目次
- 1 b→dashデータとは
- 2 b→dashデータのデータファイル
- 2.1 webアクセスログデータ
- 2.2 アプリアクセスログデータ
- 2.3 メール行動ログデータ
- 2.4 オプトアウトフォームデータ
- 2.5 配信不達データ
- 2.6 メール登録解除データ
- 2.7 メール行動ログデータ(即時配信メール)
- 2.8 配信不達データ(即時配信メール)
- 2.9 LINE行動ログデータ
- 2.10 LINE ID連携データ
- 2.11 SMS行動ログデータ
- 2.12 Push通知ログデータ
- 2.13 レコメンド行動ログデータ
- 2.14 AIレコメンド行動ログデータ
- 2.15 AIレコメンドアイテム別性能計測結果データ
- 2.16 web接客行動ログデータ
- 2.17 アプリ接客行動ログデータ
- 2.18 Yappli行動ログデータ
- 2.19 アプリ接客フォーム回答データ
- 2.20 webコンバージョンデータ
- 2.21 フォーム回答データ
- 2.22 BIデータ
- 2.23 セグメントデータ
- 3 b→dashデータの更新頻度の設定方法
- 4 b→dashデータに関するFAQ
b→dashデータとは
b→dashデータとは、b→dash内部で生成されるデータのことを指します。主にアクセスログデータなどの「webサイトに設置したタグから取得できるデータ」や、b→dashから配信するメールやLINEなどによる「施策を実施することで取得できるデータ」があります。
保持期間の設定方法については、『データの保持期間を設定したい』をご参照ください。
b→dashデータのデータファイル
b→dashデータとして生成されたデータは、データの種類ごとにb→dashデータの各データファイルに取得されます。各データファイルのカラム一覧は、以下にまとめていますので、ご確認ください。
webアクセスログデータ
下記では「webアクセスログデータ」の各カラムの定義を説明します。
webアクセスログデータファイルの「ビジターID」カラムの定義や新規付与の条件、ブラウザで保存される期限について説明します。
➊「ビジターID」とは
その後、同じパソコンを用いて「Safari」でアクセスした場合は『V001』とは異なる新しいビジターIDが付与されます。
※「ビジターID」の有効期限は利用するブラウザによって異なります
❷「ビジターID」が新規発行される条件
「ビジターIDが新規発行される条件」については下記をご参照ください。
[参考:ビジターIDが新規発行される条件]
# | 条件 | 説明 |
1 | キャッシュの削除 |
キャッシュやCookieを削除すると、新たに「ビジターID」が発行されます。 例えば、「Chrome」の閲覧履歴データの削除画面にて、「Cookieと他のサイトデータ」を選択し、データを削除した場合、新たに「ビジターID」が発行されます。 |
2 | Cookieの削除 | |
3 | デバイスの変更 |
デバイスやブラウザを変更すると、新たに「ビジターID」が発行されます。
例えば、デバイスとブラウザの組み合わせを「iPhone」×「Safari」から「iPhone」×「Chrome」に変更した場合、新たに「ビジターID」が発行されます。 |
4 | ブラウザの変更 | |
5 | シークレットモードを使用して再訪問 |
シークレットモード(プライベートモード)を使用して、webサイトにアクセスすると、新たにビジターIDが発行されます。
例えば、「Chrome」を使用してwebサイトAにアクセスし離脱した場合、 離脱したwebサイトAに「シークレットモード」を使用して再度アクセスすると、新たに「ビジターID」が発行されます。 |
➌ b→dashのビジターIDがブラウザで保存される有効期限
例えば、「2023/01/01 10:00」にシークレットモードを利用して貴社webサイトに訪問し、ビジターID「V0001」が付与されたとします。その後「2023/01/01 11:00」にブラウザを閉じ、「2023/01/01 12:00」にシークレットモードを利用して再度訪問した場合、ビジターID「V0002」が新規に発行されます。そのため、シークレットモードを利用した場合のビジターIDの有効期限は、「ブラウザを閉じるまで」になります。
[参考:webブラウザごとのビジターIDの有効期限]
# | ブラウザ | ビジターIDの有効期限 | |
デフォルト | シークレットモード | ||
1 | Google Chrome | ビジターIDの有効期限は「最大400日」です。 |
シークレットモードの有効期限は「ブラウザを閉じるまで」です。
※Google Chromeの場合は『シークレットモード』ですが、Microsoft Edgeの場合は『InPrivate ウィンドウ』、Safariの場合は『プライベートブラウズモード』になります |
2 | Microsoft Edge | ビジターIDの有効期限は「最大400日」です。 | |
3 | Safari |
ビジターIDの有効期限は「最大7日」です。ITPの制限があるため、有効期限が7日間となります。
ITPの制限についての詳細は「ITPの影響を知りたい」をご参照ください。 |
b→dashでは、アクセスログを計測するために、Cookieを発行しています。発行されるCookieの詳細については、下記をご参照ください。
Cookieの項目名 | 取得される値の例 | 説明 |
_bdsid | BD.26FLGZ.o6jBvv0.16231 | b→dashで計測する用途で発行している、セッションを識別するための値 |
_bdnvf | QkQuMjZGTEdaLm82akJ2d | 新規ビジターかどうか判定するためのフラグ |
_bdck | BD.26FLGZ.o6jBvv0.2 |
b→dashで計測する用途で発行している、個人を識別するための値
(ビジターIDの値) |
_bd_prev_page | aHR0cHMlM0ElMkYlMkZi | b→dashで計測する用途で発行している、前ページを保持するための値 |
_bd_prev_page_ex | aHR0cHMlM0ElMkYlMkZi | web接客タグなど、アクセスログタグ以外で前ページを判定するための値 |
_bd_reception_request_timestamp | MTY2MzEyMzc5ExMQ== | web接客タグの発火の時間を保持するための値 |
_bdi_bd4_optin_#
{タグの種類によって変わる値} _#{アカウントコード} |
16633457955 | オプトイン設定がされているかどうかの制御に利用している |
アプリアクセスログデータ
下記では「アプリアクセスログデータ」の各カラムの定義を説明します。
アプリアクセスログデータ項目 | 項目の説明 | ||
項目名 | データ型 | 個人情報 | |
アプリ
アクセスログID |
テキスト | - | 「アプリアクセスログデータファイルのID」が格納されます。 |
UUID | テキスト | ● |
デバイスを識別するために「SDKが付与するID」が格納されます。
『デバイスを識別する固有のID』/『再インストールで変化SDK』が初めて起動した時に初期化され、端末内に保存される『アプリ × 端末」でIDが振られます。 |
ログイン
ユーザーID |
テキスト | ● | 顧客IDなどの、「ユーザー定義のID」が格納されます。 |
FCMトークン | テキスト | ● | Firebaseから発行される、「Push通知に必要なID」が格納されます。 |
ログ発生時刻 | 日時 | - | イベントやクラッシュなどの「時刻」が、『yyyy/MM/dd hh:mm:ss』の形式で格納されます。 |
セッションID | テキスト | - |
「セッションごとに付与されるID」が格納されます。
UUID単位で、前回のログ発生時刻から30分以上経過している場合は、新たな「セッションID」が発行されます。 ※エンドユーザー起因によるネットワーク遅延などが原因で、一度振られたセッションIDが変わる可能性があります |
デバイスID | テキスト | ● |
デバイスを識別する「固有のID」が格納されます。
基本は不変なUIDですが、空の場合があります。 また、Androidはユーザーリセットされる場合があります。 ※顧客IDや注文IDなど紐づけキー取得する機能がないアプリの場合は、紐づけられませんが、例外的に1社が2アプリもっていて、片方が紐づいて、片方が紐づかない場合は、紐づかない方をデバイスIDで紐づけることもできます |
アプリID | テキスト | - |
静的に設定する「アプリID」が格納されます。
128byteまでは保障しますが、SDKではデータを切り詰めません。 |
デバイス
設定言語 |
テキスト | - |
デバイスで設定されている「言語」が、『言語と国』(例:ja_JP)の形式で格納されます。
※iOS は表示形式を編集するのは難しいため、『ja』又は『ja-JP』など、OSバージョンに依存した形式になる可能性があります |
メーカー名 | テキスト | - |
デバイスに設定された「メーカー名」「ブランド名」が格納されます。
例) ・Apple ・Sony |
アプリ
バージョン |
テキスト | - |
「アプリバージョン」が格納されます。
※Android は manifest から取得します |
デバイス
OS名 |
テキスト | - | デバイスに搭載されている「OSの種別」が格納されます。 |
デバイス
OSバージョン |
テキスト | - | デバイスに搭載されている「OSのバージョン」の値が格納されます。 |
デバイス名 | テキスト | - |
デバイスの「メーカーの名称」「モデルの名称」が格納されます。
例) ・Apple ・SONY ・Samsung ・iPhone ・Xperia ・Galaxy |
デバイス
解像度 |
テキスト | - | 「デバイス画面の解像度」が『●x●』(例:480x640)の形式で格納されます。 |
IDFA | テキスト | - |
「デバイス入力装置の種類」が格納されます。
例) ・タッチスクリーン ・ジョイスティック ・クリックホイール ・タッチペン |
IPアドレス | テキスト | ● | 「IPアドレス」が格納されます。 |
国 | テキスト | - | 「国名」が格納されます。 |
地域 | テキスト | - | 「地域名」が格納されます。 |
都市 | テキスト | - | 「都市名」が格納されます。 |
内部タイプ | テキスト | - |
内部タイプごとに格納される値は、以下をご参照ください。
・内部タイプが「スクリーンビュー」の時 internalType=screenview ・内部タイプが「クラッシュ」の時 internalType=exception ・内部タイプが「イベント」の時 internalType=event ※「クラッシュ」とは、アプリが落ちた時を指します |
スクリーン名 | テキスト | - |
ユーザーが表示した「スクリーンの名称」が格納されます。「スクリーン名」は、アプリ開発者が定義することができます。
256byte までは保障しますが、SDKではデータを切り詰めません。 |
前スクリーン名 | テキスト | - |
ユーザーが「1つ前に表示したスクリーンの名称」が格納されます。「前スクリーン名」は、アプリ開発者が定義することができます。 256byte までは保障しますが、SDKではデータを切り詰めません。 ※「前スクリーン名」には、現在値が入りません |
起動タイプ | テキスト | - |
アプリケーションの「起動タイプ」が格納されます。デフォルトの値は取っていません。「起動タイプ」として、以下のいずれかの値が入ります。
・起動タイプ[ホーム画面など]:boot ・起動タイプ[通知]:push ・起動タイプ[スキーマ]:schema ・起動タイプ[それ以外]:other ※一度送るとリセットされ、<キー・データ共になし>になります ※「schema」はブラウザなどからアプリを起動した場合、「other」はアプリからアプリ起動した場合に格納されます |
起動タイプの
オプション バリュー |
テキスト | - |
アプリケーション起動タイプ時に付与する「オプショナル引数」の値が格納されます。このパラメーターだけを指定することは出来ず、本パラメータが使われるときは「bootType」と必ずセットになります。コンバージョンの判定時に流入元を判断するのに利用します。
512byte までは保障しますが、SDKではデータを切り詰めません。 ※一度送るとリセットされ、<キー・データ共になし>になります 【起動パラメータ】 ・起動タイプに付随する詳細情報で、Push通知などを識別や、どのシナリオからきたかを判別するために使用します。デフォルトの値は取っていません。入れるデータは自由に設定することができます。 |
イベント
カテゴリ名 |
テキスト | - |
アプリ開発者が定義した、「発生したイベントに割り当てられているカテゴリの名称」が格納されます。CV計測で使用します。ボタンなどのClickが発生した場合、「イベント」が入ります。
256byte までは保障しますが、SDK ではデータを切り詰めません。 |
イベント
アクション名 |
テキスト | - |
アプリ開発者が定義した、「発生したイベントに割り当てられている操作の名称」が格納されます。
256byte までは保障しますが、SDK ではデータを切り詰めません。 |
イベント値 | テキスト | - |
アプリ開発者が定義した、「発生したイベントの値」が格納されます。
256byte までは保障しますが、SDK ではデータを切り詰めません。 |
イベント
ラベル |
テキスト | - |
アプリ開発者が定義した、「発生したラベルの名称」が格納されます。
256byte までは保障しますが、SDK ではデータを切り詰めません。 |
クラッシュ名 | テキスト | - |
アプリ開発者が定義した、「発生したクラッシュ(エラー)の名称」が格納されます。
※b→dashで使うことはほぼなく、開発者がエラー解析するために使用するカラムです |
クラッシュの
概要 |
テキスト | - | アプリ開発者が定義した、「クラッシュ(エラー)の説明」が格納されます。 |
クラッシュが
致命的か |
テキスト | - | アプリ開発者が定義した、「クラッシュ(エラー)が致命的かどうか」が格納されます。iOSでは、SDKのAPIをコールしない場合『false』が入ります。 |
配信ID | テキスト | - | 「配信ごとに付与されるID」が格納されます。 |
b→dash ID | テキスト | ● | b→dash内部で「顧客ごとに付与されるID」が格納されます。 |
リレーション
項目_1 |
テキスト | - | 「リレーション項目_1」~「リレーション項目_20」は、カスタム項目です。 |
リレーション
項目_2 |
|||
リレーション
項目_3 |
|||
・
・ ・ |
|||
リレーション
項目_18 |
|||
リレーション
項目_19 |
|||
リレーション
項目_20 |
メール行動ログデータ
下記では「メール行動ログデータ」の各カラムの定義を説明します。
メール行動ログデータファイルの「行動タイプ」「行動タイプ詳細」は、ユーザーがメールに対してとった行動情報を記録するカラムです。下記では「行動タイプ」「行動タイプ詳細」の2つのカラムの詳細について紹介します。
「行動タイプ」カラム
「行動タイプ」
カラムの値 |
定義 | 更新タイミング |
mail_tried |
配信を実施したことを表すレコード
"配信を実施"とは、メールサーバー(「Mail Publisher」もしくは「repica」)に配信を試行した状態を指します。 |
配信を実施したタイミング |
mail_failed |
配信が失敗したことを表すレコード
※「配信不達データ」にも、配信が失敗したユーザーとして記録されます |
失敗数を取得するバッチが起動したタイミング(配信から15分後/6時間後/12時間後) |
mail_opened | メール受信者がメールを開封したことを表すレコード |
ユーザーがメールを開封したタイミング
※ 開封の配信実績レポートへの集計期間は、メール配信後から14日間です。 例えば「2022/2/3 11:00:00」に配信したメールの場合、集計期間は「2022/2/3 11:00:00 〜 2022/2/17 10:59:59」となります。 |
mail_clicked | メール受信者がメールに記載されているURLをクリックしたことを表すレコード(配信パラメータが付与されているURLに限る) |
ユーザーがリンクをクリックしたタイミング
※ クリックの配信実績レポートへの集計期間は、メール配信後から14日間です。 例えば「2022/2/3 11:00:00」に配信したメールの場合、集計期間は「2022/2/3 11:00:00 〜 2022/2/17 10:59:59」となります。 |
mail_redirect_clicked | メール受信者がメールに記載されている「b→dashで作成した短縮URL」をクリックしたことを表すレコード | ユーザーが短縮URLをクリックしたタイミング |
mail_unsubscribed | メール受信者がメール受信を拒否したことを表すレコード | ユーザーが配信停止フォームを送信したタイミング |
「行動タイプ詳細」カラム
「行動タイプ詳細」
カラムの値 |
定義 | 更新タイミング |
normal |
URLをクリックしたことを表すレコード
※ パラメータが付いたURLをクリックした場合のみレコードに追加されます |
ユーザーがURLをクリックしたタイミング |
recommend |
レコメンドメールのURLをクリックしたことを表すレコード
※ パラメータが付いたURLをクリックした場合のみレコードに追加されます |
ユーザーがURLをクリックしたタイミング |
※行動タイプ詳細は、行動タイプが「mail_clicked」だった場合のみ、値が入ります
オプトアウトフォームデータ
下記では「オプトアウトフォームデータ」の各カラムの定義を説明します。
オプトアウトフォームデータ項目 | 項目の説明 | ||
項目名 | データ型 | 個人情報 | |
顧客ID | テキスト | ● | 「メール配信対象の顧客ID」が格納されます。 |
メールアドレス | テキスト | ● | 「送信先の顧客のメールアドレス」が格納されます。 |
施策名 | テキスト | - |
メール配信の「施策名」が格納されます。 設定した配信アプリによって、格納される「施策名」が異なります。
設定した配信アプリごとに格納される「施策名」については、以下をご参照ください。 ・シナリオアプリで設定した配信:シナリオアプリで設定した施策名 ・メールアプリで設定した配信:メールアプリで設定した施策名 |
配信停止日時 | 日時 | - | 「配信が停止された時刻」が、『yyyy/MM/dd hh:mm:ss』の形式で格納されます。 |
配信不達データ
下記では「配信不達データ」の各カラムの定義を説明します。
配達不達データ項目 | 項目の説明 | ||
項目名 | データ型 | 個人情報 | |
メールアドレス | テキスト | ● | 「送信先の顧客のメールアドレス」が格納されます。 |
追加日時 | 日時 | - | 「配達不達データに追加された時刻」が、『yyyy/MM/dd hh:mm:ss』の形式で格納されます。 |
不達理由 | テキスト | - | 「不達判定された理由」が格納されます。 |
b→dashのメールサーバーには「Mail Publisher」と「repica」の2種類が存在しますが、どちらのメールサーバーを利用しているかによって、不達判定の方法は異なります。
※どちらのメールサーバーを利用しているかはカスタマーサクセス担当にご確認ください
Mail Publisherを利用している場合
Mail Publisherを利用している場合は、前述したb→dash上のデータファイル「配信不達データ」のカラム「不達理由」の値を確認することで、不達判定された理由を確認することができます。
「不達理由」カラムの値 | 不達判定された理由 |
host_unknown |
・配信したメールアドレスのホスト/ドメイン名(「sample@support.example.com」でいう「support.example.com」部分)が間違っているため
※メール配信において送信先のメールアドレスが、1回でも「host_unknown」に判定されると、「配信不達データファイル」に追加されます |
user_unknown |
・宛先のメールアドレスが存在しないため
※メール配信において送信先のメールアドレスが、1回でも「user_unknown」に判定されると、「配信不達データファイル」に追加されます |
rejected |
・メール受信者が、メールを「受信拒否」にしていたため
※メール受信拒否によるメール未達が3回に到達したメールアドレスのみ、メール不達判定され「配信不達データファイル」に追加されます ※一般的に、メール受信者がメールを受信拒否している場合は「不達理由」カラムの値は「rejected」になりますが、メール受信者が契約している通信キャリアによっては「rejected」ではなく「user_unknown」の値になる場合もあります |
repicaを利用している場合
repicaを利用している場合は、前述したb→dash上のデータファイル「配信不達データ」の内容からは不達判定の理由を確認することができません。そのため、以下の一般的なメール配信不達の理由にあてはまる事象から理由を推測する必要があります。
No | 不達判定される理由 |
1 | 配信したメールアドレスのホスト/ドメイン名(「sample@support.example.com」でいう「support.example.com」部分)が間違っている |
2 | 受信者のメールサーバーが、配信したメールをスパムメールと判定した |
3 | 受信者のメールボックスの容量が少なく、配信したメールを受信できる容量が残っていなかった |
4 | 配信したメールのサイズが、受信者のメールサーバーに設定されている1通当たりの最大ファイルサイズを超えていた |
5 | メール受信者がメール受信を拒否している |
メール登録解除データ
下記では「メール登録解除データ」の各カラムの定義を説明します。
メール登録解除データ項目 | 項目の説明 | ||
項目名 | データ型 | 個人情報 | |
差出人アドレス | テキスト | - | 「差出人のメールアドレス」が格納されます。 |
受信者アドレス | テキスト | ● | 「受信者のメールアドレス」が格納されます。 |
登録解除日時 | 日時 | - | 受信者が「登録解除の操作をした日時」が、『yyyy/MM/dd hh:mm:ss』の形式で格納されます。 |
メール行動ログデータ(即時配信メール)
下記では「メール行動ログデータ(即時配信メール)」の各カラムの定義を説明します。
メール行動ログデータ(即時配信メール)項目 | 項目の説明 | ||
項目名 | データ型 | 個人情報 | |
メール行動ログID | テキスト | - |
b→dash内部で「メール行動ログ」を保存しておくためのIDが格納されます。
※行動時刻が重複した場合でも、採番はユニークとなります |
メール配信ID | テキスト | - |
配信単位で割り当てる「トランザクションID」が格納されます。
※「トランザクションID」とは、『即時配信メールAPI』へのリクエストごとに発行されるIDのことで、採番はユニークとなります |
行動日時 | 日時 | - | 「行動の開始時刻」が、『yyyy/MM/dd hh:mm:ss』の形式で格納されます。 |
行動タイプ | テキスト | - |
『即時配信メール』に対する「ユーザーの行動」が格納されます。
『即時配信メール』に対するユーザーの行動に応じて、以下のいずれかの値が入ります。 ・mail_tried ・mail_failed ・mail_opened ・mail_clicked ・mail_redirect_clicked ・mail_excluded ※『即時配信メール』は「オプトアウト機能」が義務付けられていないため、『mail_unsubscribed』は格納されません。 |
行動タイプ詳細 | テキスト | - |
「行動タイプの詳細情報」が格納されます。
行動タイプごとに格納される値は、以下をご参照ください。 ●「mail_tried」「mail_failed」「mail_opened」の場合 ・『(空白)』 ●「mail_clicked」「mail_redirect_clicked」の場合 ・normal ●「mail_excluded」の場合 ・null_skip ・excluded_datafile ・resouce_not_found ※「mail_clicked」「mail_redirect_clicked」「mail_excluded」に格納される値の詳細は、こちらの記載をご参照ください |
リンクURL | テキスト | - |
以下の条件を満たす場合に、「配信パラメータがを含むURL」が格納されます。
・URLに配信パラメータが付与されている ※ 行動タイプが「mail_clicked」「mail_redirect_clicked」以外の場合は、「(空白)」が格納されます |
短縮URL | テキスト | - |
以下の条件を満たす場合に、「配信パラメータがを含む短縮URL」が格納されます。
・短縮URLが、b→dashで作成されている ・配信パラメータが付与されている |
パラメータ | テキスト | - | 「即時配信メールAPI」の『insert_params』で設定した値が格納されます。 |
配信日時 | 日時 | - | 『即時配信メール』の配信日時」が、『yyyy/MM/dd hh:mm:ss』の形式で格納されます。 |
施策ID | テキスト | - |
『即時配信メール』の「施策ID」が格納されます。
「施策ID」は、配信設定詳細画面のURLから確認することができます。 桁数上限はなく、配信設定単位で1から連番で振られます。 ![]() |
施策名 | テキスト | - | 『即時配信メール』の「施策名」が格納されます。 |
メール
コンテンツID |
テキスト | - |
『即時配信メール』の「コンテンツID」が格納されます。
『即時配信メール』の「コンテンツID」は、コンテンツ詳細画面のURL末尾から確認することができます。 ![]() |
メール
コンテンツ名 |
テキスト | - | 『即時配信メール』の「コンテンツ名」が格納されます。 |
送信者
メールアドレス |
テキスト | - | 「送信者のメールアドレス」が格納されます。 |
送信者名 | テキスト | - | 「送信者の名称」が格納されます。 |
メール件名 | テキスト | - | 「メールの件名」が格納されます。 |
メールアドレス | テキスト | ● | 「送信先のメールアドレス」が格納されます。 |
メール行動ログデータ(即時配信メール)ファイルの「行動タイプ」「行動タイプ詳細」は、ユーザーがメールに対してとった行動情報を記録するカラムです。下記では「行動タイプ」「行動タイプ詳細」の2つのカラムの詳細について紹介します。
「行動タイプ」カラム
「行動タイプ」
カラムの値 |
定義 | 更新タイミング |
mail_tried |
配信を実施したことを表すレコード
"配信を実施"とは、メールサーバー(「Mail Publisher」もしくは「repica」)に配信を試行した状態を指します。 |
更新タイミングで設定した日時 |
mail_failed | 配信が失敗したことを表すレコード | 更新タイミングで設定した日時 |
mail_opened | メール受信者がメールを開封したことを表すレコード | 更新タイミングで設定した日時 |
mail_clicked | メール受信者がメールに記載されているURLをクリックしたことを表すレコード(配信パラメータが付与されているURLに限る) | 更新タイミングで設定した日時 |
mail_redirect_clicked | メール受信者がメールに記載されている「b→dashで作成した短縮URL」をクリックしたことを表すレコード | 更新タイミングで設定した日時 |
mail_excluded | b→dash内で配信を除外したことを表すレコード | 更新タイミングで設定した日時 |
「行動タイプ詳細」カラム
「行動タイプ」
カラムの値 |
「行動タイプ詳細」
カラムの値 |
定義 | 更新タイミング |
mail_clicked
/ mail_redirect_clicked |
normal |
URLをクリックしたことを表すレコード
※ パラメータが付いたURLをクリックした場合のみ、 レコードに追加されます |
更新タイミングで設定した日時 |
mail_excluded | null_skip | 配信スキップの設定により、b→dash内で配信を除外したことを表すレコード | 更新タイミングで設定した日時 |
excluded_datafile | 配信対象外データファイルにより、b→dash内で配信を除外したことを表すレコード | ||
resouce_not_found | 配信対象外データファイルで指定したカラムが削除されたため、b→dash内で配信を除外したことを表すレコード |
配信不達データ(即時配信メール)
下記では「配信不達データ(即時配信メール)」の各カラムの定義を説明します。
配達不達データ項目 | 項目の説明 | ||
項目名 | データ型 | 個人情報 | |
メールアドレス | テキスト | ● | 「送信先の顧客のメールアドレス」が格納されます。 |
追加日時 | 日時 | - | 「配達不達データに追加された時刻」が、『yyyy/MM/dd hh:mm:ss』の形式で格納されます。 |
不達理由 | テキスト | - | 「不達判定された理由」が格納されます。 |
前述したb→dash上のデータファイル「配信不達データ」のカラム「不達理由」の値を確認することで、不達判定された理由を確認することができます。
「不達理由」カラムの値 | 不達判定された理由 |
host_unknown |
・配信したメールアドレスのホスト/ドメイン名(「sample@support.example.com」でいう「support.example.com」部分)が間違っているため
※メール配信において送信先のメールアドレスが、1回でも「host_unknown」に判定されると、「配信不達データファイル」に追加されます |
user_unknown |
・宛先のメールアドレスが存在しないため
※メール配信において送信先のメールアドレスが、1回でも「user_unknown」に判定されると、「配信不達データファイル」に追加されます |
rejected |
・メール受信者が、メールを「受信拒否」にしていたため
※メール受信拒否によるメール未達が3回に到達したメールアドレスのみ、メール不達判定され「配信不達データファイル」に追加されます ※一般的に、メール受信者がメールを受信拒否している場合は「不達理由」カラムの値は「rejected」になりますが、メール受信者が契約している通信キャリアによっては「rejected」ではなく「user_unknown」の値になる場合もあります |
LINE行動ログデータ
下記では「LINE行動ログデータ」の各カラムの定義を説明します。
LINE ID連携データ
下記では「LINE ID連携データ」の各カラムの定義を説明します。
LINE ID連携データ項目 | 項目の説明 | ||
項目名 | データ型 | 個人情報 | |
顧客ID | テキスト | - | 「LINE配信対象の顧客ID」が格納されます。 |
LINE
ユーザーID |
テキスト | ● | LINEに発行される「user_id」が格納されます。 |
LINE
チャネルID |
テキスト | - | LINEに発行される「channel_id」が格納されます。 |
メールアドレス | テキスト | ● | 「送信先の顧客のメールアドレス」が格納されます。 |
連携日時 | 日時 | - | 「LINE ID連携が完了した時刻」が、『yyyy/MM/dd hh:mm:ss』の形式で格納されます。 |
SMS行動ログデータ
下記では「SMS行動ログデータ」の各カラムの定義を説明します。
SMS行動ログデータ項目 | 項目の説明 | ||
項目名 | データ型 | 個人情報 | |
SMS行動ログID | テキスト | - |
「SMS行動ログデータファイルのID」が格納されます。
IDは、『SMS配信ID × b→dash ID × 行動時刻単位』で採番されます。 |
SMS配信ID | テキスト | - | 「SMS配信単位のID」が格納されます。 |
b→dash ID | テキスト | ● |
SMS配信対象の「b→dashの内部的な顧客ID」が格納されます。
※webアクセスログデータの「b→dash ID」と同じ値が格納されます |
顧客ID | テキスト | ● | 「SMS配信対象の顧客ID」が格納されます。 |
行動日時 | 日時 | - | 「行動の開始時刻」が、『yyyy/MM/dd hh:mm:ss』の形式で格納されます。 |
行動タイプ | テキスト | - |
SMS配信に対する「ユーザーの行動」が格納されます。
SMS配信に対するユーザーの行動に応じて、以下のいずれかの値が入ります。 ・sms_tried ・sms_succeeded ・sms_clicked ・sms_redirect_clicked |
行動タイプ詳細 | テキスト | - |
「行動タイプの詳細情報」が格納されます。
行動タイプ「sms_clicked」の詳細情報として、以下のいずれかの値が格納されます。 ・normal ・short ※行動タイプが「sms_clicked」以外の場合は、「(空白)」が格納されます |
リンクURL | テキスト | - |
「パラメータを含むリンク先URL」が格納されます。
※ 行動タイプが「sms_clicked」以外の場合は、「(空白)」が格納されます |
短縮URL | テキスト | - |
「パラメータを含む短縮URL」が格納されます。
※行動タイプ詳細が「short」以外の場合は、「(空白)」が格納されます |
配信日時 | 日時 | - | 「SMS配信を開始した日時」が、『yyyy/MM/dd hh:mm:ss』の形式で格納されます。 |
配信対象数 | 整数 | - | 「配信の対象者数」が格納されます。 |
配信除外数 | 整数 | - | 「配信を除外された数」が格納されます。 |
配信試行数 | 整数 | - | 除外した後の「実際に配信した数」が格納されます。 |
配信アプリ | テキスト | - |
SMS配信に利用した「アプリ名」が格納されます。
アプリごとに格納される値については、以下の通りです。
シナリオアプリ:scenario SMSアプリ:sms カスタマーウォッチアプリ:customer_watch |
施策ID | テキスト | - |
SMS配信の「施策ID」が格納されます。
「施策ID」は、配信設定詳細画面のURLから確認することができます。 シナリオアプリ設定した配信の場合は「シナリオアプリで設定した施策のID」の値、SMSアプリで設定した配信の場合は「SMSアプリで設定した施策のID」の値が入ります。ただし、カスタマーウォッチアプリで設定した配信の場合は、「(空白)」の値が入ります。 ![]() |
施策名 | テキスト | - | SMS配信の「施策名」が格納されます。 シナリオアプリ設定した配信の場合は「シナリオアプリで設定した施策のID」の値、SMSアプリで設定した配信の場合は「SMSアプリで設定した施策のID」の値が入ります。ただし、カスタマーウォッチアプリで設定した配信の場合は、「(空白)」の値が入ります。 |
シナリオ
テンプレートID |
テキスト | - |
利用した「テンプレートのID」が格納されます。
※シナリオテンプレートフラグが「1」以外の場合は「(空白)」が入ります |
シナリオ
テンプレート名 |
テキスト | - |
利用した「テンプレートの名称」が格納されます。
※シナリオテンプレートフラグが「1」以外の場合は「(空白)」が入ります |
シナリオ
テンプレートフラグ |
テキスト | - |
シナリオテンプレートの使用有無を判別するためのカラムです。
※テンプレートから作成した場合は「1」、テンプレートから作成していない場合は「0」が入ります |
SMS
コンテンツID |
テキスト | 「SMSのコンテンツID」が格納されます。 | |
SMS
コンテンツ名 |
テキスト | - | 「SMSのコンテンツ名」が格納されます。 |
配信通数 | テキスト | - |
「配信通数」カラムは、SMSの配信通数に応じて値が格納されます。SMSの配信通数は、SMSの文字数に応じて異なります。
配信通数のカウント方法については「配信通数がカウントされる条件を知りたい」をご参照ください。 |
SMS送信用
電話番号 |
テキスト | ● | SMSの送信先である「顧客の電話番号」が格納されます。 |
Push通知ログデータ
下記では「Push通知ログデータ」の各カラムの定義を説明します。
レコメンド行動ログデータ
下記では「レコメンド行動ログデータ」の各カラムの定義を説明します。
AIレコメンド行動ログデータ
下記では「AIレコメンド行動ログデータ」の各カラムの定義を説明します。
AIレコメンド行動ログデータ項目 | 項目の説明 | ||
項目名 | データ型 | 個人情報 | |
日時 | 日時 | - | - |
履歴種別 | テキスト | - |
view:レコメンド表示
select: レコメンドアイテムクリック purchase: アイテム購入 |
セッションID | テキスト | - | ユニークブラウザを識別するID(標準的な実装方法の場合、弊社JSで発番しCookieに保存しているIDがリクエスト時に設定される) |
ユーザID | テキスト | ● (変更不可) | リクエスト時に"user"パラメータに設定したユーザID(ログインIDの想定) |
表示エリアID | テキスト | - | - |
リクエストID | テキスト | - | レコメンド表示時に発行されるID(レコメンドクリック履歴との紐づけに使用する) |
アイテムID | テキスト | - | typeが"view"の場合は閲覧中のアイテム、"select”の場合はクリックされたアイテム |
ユーザエージェント | テキスト | - |
APIリクエスト時のUserAgentに
特定の文字列が含まれている場合にその文字列を出力 (初期設定ではbot,spider,crawler,previewが含まれている場合にその文字列を出力) |
デバイス種別 | テキスト | - | コンバージョン時にAPIに渡された値 |
オーダID | テキスト | - | コンバージョン時にAPIに渡された値 |
売上金額 | 整数 | - | 購入された全アイテムの購入金額 |
コンバート金額 | 整数 | - | レコメンドをクリックして購入したアイテムの購入金額 |
被コンバートレコメンデーション数 | 整数 | - | 追加アイテムID列のうち、最初の何個がレコメンドをクリックして購入したアイテムかを表す数 |
追加アイテムID | テキスト | - |
typeが"view"の場合は「レコメンドされたアイテム」
"purchase”の場合は「購入されたアイテム」をカンマ区切りで全て格納する。 |
AIレコメンドアイテム別性能計測結果データ
下記では「AIレコメンドアイテム別性能計測結果データ」の各カラムの定義を説明します。
AIレコメンドアイテム別性能計測結果の項目 | 項目の説明 | ||
項目名 | データ型 | 個人情報 | |
集計期間FROM | 日時 | - | 集計期間の開始日時 |
集計期間TO | 日時 | - | 集計期間の終了日時 |
表示エリアID | テキスト | - | - |
デバイス種別 | テキスト | - | コンバージョン時にAPIに渡された値 |
アイテムID | テキスト | - | 閲覧またはレコメンドしたアイテムのID |
閲覧履歴 | テキスト | - | 「アイテムID」の閲覧前に閲覧した他のアイテムID |
表示時閲覧アイテム | テキスト | - | 「アイテムID」のレコメンドが表示された時に閲覧していたアイテムのID |
ユーザエージェント | テキスト | - | - |
表示回数 | 整数 | - |
レコメンドが表示された回数
※「アイテムID」をカウント |
選択回数 | 整数 | - |
レコメンドがクリックされた回数
※「アイテムID」をカウント |
選択率 | テキスト | - | 選択回数/表示回数(%) |
コンバート回数 | 整数 | - |
レコメンドをクリック後のコンバート回数
※「アイテムID」をカウント |
コンバート率 | テキスト | - | コンバート回数/選択回数(%) |
コンバート金額 | 整数 | - |
レコメンドをクリック後のコンバート金額
※「アイテムID」をカウント |
閲覧回数 | 整数 | - |
アイテムを閲覧した回数
※「アイテムID」でカウント |
購入回数 | 整数 | - |
アイテムを購入した回数
※「アイテムID」でカウント |
売上金額 | 整数 | - |
アイテムが購入された金額
※「アイテムID」でカウント |
閲覧時選択回数 | 整数 | - |
アイテム閲覧時にレコメンドされた商品がクリックされた回数
※「アイテムID」でカウント |
閲覧後購入回数 | 整数 | - |
アイテムの閲覧後にコンバートした回数
※「アイテムID」でカウント |
閲覧後売上金額 | 整数 | - |
アイテムの閲覧後にコンバートした金額
※「アイテムID」でカウント |
閲覧時選択後購入回数 | 整数 | - |
アイテムの閲覧後にレコメンドをクリックしてコンバートした回数
※「アイテムID」でカウント |
閲覧時選択後売上金額 | 整数 | - |
アイテムの閲覧後にレコメンドをクリックしてコンバートした金額
※「アイテムID」でカウント |
表示セッション数 | 整数 | - |
レコメンドが表示されたセッション数
※「アイテムID」でカウント |
選択セッション数 | 整数 | - |
レコメンドがクリックされたセッション数
※「アイテムID」でカウント |
選択セッション率 | テキスト | - | 選択セッション数/表示セッション数(%) |
コンバートセッション数 | 整数 | - |
レコメンドをクリックした後のCVセッション数
※「アイテムID」でカウント |
コンバートセッション率 | テキスト | - | コンバートセッション数/選択セッション数(%) |
閲覧セッション数 | 整数 | - |
アイテムを閲覧したセッション数
※「アイテムID」でカウント |
購入セッション数 | 整数 | - |
アイテムが購入されたセッション数
※「アイテムID」でカウント |
閲覧時選択セッション数 | 整数 | - |
アイテムの閲覧時にレコメンドされた商品がクリックされたセッション数
※「アイテムID」でカウント |
閲覧後購入セッション数 | 整数 | - |
アイテムの閲覧後にコンバートしたセッション数
※「アイテムID」でカウント |
閲覧時選択後購入セッション数 | 整数 | - |
アイテムの閲覧後にレコメンドをクリックしてコンバートしたセッション数
※「アイテムID」でカウント |
web接客行動ログデータ
下記では「web接客行動ログデータ」の各カラムの定義を説明します。
アプリ接客行動ログデータ
下記では「アプリ接客行動ログデータ」の各カラムの定義を説明します。
Yappli行動ログデータ
下記では「Yappli行動ログデータ」の各カラムの定義を説明します。
アプリ接客フォーム回答データ
「アプリ接客フォーム回答データ」とは、アプリ接客におけるフォームを公開し、ユーザーの回答が記録されたデータファイルのことを指します。「b→dashデータ」に作成されるデータファイル名は、作成したフォームの名称となります。
下記では「アプリ接客フォーム回答データ」の各カラムの定義を説明します。
アプリ接客フォーム回答データ項目 | 項目の説明 | ||
項目名 | データ型 | 個人情報 | |
UUID | テキスト | ● | 「UUID」が格納されます。 |
顧客ID | テキスト | ● | 「アプリ接客配信対象の顧客のID」が格納されます。 |
フォーム回答日時 | 日時 | - | 「フォームの回答時刻」が、『yyyy/MM/dd hh:mm:ss』の形式で格納されます。 |
フォーム回答内容 | テキスト | - | 「フォームの回答内容」が格納されます。 |
webコンバージョンデータ
下記では「webコンバージョンデータ」の各カラムの定義を説明します。
webコンバージョンデータ項目 | 項目の説明 | ||
項目名 | データ型 | 個人情報 | |
web
コンバージョンID |
テキスト | - |
「コンバージョンのID」が格納されます。
IDは、『webアクセスログID』と『コンバージョンID』を"_"で結合した値です。 |
webアクセス
ログID |
テキスト | - | 「webアクセスログデータファイルのID」が格納されます。 |
ビジターID | テキスト | ● | webサイトの「訪問者ごとに付与されるID」が格納されます。 |
コンバージョン
時刻 |
日時 | - | 「コンバージョンの時刻」が『yyyy/MM/dd hh:mm:ss』の形式で格納されます。「コンバージョン時刻」に格納される日時は、b→dashアカウントに設定されているタイムゾーンに基づき決定されます。 |
コンバージョンID | テキスト | - | 「コンバージョン設定のID」が格納されます。 |
コンバージョン名 | テキスト | - | 「コンバージョンの名称」が格納されます。 |
コンバージョン
タイプ |
テキスト | - | 「コンバージョンタイプ」が格納されます。PVの場合は『pageview』、Clickの場合は『click』が入ります。 |
フォーム回答データ
「フォーム回答データ」とは、CMSアプリで作成したフォームを公開し、ユーザーの回答が記録されたデータファイルのことを指します。「b→dashデータ」に作成されるデータファイル名は、作成したフォームの名称となります。
下記では「フォーム回答データ」の各カラムの定義を説明します。
フォーム回答データ項目 | 項目の説明 | ||
項目名 | データ型 | 個人情報 | |
回答ID | テキスト | - | 「フォームの回答ID」が格納されます。 |
顧客ID | テキスト | ● | 「フォーム配信対象の顧客ID」が格納されます。 |
回答日時 | 日時 | - | 「フォームに回答した時刻」が、『yyyy/MM/dd hh:mm:ss』の形式で格納されます。 |
各質問項目 | テキスト | - | 「各質問項目」に対する回答が格納されます。 |
BIデータ
「BIデータ」とは、「BI」アプリで作成したレポートデータをデータパレットに出力したデータファイルのことを指します。「b→dashデータ」に作成されるデータファイル名は、作成したレポートの名称となります。
下記では「BIデータ」の各カラムの定義を説明します。
BIデータ項目 | 項目の説明 | ||
項目名 | データ型 | 個人情報 | |
選択したレポートの
表頭項目 |
テキスト
または 整数 |
- |
「選択したレポートの表頭項目」の内容が格納されます。
※BIデータのカラム名は、選択したレポートの表頭項目が名称となります |
セグメントデータ
「セグメントデータ」とは、「セグメント」アプリで作成したセグメントをデータパレットに出力したデータファイルのことを指します。「b→dashデータ」に作成されるデータファイル名は、作成したセグメントの名称となります。
下記では「セグメントデータ」の各カラムの定義を説明します。
セグメントデータ項目 | 項目の説明 | ||
項目名 | データ型 | 個人情報 | |
セグメントの
項目名 |
テキスト
または 日時 |
- |
「セグメントの項目」の内容が格納されます。
※セグメントデータのカラム名は、セグメントの項目名と同じになります |
b→dashデータの更新頻度の設定方法
b→dashデータ内の各ログデータの更新頻度は、データパレットのデータファイル一覧画面から設定することができます。
以下では、「webアクセスログデータ」の更新頻度の設定変更を例に、更新頻度の設定方法について説明します。
「webアクセスログデータ」をクリックします
「更新タイミング設定」をクリックします
任意の更新タイミングに「チェック」を入れます
「適用」をクリックします
b→dashデータに関するFAQ
b→dashデータに関してよくお問い合わせいただく内容については下記をご参照ください。
# | よくあるお問い合わせ | 回答 |
1 | 各種ログデータと顧客データを紐づける方法について知りたい |
メール行動ログデータなどの各種ログデータと顧客データを紐づけるためには、横統合を行う必要があります。横統合を行うことで、各種ログデータと顧客データと紐づいたデータを作成することができます。
※横統合の方法については、「データを横統合したい」をご参照ください |
2 | b→dashデータのデータファイルのデータ保持期間について知りたい |
b→dashデータの各種ログデータファイルのデータ保持期間は2年間となります。
また、保持できるレコードの上限数はありませんが、保持期間の2年が経過した場合は、保持期間が過ぎたレコードから削除されていきます。 |
3 | b→dashデータのデータファイルが削除できるのか知りたい | 「webアクセスログデータファイル」や「コンバージョンデータファイル」などの各種ログデータファイルは、削除することができません。また、データファイル内のデータも削除できませんのでご留意ください。 |
4 | 「webアクセスログデータ」などに含まれているカラムのうち、施策などに使用していない不要なカラムを削除したい | 「webアクセスログデータファイル」などの各種ログデータファイルに含まれているカラムは、削除することができません。 |
5 | 「webアクセスログデータ」などのb→dashデータに含まれている、「b→dash ID」カラムの値を使用して、「webアクセスログデータ」と各種行動ログデータファイルを紐付けることが可能なのか知りたい |
「b→dash ID」とは、b→dash内部で顧客ごとに割り振られる、b→dash独自のIDです。
「b→dash ID」カラムの値は、顧客ごとに割り振られるため、「b→dash ID」カラムを使用して、「webアクセスログデータ」と各種行動ログデータファイルを紐付けることが可能です。 |
6 | ユーザーのアプリアクセスログが「アプリアクセスログデータ」に反映されるまでの時間について知りたい |
アプリ上でのユーザーのアクセスログが「アプリアクセスログデータ」に反映されるまでの時間は、更新タイミングに設定した時間から「約20分」です。
※データ量や通信状況などによっては、時間が前後します |