web接客コンテンツを配信したい

はじめに

b→dashでweb接客を配信するにあたっての必要な準備や全体像を確認したい場合はまずはこちらをご覧ください

配信データを選択する

データファイルを選択する

web接客」をクリックします

web接客を配信する」をクリックします

新規作成」をクリックします

今回は例として、3回以上サイトに訪れたユーザーに「新規会員登録特典」ポップアップを表示するための設定を行います!
web」を選択し、「適用」をクリックします

配信対象セグメント」をクリックします

選択したいカラムのタブをクリックし、「顧客ID」または「ビジターID」を選択後、「適用」をクリックします

今回は、「顧客ID」を設定しています。
配信に利用するカラムは、「顧客ID」または「ビジターID」のどちらか1つのみを設定することができます

配信対象カラムの選択画面にて、配信対象として選択することができるカラムは、「顧客ID」または「ビジターID」のどちらか1つのみです
どちらかのカラムを設定後、もう一方のカラムはグレーアウトされます。

[参考画像]

セグメントとデータ挿入で使用したデータファイルを紐づける必要があります

配信対象として選択するセグメントデータファイル内の「顧客ID」とweb接客コンテンツ作成時にデータ挿入で選択したデータファイルの「顧客ID」が紐づく必要があります。それぞれの「顧客ID」が紐づいていない場合、web接客コンテンツが正しく表示されませんので、ご注意ください。

[任意]配信対象外データファイルを選択する

配信除外」したいデータファイルをダブルクリックします

配信対象外データファイルは複数のファイルを設定することが可能です。複数設定する場合もファイルの設定は1つずつ行う必要があります。
また、ファイルを選択しない場合は、右上の「次へ」をクリックすることで設定自体をスキップすることができます
任意のデータファイルが『配信対象外データ』としてデフォルトで選択されているように設定したい

任意のデータファイルが『配信対象外データ』としてデフォルトで選択されているように設定したい場合は、「共通設定」アプリの『配信対象外データファイルのデフォルト選択設定』を利用してください
『配信対象外データファイルのデフォルト選択設定』については、「配信対象外データファイルのデフォルト選択設定を利用したい」をご参照ください。

配信対象セグメントを指定しなかった場合、配信対象外で利用するカラムか、配信対象外選択をスキップするかを選択する画面が表示されます

配信対象セグメントを指定しなかった場合、”配信対象外で利用するカラム”を選択するか、”配信対象外選択をスキップ”するかを選択する画面が表示されます。
配信対象外で利用するカラムは、「顧客ID」カラム、または「ビジターID」カラムのどちらか1つを選択することができます。

”配信対象外で利用するカラム”として選択したカラムが、『配信対象外データファイルのデフォルト選択設定』の配信対象外カラムとして選択されていない場合、該当のデータファイルは配信対象外データファイルから解除されます。

また、配信対象外データファイルを追加で選択した場合も、”配信対象外で利用するカラム”として選択したカラムしか設定することができません。

[参考画像]

配信対象外カラム」を選択し、「適用」をクリックします

「配信対象外」に利用するカラムには、「配信対象」に利用しているカラムと同じ種類のカラムのみを設定することができます

配信対象外カラムの選択画面にて、「配信対象外」として選択することができるカラムは、『配信対象として選択したカラムと同じ種類のカラム』のみです

例)
配信対象「顧客ID」      →  配信対象外「顧客ID」
配信対象「ビジターID」 →  配信対象外「ビジターID」

設定することができないカラムはグレーアウトされ、配信対象として別のIDが選択されているため、設定することができない旨の文言が表示されます。

[参考画像]

配信コンテンツを選択する

コンテンツを選択する

表示させたい「コンテンツ」を選択し、クリックします

適用」をクリックします

web接客コンテンツの作成方法に関しては、GUIはこちら、HTMLはこちらをご確認ください
複数のポップアップを出し分ける方法

複数のポップアップを出し分ける方法として「AB分岐」があります。「AB分岐」とは、複数のポップアップを選択することで、サイトに流入するユーザーの『ビジターID』または『顧客ID』ごとにポップアップをランダムに出し分けて表示する機能です。
以下では「AB分岐」の設定手順をご紹介します。

※AB分岐では最大5つまでポップアップを出し分けることができます(ポップアップを5つ選んだ場合は、「表示しない」出し分けを選択できないためご注意ください)

AB分岐する」をクリックします

コンテンツ」を複数選択し、「適用」をクリックします

※AB分岐の配信するコンテンツとして「マルチコンテンツ」は選択できませんので、ご注意ください

コンテンツごとに「出し分ける割合」を入力し、「適用」をクリックします

配信ページを設定する

配信対象/対象外」「一致条件」「URL」を入力し、「適用」をクリックします

配信対象/対象外はどのように使い分けるの??

今回のケースでは、URLの前方部分が「https://fs-kf.myshopify.com」であり、かつ、URLに「customer/register」または「login」の文字が入っていないURLを、web接客配信対象のページとして指定しています。

この設定をした場合に配信対象となるURLと、配信対象外となるURLを以下に例示します。

配信対象となるURL

https://fs-kf.myshopify.com/
https://fs-kf.myshopify.com/collections/all
https://fs-kf.myshopify.com/blogs/news
https://fs-kf.myshopify.com/pages/info
https://fs-kf.myshopify.com/men
https://fs-kf.myshopify.com/women

配信対象となるURL

http://fs-kf.myshopify.com/
https://ecsite.myshopify.com/
https://fs-kf.myshopify.com/customer/register
https://fs-kf.myshopify.com/login

※配信対象ページの条件を複数設定した場合は「いずれかの条件(OR条件)」に合致するページが配信対象となり、一方で、配信対象外ページの条件を複数設定した場合は「すべての条件(AND条件)」に合致するページが設定されます
例えば、配信対象ページを設定する際に、「含まない」という条件を2つ設定すると全てのページが配信対象になりますのでご注意下さい

URLの末尾の「/」の扱い方

「https://example.com/」のようにURLの末尾に「/」がついているページの場合は、「前方一致」でURLを設定してください

ブラウザによっては、配信対象ページに設定したサイトURLの末尾につく「/」が省略されてしまう場合があります。末尾の「/」が省略されてしまう場合、「/」が含まれているURLを「完全一致」で設定していると、配信対象ページとして判定されないため、「web接客」が配信されません。
そのため、URLの末尾に「/」がついているページの場合は、「前方一致」でURLを設定してください。

表示方法を設定する

web接客コンテンツの表示方法には、「ポップアップ」と「埋め込み方式」の2種類の表示方法があります。以下では、2種類の表示方法の設定を行います。

※1つの配信設定につき、1種類の表示方法しか設定できません

ポップアップの表示方法を設定する

以下では「ポップアップで表示」を選択した場合の、web接客の表示位置や表示方法の設定手順について説明します。

「自動サイズ調整」を設定する

「自動サイズ調整」とは、web接客を表示するブラウザのサイズに応じて、配信するweb接客のサイズが自動で調整される機能です。「自動サイズ調整」はweb接客の幅によって、調整される表示倍率が異なりますので、下記の表をご参照ください。

[参考:web接客の幅と表示倍率]

# 表示倍率
1 760px未満 85%
2 760px以上~1366px未満 90%
3 1366px以上~1920px未満 95%
4 1920px以上 100%
自動サイズ調整」をクリックします

適用」をクリックします

デバイスごとに表示サイズを最適化させたい場合は、配信設定を分けることで実現できます

「パソコン(PC)」と「スマートフォン(SP)」といったデバイスごとにweb接客コンテンツの表示サイズを最適化させたい場合は、「自動サイズ調整」機能を利用せずに、デバイスごとにサイズを調整したコンテンツを準備し、配信設定を作成することで実現できます

「自動サイズ調整」機能を利用することで、web接客コンテンツを表示するブラウザのサイズに応じて、コンテンツのサイズを自動調整することは可能です。
しかし「自動サイズ調整」機能を利用して、
「パソコン(PC)」での表示に最適化されたweb接客コンテンツを、「スマートフォン(SP)」での表示用に尺縮を変えた場合、コンテンツのサイズを最適化できず、表示崩れが生じる可能性があります。

そのため、「パソコン(PC)」と「スマートフォン(SP)」といったデバイスごとにコンテンツのサイズを最適化させたい場合は、配信設定を分けて作成することで実現できます。

※デバイスごとに配信設定を作成したい場合は「表示条件設定」にて、「端末情報」の「デバイスカテゴリ」を選択してください

表示位置を設定する
表示位置」をクリックします

ポップアップの表示位置」に値を入力します

「オーバーレイの設定」とは?
「オーバーレイの設定」とは、ポップアップ外をグレーアウトさせることで、ポップアップを際立たせる効果を付与できる設定です。「オーバーレイの設定」を設定することで、ユーザーに対してポップアップを視覚的に強調できます。

以下では、オーバーレイの設定方法について説明します。

オーバーレイで前面に表示する」にチェックを入れます

任意で「オーバーレイ(ポップアップ外)をクリックでポップアップを閉じる」にチェックを入れます

「オーバーレイ(ポップアップ外)をクリックでポップアップを閉じる」を設定すると、「閉じるボタン」以外でもポップアップを閉じることが可能になります。

表示エリアを設定する
表示エリア」をクリックします

表示エリア」を設定します

サイト全体のどの部分にポップアップを表示するかを選択することが出来ます!
再表示エリア」にチェックし、ポップアップを再表示させたいエリアを設定します

ユーザーに再表示エリアの設定が適用されるのは、設定した表示エリアの終了位置にユーザーが到達した時点からです。
例えば、表示エリア「60%~100%」、再表示エリア「0%~100%」と設定した場合、表示エリアの終了位置であるwebサイトの最下部(表示エリア:100%)にユーザーが到達した段階で初めて再表示エリアの設定が適用され、webサイトのどの地点(再表示エリア:0%~100%)においてもポップアップが再表示されるようになります。
再表示エリアとは?

再表示エリアを指定することで、webサイトの同一画面においてポップアップを2度表示させることが出来るようになります。
例えば、ページが縦長でユーザーがスクロールをする必要がある場合

・ファーストビューでまず1度ポップアップを表示させる
・ページの中間部分ではポップアップを表示させない
・ページの最下部で再度ポップアップを表示させる

といった活用方法が可能です。

表示形式を設定する
エフェクト」をクリックします

ポップアップに動きを付けることにより、ユーザーの目に留まりやすくなります!
表示開始方向」「表示されるまでの秒数」などの詳細設定を入力し、「適用」をクリックします

※今回は「スライドイン」を選択しています

PC」をクリックし、「SP」に切り替えます

スマートフォン(SP)画面での表示イメージを確認することができます

完了」をクリックします

埋め込み方式の表示方法を設定する

web接客コンテンツをwebページに固定して表示したい場合、「埋め込んで表示」を設定します。以下のように、web接客コンテンツをwebサイト上に固定をする設定を行っていきます。

埋め込みたい箇所の属性値を入力し、「適用」をクリックします

選択した箇所が「現在の設定値」となっていることを確認し、「適用」をクリックします

埋め込み方式のHTMLコードについて

web接客の表示方法を「埋め込み方式」に選択した場合、web接客の配信時に「指定した要素のHTMLコード」が「web接客のHTMLコード」に書き換わります
例えば、埋め込みたい箇所として「class属性、属性値1」を指定した場合、「class=1」配下のHTMLコードである「img src=xxxxxx/」が、b→dashのweb接客のコードである「img src=yyyyyy/」に書き換わります。

誤った範囲が指定された場合、webページやweb接客が想定通りに表示されない可能性があるため、埋め込みたい箇所の範囲指定に誤りがないかご注意ください

[① 埋め込み前の状態]

<div> 
 <div class="1"> 
  <img src=xxxxxx/> 
 </div> 
</div> 

[② 埋め込み後の状態]

<div> 
 <div class="1">
  <img src=yyyyyy/> 
 //class=1 のタグを、b→dashのweb接客で表示するHTMLに書き換えます
</div>
web接客のポップアップが崩れる場合はどうすればいい??

web接客のポップアップが崩れる場合は、何らかの設定が誤っていると考えられます。以下によくある設定誤りを記載しますので、こちらに該当しないかご覧ください。

考えられる原因 改善策
ExcelやWordから コピー&ペーストしてコンテンツを作成している ExcelやWordなどにて作成頂いたテキストをコピー&ペーストしてb→dashに貼り付けた場合、オフィスソフトの書式がb→dash上では見えない形で保存され、想定しないフォント設定や不要な改行が発生する可能性があります。

オフィスソフトからテキストをコピー頂く際は、メモ帳など書式設定の無いアプリケーションに 貼り付けを行い、その後、メモ帳に貼り付けたテキストをb→dashにコピー&ペースト頂くようお願い致します。
動的なテキストの挿入を利用頂いている 日付挿入、データ挿入、閲覧人数挿入などは、web接客配信時に動的にテキストの挿入が行われます。
そのためデータ挿入を利用したテキストの横幅を越える場合は、文字の見切れが発生する可能性があります。

挿入後の最大文字数を想定して、テキストの横幅を確保するよう、web接客コンテンツの作成をお願い致します。
web接客コンテンツのサイズと、背景画像のサイズが一致していない web接客の背景画像として挿入を想定される場合は、web接客のサイズを挿入画像と同じサイズに設定をお願いします。

b→dashにアップロード頂いた画像は、b→dash上では編集できないため、webサイト上に表示する想定のサイズで背景画像を作成頂いた上でb→dashへのアップロードをお願い致します。
iPhoneでポップアップの入力項目を選択すると、ポップアップが大きくなってしまう 16px以下の入力項目をクリックすると発生します。iPhoneの仕様となっておりますので、ご留意ください。

表示条件を設定する

表示条件」のタブを選択します

閲覧ページ数」をクリックします

今回は「3回以上サイトに訪れたユーザー」を対象にするので、「閲覧ページ数」を条件として選択します!
表示条件」を選択し、「適用」をクリックします

表示条件」が反映されていることを確認し、「完了」をクリックします

表示条件の各設定の詳細は、こちらを参照ください!
1秒以内にユーザーがクリックなどの操作を行った場合、停止条件が機能しない可能性があります

web接客から遷移後、遷移後のページにおいて約1秒以内に停止条件に合致する動作を行った場合、web接客が停止しない可能性があります。ユーザーが約1秒以内にクリックなどの動作を行った場合は、データを正しく取得できず、停止条件に合致した行動として記録されません。

【例】

①webページAにweb接客aを配信、遷移先はwebページB
②webページBにweb接客bを配信、停止条件はクリック2回

上記設定を行っていた場合、ユーザーが①のweb接客をクリックしwebページBに遷移後、1秒以内に2回クリックを行うと、②のweb接客の配信が停止されません。

配信期間

開始日」「終了日」を選択し、「適用」をクリックします

※終了日は「指定なし」を選択することもできます

配信期間として設定されるのは、開始日として指定した日付の「0:00:00」から、終了日として指定した日付の「23:59:59」までです。
例えば、「開始日:2021/05/25」「終了日:2021/05/31」と選択した場合、配信期間は「2021/05/25 0:00:00~2021/05/31 23:59:59」になります。
配信停止期間の設定方法

配信停止期間は、配信期間の設定画面から設定することができます
以下では、配信停止期間の設定方法について説明します。

配信停止期間を設定する」をクリックします

任意の設定を行い、「適用」をクリックします

上記のように「日付指定」「曜日指定」「日次指定」「日時指定」の条件を、配信停止期間として複数指定することができます。
名前」を入力し、「保存」をクリックします

web接客配信一覧に表示されます

運用を開始する

作成した配信設定」をクリックします

停止中」をクリックします

配信設定を作成した状態だと「停止中」になっているので、ご注意ください!
「対象者数」と「対象セグメント」は同じ値を表しています
配信設定一覧画面の「対象者数」と、 配信設定詳細画面の「対象セグメント」には、配信対象として選択したセグメント内の「ビジターID」として選択したカラムの値をユニークカウントした件数を表示しています。
それぞれの表示箇所は以下をご参照ください。
配信設定一覧画面の「対象者数」

配信設定詳細画面の「対象セグメント」

※「対象外データファイル」には、「対象セグメント」と同様に、「ビジターID」として選択したカラムの値をユニークカウントした件数を表示しています

適用」をクリックします

運用中に変更されたことを確認します

web接客配信の運用を開始しても、即座に配信対象のページに表示されるわけではありません。運用開始から約10分以内を目途に、配信対象のページに表示されます。
web接客配信の検証に用いる施策IDを確認したい

web接客配信の検証に用いる施策IDは、配信設定画面のURLの文字列から確認することができます。
以下の画像では、施策IDが「37」となっています。

web接客の表示が遅い場合は、web接客タグ(ワンタグ)の発火順を変更して下さい

配信したweb接客コンテンツの表示が遅い場合、web接客タグ(ワンタグ)の発火順が遅いことが原因として挙げられます。下記の場合に、web接客コンテンツの表示が遅くなる可能性が高くなりますので、貴社の設定をご確認ください。

・配信対象ページにGAタグなどの複数の計測タグが設置されて
・b→dashのweb接客タグ(ワンタグ)の発火順が遅い

※web接客タグの設定については「web接客タグを動作させたい」をご参照ください

PC/SP画面でのプレビューを表示する方法

パソコン(PC)、スマートフォン(SP)の画面におけるweb接客のプレビューは、配信設定の詳細画面から確認することができます。以下では、web接客のプレビューをPC、SPの画面から確認する方法について、それぞれ説明します。

パソコンから確認する
作成した配信設定を選択します

配信設定の詳細画面を表示し、「全画面プレビュー」をクリックします

詳細画面を表示し、「サイトを確認」をクリックします

PC画面におけるプレビューでは、配信設定で指定した表示位置にかかわらず、web接客は画面の「右下」に表示されます。
たとえ、配信設定でweb接客の表示位置を画面の「左下」に指定しても、プレビューでは画面の「右下」に表示されるため、web接客が配信された際の表示位置を確認することはできませんのでご留意ください。
PC画面から、web接客のプレビューを確認します

スマートフォンから確認する
詳細画面を表示し、「スマホから確認」をクリックします

表示された「QRコード」を読み取ります

スマートフォン画面から、web接客のプレビューを確認します

プレビュー画面を表示できない場合があります
web接客配信詳細画面ではプレビューにて実際にポップアップを表示するURLを確認することができますが、配信ページ設定で選択した「完全一致」「前方一致」のみ表示の対応をしています。「部分一致」「含む」「含まない」などの条件を指定している場合は、プレビュー画面に表示されませんのでご留意ください。
web接客が配信されない場合はどうすればいい??

web接客が配信されない場合は、何らかの設定が誤っていると考えられます。以下によくある設定誤りを記載しますので、こちらに該当しないかご覧ください。

考えられる原因 改善策
web接客の配信が運用開始されていない web接客の運用ステータスが停止中・運用終了の状態の可能性があります。

対象のweb接客の配信設定より運用ステータスを運用開始に変更をお願い致します。 また、ステータスが運用終了の場合は、配信タイミングの運用期間を編集した後に、運用開始として下さい。
運用停止期間が設定されている 曜日や日次、時間指定でweb接客の配信停期間を設定されている可能性があります。

【運用停止期間の確認】
対象のweb接客配信設定を編集頂き、Step7の【配信期間設定】>【配信停止期間を設定する】

配信対象者の設定をしている セグメントを設定してweb接客の配信対象者をユーザー単位で制御できます。 web接客が配信されない場合、配信対象セグメントに対象のユーザーが含まれているか確認お願い致します。

【配信対象者の確認】
①web接客配信に設定されたセグメント名の確認
TOP画面>web接客>web接客を配信する>[作成頂いたweb接客配信名] > パネル内のセグメント欄に記載された名前
②セグメントに対象ユーザーが存在するかの確認
TOP画面>セグメント>①で確認したセグメント対象の顧客IDで絞り込みをしてユーザーが存在しているかを確認する
配信除外者の設定をしている セグメントを設定してweb接客の配信除外者をユーザー単位で制御できます。 web接客が配信されない場合、除外対象セグメントに対象のユーザーが含まれているか確認お願い致します。

【配信対象者の確認】
①web接客配信に設定されたセグメント名の確認
TOP画面>web接客>web接客を配信する>[作成頂いたweb接客配信名] >  パネル内のセグメント欄に記載された名前

②セグメントに対象ユーザーが存在するかの確認
TOP画面>セグメント>①で確認したセグメント対象の顧客IDで絞り込みをしてユーザーが存在しているかを確認する
配信の表示条件を満たしていない web接客の表示条件としてwebページの閲覧回数や、PCやスマートフォンなどの端末情報にて、web接客配信の表示条件を制御できます。
web接客の表示条件と、検証頂いたアクセスがweb接客表示の条件を満たしているかご確認お願い致します。

【表示条件の確認方法】
対象のweb接客配信設定を編集頂き、Step6の【表示条件設定】にて設定状況を確認頂けます。

配信対象ページでない web接客を配信する対象のページをwebページのURLにて制御できます。
アクセス頂いたwebページのURLが、 web接客配信のURL条件にマッチしているかご確認お願い致します。

【配信ページ設定の確認方法】
対象のweb接客配信設定を編集頂き、Step4の【配信ページ設定】にて設定状況を確認頂けます。

web接客配信のwebページにワンタグが設置されてない] web接客をwebページ上で表示するためには b→dashのワンタグを設置頂く必要が御座います。
貴社サイトのweb接客配信ページに、ワンタグが設置してあるかご確認お願い致します。

【ワンタグの確認方法】
TOP画面>共通設定>タグ管理
こちらのワンタグの枠に表示されたスクリプトを貴社webサイトに設置お願い致します。
web接客タグの対象ドメインに貴社サイトが追加されてない web接客を表示する際は、対象のドメインにワンタグの設置頂き、 b→dash管理画面より、web接客タグとして対象のドメインを登録頂く必要があります。 web接客を表示するwebページのサブドメインも含めてweb接客タグに登録をお願い致します。

【ドメインの確認方法】
TOPページ>共通設定>タグ管理>web接客タグ
web接客を利用頂くドメインすべてを登録お願い致します。
web接客のセグメント配信をしており、かつ、ブラウザをシークレットモードにして配信確認をしている セグメントに基づきweb接客を配信する場合は、サイトにアクセスユーザーのCookieにビジターIDが格納されていることが前提になります。 シークレットモードを使用すると、Cookieが無効化されてしまいビジターIDが消えてしまい、セグメントに基づくweb接客が実施されなくなるため、シークレットモードを使用してのweb接客配信確認はお控えいただくようお願い致します。

●(参考)ブラウザ別のシークレットモード名称
-Chrome / シークレットモードもしくはシークレットウィンドウ
-Safari / プライベートブラウズ
除外IPアドレスが設定されている web接客の表示条件で利用するweb接客ログデータは、アクセスログデータを利用しています。そのため、ユーザーにポップアップなどのweb接客コンテンツが表示されない場合がありますので、除外IPアドレスの再設定をお願い致します。

除外IPアドレスの設定については、こちらをご確認ください。
web接客タグにリレーション設定が紐づいていない データ挿入されたweb接客コンテンツを表示させたい場合、web接客タグに「顧客ID」を取得するリレーション設定をお願い致します。

※web接客タグに顧客IDを取得するリレーション設定の方法は、『リレーション設定例(顧客IDを取得する場合)』をご参照ください

[参考]優先度を設定する

1つの配信対象ページURLに対して複数のweb接客配信設定を行う場合、表示する優先順位を設定することができます。
優先順位を設定したい場合は、配信設定一覧画面の「優先度設定」アイコンをクリックしてください。「優先度設定一覧画面」が表示され、配信設定横断で優先度の確認や、一括で変更することができます。

なお優先順位は、以下のいずれかの方法で設定することができます。

❶ ドラッグ&ドロップで入れ替える
❷ CSVファイル上で入れ替える

ただし、入れ替えたい配信設定が『51個』以上ある場合は、「❷ CSVファイル上で入れ替える」で優先度を入れ替えてください。
それぞれの操作手順については、下記をご参照ください。

2025年2月19日深夜と20日深夜のリリースによって、web接客配信設定の導線が変更されました。
詳細は「【2025年2月19日深夜と20日深夜】リリースされた機能を知りたい」のこちらをご参照ください。
❶ ドラッグ&ドロップで入れ替える❷ CSVファイル上で入れ替える

以下では、ドラッグ&ドロップで優先度を入れ替える手順を説明します。

操作手順
優先度設定」をクリックします

優先度入れ替え」をクリックします

優先度を入れ替えたい配信設定」をドラッグし、任意の位置にドラッグします

『優先順位入れ替えモーダル』には、ステータスが「運用中」「停止中」「アーカイブ」の配信設定が表示されます。
「運用終了」の配信設定は表示されず、並び替えはできません。
優先度が入れ替わったことを確認します

優先度に関係なく固定で表示したい配信設定は、「優先順位固定アイコン」をクリックします

ドラッグ&ドロップでは、優先度を固定することはできませんので、ご注意ください。
優先度に関わらず固定で表示」に移動したことを確認します

適用」をクリックします

優先度が変わっていることを確認します

以下では、CSVファイル上で優先度を入れ替える手順を説明します。

操作手順
優先度設定」をクリックします

優先度入れ替え」をクリックします

CSVファイルで表示順を設定」をクリックします

CSVダウンロード」をクリックします

保存」をクリックします

CSVダウンロードしたファイル」を開き、優先度」を入れ替えます

優先度を入れ替える際は、レコードごと入れ替えてください
「配信設定名」カラムだけを入れ替えても、優先度は変わりません。
Excelで行を入れ替える方法は、以下をご参照ください。
 1.入れ替えたい行をクリックします
 2.「十字矢印」アイコンが表示されていることを確認します
 3.「Shiftキー」を押したまま、
    入れ替えたい位置までドラッグ&ドロップします
優先度に関わらず固定で表示したい配信設定の「優先順位」カラムの値を『0』にします

固定で表示する配信設定の個数に、上限はありません。
「優先順」カラムを”昇順”で『連番』にします

ファイル」をクリックします

上書き保存」をクリックします

b→dashの画面に戻り、「ファイル選択」をクリックします

優先度を入れ替えたファイルを選択し、「開く」をクリックします

適用」をクリックします

 優先度が変わっていることを確認します

「優先度設定一覧画面」に表示される配信設定

優先度一覧には、ステータスが「運用中」「停止中」「運用終了」「アーカイブ」になっている配信設定(すべての配信設定)が表示されます。

ステータスが「運用終了」「アーカイブ」の配信設定が表示される理由
● 運用終了

運用終了した配信設定が表示されないことで、配信設定が存在しているのかを確認する手間がかかる可能性があるため、表示されます。

● アーカイブ

アーカイブされていることを画面上で認識することができず、優先度を調整してしまう可能性があるため、表示されます。

ステータスが「運用中」「停止中」の配信設定のみを表示させたい場合

「優先度設定一覧画面」でステータスを絞り込むことで、「運用中」「停止中」の配信設定のみを表示させることができます。

優先度と表示判定について

web接客の表示は、優先順位の設定順に、web接客の表示条件にマッチするかどうかを判断します。優先度設定の判定ロジックの例は、以下の通りです。

優先順位設定:施策1>施策2

1.施策1の表示条件マッチするか判断
2.マッチした場合、施策1を表示、施策が終了
   マッチしない場合、施策2の表示条件にマッチするか判断
3.マッチした場合、施策2を表示、施策が終了
   マッチしない場合、表示されない
適切な優先度を設定しましょう

優先度とは同じURLのページに2つ以上のポップアップを表示するように設定した場合、どのポップアップを表示させるかを指定する設定です。
優先度の設定方法については、「優先度に関わらず表示させる」と「優先度を入れ替える」の2つがあります。

「優先度を入れ替える」の場合

優先度を入れ替えるとは、同じURLのページに複数のポップアップを設定した場合、どのポップアップを優先的に表示させるかを設定することです。

「優先度に関わらず表示させる」の場合(※「優先順」カラムの値が『0』)

優先度に関わらず表示させるとは、同じURLのページに複数のポップアップを設定した場合、他のポップアップの優先度に影響されることなく表示させる設定です。

これでweb接客コンテンツの配信設定が完了です!