本記事について
本記事では、「データパレット」アプリの『統合タイミングの待合せ機能』について紹介しています。
統合タイミングの待合せ機能とは
『統合タイミングの待合せ機能』とは、すべてのインプットデータの更新が完了するまで、統合データの統合処理を待つ機能のことです。
この機能を利用することで不要な統合処理を減らすことができ、パケットの消費を抑えたり、コスト削減につながります。
ただし、待合せ機能を利用することができるのは、作成方法として「カスタマイズ」を選択し、かつ更新設定で「更新する」を選択した統合データのみです。
[参考:待合せ機能が「ON」の場合と「OFF」の場合]

❶「データファイル更新」を選択したすべてのインプットデータが『待合せ対象』となります
「統合タイミング設定画面」で「データファイル更新」を選択したすべてのインプットデータが『待合せ対象』となります。
『待合せ対象外』のインプットデータを設定することはできませんので、ご注意ください。
❷ 週次更新/月次更新のインプットデータは「データファイル更新」を設定しないでください
日次更新のインプットデータと、週次更新/月次更新のインプットデータが混在する統合データの場合、
週次更新/月次更新のインプットデータには、「データファイル更新」を設定しないでください。
週次更新/月次更新のインプットデータに「データファイル更新」を設定した場合、統合処理は”週に1回/月に1回”しか実施されません。
例)・インプットデータ A『顧客データ』:日次更新
・インプットデータ B『受注データ』:日次更新
・インプットデータ C『商品データ』:月次更新
上記のような3つのデータがインプットになっている統合データの場合、
すべてのインプットデータに「データファイル更新」を設定すると、
月に1度しか待ち合わせが完了しないため、統合処理が月に1度しか実施されません。
そのため、週次更新/月次更新のインプットデータには「データファイル更新」を設定しないでください。
[参考:統合タイミングの設定画面]

設定手順
『統合タイミングの待合せ機能』を設定する手順については、以下をご参照ください。
「データファイル更新」を設定したい「データファイル名」をクリックします
「データファイル更新」を設定したい「データファイル名」をクリックします
待合せ機能の「OFF」をクリックします
「待合わせ開始タイミング」を設定します
設定したタイミングを迎えると、待ち合わせは日次でリセットされます。