本記事について
本記事では、2025年8月26日(火)深夜と、27日(水)深夜にリリースされた新規機能や機能改善について、b→dashの画面表示などが変更されたものを抜粋して紹介しています。
以下では、b→dashをご利用いただいているお客様に直接影響がある新規機能や機能改修をまとめた”主なリリース機能”と、アプリケーション別にリリースされた機能をまとめた”リリース機能の一覧”に分けて詳細を記載していますので、ご参照ください。
リリース情報について、弊社カスタマーサクセス担当にお問い合わせいただく前に本記事をご参照ください。
主なリリース機能
データパレット|取込元に「FTPS」を追加
機能の概要
・基幹システムの取込元として「FTPS」を追加
「FTPS」については、「用語集:FTPS」をご参照ください。
機能の活用シーン
・顧客情報や購買情報など、機密性の高いファイルを暗号化通信で連携したい場合
機能の詳細
基幹システムの取込元として「FTPS」を追加
b→dashへの取込元として、「FTPS」を選択することができるようになりました。
他の基幹システムと同様に、連携システムの作成、編集、削除が可能です。
※「FTPS」からデータを取り込みたい場合は、『FTPSでデータを取り込みたい』をご参照ください
利用できるファイルの取得方法は『b→dashが貴社のサーバーへデータを取りに行くパターン』のみです。
[参考:(左)連携先の選択画面 /(右)ファイルの取得方法の選択画面]
参考:リリース前の仕様
・基幹システムの取込元に「FTPS」が存在しなかった。
アプリ共通|b→dashのタブに「画面名」を表示
対象アプリ
・web接客
・契約利用状況
・共通設定
機能の概要
・b→dashのタブに「画面名」が表示される
機能の活用シーン
・複数の画面を同時に開いて作業をしている際に、目的のタブを素早く特定したい場合
機能の詳細
b→dashのタブに「画面名」が表示される
b→dashのタブに、”開いている画面名”が表示されるようになります。
[参考:リリース前とリリース後の画面]
参考:リリース前の仕様
・b→dashのタブには、”「b→dash」という文言”のみが表示されており、どの画面を開いているのか分からなかった。
参考:発生していた課題
・複数タブを同時に開いた際、どのタブでどの画面を開いているのか判別しづらく、作業効率が低下していた。
リリースされた機能の一覧
以下では、リリースされた機能の一覧をアプリごとにまとめて紹介しています。
メール配信
# | カテゴリ | 概要 | 詳細 |
1 |
通常のメール
(セグメント 配信メール) |
「ボタン要素」のHTMLを短くする改修 |
【リリース対象の機能/操作】
・HTMLメールの「GUI編集モード」「HTML編集モード」 ・メール作成画面 ・コンテンツ内に「ボタン」を挿入 【発生していた事象】 b→dashが提供する「ボタン要素」のHTMLが長いため、 1行あたりのHTMLが容易に800バイトを超過する事象が発生していました。 【改修内容】 「ボタン要素」のHTMLが短くなるように改修を行いました。 |
2 |
通常のメール
(セグメント 配信メール) |
「コンテンツ」のHTMLを短くする改修 |
【リリース対象の機能/操作】
・HTMLメールの「GUI編集モード」 ・メール作成画面 【発生していた事象】 作成したコンテンツの「HTML」が長く、受信環境によっては 「メッセージ全体を表示」といった形で本文が省略表示される場合がありました。 【改修内容】 メールコンテンツのHTMLが短くなるように改修を行いました。 |
3 | メール登録解除データ | 同一組み合わせのレコード削除時のエラー解消 |
【リリース対象の機能/操作】
・10件のレコードを削除 (メール配信サーバーとして「Mail Publisher」を利用している) ・同一の『差出人メールアドレス(Fromアドレス)』と 『受信者メールアドレス(Toアドレス)』の組み合わせのレコードが複数登録されている 【発生していた事象】 前提として、『メール登録解除データ』から一度に削除できるレコードの上限は、 『10件』です。 しかし、同一の組み合わせのレコードが複数登録されている場合、 削除処理の段階で上限を超過してしまい、エラーが発生していました。 【改修内容】 同一の組み合わせのレコードが複数登録されていても、 正常に削除できるように改修を行いました。 |
SMS配信
# | カテゴリ | 概要 | 詳細 |
1 | 送信元電話番号 | 意図した電話番号で配信できない事象の解消 |
【リリース対象の機能/操作】
・『送信元番号複数登録オプション』と 『発信元番号全キャリア共通化オプション』の両方を契約している 【発生していた事象】 送信元電話番号の通信キャリアが「ソフトバンク」の場合、 意図した電話番号で配信できない事象が発生していました。 【改修内容】 送信元電話番号の通信キャリアが「ソフトバンク」の場合でも、 意図した電話番号で配信できるように改修を行いました。 |
コンテンツボックス
# | カテゴリ | 概要 | 詳細 |
1 | 短縮URL | 『短縮URL』を削除することができない事象の解消 |
【リリース対象の機能/操作】
・コンテンツ一覧画面 ・『短縮URL』が「10,000件」以上存在している 【発生していた事象】 削除処理でタイムアウトエラーが発生し、 『短縮URL』を削除できない事象が発生していました。 【改修内容】 上記のような場合でも『短縮URL』が削除されるように改修を行いました。 |
共通設定
# | カテゴリ | 概要 | 詳細 |
1 | ログイン設定 | 「SMS認証コード」の有効期限の改修 |
【リリース対象の機能/操作】
・2要素認証の「SMS認証」を設定している 【リリース前の仕様】 「認証コード」の有効期限は『1分』でした。 SMSの受信に『1分』以上かかることがあり、 受信した時点で「認証コード」の有効期限が切れてしまうため、 ログインできない事象が発生する場合がありました。 【リリース後の仕様】 「認証コード」の有効期限は『10分』です。 |