レコメンドメールを配信したい

はじめに

b→dashでレコメンドメールを配信するにあたっての必要な準備や全体像を確認したい場合はまずはこちらをご覧ください

レコメンドメールの配信手順

レコメンドメールを配信するためには「レコメンドメールのコンテンツを作成する」「レコメンドメールの配信準備をする」の2つの手順を踏む必要があります。

まずは、「レコメンドメールのコンテンツを作成する」について説明します!

レコメンドメールのコンテンツを作成する

レコメンドメールを作成するには、メールにメールレコメンド用データを挿入する必要があります。
今回は、下記のレコメンドメールのコンテンツ作成手順を例に、メールレコメンド用データを挿入する方法について説明します。

メールレコメンド用データの挿入は「レコメンドデータのテキスト挿入」「レコメンドデータの画像挿入」の2つの方法があります。

❶ レコメンドデータのテキスト挿入

メールレコメンド用データ作成時の「利用データの選択」で選んだカラムの情報を、テキストとして挿入することができます。

メール」をクリックします

メールを作成する」をクリックします

メールレコメンド用データを挿入したい「コンテンツ」を選択し、「編集」をクリックします

ブロック追加」をクリックします

メールレコメンド用データを挿入したい箇所の「ブロック追加」をクリックします

任意のブロック数を選択し、「適用」をクリックします

追加したブロックを選択し、「テキスト」をクリックします

レコメンド挿入」をクリックします

メールに挿入したい「メールレコメンド用データ」をクリックします

挿入項目」をプルダウンから選択し、「追加」をクリックします

メール挿入したい「挿入順位」をプルダウンから選択し、「適用」をクリックします

「レコメンドデータのテキスト挿入」ができました

デフォルトの設定では、挿入したテキストは横1列に表示されますが、
改行、センタリングなどの加工も行うことできます。
テキスト挿入で「画像URL」を選択しても、画像は表示されません

レコメンド用データに「画像URL」項目を持っている場合は、テキスト挿入項目として「画像URL」をプルダウンから選択することができますが、この方法で画像URLを差し込んだ場合、実際のメールには画像URLがテキスト表示されてしまい、画像は表示されません
画像を差し込む方法は、後述する「❷レコメンドデータの画像挿入」をご参照ください。

「テキスト挿入」した場合の画像URLの表示のされ方
(URL文字列が表示されてしまう)

❷ レコメンドデータの画像挿入

メールレコメンド用データに画像URLのデータがある場合、レコメンドで商品の画像を表示することができます。

ブロック追加」をクリックします

メールレコメンド用データを挿入したい箇所の「ブロック追加」をクリックします

任意のブロック数を選択し、「適用」をクリックします

追加したブロックを選択し、「画像」をクリックします

画像URL」を選択し、「適用」をクリックします

レコメンドを挿入」をクリックします

メールに挿入したい「メールレコメンド用データ」をクリックします

項目」を選択し、プルダウンから「画像URL」を選択します

順位」を選択し、プルダウンから挿入したい順位をクリックします

適用」をクリックします

メールレコメンド用データの「画像の挿入」ができました

件名」を入力し、「更新」をクリックします

コンテンツ名」を入力し、「適用」をクリックします

以上で、レコメンドメールのコンテンツを作成することができました!
続いては、レコメンドメールの配信準備について説明します!

レコメンドメールの配信準備をする

レコメンドメールの配信準備では「レコメンドメールの配信設定をする」「メールレコメンド用データとメール配信設定の運用を開始する」の2つの手順を踏む必要があります。

レコメンドメールの配信設定をする

レコメンドメールの配信設定は、一般的なメールの配信設定と違いはありません。
配信設定についてご不明な点については、こちらをご参照ください。

メールレコメンド用データとメール配信設定の運用を開始する

運用の切り替えは、「メールレコメンド用データ」「メール配信設定」の順で行います。

メールレコメンド用データ
レコメンド」をクリックします

利用したい「メールレコメンド用データ」をクリックします

停止中」をクリックします

運用中に切り替わったことを確認します

メール配信設定
メール」をクリックします

メールを配信する」をクリックします

作成した配信設定」をクリックします

停止中」をクリックします

運用中に切り替わったことを確認します

「まだ利用できないレコメンドを含むメールコンテンツがある」と表示された場合

メール配信設定を「停止中」から「運用中」に切り替えた際に、「まだ利用できないレコメンドを含むメールコンテンツがある」とエラーが表示されることがあります。

停止中」をクリックします

まだ利用できないレコメンドを含むメールコンテンツがある
とエラーが表示された場合

このエラーは、「レコメンドデータが計算途中である」または「挿入時に利用したレコメンドデータに不備がある」場合に発生します。それぞれの事象と解決策を以下に記載しますので、内容を確認の上、該当する対応を実施ください。

レコメンドデータが計算途中である

レコメンドデータの計算が完了していない状態でメール配信設定を「停止中」から「運用中」に切り替えるとエラーが発生しますので、しばらく時間をおいてから再度メール配信設定の切り替えを実施ください。

● (参考)レコメンドデータの計算時間
レコメンドデータの計算は、商品データ・閲覧履歴データのデータ量や計算方法であるレコメンドアルゴリズム、どの期間までのデータを利用するかの集計設定などによって必要な計算時間が異なります。

参考として、
・カラム数8, フィールド数100件の「商品データ」
・カラム数8, フィールド数1980件の「閲覧履歴データ」
・レコメンドアルゴリズム:「閲覧データを利用したランキング」
・集計設定: 「全期間」
の場合は、レコメンドデータの計算に約1時間かかります。

より大きなレコメンドデータを利用する場合は、これ以上に計算時間がかかりますので、エラーが表示された場合は適当な時間をおいていただくか、後述する「メールレコメンド用データで考えられる不備」についてご確認いただくようお願いいたします。

挿入時に利用したレコメンドデータに不備がある

メールへのテキスト挿入時に利用したレコメンドデータに不備がある場合、メール配信設定を「停止中」から「運用中」に切り替えるとエラーが生じます。

以下の注意事項を確認の上、該当の際は設定内容を修正いただくようお願いいたします。

項目 考えられる要因 改善策
商品データの商品IDと、
閲覧履歴データの商品IDが合っていない
商品データまたは閲覧履歴データを、
間違って選択している
こちらを参照し、商品データまたは閲覧データを選択し直すようお願いいたします
商品データに存在しない商品IDが、
閲覧履歴データに存在している
データパレットでデータの加工を行うことで、
閲覧履歴データから存在しない商品IDを削除するようお願いいたします
商品データの商品IDの桁数と、閲覧履歴データの商品IDの桁数が異なっている
(例)
商品データ:P00001
閲覧履歴データ:P001
データパレットでデータの加工を行うことで、
商品データあるいは閲覧履歴データのどちらかに商品IDを合わせてるようお願いいたします
商品データの商品IDの接頭語と、閲覧履歴データの商品IDの接頭語が異なっている
(例)
商品データ:P001
閲覧履歴データ:I001
データパレットでデータの加工を行うことで、
商品データあるいは閲覧履歴データのどちらかに商品IDを合わせるようお願いいたします
閲覧履歴データのレコード件数が少ない 閲覧履歴データのレコード件数が少ない 閲覧履歴データのレコード件数を増やすようお願いいたします
商品データのレコード件数に対して、
閲覧履歴データのレコード件数が少ない
閲覧履歴データのレコード件数を増やす、
または商品データのレコード件数を減らすようお願いいたします
集計設定の期間内に該当する閲覧履歴の
レコードがない、あるいはレコード件数が少ない
こちらを参照し、集計設定を閲覧履歴データに合わせるようお願いいたします
表示されるアイテムが「0件」や差し込まれる値が「空文字」の場合、メールが配信されません

レコメンドメールの配信対象者に対して、表示できるアイテム数が「0件」や差し込まれる値が「空文字」の場合、メールが配信されません

例えば、「購入データを利用したランキング」のレコメンドデータをメールに差し込む場合、「購入データ」が存在しないユーザーには、レコメンドの表示箇所が空白状態のメールが送られるのではなく、メール自体が配信されませんのでご注意ください。

※またメール配信が行われないため、メール配信実績の「配信数」や「配信成功数」にカウントされません

以上で、レコメンドメールの配信準備が終わりました!