
本記事について
本記事では、2024年11月20日深夜と、21日深夜にリリースされた新規機能や機能改善について、b→dashの画面表示などが変更されたものを抜粋して紹介しています。
以下では、b→dashをご利用いただいているお客様に直接影響がある新規機能や機能改修をまとめた”主なリリース機能”と、アプリケーション別にリリースされた機能をまとめた”リリース機能の一覧”に分けて詳細を記載していますので、ご参照ください。
主なリリース機能
『即時配信メール』(トランザクションメール)が配信可能に
機能の概要
・ユーザーの「購入完了」「登録完了」などの行動をトリガーにした『即時配信メール』(トランザクションメール)を配信することができる
機能の活用シーン
・ユーザーが会員登録後、「会員登録完了メール」を配信したい場合
・ユーザーが店舗に来店後、「来店お礼メール」を配信したい場合
機能の詳細
『即時配信メール』機能を利用すると、ユーザーの行動をトリガーにして、『即時配信メール』配信することができます。
例えば、ユーザーが「購入完了」「登録完了」したタイミングで、「購入完了メール」や「登録完了メール」といったメールを即時配信することができます。
今回のリリースから、即時配信メールb→dash APIを利用することができるようになります。
「購入完了」「登録完了」したタイミングで、貴社のシステムからAPIをリクエストすることで、b→dashで作成したコンテンツが、即時で配信されるようになります。
「購入完了メール」や「登録完了メール」を即時配信することで、ユーザーが即座にメールで「購入内容」や「登録内容」を確認することができ、ユーザーの安心感や顧客満足度の向上に繋がります。
参考:『即時配信メール』の全体像
なぜ利用できないのか?
前提として、Googleの「メール送信者のガイドライン」において、マーケティングメールやプロモーションメールの規定と、即時配信メール(トランザクションメール)の規定は異なっています。
マーケティングメールやプロモーションメールには、「登録解除ボタン」の設置が義務付けられていますが、即時配信メール(トランザクションメール)に「登録解除ボタン」の設置は義務付けられていません。
もしも、「メール/MA」もしくは「シナリオ」アプリからセグメントを用いて配信されるメール(マーケティングやプロモーションメール)と同じドメインを利用すると、Googleの「メール送信者のガイドライン」に抵触し、ドメインを利用することができなくなる可能性があります。
そのため、すでに利用しているドメインは、『即時配信メール』の送信元情報として利用できません。
どうすればよいのか?
一方で、すでに送信元として利用しているドメインの「サブドメイン」は利用することができますので、『即時配信メール』をご利用いただくにあたり、「新しいドメイン」もしくは「サブドメイン」のご準備をお願いします。
参考:『即時配信メール』と『通常のメール』(セグメントメール)の差分
以下では、『即時配信メール』と『通常のメール』(セグメントメール)の違いについて、「目的」「機能」に分けて紹介しています。
※『通常のメール』(セグメントメール)とは、「メール/MA」もしくは「シナリオ」アプリからセグメントを用いて配信されるメールのことです
メールの種類 | 目的 | 機能 |
即時配信メール |
ユーザーが行ったアクションに対する
即時の通知や確認を送信し、 安心感や顧客満足度の向上を促進 |
ユーザーの特定のアクション(例:購入完了、アカウント登録)に応じて自動でメールを即時配信します。
b→dashに連携されたデータは利用せず、貴社が保持しているユーザーのメールアドレスをb→dashに自動で連携されることで、メールが即時配信されます。 『即時配信メール』の配信は、以下のフローで行われます。 ① ユーザーがwebサイト上で 「購入」や「登録」といったアクションを行う ② アクションを行ったユーザーのメールアドレスが b→dashに自動で連携 ③ 配信開始 ※ なお、『即時配信メール』用のb→dash APIがリクエストされるように、 事前に貴社システムにてAPIの実装を行う必要があります |
通常のメール
(セグメント配信メール) |
ユーザーの興味関心に合わせた商品やサービスを提案し、
エンゲージメントやリピート購入を促進 |
ユーザーの「購買履歴」や「行動履歴」にもとづいて
配信タイミングやコンテンツを最適化し、 マーケティングメールを配信します。 『通常のメール』(セグメント配信メール)の配信は、以下のフローで行われます。 ① データ連携 ② セグメント抽出 ③ 設定した配信タイミングに配信開始 |
参考:『即時配信メール』で利用することのできる機能の一覧
以下では、『即時配信メール』の「コンテンツ作成」や「配信設定の作成」で利用することのできる機能について、『通常のメール』(セグメントメール)で利用することのできる機能と比較して、紹介しています。
「SFTP連携」のエラーメッセージを画面上で確認可能に
今回のリリースによって、「SFTP連携」でエラーが発生した際に、b→dashの画面上でエラーメッセージを確認することができるようになりました。
エラーが発生した連携システムをクリックすると、エラーモーダルが表示されます。
エラーモーダルで確認することができるエラーメッセージについては、以下の表をご参照ください。
# | 表示されるエラーメッセージ |
1 |
圧縮ファイルの解凍に失敗しました。
以下をご確認ください。 <考えられる原因> ・b→dashで解凍不可能な形式で圧縮されている ・b→dashに登録されている圧縮時のパスワードが誤っている |
2 | 連携に失敗しました。 |
# | 表示されるエラーメッセージ |
1 |
圧縮ファイルの解凍に失敗しました。
以下をご確認ください。 <考えられる原因> ・b→dashで解凍不可能な形式で圧縮されている ・b→dashに登録されている圧縮時のパスワードが誤っている |
2 |
貴社のSFTPサーバー上に存在しないフォルダパスが設定されているため、連携に失敗しました。
「編集」から設定内容を修正してください。 |
3 |
b→dash側または貴社側のサーバーの登録内容に不備があったため連携に失敗しました。
「編集」から設定内容を修正してください。 |
4 | b→dashで対応していない暗号方式がSSH公開鍵に利用されているため、連携に失敗しました。 |
5 |
ネットワークに問題があったため、連携に失敗しました。
<考えられる原因> ・接続先のアドレスが誤っている ・b→dashのIPアドレスが許可されていない |
6 | 連携に失敗しました。 |
[参考画像:表示されるエラーモーダル]
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「ecforce連携」で連携することができる『カラム』が追加
今回のリリースによって、「ecforce連携」の「Customers」オブジェクトと「Product」オブジェクトで、連携することができる『カラム』が追加されました。
「ecforce連携」でそれぞれのオブジェクトに追加される『カラム』については、以下の表をご参照ください。
また、追加されたカラムを連携したい場合は、取込設定を行ってください。
注意が必要なリリース機能
「運用中」にすることができるサイトレコメンドに上限を設定
今回のリリース内容
対象のアプリ
レコメンド
リリース内容
「運用中」にすることができるサイトレコメンドの数に上限を設定しました。
上限は『300個』です。
リリース後の影響
影響範囲
サイトレコメンド
※「配信レコメンド」に影響はありません
リリース後の挙動
すでに『300個』以上のサイトレコメンドの設定が「運用中」である場合、新規にサイトレコメンドの設定を「運用中」にすることはできません。
また、すでに『300個』以上のサイトレコメンドの設定が「運用中」のため、運用を開始することができない旨のエラーメッセージが表示されます。
参考:発生していた事象
「運用中」のサイトレコメンドが『300個』よりも多くある場合、ページURLをもとに、表示条件に合致するサイトレコメンドを特定する処理に時間がかかってしまい、「サイトレコメンド」が表示されなくなったり、表示されるまでに時間がかかる場合がありました。
リリースに伴って必要な対応
すでに『300個』以上のサイトレコメンドの設定が「運用中」にしており、新規にサイトレコメンドの設定を「運用中」にしたい場合は、利用していないサイトレコメンドの設定を「停止中」に変更し、「運用中」のサイトレコメンドを『300個』以下にしてください。
「mail_failed」のレコードが「顧客ID」×「メールアドレス」で1レコードずつ作成
今回のリリース内容
対象のアプリ
メール/MA
リリース内容
以下の2つの条件に該当し、配信に失敗した場合、「顧客ID」×「メールアドレス」の組み合わせで1レコードずつ作成されるようになります。
そのため、リリース後からは配信実績の『失敗数』が正しい数値で表示されます。
【条件】
・『重複排除設定』が「OFF」の配信設定
・配信対象セグメントに、異なる2つの顧客IDに紐づくメールアドレスが存在する
リリース後の影響
影響範囲
・メール行動ログデータ
・メール配信実績
・メール行動ログデータをインプットにしているデータファイル/レポート/セグメント
リリース後の挙動
上述の2つの条件に該当し、配信に失敗した場合、「リリース前に配信したメールの配信実績」と「リリース後に配信したメールの配信実績」を比較すると、『失敗数』が減少し、『成功数』が増加する可能性があります。
例えば、「9/17 10:15」の配信で、配信に失敗した場合、「mail_failed」のレコードが重複して作成されます。
しかし、リリース後の「11/22 10:15」の配信では、「mail_failed」のレコードが「顧客ID」×「メールアドレス」の組み合わせで1レコードずつ作成されます。
そのため、配信実績の『失敗数』が減少し、『成功数』が増加する可能性があります。
リリースに伴って必要な対応
リリースに伴って必要な対応はございません。
配信実績における『失敗数』の減少と『成功数』の増加が発生する可能性があることを、ご認識ください。
リリースされた機能の一覧
以下では、リリースされた機能の一覧をアプリごとにまとめて紹介しています。
データパレット
# | カテゴリ | 概要 | 詳細 |
1 | ecforce連携 |
「Customers」オブジェクトと「Product」オブジェクトで
連携することができる『カラム』が追加されました。 |
今回のリリースによって、
「Customers」オブジェクトと「Product」オブジェクトで 連携することができる『カラム』が追加されました。 ① リリース前 「Customers」オブジェクトの『氏名』カラムと 「Product」オブジェクトの『画像URL』カラムを 連携することができませんでした。 ② リリース後 「Customers」オブジェクトの『氏名』カラムと 「Product」オブジェクトの『画像URL』カラムを 連携することができるようになりました。 詳細については、 『「ecforce連携」で連携することができる『カラム』が追加』をご参照ください。 |
2 | SFTP連携 |
SFTP連携でエラーが発生した際に、
b→dashの画面上で エラーメッセージを確認することができるようになりました。 |
今回のリリースによって、SFTP連携でエラーが発生した際に、
b→dashの画面上でエラーメッセージを 確認することができるようになりました。 ① リリース前 b→dashの画面上でエラーメッセージを確認することができませんでした。 ② リリース後 エラーが発生した連携システムをクリックすると、 エラーモーダルが表示されます。 エラーモーダルで確認することができるエラーメッセージについては、 『SFTP連携のエラーメッセージを画面上で確認可能に』をご参照ください。 |
3 | SFTP連携 |
SFTP連携でエラーが発生した際に、
『ベル』『メール』『slack』のいずれかの方法で エラーメッセージを確認することができるようになりました。 |
今回のリリースによって、SFTP連携でエラーが発生した際に、
『ベル』『メール』『slack』のいずれかの方法で エラーメッセージを確認することができるようになりました。 ① リリース前 『ベル』『メール』『slack』のいずれかの方法で エラーメッセージを確認することができませんでした。 ② リリース後 「共通設定」アプリの通知設定画面にて 『データファイルの連携(SFTP)』を設定することで、 『ベル』『メール』『slack』のいずれかの方法で エラーメッセージを確認することができます。 エラーメッセージを受け取る方法については、 「通知設定をしたい」の『通知詳細を設定する』をご参照ください。 |
4 | SFTP連携 |
『b→dashが貴社のサーバーからデータを受け取るパターン』にてエラーが発生すると、
ステータスが「接続失敗」になるようになりました。 |
今回のリリースによって、
SFTP連携の『b→dashが貴社のサーバーからデータを受け取るパターン』にて エラーが発生すると、ステータスが「接続失敗」になるようになりました。 ① リリース前 エラーが発生してもステータスが「接続完了」になっていました。 ② リリース後 エラーが発生するとステータスが「接続失敗」になり、 該当の連携システムをクリックすると、エラーモーダルが表示されます。 エラーモーダルで確認することができるエラーメッセージについては、 『SFTP連携のエラーメッセージを画面上で確認可能に』をご参照ください。 |
5 | 外部アプリケーション連携 |
外部アプリケーションとの連携において、
b→dash全体でデータ連携の開始時間が遅延する事象が解消されました。 |
「SpreadSheet」や「Salesforce」といった外部アプリケーション連携において、
以下の事象が解消されました。 ① リリース前に発生していた事象 アプリケーションとの連携タイミングを 同時刻に設定している連携設定が多い場合に、 b→dash全体でデータ連携の開始時間が遅延する事象が発生していました。 原因は、同時刻に設定している連携設定の数に対して、 並列で連携処理をすることができる数が少なかったためです。 ② 今回のリリース内容 並列で連携処理をすることができる件数が改修され、 上述の事象が解消されました。 なお、上述の事象解消は、すべての外部アプリケーションが対象です。 |
6 | 外部アプリケーション連携 |
外部アプリケーションから連携したデータは、
すべて自動的に『UTF-8』で取り込まれるようになりました。 |
「SpreadSheet」や「Salesforce」といった外部アプリケーション連携において、
以下の事象が解消されました。 ① リリース前に発生していた事象 外部アプリケーションから連携したデータの取込設定時に 『文字コード』で『shift-JIS』に設定すると、 『文字化け』が発生する場合がありました。 原因は、外部アプリケーションから連携したデータは、 すべて『UTF-8』で作成されているものの、 『文字コード』を『shift-JIS』に設定していたためです。 ② 今回のリリース内容 外部アプリケーションから連携したデータは、 すべて自動的に『UTF-8』で取り込まれるようになりました。 そのため、「データファイルの取込設定」の『文字コード設定』アイコンは非活性となります。 ただし、すでに『shift-JIS』を設定しているデータファイルについては、 『文字化け』が発生している可能性があるため、 『UTF-8』に変更することができるようになっています。 ※ 一度『shift-JIS』から『UTF-8』に変更すると、 『shift-JIS』に戻すことはできませんので、ご注意ください またデータファイルの『文字コード』は、 データファイル詳細画面の「取込設定」をクリックすることで確認できます。 「取込設定」の確認方法については、『データを取り込みたい』の『3 データファイルの取込設定の編集方法』をご参照ください。 なお、上述の事象解消は、すべての外部アプリケーションが対象です。 |
7 | データの統合 |
2024年9月18日深夜と19日深夜のリリース時に削除されずに、
b→dashに残り続けていた中間データを削除しました。 |
統合データにおいて、以下の事象が解消されました。
① リリース前に発生していた事象 2024年9月18日深夜と19日深夜のリリースにて、 統合データを削除した際に、中間データも同時に削除されるように改修されました。 しかし、このリリース以前に削除した統合データの中間データは、 リリース時に削除されずに、b→dashに残り続けていました。 ② 今回のリリース内容 2024年9月18日深夜と19日深夜のリリース時に削除されずに、 b→dashに残り続けていた中間データを削除しました。 なお、中間データを削除したことによる 「既存データ」や「データ保持量」への影響はありません。 |
8 | webアクセスログデータ |
『webアクセスログデータ』の
更新開始時間が遅延する事象が解消されました。 |
『webアクセスログデータ』において、以下の事象が解消されました。
① リリース前に発生していた事象 b→dash全体で、 『webアクセスログデータ』と同じタイミングで更新されるデータが多い時間帯において、 『webアクセスログデータ』の更新開始時間が遅延する事象が発生していました。 ② 今回のリリース内容 並列で更新処理をすることができる件数が改修され、 上述の事象が解消されました。 |
9 | webアクセスログデータ |
『webアクセスログデータ』をインプットとする加工データにて、
エラーが発生する事象が解消されました。 |
『webアクセスログデータ』において、以下の事象が解消されました。
① リリース前に発生していた事象 『webアクセスログデータ』をインプットとする加工データにて、 以下の手順で操作すると、 エラーが発生する事象が発生していました。 ❶ データファイルの編集方法として「上書き保存」を選択 ❷ 設定されているクレンジングタスクを全て削除する ❸ クレンジングタスクを追加する ➍ ❸のクレンジングタスクを編集する ❺「適用」をクリックする ② 今回のリリース内容 パフォーマンス改善を行い、上述の事象が解消されました。 |
10 | LINE ID連携データ |
「連携日時」カラムに、
”ユーザーのLINE ID連携が完了した日時”が格納されるようになりました。 |
『LINE ID連携データ』において、以下の事象が解消されました。
① リリース前に発生していた事象 「連携日時」カラムに、 ” ユーザーのLINE ID連携が完了した日時 ”ではなく、 ”『LINE ID連携データ』の更新タイミングの日時 ”が格納されていました。 ② 今回のリリース内容 上述の事象が解消され、「連携日時」カラムに、 ”ユーザーのLINE ID連携が完了した日時”が格納されるようになります。 ※ 2024年11月20日以前に「連携日時」カラムに格納されている ”『LINE ID連携データ』の更新タイミングの日時 ”は修正されません |
BI
# | カテゴリ | 概要 | 詳細 |
1 |
定型レポート
/ カスタムレポート |
レポートをCSVダウンロードする際、
『改行コード』を選択することができるようになりました。 |
定型レポート/カスタムレポートにおいて、以下の事象が解消されました。
① リリース前に発生していた事象 以下の2つの条件を満たす定型レポート/カスタムレポートをCSVダウンロードすると、 b→dashがデフォルトで設定している『改行コード』の『LF』と異なるためにエラーが発生し、 ダウンロードすることができない事象が発生していました。 【条件】 ❶ レポート作成時に選択したカラムのレコードに 『改行』が複数含まれている ❷ 改行に『CRLF』が使用されている ② 今回のリリース内容 レポートをCSVダウンロードする際、 『改行コード』を選択することができるようになりました。 具体的には、『CRLF』『LF』『CR』から選択することができます。 貴社で利用しているOS(※)に合わせて、『改行コード』を選択してください。 ※『Windows』の場合は『CRLF』、 『MacOS』の場合は『LF』を選択してください |
メール配信
# | カテゴリ | 概要 | 詳細 |
1 | 配信実績 |
「mail_failed」のレコードが
「顧客ID」×「メールアドレス」で 1レコードずつ作成されるようになりました。 |
配信設定の作成において、以下の事象が解消されました。
① リリース前に発生していた事象 『重複排除設定』が「OFF」の配信設定にて、 異なる2つの顧客IDに紐づくメールアドレスが同じであるかつ、配信に失敗した場合、 「mail_failed」のレコードが2レコード作成されていました。 ② 今回のリリース内容 上述の事象が解消されました。 「mail_failed」のレコードが、 「顧客ID」×「メールアドレス」の組み合わせで1レコードずつ作成されます。 なお、既存の配信実績の数値には影響ありませんが、 「リリース前に配信したメールの配信実績」と 「リリース後に配信したメールの配信実績」を比較すると、 『失敗数』が減少し、『成功数』が増加する可能性があります。 詳細については、『「mail_failed」のレコードが「顧客ID」×「メールアドレス」で1レコードずつ作成』をご参照ください。 |
2 |
コンテンツ作成
/ 配信設定 |
『即時配信メール』(トランザクションメール)を
配信することができるようになりました。 |
今回のリリースによって、
『即時配信メール』(トランザクションメール)を配信することができるようになりました。 詳細については、「『即時配信メール』(トランザクションメール)が配信可能に」をご参照ください。 |
3 | コンテンツ作成 |
「一括短縮URL化」アイコンをクリックした際に表示されるモーダルに、
画像のURLも表示される事象が解消されました。 |
コンテンツの作成について、以下の事象が解消されました。
① リリース前に発生していた事象 「HTML編集モード」のコンテンツ編集画面にて、以下の手順で操作すると、 「一括短縮URL化」アイコンをクリックした際に表示されるモーダルに、 『aタグ』の『href要素』に設定したURLだけでなく、 画像のURLも表示される場合がありました。 ❶「HTML編集モード」にて、『aタグ』における『src属性』に 『https://example.net/image/123.jpg』のような画像のURLを記載 ❷ コンテンツを保存 ❸ ❶のコンテンツ編集画面を開く ➍「一括短縮URL化」アイコンをクリックする ② 今回のリリース内容 上述の事象が解消され、 「一括短縮URL化」アイコンをクリックした際に表示されるモーダルに、 『aタグ』の『href要素』に設定したURLのみが表示されるようになりました。 |
4 | コンテンツ作成 |
「一括短縮URL化」アイコンをクリックした際に表示されるモーダルに、
直前のコンテンツに挿入しているURLが表示される事象が解消されました。 |
コンテンツの作成について、以下の事象が解消されました。
① リリース前に発生していた事象 「HTML編集モード」のコンテンツの編集画面にて、以下の手順で操作すると、 「一括短縮URL化」アイコンをクリックした際に表示されるモーダルに、 直前のコンテンツに挿入しているURLが表示される事象が発生していました。 ❶「一括短縮URL化」の対象となるURLが存在するコンテンツの編集画面を開く ❷ 画面左上の「メールコンテンツ一覧」をクリックする ❸「新規作成」をクリックし、コンテンツを新規に作成する ➍「一括短縮URL化」アイコンをクリックする ❺ モーダルに❶のコンテンツに挿入しているURLが表示される ② 今回のリリース内容 上述の事象が解消されました。 |
5 | 配信設定 | 配信対象外理由に表示される文言が変更されました。 |
配信結果一覧について、以下の事象が解消されました。
① リリース前に発生していた事象 配信結果に「配信対象外」となったユーザーが含まれている場合に、 配信結果一覧の配信対象外理由に表示される 『差込や条件判定に使うリソースの削除』という文言が分かりにくく、 配信対象外となった理由の詳細を、弊社に問い合わせる必要がありました。 ② 今回のリリース内容 配信結果一覧の配信対象外理由に表示される文言が、 以下のように変更されました。 【変更”前”の文言】 ・差込や条件判定に使うリソースの削除 【変更”後”の文言】 ・差込データや条件判定に利用しているカラムの削除 ※ 配信結果一覧の配信対象外理由に表示される文言と原因については、 「メールの配信実績を確認したい」のこちらの記載をご参照ください ![]() |
レコメンド
# | カテゴリ | 概要 | 詳細 |
1 | サイトレコメンド |
「運用中」にすることができるサイトレコメンドの数に
『300個』の上限を設定しました。 |
サイトレコメンドについて、以下のように仕様が変更されました。
① リリース前に発生していた事象 「運用中」のサイトレコメンドが『300個』よりも多くある場合、 ページURLをもとに、表示条件に合致するサイトレコメンドを特定する処理に時間がかかってしまい、 「サイトレコメンド」が表示されなくなったり、 表示されるまでに時間がかかる場合がありました。 ② 今回のリリース内容 「運用中」にすることができるサイトレコメンドの数に上限を設定しました。 上限は、『300個』です。 詳細については、『「運用中」にすることができるサイトレコメンドに上限を設定』をご参照ください。 |
CMS
アプリ共通
# | 対象アプリ | 概要 | 詳細 |
1 |
メール
SMS Push通知 LINE web接客 シナリオ |
配信実績一覧画面をCSVダウンロードした際、
「未設定」「未集計」「-」と表示されている項目は、 ダウンロード後のファイルで『空白』が格納されるようになりました。 |
配信実績一覧画面について、以下の事象が解消されました。
① リリース前に発生していた事象 配信実績一覧画面に表示されている項目の数値をCSVダウンロードした際、 配信実績一覧画面で「未設定」「未集計」「-」と表示されている項目は、 ダウンロード後のファイルで『0』が格納される事象が発生していました。 【配信実績一覧画面の表示内容】 ・「未設定」:項目の数値を表示するためのデータファイルが 設定されていない ・「未集計」:配信実績データの設定後または変更後、 初回の実績集計が完了していない ・「-」 :計測対象の項目が存在しない(※) ※ ”計測対象の項目が存在しない”状態とは、 「SMS配信」や「LINE配信」などにおいて、 計測することができない実績の項目のことを指します (例:「SMS配信」の『開封数』『開封率』) ② 今回のリリース内容 配信実績一覧画面に表示されている項目の数値をCSVダウンロードした際、 配信実績一覧画面で「未設定」「未集計」「-」と表示されている項目は、 ダウンロード後のファイルで『空白』が格納されるようになりました。 |
2 | SDK |
「SDK」の『プライバシーマニフェスト』から、
不要な項目を削除しました。 |
今回のリリースによって、
「iOS」の「SDK」における『プライバシーマニフェスト』(※)の内容から、 不要な項目を削除しました。 ※ 『プライバシーマニフェスト』とは、 アプリなどが収集するデータの種類や使用目的を明確にし、 ユーザーのプライバシー保護を強化するための仕組みのことです |