【お知らせ】2025年3月17日深夜と、18日深夜のリリースについての予告

本記事について

2025年3月17日(月)深夜と2025年3月18日(火)深夜にリリースが行われます。(リリースノートは、3月19日(水)に公開予定)
本記事では、新たにリリースされる主な機能の概要について紹介しています。

主なリリース内容

統合データの更新時における待合せ機能

機能の概要

・統合データの更新時における待合せ機能が利用できる

[参考:待合せ機能が「ON」の場合と「OFF」の場合]

待合せ機能を利用することができるのは、作成方法として「カスタマイズ」を選択したかつ、更新設定で「更新する」を選択した統合データのみです。
機能の活用シーン

・すべてのインプットデータの更新が完了した後に、統合データの更新を実施したい場合
・不要な統合データの更新を減らしたい場合

リリースの背景

・すべてのインプットデータの更新が完了した後に統合データを更新するだけでも、施策を問題なく運用できる場合は、
 不要な更新処理により、無駄にパケットを消費してしまう可能性がありました。
 そのため、コスト削減、お問い合わせの工数削減の観点から、待合せ機能がリリースされます。

機能の詳細

・「統合タイミングの設定」画面に待合せ機能の「トグルボタン」が追加されます。
 「トグルボタン」を「ON」にすることで、『待合せ開始タイミング』(※)を設定できます。

※『待合せ開始タイミング』とは、待ち合わせを開始する起点/終点となるタイミングを決める設定です。
  設定したタイミングを迎えると、待ち合わせは日次でリセットされます

[参考:『待合せ開始タイミング』の設定画面]

「データファイル更新」を選択したすべてのデータが『待合せ対象』となります

「統合タイミング設定画面」で「データファイル更新」を選択したすべてのデータが『待合せ対象』となります
『待合せ対象外』のデータを設定することはできません

日次更新のインプットデータと、週次更新/月次更新のインプットデータが混在する統合データの場合、
週次更新/月次更新のインプットデータには、「データファイル更新」を設定しないでください
週次更新/月次更新のインプットデータに「データファイル更新」を設定した場合、統合処理は”週に1回/月に1回”しか実施されません。

 例) ・インプットデータ A『顧客データ』:日次更新
    ・インプットデータ B『受注データ』:日次更新
    ・インプットデータ C『商品データ』:月次更新

  上記のようなインプットデータの場合、すべてのデータで「データファイル更新」を設定すると、
  月に1度しか待ち合わせが完了しないため、月に1度しか統合データが更新されなくなってしまいます。
  そのため、週次更新/月次更新のインプットデータは「データファイル更新」を設定しないでください。

Push通知の「説明文」に『データ挿入』をすることができる

機能の概要

・Push通知の「説明文」にユーザーごとの動的な値の差し込みが利用できる

[参考:説明文設定画面]

「説明文」機能を利用したい場合は、b→dashの『配信履歴API』を実装する必要があります
機能を利用したい場合は、弊社カスタマーサクセス担当までご連絡ください。
機能の活用シーン

顧客ごとにパーソナライズされたメッセージを配信したい場合

機能の詳細

・Push通知の「説明文」作成機能に『データ挿入』が追加されます。
 Push通知コンテンツにおけるユーザーごとの動的な値の差し込みと同様に、
 『顧客ID』カラムといったカラムに紐づく情報を差し込むことができます。
 ※「説明文」作成機能は、『配信履歴API』のオプション機能のため、
   当該APIを利用していない場合は、機能のアップデートはございません

「S3連携」のエラーの詳細を確認することができる

機能の概要

・「S3連携」でエラーが発生した際に、b→dashの画面上でエラーメッセージを確認することができる
・『ベル』『メール』『Slack』のいずれかの方法でエラーメッセージを受け取ることができる

機能の活用シーン

・「S3連携」で発生したエラーをすぐに検知したい場合
・「S3連携」でエラーが発生した際にエラーメッセージを画面上で確認し、すぐにエラーを解消したい場合

機能の詳細

・エラーが発生した「S3連携」の連携システムをクリックすると、エラーモーダルが表示されます
 また、「共通設定」アプリの通知設定画面で『データファイルの連携(S3)』を設定することで、
 『ベル』『メール』『Slack』のいずれかの方法でエラーメッセージを受け取ることができます。
 エラーモーダルで確認することができるエラーメッセージについては、以下の表をご参照ください。

b→dashが貴社のサーバーからデータを受け取るパターンb→dashが貴社のサーバーへデータを取りに行くパターン
# 表示されるエラーメッセージ
1 圧縮ファイルの解凍に失敗しました。
以下をご確認ください。

<考えられる原因>
・b→dashで解凍不可能な形式で圧縮されている
・b→dashに登録されている圧縮時のパスワードが誤っている
2 連携に失敗しました。
# 表示されるエラーメッセージ
1 以下のいずれかの理由により、連携に失敗しました。
設定を修正してください。

・登録されている連携内容に誤りがある
・登録されたアクセスキー/シークレットアクセスキーに紐づく、
 IAMユーザーの権限が不足している
2 以下のいずれかの理由により、STS連携に失敗しました。
設定を修正してください。

・登録されている連携内容に誤りがある
・登録されたIAMロールの権限が不足している
3 圧縮ファイルの解凍に失敗しました。
以下をご確認ください。

<考えられる原因>
・b→dashで解凍不可能な形式で圧縮されている
・b→dashに登録されている圧縮時のパスワードが誤っている
4 貴社のS3サーバー上に存在しないバケットが登録されているため、連携に失敗しました。
「編集」から設定内容を修正してください。
5 貴社のS3サーバーと異なるリージョンが設定されているため、連携に失敗しました。
「編集」から設定内容を修正してください。
6 連携に失敗しました。

[参考:表示されるエラーモーダル]

LINEテンプレートの追加

機能の概要

・「Flex Message」に『商品紹介』のテンプレートを追加

機能の活用シーン

・テンプレートを利用して「Flex Message」を作成したい場合

機能の詳細

・「Flex Message」に、以下2つのテンプレートが追加されます。
 利用したい場合は、「LINEテンプレート一覧画面」で該当のテンプレートを選択してください。

[参考:追加されるテンプレート]