【2025年6月18日深夜と19日深夜】リリースされた機能を知りたい

本記事について

本記事では、2025年6月18日(水)深夜と、19日(木)深夜にリリースされた新規機能や機能改善について、b→dashの画面表示などが変更されたものを抜粋して紹介しています。

以下では、b→dashをご利用いただいているお客様に直接影響がある新規機能や機能改修をまとめた”主なリリース機能”と、アプリケーション別にリリースされた機能をまとめた”リリース機能の一覧”に分けて詳細を記載していますので、ご参照ください。

リリース情報について、弊社カスタマーサクセス担当にお問い合わせいただく前に本記事をご参照ください。

主なリリース機能

AIレコメンド|「配信用レコメンド」の機能追加

「AIレコメンド」で、「配信用レコメンド」が利用できるようになります。
※ AIレコメンドの活用シーンや、全体像などの詳細については、b→dash用語集「AIレコメンド」をご参照ください

①『配信用データセット』と『配信用レコメンド(AIレコメンド)』を作成できる
② コンテンツに『配信用レコメンド(AIレコメンド)』を挿入できる
③『配信用レコメンド(AIレコメンド)』を挿入したコンテンツを配信できる
④『配信用レコメンド(AIレコメンド)』ログをb→dashデータで確認できる
⑤『配信用レコメンド(AIレコメンド)』の契約情報を確認できる
『AIレコメンド』機能を利用するためには、別途でオプションのご契約が必要になります
機能を利用したい場合は、弊社カスタマーサクセス担当までご連絡ください。

①『配信用データセット』と『配信用レコメンド(AIレコメンド)』を作成できる

機能の概要

・『配信用データセット』を作成できる
・『配信用レコメンド(AIレコメンド)』を作成できる

機能の詳細
『配信用データセット』を作成できる

「共通設定」アプリで、『配信用データセット』を作成できます
『配信用データセット』を作成したい場合は、「データセット設定画面」の「配信用」タブで
「編集アイコン」をクリックしてください。
作成方法を選択し、利用したいアルゴリズムデータファイルを設定してください。

『配信用データセット』を一から作成する場合は、弊社側での対応が必要です。
ご希望の場合は、弊社カスタマーサクセス担当までご連絡ください。

[参考:(左)作成方法の選択画面 /(右)データセット設定画面]

『配信用レコメンド(AIレコメンド)』を作成できる

「AIレコメンド」アプリで、『配信用レコメンド(AIレコメンド)』を作成できます
『配信用レコメンド(AIレコメンド)』を作成したい場合は、
「レコメンド一覧画面」の「新規作成ボタン」をクリックしてください。
作成するレコメンドの種類として『配信用レコメンド(AIレコメンド)』を選択し、
利用したいアルゴリズムデータセットを設定してください。
また、「レコメンド一覧画面」の各種アイコンをクリックすることで、編集削除できます。

[参考:(左)AIレコメンド一覧画面 /(右)作成するレコメンドの種類選択する画面]

② コンテンツに『配信用レコメンド(AIレコメンド)』を挿入できる

機能の概要

・メールコンテンツ/LINEコンテンツに『配信用レコメンド(AIレコメンド)』を挿入できる

機能の詳細
メールコンテンツ/LINEコンテンツに『配信用レコメンド(AIレコメンド)』を挿入できる

HTMLメール」の「GUI編集モード」「HTML編集モード」と、「LINEコンテンツ」の「メッセージ」「Flex Message」にて、
『配信用レコメンド(AIレコメンド)』を挿入できます。
コンテンツに挿入したい場合は、コンテンツ作成画面の「レコメンド挿入アイコン」をクリックしてください。
「AIレコメンドボタン」をクリック後に挿入したい「AIレコメンド」を選択し、「挿入項目」と「挿入順位」を設定します。
「挿入順位」は、「1」~「30」位で設定することができます。
また、挿入した内容は「設定内容アイコン」をクリックすることで確認できます。
※ 1つのコンテンツの中に、「レコメンド」と「AIレコメンド」を同時に挿入することはできません

「メールコンテンツの新規作成API」を使用した場合も、本機能を利用可能です。
[参考:(左)挿込項目設定画面 /(右)設定内容]

③『配信用レコメンド(AIレコメンド)』を挿入したコンテンツを配信できる

機能の概要

・『配信用レコメンド(AIレコメンド)』を挿入したコンテンツを配信できる

機能の詳細
『配信用レコメンド(AIレコメンド)』を挿入したコンテンツを配信できる

「メール」アプリ、および「LINE連携」アプリで「配信設定」を作成することで、
『配信用レコメンド(AIレコメンド)』を挿入したコンテンツを配信できます。
配信設定作成導線の「コンテンツ選択」で『配信用レコメンド(AIレコメンド)』を挿入したコンテンツを選択してください。
また、「シナリオ」アプリでも『配信用レコメンド(AIレコメンド)』を挿入したコンテンツを配信することができます。

コンテンツに挿入した『配信用レコメンド(AIレコメンド)』の運用ステータスが『停止中』の場合は、「配信設定」や「シナリオ」のステータスを『運用中』にできませんので、ご注意ください。

④『配信用レコメンド(AIレコメンド)』ログをb→dashデータで確認できる

機能の概要

・「AIレコメンド行動ログデータ」に『レコメンド種別』カラムが追加される
・「AIレコメンドアイテム別性能計測結果データ」が「b→dashデータ」タブの配下に作成される

機能の詳細
「AIレコメンド行動ログデータ」に『レコメンド種別』カラムが追加される

レコメンド種別によって、『レコメンド種別』カラムに以下のいずれかの値が格納されます。

サイトレコメンド:web
メールレコメンド:mail_delivery
LINEレコメンド  :line_delivery

「AIレコメンド行動ログデータ」の各カラムの定義については、「b→dashデータの詳細を知りたい」の『AIレコメンド行動ログデータ』をご参照ください。
「AIレコメンドアイテム別性能計測結果データ」が「b→dashデータ」タブの配下に作成される

『配信用データセット』単位で、「AIレコメンドアイテム別性能計測結果データ」が作成されます。
作成されるカラムと各カラムの定義は、
「b→dashデータの詳細を知りたい」の「AIレコメンドアイテム別性能計測結果データ」と同様です。

⑥『配信用レコメンド(AIレコメンド)』の契約情報を確認できる

機能の概要

・『配信用レコメンド(AIレコメンド)』の契約/利用状況を確認できる

機能の詳細
配信レコメンドの契約/利用状況を確認できる

「契約/利用状況」アプリにて、『配信用レコメンド(AIレコメンド)』に関する月ごとの「利用状況」と「費用」を把握できます。
具体的には、以下の項目を確認することができます。

● 利用金額詳細
  ※ クリックすることで、配信数内訳(メール / LINE)も確認できます
● 従量課金表

[参考:(左)利用金額詳細 /(右)従量課金表]

AIレコメンド|「サイトレコメンド」の配信実績を確認できる

機能の概要

「サイトレコメンド」の配信後、配信実績を確認することができる

機能の活用シーン

・「サイトレコメンド」の配信後、「表示回数」や「クリック数」といった実績の数値を確認したい場合

機能の詳細
「サイトレコメンド」の配信後、配信実績を確認することができる

今回のリリースで、「サイトレコメンド」の配信実績を
「配信実績一覧画面」および「配信実績詳細画面」で確認することができるようになりました

配信実績の集計は1日1回実施され、「AIレコメンドアイテム別性能計測結果データ」の更新後に自動で反映されます。

[参考:(左)配信実績一覧画面 /(右)配信実績詳細画面]

データパレット|「Snowflake」の『Direct Share』によるデータの参照

機能の概要

・『Direct Share』を利用して、貴社の「Snowflake」のデータを参照できる
・参照したデータをb→dash上で確認できる
・参照したデータをb→dash上で加工したり、施策や分析に利用できる

前提としてb→dashでは、一部のサーバーに「Snowflake」というクラウドサービスを利用しています。
「Snowflake」の『Direct Share』とは、異なるアカウント間でデータを共有できる仕組みのことです。
データの複製や移動を行わずに、データを参照することが可能です。
機能の活用シーン

・貴社の「Snowflake」で管理しているデータをb→dashで活用したい場合
・データ連携や取込を行わず、リアルタイムにデータを参照したい場合
・b→dash上に、1次データのデータ量を増やしたくない場合
・セキュリティの観点から、社外環境へデータを移動せずに運用したい場合

機能の詳細
『Direct Share』を利用して、貴社の「Snowflake」のデータを参照できる

Direct Share(Snowflake)」という連携システムを作成することで、
貴社の「Snowflake」のデータをb→dash上で参照できます
他の外部アプリケーションと同様に、連携システムの作成、編集、削除が可能です。
※「Snowflake」の『Direct Share』の利用方法については、
 『「Snowflake」の『Direct Share』でデータを参照したいをご参照ください

[参考:連携先選択画面]

参照したデータをb→dash上で確認できる

『Direct Share』で参照したデータは、「一次データ」タブに格納されます
また、貴社の「Snowflake」側で「オブジェクト」や「カラム」の削除、物理名の変更が行われた場合、
エラーが発生し、エラーモーダルが表示されます。

[参考:「カラム」が削除された場合に表示されるエラーモーダル]

参照したデータをb→dash上で加工したり、施策や分析に利用できる

『Direct Share』で参照したデータは、他のデータファイルと同様に、
b→dash上で加工したり、メール配信やレポートなどの施策や分析に利用できます

ただし、『Direct Share』ではデータを取り込まず、あくまで参照するのみのため、「更新」の概念がありません
そのため、「データファイル更新トリガー」が必要な後続の設定、施策に対しては、データファイル側で実行時刻を設定することで対応可能です。

[参考:データファイル側で実行時刻を設定する画面]

『Direct Share』で参照したデータを元に、新たなデータを生成することはできますが、
貴社の「Snowflake」上のデータを編集、操作することはできませんので、ご注意ください。

データパレット|「データの流れを確認」画面でデータの更新状況を確認できる

機能の概要

・各データファイルの『最終更新日時』と『最終更新方法』を確認できる

機能の活用シーン

・データの更新状況を簡単に確認したい場合
・更新されていないデータファイルを素早く特定したい場合

機能の詳細
各データファイルの『最終更新日時』と『最終更新方法』を確認できる

「データの流れを確認」画面にて、各データファイルの『最終更新日時』と『最終更新方法』が表示されます。

最終更新日時:該当データファイルが最後に更新された日時
最終更新方法:どのような方法で最終更新が行われたか
         ※ 表示される更新方法の一例:「手動更新」「定期更新」

なお、「Snowflake」の『Direct Share』で連携したデータには「更新」の概念がないため、『最終更新日時』と『最終更新方法』のいずれも「-」(ハイフン)が表示されます。

[参考:リリース前とリリース後の「データの流れを確認」画面]

リリース前に作成されたデータファイルでは、「データの流れを確認」画面を開いても、
『最終更新日時』『最終更新方法』は「-」(ハイフン)が表示されます。
リリース後に更新が行われた場合は、それぞれの項目に値が表示されます。
参考:リリース前の仕様

・「データの流れを確認」画面では、各データファイルがいつ、どのように更新されたかを確認できなかった。

参考:発生していた課題

・データファイルの更新状況を確認するには、各データファイルの詳細画面に遷移する必要があり、手間がかかっていた。

データパレット|後続のSQLデータファイルの定期更新が停止されないようになる

機能の概要

・加工タスクを設定しても、後続のSQLデータファイルの定期更新を停止しないようにする
・「通知設定」の『停止通知』が削除される

機能の詳細
加工タスクを設定しても、後続のSQLデータファイルの定期更新を停止しないようにする

加工データファイルに加工タスクを設定しても、後続のSQLデータファイルの定期更新は停止されません
また、後続にSQLデータファイルが存在する場合は、「後続影響の警告モーダル」で「編集」をクリックすると、
作成されるデータが意図しない内容になる可能性がある旨の文言が表示されます。

[参考:表示される警告モーダル]

「通知設定」の『停止通知』が削除される

後続のSQLデータファイルの定期更新が停止されなくなるため、『停止通知』は不要となり、
「データパレット」から該当項目が削除されます。

[参考:削除される「データパレット」の『停止通知』]

参考:リリース前の仕様

・加工データファイルに加工タスクを設定すると、後続のSQLデータファイルの定期更新が一律で停止されていた。

参考:発生していた課題

・後続のSQLデータファイルの定期更新が停止された場合、ユーザーが手動で更新設定をONに戻す必要があり、
 対応の手間が発生していた。
・更新設定をONに戻し忘れると、古いデータのまま施策が実行され、誤配信のリスクがあった。

データパレット|Salesforce連携で取り込み済み項目のデータ型を保持する

機能の概要

・Salesforce連携で、すでに取り込んだカラムのデータ型を保持する

機能の詳細
Salesforce連携で、すでに取り込んだカラムのデータ型を保持する

Salesforceのオブジェクトに項目が追加され、取込設定を編集する場合でも、
b→dashにすでに取り込まれているカラムのデータ型は保持されます

参考:リリース前の仕様

・取込設定を編集すると、すでに取り込んだカラムのデータ型が、デフォルトの「テキスト型」にリセットされていた。

参考:発生していた課題

・取込設定を編集するたびにカラムのデータ型を再設定する必要があり、作業の手間がかかっていた。

シナリオ|設置済みのタスクを削除しなくてもタスクを途中挿入できる

機能の概要

・”一度も運用開始していないシナリオ”に対して、タスクを途中挿入できる

機能の活用シーン

・シナリオ作成後、一連のタスクの間に、各種アクションタスクや各種分岐タスクなどを途中に挿入したい場合
・既存のタスクを削除せずにシナリオを修正したい場合

機能の詳細
”一度も運用開始していないシナリオ”に対して、タスクを途中挿入できる

一度も運用開始していないシナリオ”、または”運用開始後に複製したシナリオ”の「タスク設定画面」において、
設置済みタスクの間に「タスクを追加」ボタンが追加されます
このボタンを押下すると、空のタスクパネルが表示され、任意のタスクを設定できます。

[参考:タスク設定画面]

リリース以前に作成されたシナリオでも、作成後に一度も運用開始していなければ、本機能を利用できます。
参考:リリース前の仕様

・設置済みタスクの間に新しいタスクを挿入するためには、後続のすべてのタスクを削除する必要があった。

参考:発生していた課題

・設置済みタスクの間に新しいタスクを挿入するためには、後続のすべてのタスクを削除する必要があり、修正に工数がかかっていた。

メール|コンテンツを行単位でテンプレート化して他のコンテンツに貼り付けられる

機能の概要

特定の行をテンプレート化し、別のコンテンツに差し込むことができる
・作成したテンプレートを管理、編集、複製、削除できる

「即時配信メール」では本機能をご利用いただけませんので、ご注意ください。
機能の活用シーン

・複数のコンテンツで、フッターやキャンペーン情報などを繰り返し使用したい場合
・誰が操作しても、一定の品質のコンテンツを作成できるようにしたい場合

機能の詳細
特定の行をテンプレート化し、別のコンテンツに差し込むことができる

「HTMLメール」の「GUI編集モード」にて、コンテンツ内の特定の1行をテンプレートとして保存できます。
保存したものは『ブロックテンプレート』と呼ばれます。
選択した行に含まれる「リンク挿入」「データ挿入」「条件分岐」といった「差し込み機能」もテンプレート化の対象です。

テンプレートを作成、挿入したい場合は、メール作成画面の『ブロックテンプレート』アイコンをクリックしてください。
また、挿入したテンプレートを編集したい場合は、「ブロックテンプレートの適用を解除する」をクリックしてください。
適用を解除すると、『ブロックテンプレート』を編集しても、挿入したテンプレートには編集内容が反映されませんので、
ご注意ください。
※『ブロックテンプレート』の作成方法や挿入方法については、「ブロックテンプレート機能」を利用したい』をご参照ください

1つのコンテンツに最大『50個』までテンプレートを挿入できます。

[参考:(左)『ブロックテンプレート』アイコン /(右)ブロックテンプレートの適用を解除する]

作成したテンプレートを管理、編集、複製、削除できる

作成したテンプレートは、「メールコンテンツ一覧画面」の
ブロックテンプレート一覧アイコン』をクリックすることで確認できます。
『ブロックテンプレート一覧画面』と『ブロックテンプレート詳細画面』では、テンプレートの編集、複製、削除が可能です。

複製:コンテンツへの挿入状況は引き継がれません。
   複製後の『ブロックテンプレート』は、
   どのコンテンツにも挿入されていない状態になります。
削除:利用中のテンプレートは削除できません。
   削除するには、『適用の解除』もしくはコンテンツからの削除が必要です。

[参考:(左)「メールコンテンツ一覧画面」の『ブロックテンプレート一覧アイコン』/(右)ブロックテンプレート一覧画面]

『ブロックテンプレート』を編集すると、
”適用が解除されていない”すべてのテンプレートに編集内容が一括で反映されます
そのため、編集によって『ブロックテンプレート』の容量が大きくなった場合、
テンプレートを挿入しているコンテンツ全体の容量も意図せず増加し、容量上限に達する可能性があります
編集後は、該当の『ブロックテンプレート』を挿入しているコンテンツに対して、
必ずテスト送信を行い、正しく表示、配信されるかをご確認ください
参考:リリース前の仕様

・コンテンツ内の行をテンプレートとして保存することはできなかった。

参考:発生していた課題

・共通の内容であっても、コンテンツごとに都度作成する必要があり、作業工数がかかっていた。
・作成者ごとに操作や手順が異なる場合、品質を保てない可能性があった。

LINE連携|タブ切り替えが可能なリッチメニューを作成できる

機能の概要

・『タブ型のリッチメニュー』を作成、配信できる
・『タブ型のリッチメニュー』を編集、複製、削除、アーカイブできる

[参考:作成できるタブ型のリッチメニューのイメージ]

機能の活用シーン

・「購入前」「購入後」など、状況に応じて内容を切り替えたい場合
・季節やイベント、キャンペーンごとに訴求内容を変更したい場合
・ユーザーが必要な情報を自分で選んで閲覧できるようにしたい場合

機能の詳細
『タブ型のリッチメニュー』を作成、配信できる

「リッチメニュー作成画面」で「リッチメニュータブの数」をプルダウンから選択することで、
『タブ型のリッチメニュー』を作成することができます。
タブごとに、レイアウト、画像、リンク先、メニューバーの文言を設定することができます。
※『タブ型のリッチメニュー』の作成方法については、「タブ型のLINEリッチメニューを作成したい」をご参照ください

タブは最大『4つ』まで設定可能です。

[参考:「リッチメニュー作成画面」の「リッチメニュータブの数」]

本機能のリリースに伴い、LINEコンテンツの新規作成導線が変更されます。
詳細は、本記事「3 その他のリリース機能」に記載の『LINE連携|コンテンツ新規作成導線』をご参照ください。
・『タブ型のリッチメニュー』を編集、複製、削除、アーカイブできる

作成した『タブ型のリッチメニュー』は、他のコンテンツと同様に、各種アイコンをクリックすることで、
編集、複製、削除、アーカイブすることができます。

参考:リリース前の仕様

・『タブ型のリッチメニュー』を作成することができなかった。

参考:発生していた課題

・1つのリッチメニュー画面にすべての情報を収める必要があり、表示内容が整理しづらく、ユーザー体験の質が下がるリスクがあった。

web接客|優先度をドラッグ&ドロップで入れ替えられる

機能の概要

・配信設定の優先度をドラッグ&ドロップで入れ替えることができる

引き続き、b→dashでダウンロードしたCSVファイル上で優先度を入れ替える方法も利用できます。
機能の活用シーン

・複数の配信設定を運用しており、優先度の変更をb→dash上で完結したい場合

機能の詳細
配信設定の優先度をドラッグ&ドロップで入れ替えることができる

優先度設定一覧画面」の「優先度入れ替えアイコン」をクリックすると『優先順位入れ替えモーダル』が表示されます。
このモーダル上で、配信設定の優先度をドラッグ&ドロップで入れ替えることができます。
また、特定の配信設定を優先度に関係なく固定で表示したい場合は、『優先順位固定アイコン』をクリックしてください。
ドラッグ&ドロップでは、優先度を固定することはできません

なお、固定で表示する配信設定の数に、上限はありません
※ CSVファイル上で優先度を入れ替える方法については、
 「web接客コンテンツを配信したい」の『[参考]優先度を設定する』をご参照ください

『優先順位入れ替えモーダル』には、ステータスが「運用中」「停止中」「アーカイブ」の配信設定が表示されます。
「運用終了」の配信設定は表示されず、並び替えはできません。

[参考:(左)優先順位入れ替えモーダル /(右)優先順位固定アイコン]

『優先順位入れ替えモーダル』には、配信設定が最大『50個』まで表示されます。
配信設定が『51個』以上ある場合は、CSVファイル上で優先度を入れ替えてください
参考:リリース前の仕様

・b→dashでダウンロードしたCSVファイル上で優先度を入れ替え、そのファイルをb→dash上にアップロードする必要があった。

参考:発生していた課題

・b→dash上で優先度の入れ替えを直接変更できないため、工数がかかっていた。

web接客|ウェブアクセシビリティ対応の「読み上げテキスト」を設定できる

機能の概要

・web接客/アプリ接客コンテンツに対して「読み上げテキスト」を設定できる

ウェブアクセシビリティについては、「システム用語集:ウェブアクセシビリティ」をご参照ください。
機能の活用シーン

・高齢者や視覚障害者など、支援技術を利用する方にも正しくコンテンツを伝えたい場合
・公共機関や福祉関連事業など、アクセシビリティ対応が求められる環境で、web接客を使用する場合
・「AXE-CORE」や「W3C HTMLチェッカー」などのウェブアクセシビリティ診断ツールで、NGとならないようにしたい場合

機能の詳細
web接客/アプリ接客コンテンツに対して「読み上げテキスト」を設定することができる

web接客/アプリ接客コンテンツ作成画面に「読み上げテキスト設定アイコン」が追加されます
アイコンを押下すると、「読み上げテキスト設定」モーダルが表示され、
スクリーンリーダーで読み上げるテキストを設定することができます
なお、「画像」に関するテキストは「imgタグ」に『alt属性』として、
web接客/アプリ接客コンテンツに関するテキストは「iframeタグ」に『title属性』として設定されます。
※ 読み上げテキストの設定方法については、
 ウェブアクセシビリティ対応の「読み上げテキスト」を設定したい』をご参照ください

[参考:(左)読み上げテキスト設定アイコン /(右)「読み上げテキスト設定」モーダル]

スクリーンリーダーについては、「システム用語集:スクリーンリーダー」をご参照ください。
参考:リリース前の仕様

・スクリーンリーダーで読み上げるテキストを設定することができなかった。

参考:発生していた課題

・ウェブアクセシビリティの診断ツールでNGとなり、コンテンツが表示されないケースがあった。

Push通知|配信履歴APIで配信失敗した配信のログを取得できる

機能の概要

・通知に失敗した配信の履歴を『配信履歴API』で取得できる
 ※『配信履歴API』については、「Push通知の配信履歴APIを実装したい」をご参照ください

『配信履歴API』を利用するためには、別途でオプションのご契約が必要になります
機能を利用したい場合は、弊社カスタマーサクセス担当までご連絡ください。
機能の活用シーン

・エンドユーザー端末の通知設定が「OFF」で通知に失敗したPush通知を「お知らせ一覧画面」に表示したい場合
・通知が届かなかった場合でも、エンドユーザーが後から内容を確認できるようにしたい場合

機能の詳細
通知に失敗した配信の履歴を『配信履歴API』で取得できる

エンドユーザー端末の通知設定が「OFF」の場合でも、
通知に失敗したPush通知の履歴を『配信履歴API』(b→dash API)で取得できます。
APIのリクエストパラメータ「send_status」では、以下の3つから取得対象を指定できます。

● sent  :配信済みの配信履歴のみ取得
● unsent:未配信の配信履歴のみ取得
● all  :すべての配信履歴を取得

リクエストに「send_status」を指定しなかった場合は、「sent」の履歴がレスポンスとして返されます。
参考:リリース前の仕様

・配信履歴APIでは通知に成功した履歴のみ取得可能で、通知設定が「OFF」で通知に失敗したPush通知の履歴は取得できなかった。

参考:発生していた課題

・通知設定が「OFF」で通知に失敗したPush通知の履歴を取得できず、「お知らせ一覧画面」に表示できなかった。

その他のリリース機能

今回のリリースによって設定導線が変わる画面について紹介します。

データパレット|取込元/出力先の連携システム新規作成導線

リリース内容

連携先を選択するモーダルが表示されなくなります。

[参考:リリース前とリリース後の挙動]

LINE連携|コンテンツ新規作成導線

リリース内容

「コンテンツの作成方法」を選択するモーダルが表示されなくなります。
代わりに、「作成するコンテンツの種類」を選択するモーダルが表示されます。

● コンテンツの作成方法  :テンプレート / カスタマイズ
● 作成するコンテンツの種類:メッセージ / Flex Message / リッチメニュー

[参考:リリース前とリリース後の挙動]

注意が必要なリリース機能

「メール作成画面」における『URL判定ロジック』の改修

対象のアプリ

メール/MA

改修概要

「メール作成画面」における『URL判定ロジック』を「メールコンテンツ新規作成API」のロジックに統一

リリース前の課題

メールコンテンツ新規作成API」と「メール作成画面」では、『URL判定ロジック』が異なっていました。
そのため、「一括短縮URL化」の対象となる『URL』に差分が発生していました。

・メールコンテンツ新規作成API:『{』『}』が含まれる場合は不正とみなされ、『URL』と判定されない
・メール作成画面        :『{』『}』が含まれていても、https:』で始まる文字列であれば『URL』と判定される

例えば、『https://bdash/support/{example}』というURLの場合、
「メールコンテンツ新規作成API」では「短縮URL化」されませんが、「メール作成画面」では「短縮URL化」されます。

改修詳細
「メール作成画面」における『URL判定ロジック』を「メールコンテンツ新規作成API」のロジックに統一

『{』『}』は本来『URL』に利用できない文字であり、「メールコンテンツ新規作成API」の判定ロジックが正しい挙動となるため、
「メールコンテンツ新規作成API」の『URL判定ロジック』に統一します

・メールコンテンツ新規作成API / メール作成画面:『{』『}』が含まれる場合は不正とみなされ、『URL』と判定されない

リリースに伴って必要な対応

リリースに伴って必要な対応はございません。
ただしリリース後は、「メール作成画面」でも『{』『}』が含まれる場合は『URL』と判定されず、
「一括短縮URL化」をクリックしても短縮されないことをご認識ください。

リリース前に「メール作成画面」で「短縮URL化」されたURLに影響はありません。

リリースされた機能の一覧

以下では、リリースされた機能の一覧をアプリごとにまとめて紹介しています。

データパレット

# カテゴリ 概要 詳細
1 データの連携 対象のオブジェクトで、
「makeshop」とのAPI連携が可能
【リリース対象の機能/操作】
・makeshop連携を利用している

【アップデート内容】
以下の11個のオブジェクトについて、「CDATA」を経由せずに、
APIで直接連携できるようになりました

❶ OrderDeliveries       ❼ProductNameOptionGroups
❷ OrderDeliveryCarriages   ❽ProductOptionGroupItems
❸ OrderDeliveryNotes     ❾ProductOptionItems
❹ OrderNotes          ❿Products
❺ ProductCategories       ⓫ProductSelectOptions
❻ ProductMemberGroupPrices

※ 今回のアップデートに伴い、
 『Productsオブジェクト』では「差分更新」ができなくなります
2 b→dashデータ 『GeoIP』のバージョンアップ 【リリース対象の機能/操作】
・webアクセスログデータ
・アプリアクセスログデータ

【アップデート内容】
「地域」カラムに格納される値を類推する『GeoIP』(※)のバージョンアップを行いました
今回のバージョンアップによる「地域」カラムの値の変更はありません。
(例:リリース前:Ōsaka → リリース後:Osaka)
また、すでに格納されている値にも影響はありません。

※『GeoIP』とは、「IPアドレス」から「国」「地域」「都市」を推定する
  MaxMind社のサービスです

共通設定

# カテゴリ 概要 詳細
1 ログイン設定 2要素認証の「SMS認証」が
利用できない事象の解消
【リリース対象の機能/操作】
・2要素認証の「SMS認証」を設定している

【発生していた事象】
『認証コード』を送付する電話番号を入力し「SMSを送信」をクリックしても、
SMSが届かない、または届いた『認証コード』で認証に失敗する場合がありました。

【改修内容】
「SMS認証」を利用したログイン処理が正しく動作するよう改修を行いました