本記事について
本記事では、2024年10月23日深夜と、24日深夜にリリースされた新規機能や機能改善について、b→dashの画面表示などが変更されたものを抜粋して紹介しています。
以下では、b→dashをご利用いただいているお客様に直接影響がある新規機能や機能改修をまとめた”主なリリース機能”と、アプリケーション別にリリースされた機能をまとめた”リリース機能の一覧”に分けて詳細を記載していますので、ご参照ください。
主なリリース機能
LINE ID連携をする際に「友だち追加」の画面を表示することができる
機能の概要
・LINE ID連携をする際、LINEのアカウント許諾画面の後に「友だち追加」するかどうかの確認画面を表示することができる
※ LINE ID連携のメリットや仕組みについては、こちらの記事をご参照ください
機能の活用シーン
・LINE ID連携をする導線で、公式アカウントの「友だち追加」を促したい場合
機能の詳細
・LINE ID連携をする際に「友だち追加」の画面を表示することができる
〇 b→dashでの設定導線
すでに設定しているLINE ID連携用のリレーション設定をクリックします。
クリックすると表示される『リレーション設定』モーダルに『公式アカウント友だち追加機能』が追加され、『ON/OFF』を切り替えることができます。
なお、『公式アカウント友だち追加機能』の『ON/OFF』設定は、LINE ID連携の設定ごとに設定することができます。
「友だち追加」の画面を表示したい場合は、『ON』に変更してください。
〇 LINE ID連携の導線
『公式アカウント友だち追加機能』を『ON』に設定すると、LINEのアカウント許諾画面の『許可する』を押下した後に、「友だち追加」するかどうかの確認画面が表示されます。
そのため、「友だち追加」の導線を別途用意する必要がなくなり、LINE ID連携の導線上で「友だち追加」を完了させることができます。
ユーザーがすでに「友だち追加」している場合、『公式アカウント友だち追加機能』を『ON』に設定したとしても、「友だち追加」するかどうかの確認画面は表示されません。
すでに「友だち追加」している場合と、公式アカウントをブロックしている場合に表示される画面については、以下をご参照ください。
参考:リリース前の仕様
・ユーザーがLINE ID連携をする際に、「友だち追加」の画面を表示することができなかった
参考:発生していた課題
・LINE ID連携をする際に「友だち追加」を促すことができなかったため、「友だち追加」をしてもらえる可能性が低くなっていた
・LINE ID連携と同じ導線で「友だち追加」することができなかったため、公式アカウントの友だちの数が増加しにくい
「Salesforce連携」で連携することができる『オブジェクト』と『カラム』が変更された
b→dashで利用している外部システムのバージョンアップに伴い、「Salesforce連携」のバージョンアップも行ったため、b→dashに連携することができる『オブジェクト』と『カラム』が変更されました。
「Salesforce連携」で、削除される『オブジェクト』、追加される『カラム』、削除される『カラム』については、以下の表をご参照ください。
オブジェクト名 |
CustomObjectUserLicenseMetrics |
※ 今回のリリース以降は『空文字/NULL』が格納されるため、後続のデータに影響はありません。
ただし、セグメントなどの絞込み条件に利用している場合は、処理が正しく実行されない場合があります。
リリースされた機能の一覧
以下では、リリースされた機能の一覧をアプリごとにまとめて紹介しています。
データパレット
# | カテゴリ | 概要 | 詳細 |
1 | Salesforce連携 |
Salesforce連携をすると、
データのレコード数が0件になる事象が まれに発生していましたが、 解消されました。 |
「Salesforce連携」において、以下の事象が解消されました。
① リリース前に発生していた事象 Salesforce側にデータが存在するものの、b→dashへ連携されると、 データのレコード数が0件になる事象がまれに発生していました。 ② 今回のリリース内容 上述の事象が解消されました。 |
2 | Salesforce連携 |
「Salesforce連携」で連携することができる
『オブジェクト』と『カラム』が変更されました。 |
データ連携で利用している外部システムがバージョンアップされました。
外部システムのバージョンアップに伴い、 「Salesforce連携」のバージョンアップも行ったため、 連携することができる『オブジェクト』と『カラム』が変更されました。 詳細は、以下をご参照ください。 【追加される『オブジェクト』】 ・追加されるオブジェクトはありません。 【削除される『オブジェクト』】 ・こちらをご参照ください。 【追加される『カラム』】 ・こちらをご参照ください。 【削除される『カラム』】 ・こちらをご参照ください。 |
3 |
外部アプリケーション
連携 |
外部アプリケーション側で『オブジェクト』が追加されていると、
データ連携の際にエラーが発生する事象が解消されました。 |
「BigQuery」や「kintone」といった外部アプリケーション連携において、
以下の事象が解消されました。 ① リリース前に発生していた事象 外部アプリケーション側で『オブジェクト』が追加されると、 連携システムのステータスが「接続失敗」になる事象が発生していました。 ② 今回のリリース内容 外部アプリケーション側で『オブジェクト』が追加されても、 連携システムのステータスが「接続完了」になるようになりました。 外部アプリケーション側で追加した『オブジェクト』を連携したい場合は、 連携システム一覧画面の『再連携』をクリックしてください。 なお、上述の事象が解消される外部アプリケーションは、以下の11個です。 【対象の外部アプリケーション】 ❶ BigQuery ❷ Facebook広告 ❸ kintone ➍ makeshop ❺ Salesforce sales cloud ❻ Salesforce service cloud ❼ sansan ❽ shopify ❾ SpreadSheet ❿ Google広告 ⓫ Yahoo広告 ※ 外部アプリケーション側で追加した『オブジェクト』を連携する手順については、 こちらの記事をご参照ください ![]() |
4 |
webアクセスログ
データ |
b→dashを利用しているお客様のwebサイトによっては、
webアクセスログデータの「前ページURL(パラメータ付)」カラムに、 『文字化け』した値が格納される事象が解消されました。 |
webアクセスログデータにおいて、以下の事象が解消されました。
① リリース前に発生していた事象 ○前提 「前ページURL(パラメータ付)」カラムに格納するURLは、 アクセスログタグによって、一度cookieに保存しています。 しかし、URLが長いとcookieの容量を多く占有してしまうため、 cookieに保存する際に圧縮するようになっています。 ○発生していた事象 圧縮したURLを解凍する際に、 b→dashを利用しているお客様のwebサイトの「パラメータ」によっては 元のURLに復元することができず、『https://』形式のURLではなく、 『文字化け』した値が格納されていました。 【本来格納されるべき値】 https://example.com/bdmlc=MtwMMjVfsd&bdl=4 【『文字化け』した値】 eÏ_ðO³GtjÑ è!êÄÜ®\èįã¾|îvpÛv1ðd{¬y©eg§¹>²ØùÆx =©8sà^»Ç=öIø~GxÃ/7$+ëwþ=íW0V]¹öo>¬ºJäª*¤Bë² ÕcJ¼Ð¢\ÇÏÇB`¢½~ ¤Öû~qÚLÎÁ°¨6àýò ② 今回のリリース内容 上述の事象が解消されました。 ※ 2024年10月23日以前に「前ページURL(パラメータ付)」に格納されている ”『文字化け』した値”は修正されません |
BI
メール配信
# | カテゴリ | 概要 | 詳細 |
1 | メール作成 |
b→dashから配信したメールを『Outlook』で受信すると、
「ブロック」の『塗り潰しの色』が反映されない事象が解消されました。 |
メール作成について、以下の事象が解消されました。
① リリース前に発生していた事象 b→dashから配信したメールを『Outlook』で受信すると、 以下の事象が発生していました。 ・「ブロック」の『塗り潰しの色』が反映されない ② 今回のリリース内容 上述の事象が解消されました。 なお、上述の事象解消の保証範囲は、『Outlook(new)』と 『Outlook(クラシック「Outlook for Windows」)』の 最新バージョンのみです。 ※b→dashでは、 『Outlook』における上述の事象以外の動作保証を行っていませんので、 あらかじめご了承ください |
LINE
# | カテゴリ | 概要 | 詳細 |
1 | LINE ID連携 |
LINE ID連携をする際に、
「友だち追加」の画面を表示することができるようになりました。 |
今回のリリースによって、LINE ID連携をする際に
「友だち追加」の画面を表示することができるようになりました。 詳細は、こちらをご参照ください。 |
CMS
共通設定
# | カテゴリ | 概要 | 詳細 |
1 | カスタムドメイン設定 |
AWSの「cloudfront」への
暗号通信として使用している『TLS1.0』がバージョンアップされたことに伴い、
b→dashで利用している『TLS1.0』もバージョンアップしました。 |
今回のリリースによって、
AWSの「cloudfront」への暗号通信として使用している 『TLS1.0』が『TLSv1.2_2021』にバージョンアップされたことに伴い、 b→dashで利用している『TLS1.0』も『TLSv1.2_2021』にバージョンアップしました。 ※ リリース以前にカスタムドメイン設定で利用していた『TLS1.0』にて 脆弱性が検知されたため、セキュリティの規約に則ってアップデートしました |