【概要】データ連携方法の全体像

データ連携の全体像

b→dashのデータ連携は、大きく2種類に分かれます。
ひとつは、基幹システムやアプリケーション(クラウドシステムなど)からb→dashへ「データを送る」パターン、もうひとつは、b→dashから基幹システムやアプリケーションへ「データを出力する」パターンです。

※上記2つのパターンのどちらも、b→dashが貴社の領域に直接アクセスすることはありません

b→dashへ「データを送る」パターン

b→dashへ「データを送る」とは、貴社の基幹システムやアプリケーションのデータをb→dash上で確認できる状態にすることを指します。
b→dashへ「データを送る」ためには、大きく分けて「❶データファイルの連携、またはアップロード」と「➋データファイルの取込」の2つの手順を実施する必要があります。

データファイルの「連携」または「アップロード」

貴社の基幹システムやアプリケーションにあるデータを、b→dashの中間サーバーに転送することを「連携」、PCのローカルにあるファイルを、b→dashの中間サーバーにアップすることを「アップロード」と言い、b→dashのデータ活用の第一歩として、このどちらかの作業を必ず実施します。

データファイルの「取込」

「連携」または「アップロード」によりb→dashの中間サーバーに転送されたデータを、b→dashのデータベースにインプットする作業を「取込」と言います。b→dashでデータを活用するには、この「取込」作業も必ず実施する必要があります。

b→dashから「データを出力する」パターン

b→dashでは、b→dash上で加工や統合を実施したデータを、基幹システムやアプリケーションに出力することもできます。

※データ出力は「SFTP」「S3」「Google Cloud Storage(GCS)」「Salesforce SalesCloud」「Salesforce ServiceCloud」「Google Spredsheet」「Kintone」を利用している場合のみ使用することが可能です。

データ取込を行うために必要な権限

b→dashにデータ取込を行うために必要な権限について下記にまとめました。データ取込を行う際に、記載されている権限を設定しているかご確認ください。

権限設定の詳細については「権限設定をしたい」をご参照ください。

データ取込を行うために必要な権限は下記になります。

# 権限の設定対象のアプリ 権限の内容
1 b→dash全体 「個人情報の参照」を「可」に設定する必要があります。
2 データパレット 「データファイル設定」を「編集可」に設定する必要があります。
3 「データ取込」を「編集可」に設定する必要があります。