統合テンプレートを利用したい(『ID紐づけ』テンプレートの利用)

本記事について

本記事では、統合データの作成方法のテンプレート「ID紐づけ(web×biz)」の手順について紹介します。「ID紐づけ」を行うことで、webアクセスログデータと受注データ/各種行動ログデータを統合し「ビジターID」と「顧客ID」が紐づいたデータファイルを作成することができます。作成したデータはweb接客の配信などに使用することができます。

※「ID紐づけ」で使用する各種行動ログデータには「レコメンド行動ログデータ」「web接客行動ログデータ」は含まれません

【参考:「ID紐づけ」の統合イメージ】

「ID紐づけ」テンプレートの利用方法

統合テンプレート「ID紐づけ」において、統合データを作成する手順を紹介します。以下では、webアクセスログデータに受注データを統合する例をもとに説明します。

データパレット」をクリックします

データを確認する」をクリックします

統合する」をクリックします

テンプレート」をクリックし、「適用」をクリックします

ID紐づけ(web×biz)」をクリックします

webアクセスログデータ」をクリックします

必須カラム「webアクセスログID」「ビジターID」「PV/Click日時」「ページURL(パラメータ付き)」を選択します

任意入力のカラム「受注ID」「顧客ID」を選択し、「適用」をクリックします

※今回は「受注データ」を使用するため「受注ID」カラムを選択する必要があります

「ID紐づけ」で選択する必要があるカラム一覧

統合テンプレート「ID紐づけ」では、統合対象として選択する必要のあるカラムが存在します。また統合に使用するデータファイルによって選択する必要があるカラムの種類が変わりますので、以下の表をご参照ください。

【webアクセスログデータ×受注データの場合】

データファイル 選択必須カラム
webアクセスログデータ 受注ID
受注データ 受注ID

※webアクセスログデータに「受注ID」カラムが存在しない場合、リレーション設定を行うことで「受注ID」を取得することができます
リレーション設定の詳細については「リレーション設定例(受注IDを取得する場合)」をご参照ください

【webアクセスログデータ×各種行動ログデータの場合】

データファイル 選択必須カラム
webアクセスログデータ ページURL(パラメータ付き)
PV/Click日時
各種行動ログデータ リンクURL
行動日時
任意で「受注データ」を選択します

※今回は「受注ID」を選択します

任意入力のカラム「受注ID」「顧客ID」を選択し、「適用」をクリックします

※今回は「受注データ」を使用するため「受注ID」カラムを選択する必要があります

任意で「メール行動ログデータ」「SMS行動ログデータ」「LINE行動ログデータ」をクリックします

※今回は「メール行動ログデータ」「SMS行動ログデータ」「LINE行動ログデータ」を使用しないためスキップします

個人情報カラム」の設定を行い、「適用」をクリックします

統合タイミング」の設定を行い、「保存」をクリックします

名前を入力し、「保存」をクリックします

データファイル一覧に作成したデータファイルが確認できます

統合後のデータファイルでは「ビジターID」カラムの値は重複しません
統合テンプレート「ID紐づけ」で作成されたデータファイルでは「ビジターID」カラムの値は重複しません。統合前のデータファイルで「ビジターID」カラムの値が重複している場合は、「PV/Click日時」カラムが最新の値のレコードのみ表示されます

【「ビジターID」カラムの値が重複している場合の「ID紐づけ」イメージ】