本記事について
本記事では、2024年7月24日にリリースされた新規機能や機能改善について、b→dashの画面表示などが変更されたものを抜粋して紹介しています。
リリース機能一覧
データパレット
# | カテゴリ | 概要 | 詳細 |
1 | Azure連携 | Azure連携で利用しているライブラリをアップデートしました。 |
今回のリリースによって、
Azure連携で利用しているライブラリを 『Azure Storage REST API』にアップデートしました。 ※現在利用しているライブラリは、 2024/09に廃止され、サポートされなくなるため、アップデートしました |
2 | データの加工 | 「絞込み」タスクを途中挿入することができるようになりました。 |
今回のリリースによって、
加工タスクを編集する際に、設定されている後続の加工タスクを全て削除することなく、 「絞込み」タスクを途中挿入することができるようになりました。 これまでは、加工タスクの間に新規で加工タスクを追加したい場合、 設定されている加工タスクを削除して、新規に追加する必要がありました。 しかし、今回のリリースによって『加工タスクを挿入アイコン』が追加され、 設定されている加工タスクを削除せずに「絞込み」タスクを途中挿入することができるようになりました。 リリースの詳細については、こちらをご参照ください。 ![]() |
3 |
データファイル
詳細画面 |
カラム名に「<」が含まれている場合に、「<」がプレビュー(※)では「& lt ;」と表示される事象が解消されました。 |
データファイル詳細画面において、以下の事象が解消されました。
① リリース前に発生していた事象 カラム名に「<」が含まれている場合、 データファイル詳細画面では「<」と表示されるが、プレビュー(※)では「& lt ;」と表示されていました。 ※ プレビューとは、 「選択したカラムの内容が表示されます。」という画面を指します ② 今回のリリース内容 上述の事象が解消されました。 |
BI
# | カテゴリ | 概要 | 詳細 |
1 | カスタムレポート | 「表側項目」に関する不具合が解消されました。 |
カスタムレポートについて、以下の事象が解消されました。
①リリース前に発生していた事象 「表側項目」にフィルタを設定する際、 値にシングルクォーテーション(')を含む文字列を設定すると、 集計処理が失敗していました。 ②今回のリリース内容 上述の事象が解消されました。 |
2 | カスタムレポート | 『指標項目』ごとに絞り込み条件を設定することができるようになりました。 |
今回のリリースによって、「カスタムレポート」の作成時に、
『指標項目』ごとに絞り込み条件を設定することができるようになりました。 「カスタムレポート」では、 インプットデータファイルの全データを対象に集計を行うことしかできず、 特定の条件に合致するデータの抽出をすることができませんでした。 しかし、今回のリリースによって 『指標項目』ごとに絞り込み条件を設定した「カスタムレポート」を作成することができるようになりました。 特定の条件でデータを絞り込んで集計することができるため、分析の精度を向上させることができます。 リリースの詳細については、こちらをご参照ください。 ![]() |
3 |
定型レポート /
カスタムレポート |
『処理失敗』のレポートを表示した際に、エラーモーダルが表示されるようになりました。 |
今回のリリースによって、
ステータスが『処理失敗』のレポートの詳細画面を開いた際、 エラーモーダルが表示されるようになりました。 エラーモーダルが表示されるケースは以下のパターンです。 ・データファイルのカラムが削除された ・セグメントのカラムが削除された ・セグメントが削除された ・その他エラーが発生した また、エラー通知を受け取ることもできます。 設定方法については、「通知設定をしたい」の『❷ 通知詳細を設定する』をご参照ください。 ![]() |
メール
# | カテゴリ | 概要 | 詳細 |
1 | メール作成 | コンテンツ編集画面で「リンク挿入」機能が反映されていない事象が解消されました。 |
メール作成において、以下の事象が解消されました。
① リリース前に発生していた事象 「リンク挿入」機能において、以下の事象が発生していました。 ・リンク挿入したはずのブロックにリンクが挿入されず、全く別のブロックにリンクが挿入されている ・リンク挿入をしたにもかかわらず、 リンクが挿入されていない ・リンクを削除したはずが、 確認するとリンクが削除されていない ・連続でリンク挿入を行った場合、 1つ前に挿入したリンクが、1つ後のリンク先に挿入されている ② 今回のリリース内容 上述の事象が解消されました。 |
2 | メール作成 | 「ハイライト」が勝手についてしまう事象が解消されました。 |
メール作成において、以下の事象が解消されました。
① リリース前に発生していた事象 GUI編集モードのコンテンツ編集画面で、 「ハイライト」が勝手についてしまう事象が発生していました。 ② 今回のリリース内容 上述の事象が解消されました。 |
3 |
メール作成 /
テスト送信 |
メールに『制御文字』が含まれていた場合、エラーとして検知することができるようになりました。 |
今回のリリースによって、
メールコンテンツの保存時またはテスト送信時に、 メールに『制御文字』が含まれていた場合、 エラーとして検知することができるようになりました。 コンテンツに利用することができない文字が含まれている旨のエラーモーダルが表示されます。 リリースの詳細については、こちらをご参照ください。 ![]() |
4 | メール配信 | メールに『制御文字』が含まれていた場合、エラーとして検知することができるようになりました。 |
今回のリリースによって、
本番配信時に、メールに『制御文字』が含まれていた場合、エラーとして検知することができるようになりました。 コンテンツに利用することができない文字が含まれているため、 メール配信に失敗した配信対象者が存在する旨のエラーモーダルが表示されます。 リリースの詳細については、こちらをご参照ください。 ![]() |
web接客
# | カテゴリ | 概要 | 詳細 |
1 | 配信設定一覧画面 | 配信設定一覧画面の表示速度が改善されました。 |
配信設定一覧画面において、以下の事象が解消されました。
① リリース前に発生していた事象 システム内のフォルダが多いアカウントにおいて、 配信設定一覧画面のフォルダに表示される「施策数」の表示に時間がかかっていました。 ② 今回のリリース内容 配信設定一覧画面のフォルダに表示される「施策数」の表示速度が改善されました。 |
CMS
# | カテゴリ | 概要 | 詳細 |
1 | フォーム作成 | フォームをスマートフォンで表示した際に、ラジオボタンがフォームの幅を超えてしまう事象が解消されました。 |
CMSのフォーム作成について、以下の事象が解消されました。
①リリース前に発生していた事象 一部のテンプレートにおいて、 カスタム項目の『スコア(回答形式)』を設定し、 「評価数値設定」を「1~8以上」に設定すると、 スマートフォンでフォームを確認した際に、 ラジオボタンがフォームの幅を超えて表示されてしまいました。 ②今回のリリース内容 上述の事象が解消されました。 |
共通設定
# | カテゴリ | 概要 | 詳細 |
1 | 配信制御設定 | 不可日時に関する不具合が解消されました。 |
「配信制御設定」について、以下の事象が解消されました。
① リリース前に発生していた事象 「メール/MA」アプリや「SMS配信」アプリといった特定のアプリに対して設定していた「不可日時」を解除しても設定が残り続けてしまい、 実施されるべき配信が実施されませんでした。 ② 今回のリリース内容 上述の事象が解消されました。 |
機能の詳細
❶「絞込み」タスクを途中挿入することができる
リリースされる機能
活用シーン
・加工データファイルの加工タスクを編集する際に、既存の加工タスクを削除することなく、「絞込み」タスクを途中挿入する
リリースされる機能
➊「絞込み」タスクを、加工タスクの途中に挿入することができる
※「絞込み」タスク以外の加工タスクを途中挿入する機能も開発予定です
「絞込み」タスクを、加工タスクの途中に挿入する機能の詳細については、「加工タスク「絞込み」を途中挿入したい」をご参照ください。
参考:リリースの背景と発生していた課題
リリース前の仕様
・加工タスクを途中で挿入することができなかった。
発生していた課題
・加工タスクの間に、新規に加工タスクを追加したい場合、設定されている加工タスクを削除して、新規に追加する必要があった。
そのため、作業工数が余分に発生していた。
❷ 指標項目ごとに絞り込み条件を設定することができる
リリースされる機能
活用シーン
・「カスタムレポート」の作成にて、特定の条件を設定してレコードを絞り込み、レポートを作成する。
・複数のデータやレポートを準備することなく、1つのレポートで昨対比を可視化する。
リリースされる機能
➊「カスタムレポート」の作成時に、特定の条件でレコードを絞り込むことができる。
具体的には、「カスタムレポート」の指標項目ごとに、以下の絞り込み条件を設定することができる。
1 | 特定の値をカウント(COUNTIFS) |
2 | 特定の値をユニークカウント(COUNTUNIQUEIFS) |
3 | 特定の値を合計(SUMIFS) |
4 | 特定の値の平均(AVERAGEIFS) |
5 | 特定の値の最大(MAXIFS) |
6 | 特定の値の最小(MINIFS) |
指標項目ごとに絞り込み条件を設定する機能の詳細については、「カスタムレポートを作成したい」のこちらの記載をご参照ください。
参考:リリースの背景と発生していた課題
リリース前の仕様
・「カスタムレポート」では、インプットデータファイルの全データを対象に集計を行うことしかできず、特定の条件に合致するデータの抽出ができなかった
発生していた課題
・特定の条件でデータを絞り込んで集計することができず、分析の精度が低下していた
❸ メールに『制御文字』が含まれていた場合、エラーとして検知される
リリースされる機能
活用シーン
・テスト送信時に、テストメールが届かない原因を確認したい
・本番配信時に、メールが届かない原因を確認したい
リリースされる機能
➊ メール保存時またはテスト送信時に、メールに制御文字が含まれていた場合、エラーとして検知する
❷ 本番配信時に、メールに制御文字を含んでいるかエラーが含まれていた場合、エラーとして検知する
➌ エラー検知後、コンテンツ編集画面や配信設定の詳細画面に通知が表示され、エラーとなっているメールを特定できる
※なお、以下の記事にも上述の内容について記載しています
・「HTMLメールを作成したい(GUI)」のこちらの記載
・「単発のメールを本番配信したい」のこちらの記載
参考:リリースの背景と発生していた課題
リリース前の仕様
・制御文字を含むメールが送信されても、エラーを自動で検知する機能がなかった
発生していた課題
・メールに制御文字が含まれていることによって、送信エラーが発生していた
・送信エラーになったにもかかわらず、b→dashの画面からは、エラーの理由が分からなかった