商品IDの取得イメージ
本記事では、サンプルのECサイトを用いて、商品詳細画面に表示される「商品ID」をURLから取得し、アクセスログタグに追加する手順を説明します。
【参考】サンプルサイトの商品詳細画面のURLに存在する「商品ID(=商品名)」
商品IDの取得手順
「共通設定」をクリックします
「タグ管理」をクリックします
「リレーション設定」をクリックします
「新規作成」をクリックします
「商品ID」を選択し、「適用」をクリックします
「URL」をクリックします
「Step1 ページの指定」欄に「(次を含む)(/products)」を入力し、「追加」をクリックします
以下の2点に注意し、商品IDが表示される「商品詳細画面」を指定します。
● ①「商品詳細画面」のみが該当する条件を指定する ●
本記事で使用しているサンプルサイトにおける各ページのURLは以下のようになっているとします。
ページタイトル | URL |
トップページ |
https://fs-kf.myshopify.com/ |
商品一覧 |
https://fs-kf.myshopify.com/collections/all |
商品詳細 |
https://fs-kf.myshopify.com/products/tshirts
※「tshirts」は商品ID |
カート |
https://fs-kf.myshopify.com/cart |
購入確認画面 |
https://fs-kf.myshopify.com/48512/checkouts/26f48e4bedce
※「48512」は顧客ID ※「26f48e4bedce」はランダムに発行される確認コード |
購入完了画面 |
https://fs-kf.myshopify.com/48512/checkouts/5d0ce5fd31/thank_you
※「48512」は顧客ID ※「5d0ce5fd31」はランダムに発行される完了コード |
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● ②「商品詳細画面のURL」における不変部分のURLのみを使って条件を指定する ●
商品詳細画面のURLは以下の構造になっているとします。
https://fs-kf.myshopify.com → 不変
/products → 不変
/tshirts → 可変(商品ごとに変わる)
この場合は、不変な文字列である「https://fs-kf.myshopify.com」「/products」の2つを、商品詳細画面を特定する条件指定に利用することができます。
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● サンプルサイトにおける「商品詳細画面」を指定する条件 ●
上記①と②を両方とも満たす文字列は「/products」のみであるため、サンプルサイトにおいて商品詳細画面を指定する条件は以下になります。
(次を含む)/products
「Step2 場所の指定」欄にあるURL変数に「(正規表現)([a-z]{1,}$)」を入力します
商品IDを抽出する方法として「文字列抽出」または「正規表現」を選択します。
● 「文字列抽出」とは? ●
文字列抽出とは、商品詳細画面のURL内に存在する商品IDが商品の種類にかかわらず、文字数や位置が一定の場合にのみ使用することができます。「文字列抽出」はプルダウンでの選択形式となっており、簡単に設定することができます。
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● 「正規表現」とは? ●
正規表現とは、文字列抽出とは異なり、URL内に存在する商品IDの位置や文字数などの制限なく、商品IDを抽出することができます。
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● サンプルサイトにおける「商品ID」を指定する方法 ●
サンプルサイトでは商品の種類によって、商品詳細画面のURL内の商品IDの文字数が変化するため、商品IDを抽出する条件は以下になります。
(正規表現)[a-z]{1,}$
※「[a-z]{1,}$」はa~zのアルファベットで構成される1文字以上のURL末尾の文字列を検索することができる正規表現です
【参考】サンプルサイトにおける各商品の商品詳細画面URL
Tシャツ →https://fs-kf.myshopify.com/products/tshirts
ジャケット →https://fs-kf.myshopify.com/products/jackets
ズボン →https://fs-kf.myshopify.com/products/pants
「値を取得するタイミング」を指定します
今回は、「ページ内でクリックが発生したタイミングで取得」を指定します。
「ページを開いたタイミングで取得」の『ON』をクリックし、『OFF』にします
『OFF』に変わっていることを確認します
「クリック取得対象」を選択します
今回は、『指定した要素』を選択しています。