閲覧アイテムタグを設置したい

はじめに

b→dashでレコメンドを配信するにあたっての必要な準備や全体像を確認したい場合はまずはこちらをご覧ください

本記事について

本記事では、ユーザーが閲覧した商品IDを取得するために必要な閲覧アイテムタグ』の設定手順について説明します。
『閲覧アイテムタグ』を設置することで、「閲覧アイテムレコメンド」をサイトレコメンドのアルゴリズムに利用することができます。

「閲覧アイテムレコメンド」をアルゴリズムに利用することで、ユーザーが閲覧した商品情報を貴社webサイト上にリアルタイムで表示することが可能です。
『閲覧アイテムタグ』に、個人情報設定をしているリレーション設定は利用できません

『閲覧アイテムタグ』に、「個人情報設定を有効にする」を「ON」に設定しているリレーション設定を利用することはできません

『閲覧アイテムタグ』では、リレーション設定を利用してサイト上の商品IDを取得し、商品IDをブラウザのローカルストレージ(LocalStorage)に保持します。そのため『閲覧アイテムタグ』では、セキュリティの観点から「個人情報設定を有効にする」を「ON」に設定しているリレーション設定を利用することはできません。

閲覧アイテムタグの設定を行う

『閲覧アイテムタグ』の設定の手順は、事前準備として「リレーション設定を実施する」を行った後に、「ドメインを設定する」「リレーション設定を選択する」「閲覧アイテムタグを動作させる」の3つの手順を行う必要があります。

以下では、『閲覧アイテムタグ』の設定の手順について説明します。

ワンタグに追加実装することにより貴社webサイト上で『閲覧アイテムタグ』を利用することができます。

[事前準備] リレーション設定を実施する

『閲覧アイテムタグ』の設定の前に、商品IDを取得するリレーション設定を実施する必要があります

リレーション設定の詳細については「リレーション設定をしたい」、商品IDを取得するリレーション設定を実施する方法については、「リレーション設定例(商品IDを取得する場合)」をご参照ください。

① ドメインを設定する

b→dashの画面上で閲覧アイテムタグを利用したいwebサイトのドメインを登録します。

共通設定」をクリックします

タグ管理」をクリックします

閲覧アイテムタグ」をクリックします

新規ドメイン追加」をクリックします

任意のドメインを入力し、「適用」をクリックします

「配信除外URL」を指定することで、特定のページでユーザーが閲覧した商品IDを取得しないように設定できます。
「特定のURLの配下にあるページのみ」を対象に商品IDを取得することはできません

「対象ドメイン設定」において、ある特定のURL配下のページに限定して、ユーザーが閲覧した商品IDを取得することはできません

例えば、 貴社webサイトに、以下4つのページが存在する場合、

・https://www.test.com/top/
・https://www.test.com/access/
・https://www.test.com/service/aaa
・https://www.test.com/service/bbb

「www.test.com/service/aaa」「www.test.com/service/bbb」のみを対象に、ユーザーが閲覧した商品IDを取得するということはできず、同じドメインである「https://www.test.com/top」や「https://www.test.com/access/」もユーザーが閲覧した商品IDの取得対象となります。

ドメインとはどの部分を指しているの??

ドメインとは、サイトURL「https://www.test.com/」の「https://」と末尾の「/」を取り除いた「www.test.com」の部分(FQDNに該当する部分)を指します。
そのため、貴社webサイトのURLに「www」が含まれている場合は、「www」も含めて対象ドメインに登録してください。例えば、貴社webサイトのURLが「https://www.test.com/」の場合は、ドメインに「www.test.com」と登録してください。

参考までに、「www.test.com」を対象ドメインとして登録すると、ドメイン配下のページ、例えば、「www.test.com/service/」「www.test.com/news/」といったページもタグの適用対象になります。

対象ドメイン一覧に表示されます

対象ドメインの削除方法
対象ドメインに設定したドメインは削除することができます。ドメインを削除した後は、必ず閲覧アイテムタグを一度「OFF」にして、再度「ON」にするようお願いいたします。
削除」アイコンをクリックしてドメインを削除します

削除」をクリックします

ON」をクリックして「OFF」にし、再度クリックして「ON」にします

② リレーション設定を選択する

閲覧アイテムタグで使用するリレーション設定を選択します。

追加」をクリックします

任意の設定名を入力します

未設定」をクリックします

使用するリレーション設定を選択し、「適用」をクリックします

取得したい項目に「商品ID」を選択しているリレーション設定のみ選択可能です。また「個人情報設定を有効にする」を「ON」に設定しているリレーション設定は選択できません。
適用」をクリックします

閲覧アイテムタグ設定一覧に表示されました

③ 閲覧アイテムタグを動作させる

OFF」をクリックし、「ON」にします

『閲覧アイテムタグ』の設置手順についての説明は以上となります。