「配信数」から「配信失敗数(配信不達)」を除外したユーザーのリストを作成する方法

本記事について

本記事では、特定のメールの「配信数」から「配信失敗数(配信不達)」を除外したユーザーのリストを作成する方法を紹介します

今回は「2021/7/5 13:15:00」に配信した「夏の会員限定クーポン」のメールの「配信数」から「配信失敗数(配信不達)」を除外したユーザーのリストを作成する方法を例に説明します。

「配信数」から「配信失敗数(配信不達)」を除外したユーザーのリストを作成

メールの「配信数」から「配信失敗数(配信不達)」を除外したユーザーのリストを作成するためには、「メール配信を実施したユーザー」と「メール配信が失敗したユーザー」の2つのデータファイルを作成し、横統合する必要があります

具体的には「❶対象のメールのログデータを抽出する」「❷2つのデータファイルを作成する」「❸2つのデータファイルを横統合する」「❹「配信数」から「配信失敗数(配信不達)」を除外する」の4つの手順を踏む必要がありますので、以下にて紹介します。

まずは、2つのデータファイルを作成していきます。

❶ 対象のメールのログデータを抽出する

「メール配信を実施したユーザー」と「メール配信が失敗したユーザー」を抽出したデータファイルを作成するためには、メール行動ログデータから特定のメールのログデータを抽出したデータファイルを作成する必要があります
今回は配信時間「2021/7/5 13:15:00」、施策名「夏の会員限定クーポン」で絞込んでいきます。

メールアプリ」のメール配信実績画面から、絞込みたい「施策名」と「配信時間」を確認します

データパレット」をクリックします

データを確認する」をクリックします

b→dashデータ」をクリックします

メール行動ログデータ」をクリックします

絞込み」をクリックします

施策名」カラムを選択します

絞込みたいメールの施策名」を入力し、「適用」をクリックします

配信日時」カラムを選択します

絞り込みたいメールの配信日時」を入力し、「適用」をクリックします

適用」をクリックします

保存」をクリックします

更新設定」を選択し、「次へ」をクリックします

新規データファイルとして保存」を選択し、「次へ」をクリックします

名前」を入力し、「保存」をクリックします

絞込みを行ったデータファイルが一覧に表示されます

作成したデータファイルを使用して、次は2つのデータファイルを作成します。

❷ 2つのデータファイルを作成する

「❶対象のメールのログデータを抽出する」で作成したデータファイルに対して、「ⓐメール配信を実施したユーザーの絞込む」と「ⓑメール配信が失敗したユーザーの絞込む」の2つのデータファイルを作成していきます。

データパレット」をクリックします

データを確認する」を選択します

❶対象のメールのログデータを抽出する」で作成したデータファイルを選択します

絞込み」を選択します

行動タイプ」カラムを選択します

ⓐメール配信を実施したユーザーに絞込む
mail_tried」と入力し、「適用」をクリックします

「mail_tried」は、成功/失敗に関わらずメール配信が実施されたことを表すレコードです。
適用」をクリックします

保存」をクリックします

更新設定」を選択し、「次へ」をクリックします

新規データファイルとして保存」を選択し、「次へ」をクリックします

名前」を入力し、「保存」をクリックします

絞込みを行ったデータファイルが一覧に表示されます

ⓑメール配信が失敗したユーザーに絞込む
mail_failed」と入力し、「適用」をクリックします

「mail_failed」は、メール配信が失敗したことを表すレコードです。
適用」をクリックします

保存」をクリックします

更新設定」を選択し、「次へ」をクリックします

名前」を入力し、「保存」をクリックします

絞込みを行ったデータファイルが一覧に表示されます

2つのデータファイルを作成したら、次は横統合を行います。

❸ 2つのデータファイルを横統合する

「❷2つのデータファイルを作成する」で作成した、「ⓐメール配信を実施したユーザー」と「ⓑメール配信が失敗したユーザー」の2つのデータファイルを横統合していきます

データパレット」をクリックします

データを確認する」をクリックします

統合する」をクリックします

カスタマイズ」を選択し、「適用」をクリックします

ファイルアイコン」をクリックします

1つ目に「ⓐメール配信を実施したユーザー」のデータファイルを選択します

2つ目に「ⓑメール配信が失敗したユーザー」のデータファイルを選択します

統合アイコン」を選択します

横方向に統合」を選択し、「適用」をクリックします

横統合のキー項目に「顧客ID」を選択します

全てのデータを統合する」を選択し、「適用」をクリックします

名前」を入力し、「保存」をクリックします

保存」をクリックします

更新設定」を選択し、「適用」をクリックします

保存」をクリックします

OFF」を「ON」に切り替えて「適用」をクリックします

統合したデータファイルが一覧に表示されます

横統合が完了したら、次は「配信数」から「配信失敗数(配信不達)」を除外していきます。

❹ 「配信数」から「配信失敗数(配信不達)」を除外する

「❸2つのデータファイルを横統合する」で作成したデータファイルに対して絞込みを行うことで「配信数」から「配信失敗数(配信不達)」を除外したユーザーのリストを作成します

統合したデータファイル」をクリックします

絞込み」をクリックします

統合データファイルのⓑメール配信が失敗したユーザーの「顧客ID」カラムを選択します

空文字」を選択し、「適用」をクリックします

適用」をクリックします

メールが配信されたユーザー」に絞込まれたので、「保存」をクリックします

更新設定」をして、「次へ」をクリックします

新規データファイルとして保存」を選択し、「次へ」をクリックします

名前」を入力し、「保存」をクリックします

絞込みを行ったデータファイルが一覧に表示されます

以上で、「配信数」から「配信失敗数(配信不達)」を除外したユーザーのリストを作成する方法についての説明は完了です。