【2025年9月23日深夜と24日深夜】リリースされた機能を知りたい

本記事について

本記事では、2025年9月23日(火)深夜と、24日(水)深夜にリリースされた新規機能や機能改善について、b→dashの画面表示などが変更されたものを抜粋して紹介しています。

以下では、b→dashをご利用いただいているお客様に直接影響がある新規機能や機能改修をまとめた”主なリリース機能”と、アプリケーション別にリリースされた機能をまとめた”リリース機能の一覧”に分けて詳細を記載していますので、ご参照ください。

リリース情報について、弊社カスタマーサクセス担当にお問い合わせいただく前に本記事をご参照ください。

主なリリース機能

AIレコメンド|配信用レコメンドの従量定義を変更

機能の概要

・AIレコメンドにおける「配信用レコメンド」の従量定義を変更

リリース後、すぐに変更が適用されるわけではございません。
変更タイミングについては、弊社カスタマーサクセス担当より別途ご連絡いたします。
機能の詳細
AIレコメンドにおける「配信用レコメンド」の従量定義を変更

● リリース前:AIレコメンドを挿入して配信したメール + LINEの総数
● リリース後:AIレコメンドを挿入して配信したメール + LINEの総数 × 1通に挿入したレコメンド設定数

リリース前後における従量カウント方法

例)配信したメール + LINEの総数:200通
  1通に挿入したAIレコメンド :AIレコメンド設定❶を2ヵ所
                  AIレコメンド設定❷を2ヵ所
                  AIレコメンド設定❸を1ヵ所

この場合、リリース前とリリース後の従量は、以下のようにカウントされます。

● リリース前:200通         = カウントは『200
● リリース後:200通 × 3設定 = カウントは『600
        ※ 挿入ヵ所は”5つ”だが、利用しているレコメンド設定は”3つ”のため、「3設定」で計算

データパレット|「FTPS」連携のファイルの取得方法を追加

機能の概要

・ファイルの取得方法として『b→dashが貴社のサーバーからデータを受け取るパターン』を追加

機能の活用シーン

・顧客情報や購買情報など、機密性の高いファイルを暗号化通信で連携したい場合
・不要なデータが外部に出るリスクを減らしたい場合

機能の詳細
ファイルの取得方法として『b→dashが貴社のサーバーからデータを受け取るパターン』を追加

「FTPS」連携において、『b→dashが貴社のサーバーからデータを受け取るパターン』を追加しました。
他の基幹システムと同様に、連携システムの作成、編集、削除が可能です。

[参考:ファイルの取得方法の選択画面]

データパレット|インプットデータファイルを確認できる

機能の概要

・データフロー詳細画面/データファイル詳細モーダルからインプットデータファイルに遷移できる

機能の活用シーン

・インプットデータファイルを確認後、データファイルを開いて素早く修正したい場合

機能の詳細
データフロー詳細画面/データファイル詳細モーダルからインプットデータファイルに遷移できる

新たに追加された『データファイルを確認アイコン』をクリックすると、
インプットデータファイルが”新しいタブ”で開かれます。

[参考]

データフロー詳細画面データファイル詳細モーダル

参考:リリース前の仕様

・データフロー詳細画面/データファイル詳細モーダルからインプットデータファイルに遷移できなかった。

参考:発生していた課題

・インプットデータファイルを確認、編集するには、データファイル一覧画面に戻り、
 該当のデータファイルを探して詳細画面に遷移する必要があり、手間がかかっていた。

データパレット|「レコード数」と「サイズ」を確認できる

機能の概要

・データファイル詳細画面で「レコード数」と「サイズ」を確認できる

機能の活用シーン

・データファイル詳細画面を開いたまま「レコード数」と「サイズ」を確認したい場合

機能の詳細
データファイル詳細画面で「レコード数」と「サイズ」を確認できる

データファイル詳細画面のヘッダーに「レコード数」と「サイズ」が表示されるようになりました。
※ データファイル編集画面(加工中)には表示されません

[参考]

加工タスクによってレコード数が変動した場合は、変更後のレコード数が表示されます。
参考:リリース前の仕様

・データファイル詳細画面では「レコード数」と「サイズ」を確認できなかった。

参考:発生していた課題

・データファイルの「レコード数」と「サイズ」を確認するためには、
 データファイル一覧画面に戻って該当のデータファイルを探す必要があり、手間がかかっていた。

セグメント|インプットデータファイルのカラムの変更/削除を確認できる

機能の概要

・インプットデータファイルのカラムに変更/削除があったことを確認できる
・セグメント編集画面/設定詳細画面からインプットデータファイルに遷移できる

機能の活用シーン

・インプットデータファイルのカラムが変更されてエラーとなったセグメントについて、エラーの原因を素早く特定、修正したい場合
・セグメントの設定を確認している最中に、データファイルを開いて修正作業を効率化したい場合

機能の詳細
インプットデータファイルのカラムに変更/削除があったことを確認できる

抽出条件で使用しているカラムの「データ型」が変更された、またはカラムが「削除」された場合、
以下のそれぞれの画面で、カラムに変更/削除があった旨のモーダルや文言が表示されます。

セグメント詳細画面:”警告モーダル”が表示される
セグメント編集画面:「抽出条件一覧」に”文言”が表示される
設定詳細画面   :「条件の確認」に”文言”が表示される

[参考画像]

セグメント詳細画面セグメント編集画面設定詳細画面

※ 以下は、『誕生日』カラムの「データ型」を変更した場合(左)と、削除した場合(右)です

※ 以下は、『誕生日』カラムの「データ型」を変更した場合(左)と、削除した場合(右)です

セグメント編集画面/設定詳細画面からインプットデータファイルに遷移できる

新たに追加された『データファイルを確認アイコン』をクリックすると、
インプットデータファイルが”新しいタブ”で開かれます。

[参考画像]

セグメント編集画面設定詳細画面

参考:リリース前の仕様

・インプットデータファイルで「型変換」したカラムを抽出条件として使用している場合、
 セグメント編集画面の抽出条件一覧に条件が表示されなかった。

参考:発生していた課題

・セグメント編集画面に抽出条件が表示されないため、条件を編集することができず、エラーの原因を特定、解消することが困難だった。

メール/MA|「条件分岐」に複数条件を組み合わせて設定できる

機能の概要

・「条件分岐」を『入れ子構造』で設定することができる

機能の活用シーン

・「東京都在住かつ、20代の男性」のように複数条件を組み合わせて表示切り替えを行いたい場合
・求人情報メールなどで、求人表示条件の中にさらに企業名の表示条件を入れるといった複雑な表現を行いたい場合

機能の詳細
「条件分岐」を『入れ子構造』で設定することができる

「HTMLメール」の「GUI編集モード」にて、「条件分岐」を『入れ子構造』で設定することができるようになります。
また、挿入した内容は「設定内容アイコン」をクリックすることで確認できます。

最大で『3階層』まで設定できます。設定導線に変更はありません。

[参考:メール作成画面]

リリース前に作成したコンテンツにおいても、新たに『入れ子構造』で「条件分岐」を設定することができます。
ただし、リリース前に設定した「条件分岐」においては、『入れ子構造』に変更することはできません
また、リリース前に設定した「条件分岐」の文字列を含めて新しく「条件分岐」を設定することはできますが、
表示崩れが発生する可能性があります。
この際に発生した表示崩れについては、b→dashの保証対象外となりますので、あらかじめご了承ください。
設定している階層は、括弧の”種類”と””で判別することができます
 ● 1階層 = 種類:大括弧 [ ]  / 色:オレンジ
 ● 2階層 = 種類:中括弧 { } / 色:青
 ● 3階層 = 種類:小括弧 ( )  / 色:緑
 
 ※ リリース前は「種類:山括弧 >< / 色:オレンジ」でしたが、上記に変更されます。
   なお上記に伴い、メール作成画面では分岐を適用するテキストの範囲を変更できなくなります。

[参考]

参考:リリース前の仕様

・「条件分岐」は単一条件のみ設定可能で、『入れ子構造』には対応していなかった。

参考:発生していた課題

・複数条件を組み合わせるためには、データパレット側で複合カラムを事前に作成する必要があり、工数がかかっていた。

アプリ共通|b→dashのタブに「画面名」を表示

対象アプリ

・データパレット
・セグメント
・BI
・メール/MA
・LINE連携
・SMS配信
・Push通知
・シナリオ
・レコメンド
・CMS
・カスタマーウォッチ
・コンテンツボックス
・ワークフロー

機能の概要

・b→dashのタブに「画面名」が表示される

機能の活用シーン

・複数の画面を同時に開いて作業をしている際に、目的のタブを素早く特定したい場合

機能の詳細
b→dashのタブに「画面名」が表示される

b→dashのタブに、”開いている画面名”が表示されるようになります。

[参考:リリース前とリリース後の画面]

「データパレット」アプリの『データファイル一覧画面』「メール/MA」アプリの『配信対象カラム選択画面』「SMS配信」アプリの『コンテンツ作成画面』

参考:リリース前の仕様

・b→dashのタブには、”「b→dash」という文言”のみが表示されており、どの画面を開いているのか分からなかった。

参考:発生していた課題

・複数タブを同時に開いた際、どのタブでどの画面を開いているのか判別しづらく、作業効率が低下していた。

その他のアップデート / バグ改修

以下では、主なリリース機能以外のアップデート内容や、バグ改修をアプリごとにまとめて紹介しています。

メール配信

# カテゴリ 概要 詳細
1 通常のメール
(セグメント
 配信メール)
『短縮URL』をクリックしても正しく遷移しない事象の解消 【リリース対象の機能/操作】
・メール作成画面で『一括短縮URL化アイコン』をクリック
・テスト送信したコンテンツ

【発生していた事象】
コンテンツ内のURLが正しく『短縮URL化』されず、『短縮URL』をクリックしても、
リンク先に遷移しない事象が発生していました。

【改修内容】
コンテンツ内のURLが正しく『短縮URL化』されるように改修を行いました

コンテンツボックス

# カテゴリ 概要 詳細
1 短縮URL 『短縮URL』をコピーするステップの改修 【リリース対象の機能/操作】
・コンテンツ一覧画面
・『短縮URL』をコピー

【リリース前の仕様】
『短縮URL』をコピーする手順は以下です。

 1.対象コンテンツを選択
 2.画面上部の「リンクコピーアイコン」をクリック

【リリース後の仕様】
『短縮URL』をコピーする手順は以下です。

 1.対象コンテンツの「リンクコピーアイコン」をクリック

 ※「表形式」で表示している場合も、同様の手順でコピーできます

[参考:リリース前とリリース後の挙動]
2 短縮URL 短縮前のURLを確認できるようにする改修 【リリース対象の機能/操作】
・「表形式」で表示しているコンテンツ一覧画面の『短縮URL』タブ

【リリース前の仕様】
短縮前のURLを確認することができませんでした。

【リリース後の仕様】
「短縮前のURL」カラムが追加され、短縮前のURLを確認することができます。

[参考:リリース前とリリース後]
3 短縮URL 詳細モーダルの項目名を変更 【リリース対象の機能/操作】
・『短縮URL』の詳細モーダル

【アップデート内容】
詳細モーダルに表示される項目名を以下のように変更しました。

 ・短縮URL → コンテンツ内容
 ・対象URL → 短縮前のURL

[参考:リリース前とリリース後]
4 短縮URL 短縮前のURLで検索できるようにする改修 【リリース対象の機能/操作】
・コンテンツ一覧画面の『短縮URL』タブ

【リリース前の仕様】
「検索窓」には「コンテンツ名、フォルダ名で検索」と表示され、
検索対象は「コンテンツ名」「フォルダ名」でした。

【リリース後の仕様】
「検索窓」には「キーワードで検索」と表示され、
検索対象は「コンテンツ名」「フォルダ名」「短縮前のURL」です。

[参考:リリース前とリリース後のタブ]

アプリ共通

# 対象アプリ 概要 詳細
1 データパレット
/
BI
/
セグメント
/
共通設定
ポップアップから
「キャンセルボタン」を削除する改修
【リリース対象の機能/操作】
・データパレット      :ローカル環境からのアップロード
                 画面のCSVダウンロード
・BI / セグメント / 共通設定:画面のCSVダウンロード

【リリース前の仕様】
アップロード中やCSVダウンロード中に表示されるポップアップに
「キャンセルボタン」が表示されていました。

ただし、「キャンセルボタン」をクリックしても、
アップロードやダウンロード処理は停止できませんでした。

【リリース後の仕様】
アップロード中やCSVダウンロード中に表示されるポップアップに
「キャンセルボタン」が表示されません

[参考:リリース前とリリース後の画面]
2 LINE連携
/
Push通知
テスト送信と本番配信の区別できるようにする改修 【リリース対象の機能/操作】
・LINE連携:メッセージ / Flex Message
       テスト送信
・Push通知:テスト送信

【リリース前の仕様】
コンテンツ上で、テスト送信と本番配信の区別をつけることができませんでした。

【リリース後の仕様】
コンテンツ上で、テスト送信と本番配信の区別をつけることができます。
テスト送信の場合、コンテンツ本文の先頭に『[TEST]』が付いて配信されます。

[参考:テスト送信したコンテンツのイメージ]