目次
本記事について
b→dashでは、ログインパスワードの有効期限設定や2要素認証設定を行うことでセキュリティレベルを向上させることができます。
本記事では、ログインに利用する手段の有効期限やパスワード入力制限の設定方法、2要素認証の利用の設定方法を紹介します。
有効期限の設定方法
以下では、ログインに利用する「パスワード」「2要素認証」「招待メール」の有効期限を設定する方法を説明します。
「共通設定」をクリックします
「セキュリティ管理」をクリックします
「編集」をクリックします
「有効期限」の設定を行います
「パスワード」「2要素認証」「招待メール」に設定したい有効期間を、それぞれ選択します
1つのメールアドレスで複数のb→dashアカウントを利用している場合のパスワードの有効期限設定について
1つのメールアドレスで複数のb→dashアカウントを利用しており、1つのアカウントのみにパスワードの有効期限を設定している場合、全てのアカウントにパスワードの有効期限設定が適用されます。そのため、1つのアカウントで設定しているパスワードの有効期限が切れた場合、全てのアカウントのパスワードを再設定する必要があります。
例えば、「bdash@example.com」というメールアドレスで、「管理者」と「サポート担当」というアカウントを利用しており、「管理者」のアカウントのみにパスワードの有効期限を『30日』に設定している場合、『30日』を過ぎると、「管理者」と「サポート担当」のどちらのアカウントもパスワードの有効期限が切れます。
パスワード入力制限の設定方法
以下では、ログインに利用する「パスワード」の入力制限を設定する方法を説明します。
「パスワード入力制限」の設定を行います
「文字種の制限」「最低文字数」「メールアドレスとの一致」「歴代パスワードの使用」に、それぞれ設定したい内容を選択します
パスワード入力制限の「最低文字数」は「6文字」「9文字」「12文字」の中から選択できますが、入力文字数の上限については一律で「128文字まで」となっています。
2要素認証の設定方法
以下では、ログインに利用する「2要素認証」の利用を設定する方法を説明します。
2要素認証を設定する
「2要素認証の利用」の設定を行います
2要素認証を設定する場合の注意点
- 「有効期限」の2要素認証を「制限なし」に設定した場合、「2要素認証の利用」で「有効」を選択したとしても、ログイン時に2要素認証は求められません
- 「有効期限」の2要素認証を「毎回」「1日」「7日」「30日」に設定した場合、「2要素認証の利用」で「無効」を選択したとしても、ログイン時に2要素認証は求められます
「共通設定」の「マイページ」をクリックします
「マイページ」の「個人設定タブ」をクリックします
「認証」の『編集』をクリックします
設定したい認証方法の「設定アイコン」をクリックします
今回は、アプリ認証を例に説明しています。SMS認証の場合も同様の設定手順です。
「認証コード」を入力後、「適用」をクリックします
「ON」になっていることを確認します
以上でログイン時のルールの設定は完了です!
2要素認証を設定したログイン画面を確認する
「2要素認証」を設定した場合のログイン画面を見てみましょう。
b→dashのログイン画面で、情報を入力し「ログイン」をクリック
2要素認証画面が表示されます
アプリ認証の場合
「アプリ」を選択し、QRコードを読み取り、表示された6桁の認証コードを入力し、「適用」をクリックします
SMS認証の場合
「SMS」を選択します
電話番号を入力し、「SMSを送信」をクリックします
入力した電話番号宛に、SMSで届く6桁の認証コードを入力し、「適用」をクリックします
2要素認証が承認されるとリカバリーコードが発行されます
- リカバリーコードとは、2要素認証を求められた際に、SMS認証の認証コードが届かない場合や、携帯電話の端末が手元にない場合などに、認証コードの代わりに用いることができるコードです
- リカバリーコードは、1度に10個発行されます(以下にで表示されているリカバリーコードは、1行に1つのリカバリーコードが記載されています)
- リカバリーコードを入力する際は、発行した10個のリカバリーコードのうち、任意の1つを入力してください
- 一度使用したリカバリーコードは次回以降使用ができなくなります
2要素認証の設定をリセットする
「管理者権限」を持つユーザーは、ユーザー単位で『2要素認証』をリセットすることができます。
もしも特定のユーザーが「端末紛失」や「機種変更」などによって、認証コードを入力できなくなった場合は、『2要素認証』をリセットしてください。
ユーザー単位で『2要素認証』をリセットする方法については、以下をご参照ください。