単発のSMSメッセージを本番配信したい

はじめに

b→dashでSMSを配信するにあたっての必要な準備や全体像を確認したい場合はまずはこちらをご覧ください

配信データを選択する

データファイルを選択する

SMS配信」をクリックします

SMSを配信する」をクリックします

新規作成」をクリックします

セグメント」を選択し、クリックします

配信対象カラム」を選択し、「適用」をクリックします

「電話番号」カラム選択時における注意事項

配信対象データファイルを選択する際に指定する「電話番号」カラムについては、以下の注意事項を確認の上、設定いただくようお願いいたします。

「電話番号」カラムが複数ある場合

選択した配信対象データファイル内に複数の「電話番号」カラムが存在する場合、「優先度」を設定することで、どのカラムの電話番号から利用するかを指定することができます。優先度の手順は以下を参考にしてください。

優先度設定のイメージ

複数の電話番号」を選択し、「三点リーダー」をクリックします

電話番号」の優先度を選択し、「適用」をクリックします

同じカラムに同一の電話番号が存在する場合

「電話番号」カラムの中に、同じ電話番号が存在する場合(複数のレコードに同じ電話番号が存在する場合)は、更新日時が最新の日時であるレコードの電話番号に対してSMS配信が実施され、重複してのSMS配信がされない仕組みになっています。

「電話番号」カラム内に不正な値が含まれている場合

配信対象カラム内に、「- (ハイフン)」が全角になっているなどの「不正な値が含まれているレコード」が存在する場合、不正な値にも配信が実施されます。また、「000-0000-0000」のようなダミーの電話番号にも、配信の処理が行われます。
b→dashからSMS配信を実施すると、配信のデータが「SMS行動ログデータ」に格納されます。配信対象が不正な値やダミーの電話番号の場合でも、「SMS行動ログデータ」にはレコードが作成され、「行動タイプ」カラムに『sms_tried』が格納されます。「行動タイプ」カラムに格納される値については、こちらの記載をご参照ください。
配信可能な電話番号の形式については、下記の表をご参照ください。

● 正しい値の例:半角数字、半角の「- (ハイフン)」
● 不正な値の例:全角英数字、全角の「ー (ハイフン)」など

[参考:配信可能な電話番号]

# 電話番号の形式
1 下記の数字から始まる11桁の電話番号(Xの値は1~9)
・番号
「020X」「060X」「070X」「080X」「090X」
020-xxxx-yyyy
080xxxxyyyy
2 下記の数字から始まる14桁の電話番号
・番号
「0200」「0600」「0700」「0800」「0900」
0200-xxxxx-yyyyy
0600xxxxyyyy
3 下記の数字から始まる12桁以内の電話番号
・番号
「8120」「8160」「8170」「8180」「8190」
8120-xxx-yyyy
8160xxxyyy
4 「0」「81」以外から始まる6~20桁の電話番号 123-0000-0000
4567-xxxx-yyyy

[任意]配信対象外データファイルを選択する

配信対象外データファイル」を選択し、ダブルクリックします

配信対象外データファイルは複数のファイルを設定することが可能です。複数設定する場合もファイルの設定は1つずつ行う必要があります。
また、ファイルを選択しない場合は、右上の「次へ」をクリックすることで設定自体をスキップすることができます
任意のデータファイルが『配信対象外データ』としてデフォルトで選択されているように設定したい

任意のデータファイルが『配信対象外データ』としてデフォルトで選択されているように設定したい場合は、「共通設定」アプリの『配信対象外データファイルのデフォルト選択設定』を利用してください
『配信対象外データファイルのデフォルト選択設定』については、「配信対象外データファイルのデフォルト選択設定を利用したい」をご参照ください。

配信対象外カラム」に「顧客ID」か「電話番号」のどちらかを選択し、「適用」をクリックします

配信対象外カラムの選択基準
配信対象外カラムは、「顧客ID」と「電話番号」のうち、1つ以上を指定する必要があります。(どちらか1つのみの選択でも、両方ともの選択でもよい)

どちらを選択するかは、配信対象として選択したデータファイルに対して「顧客ID」をキーに除外するレコードを指定したいか、「電話番号」をキーに除外するレコードを指定したいかによって決定します。

顧客ID」を選択した場合は、配信対象データファイルと、配信除外データファイルで「顧客ID」が共通するレコードを除外します

電話番号」を選択した場合は、配信対象データファイルと、配信除外データファイルで「電話番号」が共通するレコードを除外します

顧客ID」「電話番号」のどちらも選択した場合、配信対象データファイルと、配信除外データファイルにおいて、「顧客ID」か「電話番号」のどちらか1つでも共通するレコードが除外されます

「対象外データファイル」の人数は、「配信設定詳細画面」と「配信対象者モーダル」で集計方法が異なります

「対象外データファイル」の人数は配信設定詳細画面配信対象者モーダルので算出方法が異なります。それぞれの具体的な算出方法は以下をご参照ください。

配信設定詳細画面の「対象外データファイル」

配信設定詳細画面では、配信対象外データファイルの内、電話番号カラムに値を持つレコードの件数を表示しています。

配信対象者モーダル内の「対象外データファイル」

配信対象者モーダルでは、配信対象外データファイルのレコード数を表示しています。(電話番号カラムに値があるかどうかは考慮していません

(参考)配信対象外データファイルのイメージ

レコード件数が5件あり、5件中4件のレコードが電話番号カラムに値を保持している以下のような配信対象外データファイルがあるとします。
この場合は、配信設定詳細画面では「4人」、配信対象者モーダルのでは「5人」と表記されます。

配信コンテンツを選択する

配信するコンテンツ」をクリックします

『短縮URL化のON/OFF設定』を「ON」にしている場合、配信をするたびに「短縮URL」の文字列が変化します

『短縮URL化のON/OFF設定』を「ON」にしている場合、配信するコンテンツが同じでも、配信のたびに「短縮URL」の文字列が変化します

『短縮URL化のON/OFF設定』とは、SMS配信時に、”コンテンツに挿入されているすべてのURL”(※)を「短縮URL」に変換する機能です。
※”コンテンツに挿入されているすべてのURL”とは、「コンテンツボックス」から追加した「短縮URL」や、「データ挿入」で追加したURLも含まれます

『短縮URL化のON/OFF設定』を「OFF」にすると、URLが「短縮URL」に変換されずにコンテンツ内の文字数が増えてしまったり、利用したい短縮URLを1つずつコンテンツボックスに追加する工数がかかってしまいます。
そのため、「ON」にしている場合は、配信のたびに「短縮URL」の文字列が変化しますので、ご了承ください。

適用」をクリックします

『SMSの送信元番号複数登録機能』のオプション契約をしている場合は、送信元電話番号を選択してください

『SMSの送信元番号複数登録機能』のオプション契約をしている場合、配信時に利用する送信元電話番号を選択できます。
「配信コンテンツの選択」の後に、送信元電話番号を選択する画面が表示されます。登録済みの送信元電話番号の中から、利用したいものを選択してください。

※『SMSの送信元番号複数登録機能』のオプション契約をしていない場合、送信元電話番号を選択する画面は表示されません

[参考:送信元電話番号を選択する画面]

配信タイミング/期間を設定する

タイミングを設定する

配信起動タイミング」を選択し、「追加」をクリックします

「前回配信時以降、セグメントが更新されている場合のみ配信を行う」はどういった時にチェックをいれるの??

「前回配信時以降、セグメントが更新されている場合のみ配信を行う」機能は、セグメントの更新をトリガーにSMSメッセージを自動配信したい場合に、チェックを入れて使用します
このオプションにチェックを入れることで、セグメントの更新状況に基づいた配信が可能になります。
この機能の利用方法としては、以下2つのパターンがあります。

①「前回配信時以降、セグメントが更新されている場合のみ配信を行う」のみを使用する
②「前回配信時以降、セグメントが更新されている場合のみ配信を行う」+「指定日時」を使用する

各パターンの挙動については、以下をご参照ください。

    ①「前回配信時以降、セグメントが更新されている場合のみ配信を行う」のみを使用する

    セグメントが更新されたタイミングで、自動的にSMSメッセージが配信されます。

    ②「前回配信時以降、セグメントが更新されている場合のみ配信を行う」+「指定日時」を使用する

    セグメントが更新された状態で、指定日時に到達するとSMSメッセージが配信されます。
    初回配信については、運用開始後にセグメントが更新されていない場合でも、指定した日時にSMSメッセージが配信されます。

    例えば、以下の画像のように設定した場合、セグメントが更新された状態で「13:00」に到達すると、SMSメッセージが配信されます。
    前回の配信以降、セグメントが更新されていないと「13:00」に到達してもSMSメッセージが配信されません。

    [任意]「配信上限を有効にする」のON/OFFを選択します

    配信上限は共通設定の「配信制御設定」にて設定可能することができます!
    [任意]「自動パラメータ設定を有効にする」のON/OFFを選択します

    自動パラメータは、ユーザーがどのSMS経由で流入したかを識別するための文字列をリンクURLの末尾に自動挿入する機能です。これによって「クリック数」「クリック率」「CV数」などを測定することができます。詳しいパラメータの設定方法は、こちらです!
    [任意]「同じ顧客に対して繰り返し配信する」のON/OFFを選択します

    配信機能のタイミングを定期的に指定した場合(例えば、毎週月曜日10時に送る)、1回目に配信した顧客に対して、2回目も同じ内容のSMSを配信するかどうかという設定ができます!
    同じ顧客に対して繰り返し配信する」の「同じ顧客」とは?

    「同じ顧客」とは、「設定しているコンテンツの配信対象者として、過去に1度でも抽出されたことがある顧客」を意味します。
    そのため、配信対象者として抽出されたが、結果的にコンテンツが配信されなかった顧客も「同じ顧客」と判定されます。

    例えば、あるコンテンツを1月の1カ月間毎日9時に配信する設定をした場合に、1月1日に抽出した配信セグメントと、1月2日に抽出した配信セグメントの両方に同一の顧客が含まれる可能性がありますが、このような場合において、過去に1度配信したことがある顧客に対して、2通目以降の配信を除外したい場合は、「同じ顧客に対して繰り返し配信する」を「OFF」にすることで実現が出来ます。

    また、「同じ顧客」であるかどうかは「顧客ID」が同じであるかどうかによって判定されます。

    [任意]「配信直前にセグメントを更新する」のON/OFFを選択し、「適用」をクリックします

    「配信直前にセグメントを更新する」はどういった時に「ON」にするの??

    この設定は、配信対象のセグメントの更新がされないまま、古いセグメントのデータでの配信を防ぐための機能です。セグメントの更新から配信までの猶予期間が短い場合やデータ連携頻度や配信頻度の高い場合に設定します。

    ※「セグメントの更新時にのみ配信する」の設定とは併用できません。また、他の配信設定で「セグメントの更新時にのみ配信する」の設定をしていても、配信されるといった影響はありません

    期間を設定する

    配信期間」を選択し、「次へ」をクリックします

    名前」を入力し、「保存」をクリックします

    配信一覧に表示されます

    配信設定を運用する

    作成した配信設定」をクリックします

    ステータス切り替え」をクリックします

    配信設定を作成した状態だと「停止中」になっているので、ご注意ください!
    運用中」を選択し、「運用」をクリックします

    運用中に変更されたことを確認します

    これで単発のSMSメッセージの配信設定は完了です!