Push通知の送信元を設定したい

本記事について

本記事では、Push通知の送信元を設定する方法を紹介します。
設定方法については、以下をご参照ください。

Push通知の送信元を設定する

b→dashでPush通知配信を行うにあたり、最初に実施する必要があるPush通知の送信元を設定する方法を説明します。

Push通知の送信元を設定するにあたり、貴社アプリとb→dashにて、2つの対応が必要です。それぞれで必要な対応については、下記をご参照ください。

貴社アプリで必要な対応

『HTTP v1 API』を利用するにあたり、貴社アプリではSDKのバージョンを変更してください。
すでにSDKを導入している場合は、SDKのバージョンをご確認の上、「v6.0.0」以上のバージョンを利用してください。
まだSDKを導入していない場合は、b→dashから提供するSDKを新たに導入してください。

新バージョンのSDKの詳細や導入方法については、弊社カスタマーサクセス担当までご連絡ください。

SDKを組み込み後、アプリのユーザーのアプリが最新化されているかどうか確認する方法については、「ユーザーが利用しているアプリバージョンごとに人数を確認したい」をご参照ください。
b→dashで必要な対応

『HTTP v1 API』を利用するにあたり、b→dashでは送信元設定の設定内容を変更してください。
また『HTTP v1 API』を利用する場合は、「名称」「アプリ計測ID」「秘密鍵」を設定する必要があります。「秘密鍵」の生成方法と『HTTP v1 API』を利用して送信元を設定する方法については、以下をご参照ください。

Push通知の送信元は『HTTP v1 API』で作成されます
Push通知の送信元で利用される『FCM API』

2024年12月19日以降、Push通知の送信元はすべて『HTTP v1 API』を利用して作成されます
2024年12月18日~19日のリリースによって、「Push通知の送信元作成画面」の『利用するFCM API』を選択する欄が削除されたためです。
※ 2024年12月18日~19日のリリース以前に『Legacy HTTP API』を利用して作成されている「送信元設定」には影響ありません

[参考]リリースの背景

2024年6月20日に、Push通知を配信するために利用している『Legacy HTTP API』というFCMのAPIが廃止されたため、『HTTP v1 API』への移行を実施していました。
移行期間は、『利用するFCM API』として『Legacy HTTP API』または『HTTP v1 API』のどちらかを選択することができていましたが、移行期間が終了したため、『利用するFCM API』を選択する欄が削除されました。

「秘密鍵」の生成方法

下記では、送信元設定に『HTTP v1 API』を利用する場合に必要な「秘密鍵」を「Firebase」のプロジェクトページから生成する方法を紹介します。

Firebase」を開き、「プロジェクトを作成」をクリックします

プロジェクト名」を入力します

内容を確認し、「チェック」を入れます

続行」をクリックします

続行」をクリックします

Googleアナリティクスアカウント」を選択します

プロジェクトを作成」をクリックします

続行」をクリックします

プロジェクトの概要」をクリックします

プロジェクトの設定」をクリックします

Cloud Messaging」をクリックします

Firebase Cloud Messaging API (V1)」が「有効」になっていることを確認します

「Firebase Cloud Messaging API (V1)」が有効になっていない場合は、「Google Developer Console」から有効化してください。
サービスアカウント」をクリックします

新しい秘密鍵を生成」をクリックします

「秘密鍵」の生成前に『cloudmessaging.messages.create』の権限を付与してください。もしも「秘密鍵」の生成後に、「秘密鍵」を生成したユーザーに権限を付与したとしても、生成時点では権限が付与されていなかったため、Push通知の配信がエラーになる可能性があります。
キーを生成」をクリックします

保存」をクリックします

名称」を入力します

ファイル選択」をクリックします

ファイル」を選択し、「開く」をクリックします

アップロードすることができるファイルの形式は、「json形式」のみです。アップロードされたファイルが「json形式」でない場合は、エラーモーダルが表示されます。
ファイル選択」をクリックします

ファイル」を選択し、「開く」をクリックします

適用」をクリックします

作成した「送信元」が一覧に表示されたことを確認します

これでPush通知配信の送信元設定は完了です!