本記事について
本記事では、2024年1月17日にリリースされた新規機能や機能改善について、b→dashの画面表示などが変更されたものを抜粋して紹介しています。
リリース機能一覧
アプリケーション別にリリースされた機能をまとめましたので、ご参照ください。今回のリリースでは、「データパレット」「BI」「メール配信」「SMS配信」「LINE配信」「Push通知」「シナリオ」「CMS」の機能が改善されました。詳細については下記をご参照ください。
➊ データパレット
# | カテゴリ | 機能 |
1 | データ連携 |
連携するアプリケーションを選択する画面の説明文とロゴ画像が修正されました。
修正された対象のアプリケーションについては、下記をご参照ください。 【アプリケーションの説明文】 ●ebisumart ●ecforce ●futureshop ●kintone ●porters ●Salesforce Sales Cloud ●Salesforce Service Cloud ●Sansan ●Shopify(カスタムアプリ) ●shopserve ●SpredSheet ●サブスクストア 【ロゴ画像】 ●Shopify(カスタムアプリ) |
2 | データ取込 |
データファイルの更新方法を「差分更新」に設定したデータファイルにて、カラム数の増減が原因で取込エラーが発生し、エラーの解消方法として『既存データファイルに取り込む』を選択した場合、再取込するファイルを選択することができるようになりました。
再取込するファイルを複数選択した場合は、処理開始日時の昇順で取り込みが行われます。 ![]() |
3 | データの加工 |
データを横持ちから縦持ちに変更することができる加工テンプレート「顧客ごとに横持ちのデータを縦に並べて変換」が追加されました。
詳細については、こちらの記載をご参照ください。 ![]() |
4 | データの加工 |
『型変換』タスクでエラーが発生した際にデータファイル詳細画面と処理実行履歴画面に表示されるエラーモーダルの文言が変更されました。
「型変換を伴う処理で、指定したデータ型に変換できない値が存在しています。インプットのデータファイルまたは加工タスクの設定の見直しを行ってください。」と表示されます。 ![]() |
5 | データの統合 |
データフロー確認画面と編集画面にて、データファイルをクリックすると、データ統合の設定内容を確認することができるようになりました。編集権限がないユーザーでも、設定内容を確認することができます。
また、データファイルに「縦統合アイコン」と「横統合アイコン」が追加されたため、データフロー確認画面上と編集画面上で、統合方法を確認することができるようになりました。 詳細については、こちらの記載をご参照ください。 ![]() |
6 | データの統合 |
対象の統合テンプレートの抽出条件に『「デバイスカテゴリ」カラムの値が”crawler”でない』が追加されました。「ページアクセス分析」レポートの「平均ページ滞在時間」の値が正しく表示されます。
また、対象の統合テンプレートにて、統合に必要なカラムとして「デバイスカテゴリ」カラムの選択が必須になりました。 対象の統合テンプレートについては、下記をご参照ください。 【対象の統合テンプレート】 ●ページアクセス分析 ●サイト内検索キーワード分析 ●離脱ページ分析 ●エリア別流入分析 |
➋ BI
# | カテゴリ | 機能 |
1 | サマリレポート |
サマリレポートの「編集画面」や「詳細画面」を100%の倍率で表示している場合、『横15マス×縦9マス』で表示されるようになりました。設定できるパネルの最小サイズは、『横3マス×縦3マス』です。
また、パネルを配置したいマスが「横3マス×縦3マス」以下の場合、マスを押下することができません。 ![]() |
➌ メール配信
➍ SMS配信
❺ LINE配信
❻ Push通知
# | カテゴリ | 機能 |
1 | コンテンツ編集画面 |
カスタムペイロード入力画面に「データ挿入」のアイコンが追加され、カスタムペイロードに「データ挿入」をすることができるようになりました。
ただし、「json形式」が崩れたり、「データ挿入」によってコンテンツの容量の上限を超えた場合、配信失敗となります。 ![]() |
2 | 配信設定一覧画面 |
配信設定一覧画面に『Push通知トークン情報』のアイコンが追加され、トークン情報を一覧で確認することができるようになりました。
確認することができる項目については、下記をご参照ください。 【Push通知トークン一覧画面で確認することができる項目】 ●ID ●アプリID ●UUID ●FCMトークン ●デバイスOS名 ●デバイスOSバージョン ●作成日時 ●更新日時 詳細については、こちらの記載をご参照ください。 ![]() |
3 | テスト送信 |
送信先選択画面にて、「テストデータ設定名」で検索することができるようになりました。
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4 | テストデータ挿入 |
テストデータ選択画面にて、「テストデータ設定名」で検索することができるようになりました。
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❼ シナリオ
❽ CMS
# | カテゴリ | 機能 |
1 | アンケート/フォームの作成 |
自動返信メール編集画面に「HTML編集モード」のアイコンが追加され、「GUI編集モード」から「HTML編集モード」に変更することができるようになりました。
※「HTML編集モード」から「GUI編集モード」に変更することはできません ![]() |
リリース機能の詳細
➊ 加工テンプレートの追加について
リリースの背景
2024年1月17日のリリース前までは、加工テンプレート「顧客ごとに横持ちのデータを縦に並べて変換」がありませんでした。その結果、顧客ごとに横持ちのデータを縦に並べて変換したい場合は、複数の加工タスクを使用する必要があり、データの加工に時間が掛かっていました。
リリースされた機能
2024年1月17日のリリース後からは、データを縦持ちから横持ちに変更することができる加工テンプレート「顧客ごとに横持ちのデータを縦に並べて変換」が追加されました。
加工テンプレート「顧客ごとに横持ちのデータを縦に並べて変換」の操作手順については、下記をご参照ください。
また詳細については、『加工テンプレート「顧客ごとに横持ちのデータを縦に並べて変換」を利用したい』をご参照ください。
➋ データ統合の設定内容について
リリースの背景
2024年1月17日のリリース前までは、統合データファイルの設定内容を確認することができませんでした。
リリースされた機能
2024年1月17日のリリース後からは、データ統合の設定内容をデータフロー画面から確認することができるようになりました。
データ統合の設定内容を確認する手順については、下記をご参照ください。
❸ Push通知トークン情報について
リリースの背景
2024年1月17日のリリース前までは、トークン情報を一覧で確認することができませんでした。その結果、「Push通知」アプリの導入時、「FCMトークン」の配信許可情報をb→dash側に送る処理をする際に、「FCMトークンの情報がエンドユーザーの端末からb→dashへ送信されているか」をb→dash画面上から確認することができませんでした。
リリースされた機能
2024年1月17日のリリース後からは、トークン情報をb→dashの管理画面上から、一覧で確認することができるようになりました。一覧画面では、「アプリID」、「UUID」、「FCMトークン」の特定の値でレコードを検索したり、「作成日時」と「更新日時」から表示レコードを絞り込むことができます。
また、b→dashの管理画面に表示されているトークン情報は、b→dashからローカル環境にダウンロードすることができます。
下記では、トークン情報をローカル環境にダウンロードする手順を紹介します。
また詳細については、『トークン情報を確認して、ローカル環境にダウンロードしたい』をご参照ください。