DMARC

概要

DMARCとは、「Domain-based Message Authentication Reporting and Conformance」の略語であり、『SPF』と『DKIM』の認証結果をもとに、メールの処理方法を指示する技術のことです。

[参考:SPF/DKIM/DMARCの違い]

詳細

DMARCを設定することで、送信元メールサーバー/送信元メールアドレスが信頼できるものかどうかを判定し、判定結果に基づいてメールをどのように処理するのかを受信側サーバーに指示します
例えば、”『SPF』と『DKIM』の認証に失敗したメールは、受信を拒否する”といった処理をDMARCに指示していた場合、該当のメールは、受信者に配信される前に、受信サーバーが削除します。

2024年2月1日にGoogleが設けたGmailのユーザーをスパムから守る対策の一環として、DMARCの設定が求められるようになりました。そのため、SPFとDKIMの設定が完了した後、DMARCの設定も必ず行ってください。
DMARCの設定方法については、こちらの記載をご参照ください。
”Gmailのユーザーをスパムから守る対策”に対して、弊社で実施した対応については、「【2024/01/31リリース】Gmailの登録解除義務化への対応方法について」の『2024年1月31日にリリースされた機能について』をご参照ください

    1. 関連用語として、「SPF」と「DKIM」があります。
      「SPF」の定義や仕組みについてはこちら、「DKIM」の定義や仕組みについてはこちらをご参照ください。