メールレコメンド用データを作成したい

はじめに

b→dashでレコメンドメールを配信するにあたっての必要な準備や全体像を確認したい場合はまずはこちらをご覧ください

メールレコメンド用データとは

メールレコメンド用データとは、メール上にレコメンド表示させる商品名、カラー、商品画像などのデータのことを指します。

【レコメンド表示されている「商品名」「カラー」「商品画像」イメージ】

メールレコメンド用データの作成方法

メールレコメンド用データの作成には「データ選択(集計設定・更新タイミング設定)」「サブロジック設定」「フィルタ設定」の3つの手順を踏む必要があります。

アルゴリズムと利用データの選択

まずは、レコメンドアルゴリズムの選択とレコメンドに利用したい「商品データ」と「閲覧履歴データ」を選択する作業を行います。その後、データの集計設定・更新タイミング設定まで行います。

レコメンドアルゴリズムについては「レコメンドアルゴリズムを知りたい」をご参照ください。
レコメンド」をクリックします

新規作成」をクリックします

配信用レコメンド」を選択し、「適用」クリックします

任意の「アルゴリズム」を選択し、「次へ」をクリックします

利用するアルゴリズムに応じて必要なデータは変わります

下表を参照し、利用したいアルゴリズムに応じたデータファイルをご用意下さい。

アルゴリズム名 必要なデータファイル
商品 購買
履歴
閲覧
履歴
購入データを
利用したランキング
-
閲覧データを
利用したランキング
-
商品データを
利用したランキング
- -
閲覧データを
利用した類似ユーザーの相関
-
「閲覧データを利用したランキング」を選択した場合を例に設定方法を説明していきます。
レコメンドに使用する「商品データ」をクリックします

ナビゲーションに沿って、該当する「カラム」をクリックします

その他の、レコメンドで利用したい「カラム」をクリックします

追加」をクリックすることで、選択できるカラムの項目数を増やすことができます

メール上に表示したいカラムをすべて選択しましょう

本手順の必要なカラム(「カラム1」「カラム2」・・・)に設定したカラムのみをメールに表示させることができるので、メールに表示させたいカラムは忘れずにすべて登録しましょう。例えば、「商品名」「商品金額」「商品画像」をメールにレコメンド表示させたい場合は、カラム1に商品名、カラム2に商品金額、カラム3に商品画像といったように選択しておく必要があります。

レコメンドで利用したいカラムを選択できたら、「適用」をクリックします

レコメンドに使用する「閲覧履歴のデータ」をクリックします

ナビゲーションに沿って、該当する「カラム」をクリックします

該当するカラムを選択できたら、「適用」をクリックします

データの「集計対象期間」の条件設定を設定し、「適用」をクリックします

連携頻度と時間を設定し、「適用」をクリックします

適用」をクリックします

エラー/0件時の表示内容の選択

「データ選択」の手順において、アルゴリズムを選択し、そのアルゴリズムにて利用するデータを選択しましたが、データが誤っている、データの量が少ないなどの理由により「表示対象とする商品を抽出できない」「メールに表示させるレコメンド商品数が足りないといったケースが発生します。例えば、メール上に5件のおすすめ商品を表示したいものの、アルゴリズムで対象商品を抽出したところ、該当商品が3件しかなく2件足りないといったケースが該当します。この際に、どのようなルールで空き枠の商品を表示するかの設定を行います。

空き枠の商品表示ルールは、全ユーザーに対して同じ商品をレコメンド表示する「固定アイテム」と、1つ目に指定したアルゴリズムとは別のアルゴリズムを利用する「サブロジック」の2種類から選ぶことができます。

今回は、「固定アイテム」を使って、空き枠を埋める手順を紹介します。
表示件数」をプルダウンから選択します

固定アイテム」タブをクリックします

表示対象」に、空き枠発生時に表示させる商品の「商品ID」を入力します

表示対象」を入力できたら、「適用」をクリックします

過去に作成したレコメンドロジックをサブロジックとして利用する

上記では「固定アイテム」利用時の手順を説明しておりますが、過去にレコメンドデータを作成したことがあれば、以下のような手順で、そのレコメンドデータのロジックをサブロジックとして利用することができます。

表示件数」をプルダウンから選択します

レコメンドロジック」のタブから、利用したい過去のレコメンドデータをクリックします

利用したいレコメンドデータを選択した後、「適用」をクリックします

フィルタ設定

次に、アルゴリズムで抽出したデータに対してフィルタ設定を行うことで、メール表示してもよい商品を選定します。これは、「定番商品は除外したい」「在庫数が少ない商品は除外したい」といった要望に応えるための設定です。

フィルタ」を設定したいカラムをクリックします

フィルタをかける条件を指定し、「適用」をクリックします

フィルタ」を設定したいカラムをクリックします

指定した条件に応じて、レコメンドデータが絞り込まれます

名前」を入力し、「保存」をクリックします

レコメンド一覧に表示されます

レコメンドに利用しているデータファイルを「配信設定詳細画面」にて確認することができます

メールレコメンド用データの作成において、「商品データ」や「履歴データ」として選択したデータファイルなど、レコメンドに利用しているデータファイルを「配信設定詳細画面」の「使用データファイル」にて確認することができます
また、「商品データ」として選択したデータファイルのうち、レコメンドで利用したいカラムとして選択したカラムを「配信設定詳細画面」の「表示項目」にて確認することができます。

「使用データファイル」「表示項目」の表示箇所については、以下の画像をご参照ください。

【参考 :「使用データファイル」の表示箇所 】

【参考 :「表示項目」の表示箇所 】

以上で、メールレコメンド用データの作成は完了です!