「配信不達データ」から特定のメールアドレスを削除したい

本記事について

本記事では、「配信不達データ」に格納されたデータの中から、特定のメールアドレスを削除するための方法や注意点についてご紹介いたします。

「配信不達データ」の確認方法や不達判定のロジックについては、「メールの不達判定の仕組みを確認したい」をご参照ください。

特定のメールアドレスを削除する

「配信不達データ」の詳細画面にある『レコードの削除』をクリックし、該当のメールアドレスが含まれているレコードにチェックを入れることで、「配信不達データ」に格納されている特定のメールアドレスを削除することができます

ただし、削除することができるメールアドレスの上限は、1週間で10件です。上限のカウントは、毎週日曜日の24:00:00(月曜日の00:00:00)にリセットされます。

「1週間」の定義は、”月曜日 00:00:00~日曜日 23:59:59まで”で、「共通設定」アプリで設定した『タイムゾーン』の時間を参照します。
「配信不達データ」に格納されている特定のメールアドレスを削除する手順については、下記をご参照ください。
データパレット」をクリックします

データを確認する」をクリックします

配信不達データ」をクリックします

レコードの削除」をクリックします

削除したいレコードに「チェック」を入れます

削除したいメールアドレスやドメインがある場合は、画面上部にある『メールアドレス』検索が便利です!
適用」をクリックします

削除」をクリックします

「削除」をクリックしてから、1時間以内にレコードが削除されます。
選択したメールアドレスのうち1件でも削除されなかった場合
更新されたデータファイルのステータス

「配信不達データ」からメールアドレスが削除されるとデータが更新されますが、選択したメールアドレスのうち1件でも削除されなかった場合、更新後のデータファイルのステータスは『エラー』になります。
一方で選択したメールアドレスが全て削除された場合、更新後のデータファイルのステータスは『処理完了』になります。

ベル通知

選択したメールアドレスのうち1件でも削除されなかった場合、同じアカウントを利用する全ユーザーに対して、配信不達データのレコード削除に失敗した旨の『ベル通知』が届きます

またベル通知が届いた後に「配信不達データ」を開くと、レコード削除に失敗したため設定をやり直す必要がある旨のエラーモーダルが表示されます。

配信不達データのレコード削除に
失敗した旨のベル通知
「配信不達データ」を開いた際に
表示されるエラーモーダル

削除履歴の確認方法

レコード削除画面の『削除対象のレコード登録履歴』をクリックすることでモーダルが表示され、削除履歴として下記の3項目を確認することができます。

 登録件数:削除したいメールアドレスとして登録した
      レコードの数
       ※レコード削除の成功、失敗は関係なく、
        登録した件数が表示されます
❷ 登録者 :削除したいメールアドレスを登録した
      ユーザー名
❸ 登録日時:削除したいメールアドレスを登録した「日時

また、『削除対象のレコード登録履歴』は、毎月1日00:00:00になると、3ヶ月以前の履歴が削除されます
例えば、「2023/12/01 00:00:00」になると、「2023/09/01 00:00:00」以前に登録された履歴が削除されます。

[参考:『削除対象のレコード登録履歴』モーダル]