メールの配信実績を確認したい

配信実績データを用意する

b→dashでは、配信実績として、メールの開封、メール上にURLのクリック、サイト上でのコンバージョン、売上金額などを確認することができます。
ただ、メールの開封データ、コンバージョンデータ、売上データなどはb→dashでばらばらにデータが存在するため、それらのデータを統合するために以下の操作を行う必要があります。

データパレット」をクリックします

データを確認する」をクリックします

統合する」をクリックします

テンプレート」をクリックします

メール配信実績レポート」をクリックします

適用」をクリックします

選択したデータファイルによって配信実績に表示できるカラムが異なります

メール配信実績レポートを作成する際に「webアクセスログ」「メール行動ログ」「受注」「webコンバージョン」の4つのデータファイルの入力を求められますが、選択するデータファイルによって、配信実績レポートで確認できる項目が異なりますので、以下のアウトプット一覧を参考に選択してください。

データファイルと配信実績レポートカラムの関係性
データファイル 選択
必須/任意
配信実績レポートで表示できる項目
webアクセスログ 必須 クリック数 / CTR
メール行動ログ 必須 開封数 / 開封率 / 配信数 / 配信成功数 / 配信失敗数 / 配信停止数 / 配信停止率
受注 任意 受注数 / 受注金額
webコンバージョン 任意 CV / CVR
※各データが紐づかない場合、配信実績を確認することができませんので、ご注意ください
博士の指示に従い「webアクセスログデータ」を選択しましょう

必要なカラム」を選択し、「適用」をクリックします

博士の指示に従い「メール行動ログデータ」を選択しましょう

必要なカラム」を選択し、「適用」をクリックします

メール行動ログデータファイルとは

メール行動ログデータファイルは、「メール行動ログID」「メール配信ID」「b→dash ID」などのメール配信に関する各種ID情報や、配信されたメールの詳細情報である「メールを開封したか」「メールをクリックしたか」など、ユーザーがメールを受け取った際にとった行動情報を記録するデータファイルです。

メール行動ログデータはデータパレットアプリの「b→dashデータ」に自動的に作成されます。
(b→dashデータの詳細については「b→dashデータの詳細を知りたい」をご参照ください)

※配信対象外データファイルにより、配信対象外となったユーザーは「メール行動ログデータファイル」には記録されません

メール行動ログデータファイルのカラム一覧

メール行動ログデータで確認できるカラムの種類(メール配信に関する各種ID情報/ユーザーの行動情報)は「b→dashデータの詳細を知りたい」の『➌ メール行動ログデータファイル』をご参照ください。

ユーザーの行動情報に関するカラム詳細

メール行動ログデータファイルの「行動タイプ」「行動タイプ詳細」は、ユーザーがメールに対してとった行動情報を記録するカラムです。下記では「行動タイプ」「行動タイプ詳細」の2つのカラムの詳細について紹介します。

行動タイプ」カラム
「行動タイプ」
カラムの値
定義 更新タイミング
mail_tried 配信を実施したことを表すレコード 配信を実施したタイミング
mail_failed 配信が失敗したことを表すレコード

※「配信不達データ」にも、配信が失敗したユーザーとして記録されます
失敗数を取得するバッチが起動したタイミング(配信から15分後/6時間後/12時間後)
mail_opened メール受信者がメールを開封したことを表すレコード ユーザーがメールを開封したタイミング
※開封の集計期間は、メール配信後から14日間です
例えば「2022/2/3 11:00:00」に配信したメールの場合、集計期間は「2022/2/3 11:00:00 〜 2022/2/17 10:59:59」となります
mail_clicked メール受信者がメールに記載されているURLをクリックしたことを表すレコード(配信パラメータが付与されているURLに限る) ユーザーがリンクをクリックしたタイミング
※クリックの集計期間は、メール配信後から14日間です
例えば「2022/2/3 11:00:00」に配信したメールの場合、集計期間は「2022/2/3 11:00:00 〜 2022/2/17 10:59:59」となります
mail_redirect_clicked メール受信者がメールに記載されている「b→dashで作成した短縮URL」をクリックしたことを表すレコード ユーザーが短縮URLをクリックしたタイミング
mail_unsubscribed メール受信者がメール受信を拒否したことを表すレコード ユーザーが配信停止フォームを送信したタイミング
行動タイプ詳細」カラム
「行動タイプ詳細」
カラムの値
定義 更新タイミング
normal URLをクリックしたことを表すレコード
※ パラメータが付いたURLをクリックした場合のみレコードに追加されます
ユーザーがURLをクリックしたタイミング
recommend レコメンドメールのURLをクリックしたことを表すレコード
※ パラメータが付いたURLをクリックした場合のみレコードに追加されます
ユーザーがURLをクリックしたタイミング
※行動タイプ詳細は、行動タイプが「mail_clicked」だった場合のみ、値が入ります

メール行動ログデータは配信時の情報が記録されています

メール行動ログデータに記録される「コンテンツ名」「施策名」などの配信したメールに関する情報は全て「配信時の情報」が記録されますそのため、配信後のメールの「コンテンツ名」「施策名」などを変更した場合も、過去のメール行動ログデータの記録は変更が更新されません。

【参考:メールの施策名を変更した場合】
① 1/20 15:00 施策名「クーポンのお知らせ」のメールを配信
② 2/12 11:00 施策名を「クーポンのリマインド」に変更
③ 2/14 16:00 施策名「クーポンのリマインド」のメールを配信

上記の例の場合、「① 1/20 15:00」に配信したメールのログデータは全て「クーポンのお知らせ」として記録されます。一方で、「③ 2/14 16:00」に配信したメールが「クーポンのリマインド」としてログデータに記録されます。

[任意]博士の指示に従い「受注データ」を選択しましょう

「受注データ」とこの後に出てくる「webコンバージョンデータ」は両方[任意]ですが、どちらかは必ず選択しましょう!
受注データは複数選択することができません

メール配信実績レポート作成時において、受注データは1つしか設定することはできません。そのため、貴社が保持している受注データが複数に分かれている場合、データ統合を行い受注データを1つにまとめるようお願いいたします。

データの統合については「データを横統合したい」「データを縦統合したい」をご参照ください。

必要なカラム」を選択し、「適用」をクリックします

貴社の受注データのカラムから「受注ID」「受注日時」「受注金額」「キャンセルフラグ」の4つに該当する適切な項目を選びましょう。
受注データの「データ型」について

「受注ID」「受注日時」「受注金額」「キャンセルフラグ」として選択する、4つのカラムはデータ型が決まっています。それぞれのカラムのデータ型について、下記にまとめましたのでご参照下さい。

# カラム データ型 備考
1 受注ID テキスト型 -
2 受注日時 日時型 -
3 受注金額 整数型 -
4 キャンセルフラグ テキスト型 「キャンセルフラグ」として選択するカラムは、キャンセルされたレコードに「1」、その他レコードに「0」が格納された「テキスト型」のカラムである必要があります。

受注データに該当のカラムがない場合は、「IF文」などのクレンジングタスクを利用してキャンセルフラグに必要なカラムを準備いただくようお願いいたします。

参考:[概要]加工タスク一覧
[任意]博士の指示に従い「webコンバージョンデータ」を選択しましょう

CV設定を複数行っている場合は「webコンバージョンデータ」に加工を行ったデータを選択してください

「共通設定」の「コンバージョン設定」において複数のCV設定を作成している場合は、「webコンバージョンデータ」に対して、実績レポートに表示したいCVのレコードのみが格納されるように、加工タスク「絞込み」を行い、加工されたデータファイルを実績レポートに使用してください。

複数のCV設定を作成しているにもかかわらず、「webコンバージョンデータ」に対して「絞込み」を実施しなかった場合、配信実績レポートの「CV」や「CVR」項目に、想定と異なる値が表示される可能性があります。

例えば、下記のCV設定の場合、ユーザーAが「webページAの表示 → webページBのボタンクリック」という行動をとると、実績レポートの集計では『1回のメール配信においてユーザーAは「2回」CVを発生させた』と判定されます。

・CV設定1:webページAの表示
・CV設定2:webページBのボタンクリック

その結果、実績レポートのCV数などの数値が想定外の値となり、正確な実績を計測できないため、CV設定を1つに絞り込んだデータファイルを、実績レポートに使用してください。

※データの絞込みについては『データの「絞込み」をしたい』をご参照ください

必要なカラム」を選択し、「適用」をクリックします

個人情報を含むカラム」を選択し、「適用」をクリックします

統合」を行う時間帯をクリックします

統合の実行タイミング」を設定し、「適用」をクリックします

統合のタイミングを「データファイル更新時」に設定することもできます

統合タイミングを時間指定ではなく、対象のデータファイルの更新時に、統合を実行する設定も行うことが出来ます。以下では、統合タイミングを「webアクセスログデータ」の「データファイル更新時」に設定します。

webアクセスログデータ」をクリックします

統合タイミング」が「データファイル更新時」となっていることが確認できます

保存」をクリックします

名前」を入力し、「保存」をクリックします

作成したメール配信実績レポートがデータファイル一覧に表示されます

以上で、メールの配信実績データの作成は完了です!

配信実績データを設定する

次に、作成した配信実績データを参照する設定を「メール/MA」アプリにて実施します。

メール/MA」をクリックします

メールを配信する」をクリックします

配信実績」をクリックします

データファイル設定」をクリックします

メール配信実績レポート」をクリックします

先程、作成したメール配信実績レポートを選択します!
必要なカラム」を選択し、「適用」をクリックします

メール配信実績データをb→dashが提供するテンプレ―トに沿って作成した場合は、「必要なカラムの選択」に自動的にカラムが設定されるため、選択を行う必要はありません。
「CV数1」や「CV数2」などのカラムの違いについて知りたい

「CV数1」や「受注数1」などのカラム名に「1」が付いているカラムには、直接CVによって取得した値が記録されています

一方で、「CV数2」や「受注数2」などのカラム名に「2」が付いているカラムには、間接CVによって取得した値が記録されています。各カラムの詳細については、下記をご参照ください。

# カラム名 記録される値
1 CV数1 直接CVの件数
2 CV数2 間接CVの件数
3 受注数1 直接CVによる受注件数
4 受注数2 間接CVによる受注件数
5 受注金額1 直接CVによる受注金額
6 受注金額2 間接CVによる受注金額

更新タイミングを設定する

次に、配信実績データの更新タイミングの設定を行います。配信実績画面から更新時間を設定する手順がないため、実績データを反映するには配信一覧画面から設定する必要があります。

更新タイミング設定」をクリックします

更新タイミング」を選択し、「適用」をクリックします

配信実績画面には、「更新タイミング」に設定した時間から24時間前までの実績が集計され表示されます。また、「更新タイミング」は集計開始時間を表しており、集計結果が反映される時間ではありません。そのため、貴社の通信環境やデータ量の多さに伴い、集計開始時間を過ぎても、配信実績画面の数字が更新されない(集計が終わっていない)場合があります。
「更新タイミング」を設定しないと配信実績が表示されません

メール配信一覧画面にて「更新タイミング」を設定していないと、配信実績が表示されません。そのため、事前に必ず「更新タイミング」を設定するようお願いいたします。配信実績に関しては「➎配信実績の詳細を確認する」に記載していますのでご確認ください。

配信実績の一覧を確認する

過去に配信したメールの配信実績の一覧を確認する手順を説明します。

列の表示/非表示」をクリックします

表示したい項目」を選択することが出来ます

表示したい項目」を選択し、「適用」をクリックします

配信実績一覧画面の『CV』や『CVR』の項目が『未設定』と表示される原因を知りたい
配信実績レポートの作成時に、「webコンバージョンデータファイル」や「受注データファイル」を選択しなかった場合、「表示したい項目」として『CV』や『CVR』『受注数』『受注金額』を選択すると、数値は表示されず、代わりに『未設定』と表示されます
メールの配信対象者が0人だった場合、当該配信の配信実績のレコードは作成されません。
表示したい項目」が追加されます

配信実績一覧画面に表示されている項目の数値をダウンロードしたい場合は、こちらの記事をご参照ください。
表示できる項目の種類とは??
配信実績で集計できる項目は以下の13種類となります。
項目の種類一覧
項目 集計内容 集計タイミング
配信数 該当するメール施策1配信の配信総件数 配信完了即時
配信成功数 該当するメール施策1配信の配信成功件数 【Mail Publisher】
配信完了から6h, 12h, 24h, 48h, 120h, 336h 後

【Repica】
配信完了から15min, 6h, 12h, 24h, 36h, 48h, 60h, 72h 後
配信失敗数 該当するメール施策1配信の配信失敗件数

※不達となったメールは配信失敗件数として集計されます
※配信失敗数には、ハードバウンスとソフトバウンスの両方がカウントされます
バウンスの定義については「b→dash用語集」をご参照ください
【Mail Publisher】
配信完了から6h, 12h, 24h, 48h, 120h, 336h 後

【Repica】
配信完了から15min, 6h, 12h, 24h, 36h, 48h, 60h, 72h 後
開封数 該当するメール施策1配信の「成功数」のうち、開封された件数 更新タイミング設定で設定した日時
開封率 該当するメール施策1配信の「開封数」÷「配信成功数」の百分率 更新タイミング設定で設定した日時
配信停止数 該当するメール施策1配信の「成功数」のうち配信停止を希望された件数

※b→dashの配信停止リンクから配信停止になったユーザーの数のみ表示します
更新タイミング設定で設定した日時
配信停止率 該当するメール施策1配信の「配信停止数」÷「配信成功数」の百分率 更新タイミング設定で設定した日時
クリック数 該当するメール施策1配信の「成功数」のうち、配信パラメータを付与したURLがクリックされた件数

※クリック数は同一人物が複数回クリックした場合、全てクリック数としてカウントされます
更新タイミング設定で設定した日時
CTR 該当するメール施策1配信の「クリック数」÷「配信成功数」の百分率 更新タイミング設定で設定した日時
CV 該当するメール施策1配信のクリックしたセッションでコンバージョン達成した件数
※ 1セッションの間に複数回CVに至った場合、CVに至った数全てがカウントされます
更新タイミング設定で設定した日時
CVR 該当するメール施策1配信内で、クリックしたセッションでコンバージョンに達成した割合 更新タイミング設定で設定した日時
受注数 該当するメール施策1配信の「成功数」のうち、配信メール内のURL経由で受注した件数 更新タイミング設定で設定した日時
受注金額 該当するメール施策1配信の「成功数」のうち、配信メール内のURL経由で受注した金額 更新タイミング設定で設定した日時
配信日時ごとの実績を確認したい

配信日時ごとの実績を確認したい場合は、レコードの左にある『▼』をクリックしてください

配信実績一覧画面のレコードは、『1配信設定につき、1レコード』のルールで作成されます。
1つの配信設定で複数回配信を実施している場合、レコードの左にある『▼』をクリックすることで、配信日時ごとの実績が表示されます。

[参考:配信日時ごとの実績を表示した配信実績一覧画面]

配信期間設定の「絶対期間」「相対期間」とは

配信一覧画面の「配信期間」を変更することで、任意の配信期間内の実績を確認することができます。配信期間は「絶対期間」「相対期間」から選択することができます。

● 絶対期間
対象期間を「年/月/日」で指定できます

 相対期間
対象期間を現在から「何日/何週/何ヶ月/何年前後で指定できます

【参考:相対期間の設定例】
・ 期間を設定した日が「2022年2月22日」
・ 開始日:2日前
・ 終了日:1ヶ月後
・ 開始日/終了日を含める
上記の条件の場合、
2022年2月20日~2022年3月22日までを集計します

「配信結果一覧画面」から、『配信対象者』『配信対象外』『配信失敗者』のメールアドレスを確認する方法

配信設定詳細画面の「配信結果一覧画面」から、『配信対象者』『配信対象外』『配信失敗者』のメールアドレスを確認することができます。また、『配信対象者』『配信対象外』『配信失敗者』のメールアドレスのデータをローカル環境にダウンロードすることができます。
「配信結果一覧画面」から、『配信対象者』『配信対象外』『配信失敗者』のメールアドレスを確認する手順については、下記をご参照ください。

配信設定タブ」をクリックし、配信結果を確認したい配信設定」をクリックします

配信結果一覧」をクリックします

『配信対象者』『配信対象外』『配信失敗者』のメールアドレスを確認することができます

「配信ステータス」は、配信直後は全件『配信済み』と表示されますが、配信後にエラーとなった場合は『配信失敗』に表示が変わります。

「配信対象外理由」に表示される内容と、配信対象が『配信対象外』と判定される原因

「配信対象外理由」に表示される内容と、配信対象が『配信対象外』と判定される原因については、下記の表をご参照ください。

「配信対象外理由」に表示される内容と、配信対象が『配信対象外』と判定される原因
# 「配信対象外理由」に表示される内容 配信対象が『配信対象外』と判定される原因
1 顧客データにレコードが存在しない セグメントに利用している顧客データファイルに、「顧客ID」のレコードが存在しなくなっている。
2 同一シナリオで過去にターゲットとして抽出済み 「同じ顧客に対して繰り返し配信する」が『OFF』の場合、同一のシナリオで、過去にセグメントとして抽出されている。
3 同一シナリオ上に滞在中 同一のシナリオ上に、同一の「顧客ID」のリストが存在している。
4 顧客IDで除外 配信除外データファイルの「顧客ID」に合致して、配信対象から除外された。
5 配信対象カラム(受信者メールアドレス)で除外 配信除外データファイルの「配信対象カラム」に合致して、配信対象から除外された。
6 差出人アドレスと受信者アドレスの掛け合わせで除外 差出人のメールアドレス(Fromアドレス)と配信対象外のメールアドレス(Toアドレス)の組み合わせが合致して、配信対象から除外された。
7 同一施策で過去に配信済み 「同じ顧客に対して繰り返し配信する」が『OFF』かつ、「配信スキップした顧客に、再度配信する」が『ON』の場合、過去に配信されている。
8 顧客IDが空文字 「顧客ID」カラムの値が「空文字」になっている。
9 配信不可時間帯設定(日次)で除外 配信不可日時設定を「毎日」で設定していた場合、該当の時間で配信が行われた。
10 配信不可曜日設定で除外 配信不可日時設定を「毎週●曜日、毎週第●曜日、毎週平日」で設定していた場合、該当の時間で配信が行われた。
11 配信不可時間帯設定(月次)で除外 配信不可日時設定を「毎月●日」で設定していた場合、該当の時間で配信が行われた。
12 配信不可時間帯設定(年次)で除外 配信不可日時設定を「毎年●月●日」で設定していた場合、該当の時間で配信が行われた。
13 配信不可時間帯設定(絶対期間)で除外 配信不可日時設定を「繰り返しなし」で設定していた場合、該当の時間で配信が行われた。
14 差込データや条件判定に利用しているカラムが削除 配信コンテンツに、データ挿入やレコメンド挿入などのデータの差込設定を行っているが、差込に利用されるデータのカラムが削除されている。
15 送信数上限 配信上限設定があり、上限を超過した状態で配信が行われた。
16 配信先重複 「顧客ID」は重複していないが、「配信ID」が重複したため、配信対象から除外された。
17 差込データなし 差込対象のデータが存在しない。
18 差込データが空文字/NULL 配信スキップの設定があり、差込データの値が「空文字」もしくは「NULL」である。
19 差込データに対象の顧客IDが存在しない 配信スキップの設定があり、差込データに差込対象の「顧客ID」が存在しない。
20 メールアドレスが空文字 『メールアドレス』が「空文字」である。
21 メールアドレスが不正 『メールアドレス』の「フォーマット」が不正である。
22 事前にドメイン登録されている送信元アドレスでない b→dashのメール配信サーバーである『Mail Publisher』または『repica』に未登録のドメインを用いたメールアドレスが送信元として差し込まれた。
23 利用できない文字が含まれている 「送信先のメールアドレス」「送信元の名称」「送信元のメールアドレス」「差し込み文字のデータ」に『制御文字』が含まれている。

※『配信対象外』と判定される『制御文字』については、こちらをご参照ください
24 レコメンドデータの取得に失敗 レコメンドが挿入されている配信で、レコメンドデータの取得に失敗した。
25 差込文字長上限超過 差込文字数が上限を超過した。
26 プリヘッダーの差込データが空値/NULL 配信スキップの設定があり、差込データの値が「空文字」もしくは「NULL」である。
27 プリヘッダーの差込データに対象の顧客IDが存在しない 配信スキップの設定があり、差込データに差込対象の「顧客ID」が存在しない。
28 原因不明 原因不明のエラーが発生した。

配信実績の詳細を確認する

最後に、過去に配信したメールの配信実績の詳細を確認する手順を説明します。

確認したい配信実績の「プルダウン」をクリックします

配信実績一覧画面の「配信開始日時」には、初回配信時の配信開始日時が表示されています。
確認したい「配信実績」をクリックします

配信実績」を確認することが出来ます

メールの配信実績画面の各項目の詳細については「メール配信の配信実績画面に表示されている各項目について知りたい」をご参照ください。
クリック件数の表示切替え方法

配信実績画面における「クリック件数」は、

①メール文面に記載されているURLの総クリック数
②各URLごとのクリック数

の両方を確認することができます。
それぞれの確認方法については以下を参照ください。

①メール文面に記載されているURLの総クリック数

②各URLごとのクリック数

ユーザーへのメールの配信完了時間は確認することができません

メールの配信完了時間は、一度に配信されるメールの件数や各ユーザーの受信環境によって異なるため、配信完了時間を正確に記録することができませんそのため、b→dashの配信実績画面などからメールの配信完了時間の詳細を確認することができない仕様となっています。

※配信にかかる大まかな時間については、「メール配信の配信完了までの目安時間を知りたい」をご参照ください

配信実績の各項目が取得できない場合はどうしたらいいの??

配信実績の各項目が取得できない、数字がおかしいといった場合は、何らかの設定が誤っていると考えられます。以下によくある設定誤りを記載しますので、こちらに該当しないかご覧ください。

全指標共通
考えられる原因 改善策
配信日時が適切な期間に設定されていない 各メールの配信日時が、配信実績画面右上にある「配信日時」の期間内にある場合のみ、配信実績が表示されますので、実績を確認したいメールの配信日が「配信日時」期間内になっているかご確認ください。
成功数
考えられる原因 改善策
マルチパート配信によるメールの配信数を誤認している マルチパート配信は受信側のメーラー環境にあわせて、HTML/テキストメールを出し分けて配信しています。
一度の配信で1ユーザーにメールを2通(HTML/テキスト)送っている訳ではなく、どちらか1通のみが送られるため、マルチパート配信1通における配信数/成功数は「2」ではなく「1」としてカウントされます。
開封数
考えられる原因 改善策
送信メールの形式がHTMLメールではない 送信したメールの開封数を計測できるのはHTMLメールのみとなっています。テキストメールは仕様上、メールを開封したことを計測することはできませんのでご確認ください。
※テキストメールは開封数が計測できないため、開封率も計測することができません
メールに画像が添付されていない/受信側がメーラーを「画像の読み込みをしない」設定にしている メール開封の判定は、メーラーがメールに添付されている画像を読み込みこむことで行われます。
そのため、配信するメールに画像が添付されていない場合や、受信側のメーラーが「画像の読み込みをしない」設定にしている場合、メールの開封数を計測することができませんのでご注意ください。
ユーザーが受信したメールを他メールと一緒に「一括開封」した メールの「開封」を計測するには、ユーザー側でメールの本文を表示する必要があるため、例えば、ユーザーが複数のメールを選択肢一括で「開封する」「既読にする」といった操作をした場合は、開封は計測できませんのでご注意ください。
ユーザーがメーラー上で「既読にする」ボタンを押下した メールの「開封」を計測するためには、ユーザー側でメールの本文を表示し、画像要素(imgタグ)が読み込まれる必要があります。例えば、メーラーの機能の1つである「既読にする」ボタンを、ユーザーが押下した場合は、 メールの開封有無を計測することできませんのでご注意ください。
ただし、iOS標準メーラーのように、メール受信時にメーラー自体がメールの画像要素(imgタグ)を読み込む場合もあります。 この場合は、メールが「開封された」として計測されるため、ご留意ください。
クリック数
考えられる原因 改善策
メールに挿入しているリンクURLを配信パラメータ設定にしていない リンクURLに配信パラメータが設置されていないとクリック数が正しく計測出来ないため、配信パラメータが正常に設定されていることを「webサイトへの流入元を取得したい」を参考にご確認ください。
タグを設置していない 配信パラメータを設定していても、メールのコンテンツに記載したURLのページ上にタグを設置していないとクリック数を計測することが出来ないため、タグが設置されていることを「直貼りでタグを設置したい」を参考にご確認ください。
タグ発火前にユーザーが貴社のwebサイトから離脱した ユーザーが貴社のwebサイトに訪問した直後に離脱した場合、クリック数が取得できませんので予めご了承ください。
※クリック数の取得設定が正しく実施できていない場合は「メール配信実績レポート」や「シナリオ配信実績レポート」におけるクリック数の表示は「0」になります

以上で配信実績の確認は完了です!