HTMLメールを作成したい(HTML)

はじめに

b→dashのメール配信に必要な準備や全体像を確認したい場合はまずはこちらをご覧ください

テンプレートを選択する

メール/MA」をクリックします

メールを作成する」をクリックします

右上にある「新規作成」をクリックします

使用するテンプレートクリックします

作成したいメールのイメージに近いテンプレートを選びましょう!
メールコンテンツをカスタマイズしたい場合は、「白紙のテンプレート」を選択してください

テンプレートを利用せずにメールコンテンツをカスタマイズしたい場合は、メールテンプレート一覧画面の一番左上にある「白紙のテンプレート」を選択してください

[参考:メールテンプレート一覧画面]

HTML編集モードでコンテンツを作成選択し、「適用」をクリックします

「編集モード」は作成途中で変更可能??
「GUI編集モードでコンテンツを作成」を選択した場合は、メールコンテンツの作成を開始した後でも「GUI編集モード」から「HTML編集モード」に変更することが出来ます。一方で、「HTML編集モードでコンテンツを作成」を選択した場合は、メールコンテンツの作成を開始した後に「GUI編集モード」に変更することは出来ません。
また、一度「GUI編集モード」から「HTML編集モード」に変更すると、そこから再度「GUI編集モード」に変更することは出来ませんのでご注意ください。
エディター画面にソースコードが表示されるので、こちらでメールを編集します

1度作成したメールコンテンツの形式を変更する方法

下記では、1度作成したメールコンテンツの形式を変更する方法を説明します。
今回は例として、「HTML/テキストメール(マルチパート配信)」から「HTMLメール」に変更する手順を説明します。

メール形式のON/OFF設定」をクリックします

テキストメールの「ON」をクリックし、「OFF」に変更します

適用」をクリックします

メールの形式が「HTMLメール」に変更されたことを確認します

マルチパート配信をしたい

b→dashでは、ユーザーの環境に応じてHTMLメールとテキストメールのどちらを配信するかを自動で出し分けるマルチパート配信の仕組みが利用可能です。以下では、マルチパート配信の説明を行います。

ユーザー(受信者)に配信されるメールの形式について

マルチパート配信では、ユーザーが契約している通信キャリアのメールアドレスや使用している端末などの受信環境により、HTMLメールを表示することができない場合にのみ、テキストメールを配信します
受信環境によるHTMLメールの表示の可否については、下記の表をご参照ください。
※配信されるメールの形式はユーザーの受信環境によって判定されるため、メール配信前に、実際にユーザーへ配信されるメールの形式を確認することはできません

[参考:ユーザーの受信環境によるHTMLメールの表示の可否]

メール
アドレス
端末の
種類
HTML
メールの
表示
備考
@docomo.ne.jp iPhone -
Android 端末によってはデザインが崩れたり、画像が表示されない可能性があります。
@ezweb.ne.jp
@au.com
iPhone -
Android 端末によってはデザインが崩れる可能性があります。
@softbank.ne.jp iPhone × -
Android 端末によってはデザインが崩れたり、画像が表示されない可能性があります。
@i.softbank.jp iPhone -
Android - 「@i.softbank.jp」は『iPhone』『iPad』専用のメールアドレスのため、『Android』で利用することはできません。
マルチパートメールの作成方法

マルチ配信を行いたい場合、HTMLメールとテキストメールの両方を作成する必要があります。以下では、その手順を説明します。

テキストメールタブ」をクリックします

テキストメール編集画面に切り替わったことを確認します

不要なテキストの削除など、テキストメールに記載したい内容の編集を行ってください!
作成したメールコンテンツの確認方法

作成したメールコンテンツは、メールコンテンツの詳細画面の「切替ボタン」をクリックすることで、HTMLメールとテキストメール両方のプレビューを確認することができます。

コメントアウトする方法

コメントアウトの方法は、コメントアウトしたいコードが<style>タグ内」か「<style>タグ外」に存在するかによって異なります。メールコンテンツの作成において記載したコードをコメントアウトするためには、コメントアウトしたいコードの前に下記のサンプルコードを入力してください。

<style>タグ内におけるコメントアウト】

/* コメントアウトしたいコードを囲ってください */

<style>タグ外におけるコメントアウト】

<!--コメントアウトしたいコードを囲ってください-->

メール内容を編集する

今回はテンプレートを使って以下のメールコンテンツを作成する例をもとに、説明していきます!
メールのテキストに絵文字を使用することはできません。
(貴社のb→dashで利用しているメールサーバーが「Mail Publisher」の場合、テキストに絵文字を使用することができます。)
b→dashのメールコンテンツはレスポンシブ対応しています
b→dashは、ユーザーのモバイル端末の環境に応じて、「メールの幅」や「画像の大きさ」を自動で調整するレスポンシブ対応を適用しています。ただし、ユーザーが利用する環境によっては、デバイスやOSの仕様により、HTMLメールの表示が崩れる場合があります。どのようなケースで表示が崩れるかは、こちらの記事をご確認ください。
編集中のメールコンテンツは自動的に「一時保存」されます

編集中のメールコンテンツの編集画面を開いている際に『5分に1回』自動的に、編集状況が「一時保存」されます。
また、「一時保存」が実施された時刻については、画面上部のアイコンにカーソルを合わせることで、”最終一時保存日時”を確認することができます。

一時保存機能の注意点について

一時保存機能について、以下の2点が注意点として挙げられます。

❶ 同一のユーザーが複数のタブで編集を行う場合、先に新規作成を開始したコンテンツの編集内容が破棄される

1人のユーザーが複数のタブを開いて、複数のコンテンツの編集を行う場合、先に新規作成や編集を行ったコンテンツの編集内容は保存されず、破棄されるため、複数のタブを開いての操作は行わないよう、ご留意ください。

❷ 画面から離脱しようとすると、編集状況が失われる旨が表示される

編集画面から離脱しようとすると、編集状況が失われる旨のダイアログが表示されます。
実際に表示されるダイアログについては、以下の画像をご参照ください。

HTMLメールの容量上限について
作成可能なHTMLメールの容量は150KBとなっています。メールコンテンツの容量が150KBを超えた場合、HTMLの表記崩れといった、メール配信が正しく実施されない可能性がありますのでご注意ください。
作成中のHTMLメールの容量の確認方法

作成中のHTMLメールの容量はb→dash上では確認することができませんが、以下手順に沿って「メモ帳(テキストエディタ)」に作成したメールを転記することで、HTMLメールの容量を推測することは可能です

※ただし、以下の手順による確認方法では、データ挿入される前の状態で容量が計測されるため、データ挿入後のデータ容量とは多少異なる可能性があります

表示されているコードをコピーします

メモ帳にペーストし、「編集」をクリックします

置換」をクリックします

「  」(半角スペース×2)を置換後の値には何も入力せずに、すべて置換します

「  」(半角スペース×2)をすべて置換したことで、スペースが削除されました

保存をしてファイルのサイズを確認します

➊値を差し込む

差し込みたい箇所にカーソルを合わせ「データ挿入」をクリックします

データファイル」を選択し、「適用」をクリックします

データファイルが出てこない??
差し込み用のデータファイルを選択する画面には、”「セグメント」アプリで作成したセグメント”のみが表示されます
b→dashへデータ連携と取り込みを行っただけのデータファイルは表示されませんので、ご注意ください。
挿入するカラム」を選択し、「適用」をクリックします

「挿入するカラム」の値にHTMLタグが含まれていると、表示崩れが生じる可能性があります

「データ挿入」される値に「<html>」「<head>」などのHTMLタグが含まれている場合、HTMLメールの表記崩れが生じる可能性がありますので、「挿入するカラム」の値にご注意ください。

メールに差込文字(氏名)が差し込まれます

差込文字に対してCSSを適用することで、文字色や文字サイズなどを変更することができます。
次にメールに差込文字(保有ポイント)を差し込みます

「氏名」と同じ手順で、「保有ポイント」も差し込みます!
検証」をクリックしま

メタ文字(差込文字)に問題が無いことを確認し、「閉じる」をクリックします

検証対象とエラー内容について

検証時にメタ文字が不正な値であった場合、「検証エラー」が発生し下記のような画像が表示されます。表示されるエラーメッセージの種類やエラー詳細についてまとめましたので、下記をご参照ください。

【参考:エラー内容の表示】

挿入されているメタ文字(差込文字)が不正な値でないか検証できる対象は「データ挿入」「レコメンド挿入」「条件分岐」の3種類です。
データ挿入
❶ 検証可能な対象について

データ挿入のメタ文字が不正な値であった場合に、検証エラーかどうか「判定される対象」と「判定されない対象」が存在します。判定対象に含まれるかどうかは、データ挿入のメタ文字を構成する文字によって異なります。下記にメタ文字の判定対象について記載しましたので、ご参照ください。

※「検証機能」の対象ではない文字部分を編集すると、メタ文字として不正な値であっても、エラーとして表示されませんのでご注意ください

エラーかどうか判定される対象
(検証可能)
エラーかどうか判定されない対象
(検証不可)
下記の赤線部について不正な値が含まれていた場合、「検証エラー」として表示されます。

[メタ文字の例]
##__DFxxx-yyyyy__##

[参考:検証可能な項目]
①『データファイルID』:xxx
②『カラムID』:yyyyy
下記の赤線部について不正な値が含まれていた場合、「検証エラー」として表示されません。

[メタ文字の例]
##__DFxxx-yyyyy__##

❷ 表示されるエラーメッセージと詳細

データ挿入のメタ文字が不正な値であった場合に表示されるエラーメッセージと、その詳細については下記をご参照ください。

エラー
メッセージ
エラー定義 エラーとなる操作例
データファイルIDの不備 「データファイルID」が存在しない ・データファイルを削除した
・データ挿入のメタ文字を手動で書き替えてしまった
カラムIDの不備 「データファイルID」は存在するが、「データファイルID」に対して「カラムID」が存在しない ・「カラムID」を手動で書き換えた
カラムの削除 「データファイルID」も「カラムID」も存在するが、カラムは削除されている ・データファイル内のカラムを削除した
レコメンド挿入
❶ 検証可能な対象について

レコメンド挿入のメタ文字が不正な値であった場合に、検証エラーかどうか「判定される対象」と「判定されない対象」が存在します。判定対象に含まれるかどうかは、レコメンド挿入のメタ文字を構成する文字によって異なります。下記にメタ文字の判定対象について記載しましたので、ご参照ください。

※「検証機能」の対象ではない文字部分を編集すると、メタ文字として不正な値であっても、エラーとして表示されませんのでご注意ください

エラーかどうか判定される対象
(検証可能)
エラーかどうか判定されない対象
(検証不可)
下記の赤線部について不正な値が含まれていた場合、「検証エラー」として表示されます。

[メタ文字の例]
##__RECOMMENDxxx-yyyyy-z__##

[参考:検証可能な項目]
①『レコメンドID』:xxx
②『カラムID』:yyyyy
③『差込順位』:z
下記の赤線部について不正な値が含まれていた場合、「検証エラー」として表示されません。

[メタ文字の例]
##__RECOMMENDxxx-yyyyy-z__##

❷ 表示されるエラーメッセージと詳細

レコメンド挿入のメタ文字が不正な値であった場合に表示されるエラーメッセージと、その詳細については下記をご参照ください。

エラー
メッセージ
エラー定義 エラーとなる操作例
レコメンドIDの不備 「レコメンドID」が存在しない ・レコメンドを削除した
・レコメンド挿入のメタ文字を手動で書き替えた
カラムIDの不備 「レコメンドID」は存在するが、「レコメンドID」に対して「カラムID」が存在しない ・「カラムID」を手動で書き換えた
挿込項目の削除 「レコメンドID」も「カラムID」も存在するが、 カラムは削除されている ・レコメンド内のカラムを削除した
・レコメンドで利用しているデータファイル内のカラムを削除した
条件分岐
❶ 検証可能な対象について

条件分岐のメタ文字が不正な値であった場合に、検証エラーかどうか「判定される対象」と「判定されない対象」が存在します。判定対象に含まれるかどうかは、条件分岐のメタ文字を構成する文字によって異なります。下記にメタ文字の判定対象について記載しましたので、ご参照ください。

※「検証機能」の対象ではない文字部分を編集すると、メタ文字として不正な値であっても、エラーとして表示されませんのでご注意ください

エラーかどうか判定される対象
(検証可能)
エラーかどうか判定されない対象
(検証不可)
下記の赤線部について不正な値が含まれていた場合、「検証エラー」として表示されます。

[メタ文字の例]
##__IF_DFxxx-yyyyy@IN(ABC)__##AAA##__IF_END__##

[参考:検証可能な項目]
①『データファイルID』:xxx
②『カラムID』:yyyyy
③『判定条件』:IN
④『条件の値』:ABC
⑤『条件分岐の対象文字』:AAA
下記の赤線部について不正な値が含まれていた場合、「検証エラー」として表示されません。

[メタ文字の例]
##__IF_DFxxx-yyyyy@IN(abc)__##コンテンツ##__IF_END__##

❷ 表示されるエラーメッセージと詳細

レコメンド挿入のメタ文字が不正な値であった場合に、表示されるエラーメッセージとその詳細については下記をご参照ください。

エラー
メッセージ
エラー定義 エラーとなる操作例
データファイルIDの不備 「データファイルID」が存在しない ・データファイルを削除した
・条件分岐のメタ文字を手動で書き替えた
カラムIDの不備 「データファイルID」は存在するが、 「データファイルID」に対して「カラムID」が存在しない ・「カラムID」を手動で書き換えた
カラムの削除 「データファイルID」も「カラムID」も存在するが、カラムは削除されている ・データファイル内のカラムを削除した
カラムのデータ型と条件分岐の組み合わせ不備 「データファイルID」も「カラムID」も存在し、 カラムも削除されていないが、条件分岐に使用しているカラムのデータ型に合わない条件が設定されている ・分岐条件を手動で書き換えた
・カラムのデータ型を変更した
挿入位置の不備 差込み文字が「tdタグ」または「thタグ」の「コンテンツ部分以外」に設定されている ・条件分岐の挿入位置が「tdタグ」または「thタグ」の「コンテンツ部分以外」となっている
以下のように差込文字(氏名/保有ポイント)が反映されます

挿入されたデータに「空文字/NULL」が入っている場合、メール配信を行うか、スキップするかを設定することができます

データ挿入されたカラムの中に「空文字/NULL」が入っている場合、「空文字/NULL」が挿入されるユーザーへの配信をスキップするかどうかは、「共通設定」の「配信制御設定」から設定することができます
「空文字/NULL」が挿入されるユーザーにメール配信を行いたい場合は、「配信制御設定」を変更する必要があります
配信制御設定については「配信スキップの設定方法」をご参照ください。

❷日付を差し込む

差し込みたい箇所にカーソルを合わせ「日付挿入」をクリックします

「表示形式」を選択します

プレビュー」から利用したいデザインの日付を選択し、「適用」をクリックします

日付が差し込まれます

以下のように差し込みデータ(日付)が反映されます

「日付挿入」機能で挿入した『年月日』には、メールコンテンツの作成画面ではメール作成時の『年月日』、受信したメールではメール配信時の『年月日』が入ります。

➌リンクを差し込む

URLを反映させたい箇所のテキストを選択します

リンク挿入をクリックします

リンク」を選択し、「適用」をクリックします

遷移先URL」を入力し、「適用」をクリックします

「リンク挿入」機能にて設定できるURLの種類について

「リンク挿入」機能にて設定できるURLは、基本的にどのような形式のURLでも問題ありません。そのため、『アンカーリンク』や『ディープリンク』も設定することができます。

『アンカーリンク』とは、ページ内の特定の部分へと瞬時に移動できるURLです。「https://test.com#i-4」のように、URLの末尾に「#」(ハッシュマーク)が含まれているURLのことを指します。
『ディープリンク』とは、モバイル端末上からクリックすると該当のアプリを自動的に起動するURLです。

『アンカーリンク』や『ディープリンク』を挿入したい場合は、「リンク挿入」機能の『リンク』を選択して、『遷移先URL』を入力してください。

テキストに遷移先URLが反映されます

以下のようにURLが反映されます

遷移したいURLのクリック計測やCV計測を行いたい場合は、事前準備が必要です

クリック計測/流入元計測やCV計測を行いたい場合、メール配信を実施する前に遷移したいURLに対して、b→dash上で設定を行う必要があります
それぞれの設定方法については、以下をご参照ください。

メールコンテンツに短縮URLを利用したい

メールコンテンツに短縮URLを利用する方法は、事前にコンテンツボックスで作成した短縮URLを差し込む「短縮URLの差し込み」と、メールコンテンツに差し込んだ通常のURLを短縮URLに変換する「一括短縮URL化」の2つの方法があります。

短縮URLの差し込み

上記「リンクを差し込む」と同様の手順で、コンテンツボックスで事前に作成した短縮URLを差し込むことができます。「短縮URLの差し込み」では、b→dashの「コンテンツボックス」アプリで短縮URLを事前に作成する必要があります

短縮URLの作成方法については「短縮URLを追加する」をご参照ください。

短縮URLをクリックします

差し込みたい短縮URL」を選択し、「適用」をクリックします

コンテンツの作成については、こちらをご参照ください!
テキストに短縮URLが反映されます

一括短縮URL化

「一括短縮URL化」ではメールコンテンツに差し込んでいる通常のURLを一括で短縮URLに変換することができます。短縮URL化を行った短縮URLは自動的にb→dash「コンテンツボックス」アプリに保存されます。

事前に短縮URLを作成する必要がなく、メールコンテンツを作成している画面上で短縮URLの作成から差し込みまで行うことができます

URLを差し込んだメールコンテンツに対して「一括短縮URL化」アイコンをクリックします

対象のURLを確認後、「次へ」をクリックします

メールコンテンツに差し込まれている全てのURLが短縮URL化の対象となります。短縮URLにしたくないURLは「短縮URL化」を行った後に差し込みを行ってください。
※ テキストに差し込みを行ったURLも短縮URL化されます
使用するドメインを選択後、「適用」をクリックします

閉じる」をクリックします

差し込んだURLが短縮URL化されていることが確認できます

作成された短縮URLはコンテンツボックスから確認することができます

「一括短縮URL化」で作成された短縮URLはコンテンツボックスから確認することができます。コンテンツボックスへは下記の確認モーダルから遷移することもできます。

詳細」をクリックします

コンテンツボックスに遷移します

❹メール内容をデータに基づいて出し分ける

b→dashでは、メールを配信する顧客に応じて、メールに記載する文面内容を出し分けることが出来ます。

例として「保有ポイント」が5,000以上である顧客に対して特別メッセージを差し込む操作方法を説明します!
右上の「条件分岐」をクリックします

テキスト」をクリックします

条件分岐の記載箇所によっては、意図した通りに分岐できない可能性があります

条件分岐を「<table>タグの中かつ<td>タグの外」に記載した場合、意図した通りに分岐しない可能性があります。条件分岐を挿入する場合は<td>タグの中に記載し、<td>タグを<table>タグで閉じる」必要があります記載箇所については、下記の例をご参照ください。

失敗例

条件分岐を「<table>タグの中かつ<td>タグの外」に記載した場合のイメージになります。

<table>
    ##__IF_DF2512-46045@EQ(1)__##
     <tbody>
       <tr>
         <td>
           <span>こんにちは</span>
         </td>
       </tr>
     </tbody>
     ##__IF_END__##
   </table>
成功例

条件分岐を「<td>タグの中に記載し、<td>タグを<table>タグで閉じた」場合のイメージになります。条件分岐を挿入する際には、下記の例をご参照ください。

<table>
     <tbody>
       <tr>
         <td>
           ##__IF_DFxxx-xxxxx__##
           <span>こんにちは</span>
           ##__IF_END__##
         </td>
       </tr>
     </tbody>
   </table>
データファイル」を選択し、「適用」をクリックします

データファイルが出てこない??
差し込み用のデータファイルを選択する画面には、”「セグメント」アプリで作成したセグメント”のみが表示されます
b→dashへデータ連携と取り込みを行っただけのデータファイルは表示されませんので、ご注意ください。
カラム」を選択し、「適用」をクリックします

条件」を選択し、「適用」をクリックします

今回は、「保有ポイント5,000以上」のデータがある場合に差し込むから「以上」を選択して「5000」と入力します!
メールに条件分岐(##_IF_○○○○_##)の設定が追加されます

以下のように条件分岐が反映されます

これで保有ポイント5,000以上の顧客にのみ、特別なメッセージを表示することが出来ます!
条件分岐を用いて画像を出し分ける方法

b→dashではメールを配信する顧客に応じて、テキストの出し分けだけでなく画像の出し分けを行うこともできます。配信したいメールコンテンツにおいて画像の出し分けを行いたい場合は、下記の記載方法をご参照ください。

例えば、下記の場合において、データファイルの「テスト」カラムの値が指定した条件に一致すると、「test.png」の画像が表示されます。

##__IF_DF○○○-xxx__## 
<img src="https://test.png" ait="yyy" width="zzz" height="aaa" style="bbb" />
##__IF_END__##

❺画像を差し込む

差し込みたい箇所にカーソルを合わせ画像」をクリックします

差し込む画像」を選択し、「適用」をクリックします

選択した画像が差し込まれます

以下のように画像が反映されます

❻定型文を差し込む

差し込みたい箇所にカーソルを合わせ「定型文挿入」をクリックします

挿入したいテキスト」をクリックします

メールに定型文が差し込まれます

以下のように定型文が反映されます

件名を入力する

件名を入力します

件名に絵文字を使用することはできません。
(貴社のb→dashで利用しているメールサーバーが「Mail Publisher」の場合、件名に絵文字を使用することができます。)
メールコンテンツが保存できないケース
メールコンテンツを「新規作成」または「編集」する際に、件名が「未入力」または「255文字を超過している」場合、該当のメールコンテンツを保存することが出来ないのでご注意ください。

プレビューで確認する

プレビュー」をクリックします

プレビューが表示されるので、差し込みなどが表示されているかを確認します

倍率、サイズ、スマホ表示の変更は、右上で出来ます!
プレビューの変更例、スマホ画面

プレビュー画面が表示されない場合

メールコンテンツに利用している画像のURLが「http」になっていないかご確認ください
プレビュー画面はwebブラウザ上で表示をしていますが、ブラウザにChromeを利用している場合は、Chromeの仕様により、画像のURLが「http」の場合、自動で「https」に変換されるため、画像URLが「http」の場合は表示が出来ません。

ただ、あくまでもブラウザ上では画像が表示されないだけであり、画像URLが「http」の状態でメールを配信しても、メール受信者のメーラー上は正常に画像が表示されるケースが多いです。

これらを踏まえ、以下のいずれかの対応策を検討いただきますようお願いいたします。

  • プレビューでの表示確認はせず、テスト配信による画像表示確認のみ行う
  • プレビューでの表示確認をするため、画像をb→dashコンテンツボックスにアップロードして、メールコンテンツに画像挿入をしていただく
  • プレビューでの表示確認をするため、「http」のサイト上に設置されている画像ファイルを「https」のサイトに設置いただき、「https」で始まる画像URLをメールコンテンツに挿入をしていただく
プレビューの確認が出来たら「保存を選択し、任意の名前を入力して「適用」をクリックします

「本文」または「件名」に『制御文字』が含まれている場合、コンテンツを保存することはできません

コンテンツの「本文」または「件名」に『制御文字』が含まれている場合、「保存」をクリックしても、コンテンツを保存することができず、エラーとなります
※『制御文字』とは、コンピューターで文字を扱う際に、「改行」などを制御する文字のことです

『制御文字』が含まれている場合に表示されるエラーモーダルと、コンテンツを保存することができない『制御文字』については、以下をご参照ください。

エラーモーダルコンテンツを保存することができない『制御文字』

コード 制御文字
(エラー対象)
制御文字の説明
0 NUL ^@ NULl
(ヌル)
1 SOH ^A Start Of Heading
(ヘッダ開始)
2 STX ^B Start of TeXt
(テキスト開始)
3 ETX ^C End of TeXt
(テキスト終了)
4 EOT ^D End Of Transmission
(転送終了)
5 ENQ ^E ENQuiry
(問合せ)
6 ACK ^F ACKnowledge
(肯定応答)
7 BEL ^G BELl
(ベル)
8 BS ^H Back Space
(後退)
0B VT ^K Vertical Tabulation
(垂直タブ)
0C FF ^L Form Feed
(改ページ)
0E SO ^N Shift Out
(シフトアウト)
0F SI ^O Shift In
(シフトイン)
10 DLE ^P Data Link Escape
(伝送制御拡張)
11 DC1 ^Q Device Control 1
(装置制御1)
12 DC2 ^R Device Control 2
(装置制御2)
13 DC3 ^S Device Control 3
(装置制御3)
14 DC4 ^T Device Control 4
(装置制御4)
15 NAK ^U Negative AcKnowledge
(否定応答)
16 SYN ^V SYNchronous idle
(同期信号)
17 ETB ^W End of Transmission Block
(転送ブロック終了)
18 CAN ^X CANcel
(取消)
19 EM ^Y End of Medium
(媒体終端)
1A SUB ^Z SUBstitute
(置換)
1B ESC ^[ ESCape
(拡張)
1C FS ^\ File Separator
(ファイル分離)
1D GS ^] Group Separator
(グループ分離)
1E RS ^^ Record Separator
(レコード分離)
1F US ^_ Unit Separator
(ユニット分離)
7F DEL ^? DELete
(削除)
保存できない場合どうしたらいいの??

メールが保存できない場合は、何らかの設定が誤っていると考えられます。以下によくある設定誤りを記載しますので、こちらに該当しないかご覧ください。

考えられる原因 改善策
利用しているChromeのバージョンが古い 利用しているChromeのバージョンが、b→dashの推奨環境に適用したものかどうかをこちらからご確認ください。
テキスト文字だけではなく書式が付いてしまっている 名称を記載する際に、ExcelやWord等からテキストをコピー&ペーストをしたことで、テキストだけでなく書式も一緒にコピー&ペーストされてしまいますので、コピーではなく直打ちで入力いただくようお願いします。
バリデーションエラーが発生している よく発生するバリデーションエラーメッセージは以下2点になりますので、エラーメッセージにあった対応の実施をお願いいたします。

エラーメッセージ例①)limit_bytes_per_line_html_tag
1行のバイト数が大きすぎるので、改行を行うようお願いいたします

エラーメッセージ例②)translation missing: ja.activerecord.attributes.mails/template.text
「%%」で前後を囲まれた半角英数字の文字列はb→dashの内部処理に用いることから使用することを禁止しておりますので、別の文字列を使用するようお願いいたします
PDFファイルやパワーポイントなどのファイルをメールに添付することは出来ません
b→dash上で作成したメールコンテンツを配信する際に、「PDF」や「パワーポイント」「画像」といったファイルを「添付」することは出来ませんのでご注意ください。
複数ユーザーが同一コンテンツを同時に編集すると、編集内容が反映されない場合があります
複数のユーザーが同一のメールコンテンツを同時に編集した場合、最後に保存を行った編集内容がメールコンテンツに反映されます。
そのため複数のユーザーで同時に編集を行った場合、メールコンテンツを意図したとおりに編集できない可能性があるためご注意ください。
以上がHTMLベースでのHTMLメールの作成方法です!