データから文字を「抽出」したい

はじめに

どのような加工処理ができるかといった加工の種類を確認したい場合は以下の記事を参照ください

抽出とは

抽出とは「選択したカラムから特定の値を抜き出すこと」です。

データから文字を抽出する例

加工のイメージ

「製造番号」のカラムの末尾から6文字を抽出する例を紹介します。

b→dashの操作方法

データパレット」をクリックします

データを確認する」をクリックします

加工する「データファイル」を選択し、クリックします

画面右上の「加工する」をクリックします

編集方法を選択し、「適用」をクリックします

「上書き保存」ができるデータファイルの条件とは??

クレンジングを追加する際に「本加工データファイルを編集し上書き保存」が選択できるデータファイルは、過去に1回以上、クレンジングを行ったデータファイルのみとなっています。b→dashに取り込んだ直後の加工/統合を行っていないデータファイルや統合データファイルに対しては「新規データファイルとして保存」のみ選択することができます。

画面上部の「抽出」をクリックします

抽出の条件」をそれぞれ入力し、「適用」をクリックします

「日付型」または「日時型」として抽出する場合

データを「日付型」または「日時型」として抽出する場合、『変換元の形式』(※)を選択する必要があります。『変換元の形式』に該当するものをすべて選択してください。
「日付型」または「日時型」のどちらに変換する場合でも、最大5個の形式を選択することができます。
※『変換元の形式』とは、抽出したいカラムに格納されている値の「フォーマット」のことです

もしも、選択した『変換元の形式』に一致しない形式の値があった場合、該当の値は変換されずに「指定したデータ型に変換できない場合の処理方法」で選択した方法で処理されます。

選択することができる『変換元の形式』については、こちらをご参照ください。

[参考:『変換元の形式』選択画面]

型変換エラーの設定」のプルダウンから選択し、「適用」をクリックします

新規作成したカラムに任意の名前を入力し、「保存」をクリックします

カラムの保存方法について
  • 「名前をつけて保存」を選択した場合は、抽出を行う前の、元のカラムを残して新たにカラムを作成します
  • 「上書き保存」を選択した場合は、抽出を行う前の、元のカラムを削除して新たにカラムを作成します
保存」をクリックします

更新設定」の有無について「更新設定をする」「更新設定をしない」の2つから選択し、「適用」をクリックします

更新設定の有無について
  • 「更新設定をする」を選択した場合は、参照しているデータファイルの更新、または設定時間のタイミングでクレンジング処理が自動で実行されます
  • 「更新設定をしない」を選択した場合は、クレンジング処理が自動で実行されません
更新設定をする」を選択した場合は、更に実行頻度と時間を設定の上「追加」を選択し、「適用」をクリックします

実行タイミングは複数設定することもできます!また、チェックを入れると参照しているデータファイルの取込更新時にクレンジング処理を自動で実行することができます!
設定したファイルに任意の名前を入力し、「保存」をクリックします

これでデータの文字抽出は完了です!

[参考]選択することができる『変換元の形式』

データを「日付型」または「日時型」として抽出する場合、『変換元の形式』を選択する必要があります。
選択することができる『変換元の形式』については、以下をご参照ください。

「日付型」または「日時型」として抽出する場合に選択することができる『変換元の形式』
# 「日付型」を選択した場合 「日時型」を選択した場合
1 YY-MM-DD YY-MM-DD HH:MI:SS
2 YYYY-MM-DD YYYY-MM-DD HH:MI:SS
3 YY/MM/DD YY/MM/DD HH:MI:SS
4 YYYY/MM/DD YYYY/MM/DD HH:MI:SS
5 YY年MM月DD日 YY年MM月DD日 HH時MI分SS秒
6 YYYY年MM月DD日 YYYY年MM月DD日 HH時MI分SS秒
7 MM-DD-YYYY MM-DD-YYYY HH:MI:SS
8 MM/DD/YYYY MM/DD/YYYY HH:MI:SS
9 YYYYMMDD YYYYMMDDHHMI
10 YYYY-M-D YYYYMMDDHHMISS
11 DD-MM-YYYY YY-MM-DD HH:MI
12 DD-MON-YYYY YYYY-MM-DD HH:MI
13 YY-MM-DD HH:MI:SS YY/MM/DD HH:MI
14 YYYY-MM-DD HH:MI:SS YYYY/MM/DD HH:MI
15 YY/MM/DD HH:MI:SS YY年MM月DD日 HH時MI分
16 YYYY/MM/DD HH:MI:SS YYYY年MM月DD日 HH時MI分
17 YY年MM月DD日 HH時MI分SS秒 MM-DD-YYYY HH:MI
18 YYYY年MM月DD日 HH時MI分SS秒 MM/DD/YYYY HH:MI
19 MM-DD-YYYY HH:MI:SS DD-MM-YYYY HH:MI:SS
20 MM/DD/YYYY HH:MI:SS DD-MON-YYYY HH:MI:SS
21 YYYYMMDDHHMISS DD-MON-YYYY HH:MI
22 YYYYMMDDHHMI YY-MM-DD
23 YY-MM-DD HH:MI YYYY-MM-DD
24 YYYY-MM-DD HH:MI YY/MM/DD
25 YY/MM/DD HH:MI YYYY/MM/DD
26 YYYY/MM/DD HH:MI YY年MM月DD日
27 YY年MM月DD日 HH時MI分 YYYY年MM月DD日
28 YYYY年MM月DD日 HH時MI分 MM-DD-YYYY
29 MM-DD-YYYY HH:MI MM/DD/YYYY
30 DD-MM-YYYY HH:MI:SS YYYYMMDD
31 MM/DD/YYYY HH:MI YYYY-M-D
32 DD-MON-YYYY HH:MI:SS DD-MM-YYYY
33 - DD-MON-YYYY