web接客マルチコンテンツ(アンケート型)を作成したい

web接客マルチコンテンツとは

b→dashでは、単発のポップアップを表示する「web接客コンテンツ」の他に、複数のポップアップを順に表示する「web接客マルチコンテンツ」があります。web接客マルチコンテンツを利用すると、表示したポップアップの指示に従い、ユーザーが複数のポップアップに遷移することができます。

web接客マルチコンテンツには「アンケート型」と「購買促進型」の2種類のポップアップがあり、本記事では「アンケート型」ポップアップの作成方法をご紹介します。

「アンケート型」ポップアップとは、指定したwebサイトにアンケート機能を有したポップアップを表示し、そのポップアップ上の操作のみでユーザーがアンケートに回答することができる機能を指します。

【実際にwebサイトに表示される「アンケート型」ポップアップのイメージ】

テンプレートを選択する

web接客」をクリックします

web接客を作成する」をクリックします

新規作成」をクリックします

web」を選択し、「適用」をクリックします

「マルチ」タブをクリックし、「テンプレート」を選択します

マルチコンテンツを作成するためにはテンプレートの選択が必要であり、今回はアンケート型のテンプレートを選択するようお願いいたします!
適用」をクリックします

エディター画面が表示されます

web接客マルチコンテンツを作成する

今回は以下のweb接客マルチコンテンツ(アンケート型)を作成する例をもとに、説明していきます!

➊コンテンツを編集する

編集アイコン」をクリックします

編集画面が表示されます

コンテンツの編集に関してはこちらを参照ください!
アンケート内容は編集できるの??

テンプレートに差し込まれているアンケートの「質問内容」「回答形式」「回答内容」は編集することができます。アンケート部分を上からクリックすることで、以下のような編集項目が表示されます。

回答形式の種類一覧
# 回答形式 用途
1 ラジオボタン 1つの質問に対して、いくつかの選択肢から1つの回答を求める時に使用します。
2 チェックボックス 1つの質問に対して、いくつかの選択肢から複数の回答を求める時に使用します。
3 セレクトボックス プルダウンで回答を求める時に使用します。
4 テキスト テキスト入力で回答を求める時に使用します。

以下、6つの項目を設定できます
・必須入力項目
・初期値
・プレスホルダー
・文字種別
・文字数
・改行

※改行を設定した場合、回答欄の縦幅を調整することができます
編集が完了したら「保存」をクリックします

名前」を入力し、「保存」をクリックします

ここで作成したコンテンツは、1つのコンテンツとして保存されます!
編集したポップアップに変更されます

アンケート最後部のweb接客に設定されている「送信」ボタンに「リンク挿入」を設定しないでください

アンケート最後部のweb接客に設定されている「送信」ボタンに「リンク挿入」を使用して遷移先のページを指定した場合、ユーザーの回答データを取得できません。そのため「送信」ボタンに「リンク挿入」を設定しないようお願いします。

例えば、「web接客A、B、C、D」の4枚のweb接客から構成されている、アンケート型のマルチコンテンツを作成した場合、web接客編集画面から「web接客 D」の「送信ボタン」に「リンク挿入」機能を用いて遷移先のページを指定すると、ユーザーがアンケートに回答しても、ユーザーの回答情報を取得することができません。

【参考:編集画面における「リンク挿入」】

➋コンテンツを差し替える

差し替えアイコン」をクリックします

作成したポップアップ」を選択し、「適用」をクリックします

コンテンツ」を選択し、「適用」をクリックします

選択したコンテンツに変更されます

3つ目のポップアップも同じように変更します

➌コンテンツを削除する

削除アイコン」をクリックします

削除」をクリックします

編集画面からポップアップが削除されます

➍遷移するための導線を設定する

遷移リンクアイコン」をクリックします

遷移するためのアイコン」を選択し、「適用」をクリックします

保存」をクリックします

名前」を入力し、「保存」をクリックします

作成したマルチコンテンツが一覧に表示されます

以上で、web接客マルチコンテンツ(アンケート型)の作成は完了です!

アンケート結果を確認する

web接客」をクリックします

web接客を配信する」をクリックします

先程と作成したマルチコンテンツを利用している「配信設定」をクリックします

回答データファイル」をクリックします

紐づく「回答データファイル」が”新しいタブ”で開かれます

アンケートの回答データについて
作成されるタイミング

作成したアンケートの回答データは、アンケートの「公開時」にデータパレットのデータファイル一覧の「b→dashデータ」に自動で作成されます。ユーザーが回答すると、アンケートの回答データに10分に一度のタイミングで反映されます。そのため、アンケートの公開時には回答データのレコード数が0件となる場合がありますので、ご注意ください。

受信者の回答データについて

アンケートの回答データには、「回答ID」カラム「ビジターID」カラム「顧客ID」カラム「回答日時」カラム「質問項目」カラムの5つのカラムが必ず作成されます。
それぞれのカラムの詳細については、下記をご参照ください。

アンケートの回答データに作成されるカラムの詳細
# 作成されるカラム 詳細
1 回答ID 配信設定単位で1から連番で降られる数字が格納されます。
2 ビジターID webサイトの「訪問者ごとに付与されるID」が格納されます。

※『webアクセスログデータ』に存在する「ビジターID」カラムと同一の意味のカラムです
3 顧客ID フォーム回答したユーザーが顧客の場合、「顧客ID」が格納されます。

※フォーム回答したユーザーが顧客以外の場合は、「空文字」が格納されます
4 回答日時 「フォームに回答した日時」が、『yyyy/MM/dd hh:mm:ss』の形式で格納されます。
5 質問項目 質問に対するユーザーの回答が格納されます。

『チェックボックス』や『テキスト』などの『回答形式』に関係なく、『1質問項目につき、1カラム』のルールで作成され、質問項目の文言がカラム名になります。

●複数選択式の『回答形式』の場合
『チェックボックス』などの複数選択式の『回答形式』の場合も、『1質問項目につき、1カラム』のルールが適用され、複数選択した回答が、1つのデータとして格納されます。
例えば、『回答形式』に『チェックボックス』を設定していた場合、受信者が複数のボックスにチェックを入れると、1つのレコードに選択肢の文言がカンマ区切りで格納されます。

●1つのコンテンツの中に質問項目を複数設定している場合
1つのコンテンツの中に質問項目を複数設定している場合でも、『1質問項目につき、1カラム』のルールが適用されます。
※”質問項目を複数設定している場合”とは、編集画面の上部(参考画像)にある『フォーム』をクリックして追加した質問項目が2つ以上あることです

[参考画像]
アンケートに回答したユーザーの「顧客ID」を取得したい

アンケートに回答したユーザーの「顧客ID」を取得したい場合は、web接客タグで顧客IDを取得するためのリレーション設定をする必要があります。リレーション設定の手順については、下記のリンクをご参照ください。

リレーション設定:「リレーション設定例(顧客IDを取得する場合)
※上記リンクの「❷ 顧客IDの取得手順」ではアクセスログタグを選択していますが、今回はweb接客タグを選択するようお願いいたします