データを「型変換」したい

はじめに

どのような加工処理ができるかといった加工の種類を確認したい場合は以下の記事を参照ください

データの型変換とは

データの型変換とは「選択したカラムの「データ型を変換」すること」です。

データを型変換する例

加工のイメージ

「生年月日(テキスト型)」カラムのデータ型を「テキスト型」から「日付型」に変換する例を紹介します。

b→dashの操作方法

データパレット」をクリックします

データを確認する」をクリックします

加工する「データファイル」を選択し、クリックします

画面右上の「加工する」をクリックします

編集方法を選択し、「適用」をクリックします

「上書き保存」ができるデータファイルの条件とは??

クレンジングを追加する際に「本加工データファイルを編集し上書き保存」が選択できるデータファイルは、過去に1回以上、クレンジングを行ったデータファイルのみとなっています。b→dashに取り込んだ直後の加工/統合を行っていないデータファイルや統合データファイルに対しては「新規データファイルとして保存」のみ選択することができます。

画面上部の「型変換」をクリックします

生年月日」カラムを選択します

プルダウンから「日付型」を選択します

変換元の形式」をプルダウンから選択します

『変換元の形式』について

『変換元の形式』とは、型変換したいカラムに格納されている値の「フォーマット」のことです。
データ型を「日付型」または「日時型」に変換する場合、『変換元の形式』を選択する必要があります。『変換元の形式』に該当するものをすべて選択してください。
「日付型」または「日時型」のどちらに変換する場合でも、最大5個の形式を選択することができます。

もしも、選択した『変換元の形式』に一致しない形式の値があった場合、該当の値は変換されずに「指定したデータ型に変換できない場合の処理方法」で選択した方法で処理されます。

選択することができる「変換元の形式」については、こちらをご参照ください。

YY年MM月DD日」をクリックします

追加」をクリックします

変換元の形式が追加されたことを確認します

指定したデータ型に変換できない場合の処理方法」を選択します

適用」をクリックします

カラムの保存方法」を選択します

カラムの保存方法について
  • 「名前をつけて保存」を選択した場合は、データ型変換を行う前の、元のカラムを残して新たにカラムを作成します
  • 「上書き保存」を選択した場合は、データ型変換を行う前の、元のカラムを削除して新たにカラムを作成します
任意のカラム名」を入力し、「保存」をクリックします

保存」をクリックします

更新設定」の有無について「更新設定をする」「更新設定をしない」の2つから選択し、「適用」をクリックします

更新設定の有無について
  • 「更新設定をする」を選択した場合は、参照しているデータファイルの更新、または設定時間のタイミングでクレンジング処理が自動で実行されます
  • 「更新設定をしない」を選択した場合は、クレンジング処理が自動で実行されません
更新設定をする」を選択した場合は、更に実行頻度と時間を設定の上「追加」を選択し、「適用」をクリックします

実行タイミングは複数設定することもできます!また、チェックを入れると参照しているデータファイルの取込更新時にクレンジング処理を自動で実行することができます!
ファイル名に任意の名前を入力し、「保存」をクリックします

型変換を実行したカラム内に存在する「空文字」は「NULL」に自動で変換されます
テキスト型から他のデータ型に型変換をする際に、カラム内に存在する「空文字」は「NULL」に自動で変換されます。型変換の際に「空文字」が「NULL」に変換されるのを避けたい場合は、事前に「空文字」を「型変換することができる値」に置換を行ってから型変換する必要があります。
「型変換することができる値」とは、「日付型」に変換したい場合は「0001/01/01」、整数型に変換したい場合は「0」などを指します。置換の操作方法などについては「データを置換したい」をご参照ください。
これでデータの型変換は完了です!

[参考]選択することができる『変換元の形式』

データ型を「日付型」または「日時型」に変換する場合、『変換元の形式』を選択する必要があります。
選択することができる『変換元の形式』については、以下をご参照ください。

「日付型」または「日時型」に変換する場合に選択することができる『変換元の形式』
# 「日付型」を選択した場合 「日時型」を選択した場合
1 YY-MM-DD YY-MM-DD HH:MI:SS
2 YYYY-MM-DD YYYY-MM-DD HH:MI:SS
3 YY/MM/DD YY/MM/DD HH:MI:SS
4 YYYY/MM/DD YYYY/MM/DD HH:MI:SS
5 YY年MM月DD日 YY年MM月DD日 HH時MI分SS秒
6 YYYY年MM月DD日 YYYY年MM月DD日 HH時MI分SS秒
7 MM-DD-YYYY MM-DD-YYYY HH:MI:SS
8 MM/DD/YYYY MM/DD/YYYY HH:MI:SS
9 YYYYMMDD YYYYMMDDHHMI
10 YYYY-M-D YYYYMMDDHHMISS
11 DD-MM-YYYY YY-MM-DD HH:MI
12 DD-MON-YYYY YYYY-MM-DD HH:MI
13 YY-MM-DD HH:MI:SS YY/MM/DD HH:MI
14 YYYY-MM-DD HH:MI:SS YYYY/MM/DD HH:MI
15 YY/MM/DD HH:MI:SS YY年MM月DD日 HH時MI分
16 YYYY/MM/DD HH:MI:SS YYYY年MM月DD日 HH時MI分
17 YY年MM月DD日 HH時MI分SS秒 MM-DD-YYYY HH:MI
18 YYYY年MM月DD日 HH時MI分SS秒 MM/DD/YYYY HH:MI
19 MM-DD-YYYY HH:MI:SS DD-MM-YYYY HH:MI:SS
20 MM/DD/YYYY HH:MI:SS DD-MON-YYYY HH:MI:SS
21 YYYYMMDDHHMISS DD-MON-YYYY HH:MI
22 YYYYMMDDHHMI YY-MM-DD
23 YY-MM-DD HH:MI YYYY-MM-DD
24 YYYY-MM-DD HH:MI YY/MM/DD
25 YY/MM/DD HH:MI YYYY/MM/DD
26 YYYY/MM/DD HH:MI YY年MM月DD日
27 YY年MM月DD日 HH時MI分 YYYY年MM月DD日
28 YYYY年MM月DD日 HH時MI分 MM-DD-YYYY
29 MM-DD-YYYY HH:MI MM/DD/YYYY
30 DD-MM-YYYY HH:MI:SS YYYYMMDD
31 MM/DD/YYYY HH:MI YYYY-M-D
32 DD-MON-YYYY HH:MI:SS DD-MM-YYYY
33 - DD-MON-YYYY