存在しています。
重複を排除して、ファイルを再連携してください。

【表示される文字列のイメージ】
```AAABBBCCC```
基幹システムから連携したデータファイルのカラム名が重複している
12 空文字またはNULLが、以下列のヘッダーに設定されている行に存在しています。
任意の値を入力して、ファイルを再連携してください。

【表示される文字列のイメージ】
```A、B、C```※列のID(一番左からAから割り振られたもの)を表示
基幹システムから連携したデータファイルのカラムが「空文字/NULL」となっている
13 カラムの削除 取込設定済みのデータファイルのカラムが、連携先システム(API)側で削除された
14 その他エラーが発生しました。 その他の上記に該当しない原因が存在する

※エラー原因やエラー理由について、貴社で解決できない場合や「その他」の場合は、貴社カスタマーサクセス担当までご連絡下さい

[任意]エラー詳細をダウンロードする

エラーの詳細原因やエラーが生じているレコードの詳細などをローカル環境にダウンロードすることができます。ローカル環境にダウンロードすることで、「行番号」「対象カラム名」「エラー理由」「エラー理由の詳細」の4つの項目を確認することができます

ダウンロード」をクリックします

エラーデータファイル」を選択します

ダウンロード」をクリックします

保存」をクリックします

エラーの詳細を確認することができます

ダウンロード時の文字コードの選択について

エラー詳細をダウンロードする際に、文字コードの選択はできません。エラー詳細をダウンロードする際の文字コードは、データ取込時の文字コードの設定に関わらず「UTF-8」のみとなっています。

Excelなどの閲覧に使用するツールによっては、「UTF-8」に対応していない設定のため、文字化けが生じ、内容をご確認することができない可能性があります。そのため、「UTF-8」を閲覧できるように使用するツールの設定をお願いいたします。

「取込設定で指定したカラム数」と「連携されるデータファイルのカラム数」に差異が発生した場合
一度b→dash上で取込設定をしたデータファイルにおいて「取込設定で指定したカラム数」と「連携されるデータファイルのカラム数」に差分が発生する場合があります。

カラム数が増加した場合

取込設定で指定したカラム数に比べて、連携されるデータファイルのカラム数の方が多い場合、b→dashでは取込エラーが発生します。

例えば、基幹システムから連携する顧客データファイルのカラム数が、連携開始時は「7個」であったため、データファイルの取込設定においてもカラム数を「7個」に指定したものの、その後に基幹システムに改修等が入り、連携対象の顧客データのカラム数が「8個」に増えた場合、取込設定したカラム数と差分が発生するため、取込エラーが発生します。

この「取込エラー」の解消方法には「新規データファイルとして取り込む」「既存データファイルに取り込む」の2種類があります。

「新規データファイルとして取り込む」の操作方法については、「❷データファイルの取込方法」に記載していますので、以下では「既存データファイルに取り込む」の設定方法を説明します。
※新規データファイルとして取り込む場合、既存データファイルの取込設定や後続処理には影響がありません

ステータスが「エラー」となっているデータファイルを選択します

取込設定が行われていない追加されたカラムが表示され、取込方法を選択できます

カラム数が増加した場合に表示されるエラーモーダルについて

カラム数が増加した場合に表示されるエラーモーダルには、取込設定がされていないためにエラーとなり、b→dashのデータファイル上に存在していないカラムの全量が表示されます
そのため、連携ファイルを複数回アップロードした場合は、連携ファイル上で削除したカラムも表示されます。

例)
・1回目のアップロード:「ID」カラムを追加した連携ファイルをアップロード
・2回目のアップロード:「購入日」カラムを追加した連携ファイルをアップロード

上記の例の場合、1回目のアップロード後に表示されるエラーモーダルには、「ID」カラムが表示されます。その後、ローカル環境で「ID」カラムを削除した上で「購入日」カラムを追加した連携ファイルをアップロードすると、エラーモーダルには新たに追加した「購入日」カラムと、連携ファイル上で削除した「ID」カラムの両方が表示されます。

取込設定の選択肢について

データファイルの取込設定時において、ヘッダーの設定を行っているかどうかで取込方法の選択肢が異なります。選択できる取込方法は、以下の通りです。

※上記の説明では、ヘッダー行が設定されているデータファイルを使用しています

ヘッダー行の設定 取込時の処理
ヘッダー行の設定をしている 既存データファイルとして取り込む
新規データファイルとして取り込む
閉じる(取り込まない)
ヘッダー行の設定をしていない 新規データファイルとして取り込む
閉じる(取り込まない)
既存データファイルとして取り込む」を選択します

追加カラムの「データ型」「カラム名」「個人情報」の設定を行います

取込設定画面において、新規に追加されるカラムは「右側」に表示され、取込設定完了後は、取込まれたデータファイルの末尾に追加されます。
施策への利用状況を確認し、「次へ」をクリックします

データファイル名」を入力し、「上書き保存」をクリックします

カラム数が減少した場合

取込設定で指定したカラム数に比べて、連携したデータファイルのカラム数の方が少ない場合、取込エラーが発生することがあります。取込エラーが発生するかどうかは、取込設定時、b→dashにヘッダー行の登録をしているかしていないかによって異なります

「カラム数が減少した場合」の挙動については、以下をご参照ください。

ヘッダー行の
登録の有無
挙動
ヘッダー行の登録あり 貴社基幹システムにおいて、既にb→dashに連携済のカラムが削除され、b→dashに連携された場合、 削除されていないカラムのみ連携されます。
ただし、貴社基幹システムにおいて削除されたカラムは、b→dash上では削除されません。 カラムだけが残り、値は全て「空文字」になります。
ヘッダー行の登録なし ヘッダー行を登録していない場合、取込エラーになります。

既にb→dashに連携されているデータのカラム順と連携されるデータのカラム順が異なる場合

既にb→dashに連携されているデータのカラム順と連携されるデータのカラム順が異なる場合、取込エラーが発生することがあります。取込エラーが発生するかどうかは、取込設定時、b→dashにヘッダー行の登録をしているかしていないかによって異なります

「既にb→dashに連携されているデータのカラム順と連携されるデータのカラム順が異なる場合」の挙動については、以下をご参照ください。

ヘッダー行の
登録の有無
挙動
ヘッダー行の登録あり ヘッダー行の登録を行っている場合、取込エラーは発生せず、b→dashに既に取込まれているのデータファイルのカラム順で取込まれます。
ヘッダー行の登録なし ヘッダー行の登録を行っていない場合、連携されるデータのカラム順で連携されます。
連携されるデータが、既に取込まれているデータファイルのデータ型のフォーマットに準拠する場合、 取込エラーにはならず、連携されるカラム順で取込まれます。
一方で連携されるデータが、既に取込まれているデータファイルのデータ型のフォーマットに準拠していない場合、取込エラーとなります。

【データ型のフォーマットに準拠している場合】


【データ型のフォーマットに準拠していない場合】

データファイルの取込設定の編集方法

データファイルの取込設定を編集したい場合の「編集」方法を説明します。

取込設定を「編集」したいデータファイルをクリックします

取込設定」ボタンをクリックします

編集」ボタンをクリックします

編集したい項目のアイコンをクリックし、編集を行います

取込設定の編集アイコンの意味を知りたい

取込設定の編集アイコンの意味を知りたい方は、以下をご参照ください。

アイコン 機能名 説明
カラムの選択 表示したいカラムを選択できます。
基幹システムアプリケーションのデータファイルの取込設定の場合のみ表示されます
ヘッダーの選択 ヘッダーの位置を選択できます。
ローカルデータのデータファイルの取込設定の場合のみ表示されます
※取込設定編集時では操作することができません
データ開始行の選択 データが始まる行を選択できます。
ローカルデータのデータファイルの取込設定の場合のみ表示されます
※取込設定編集時では操作することができません
カラム名の設定 ヘッダーのカラム名を選択できます。
データ型の設定 各カラムのデータ型を6種類(テキスト/数値/少数/日付/日時/真偽値)から選択できます。
主キーの設定 主キーに設定するカラムを選択できます。
個人情報の設定 個人情報とみなすカラムを選択できます。
定期更新設定 データファイルの定期更新設定の「する/しない」を選択できます。

※更新方法を変更した場合、次回データファイル更新時に、変更した更新方法が適用されます
取込日時カラム 取込日時カラムの追加の「ON/OFF」を選択できます。
エラー処理方法の選択 指定したデータ型に変換できず、エラーとなった場合の処理方法を選択できます。
文字コード設定 データファイル取込時の、「文字コード」を「Shift_JIS/UTF-8」から選択できます。
再取込が行われる操作項目について

取込み設定の操作項目のうち、下記の操作を行った場合のみ、更新タイミングに関わらず即座にデータファイルの再取込みが行われます。また表に記載のない変更を行った場合は、次回更新時に変更内容が反映されてデータファイルが取込まれます。

# 操作 説明
1 カラムの選択 b→dashに取込むカラムを変更した場合、再取込が行われます。
2 データ型の設定 データ型の変更を行うと再取込が行われます。
3 主キーの設定 主キーに設定しているカラムの変更や主キーとして新たにカラムを選択した場合、再取込が行われます。
4 文字コードの変更 データファイルの文字コードの変更を行った場合、再取込が行われます。
5 取込日時カラムの追加 「取込日時カラムを追加する」設定を『ON』に変更した場合、再取込が行われます。
6 タイムゾーンの変更 タイムゾーンの変更を行った場合、再取込が行われます。

タイムゾーンの変更方法については、こちらの記載をご参照ください
修正が終わったら、「完了」ボタンをクリックし、名前を付けて保存します

以上で、データ取込設定の編集に必要な操作は完了です!
データファイルの列幅の設定方法

データパレットでは、下記の操作でデータファイルの列幅を変更することができます。

列幅変更」をクリックします

列幅を変更したい列の「右側」にポインタを置くと、青いラインが表示されます

青いライン」を伸ばしたい/縮めたい箇所までドラッグします

列幅が変わったことを確認したら、「適用」をクリックします

タイムゾーンの変更方法

データパレットでは、下記の操作でデータファイルのタイムゾーンを変更することができます。

※タイムゾーンは、「日時型」カラムがあるデータファイルでのみ変更することができます

取込設定」をクリックします

編集」をクリックします

タイムゾーンのプルダウン」をクリックします

任意のタイムゾーン」に変更します

保存」をクリックします