テーブル定義

「テーブル定義」とは、データベース内でテーブル(表)を作成する際に、そのテーブルがどのような情報を含むか、またその情報をどのように整理して保存するかを決めるための「設計図」です。

テーブル」についての説明は、こちらの記事をご参照ください。
テーブル定義の詳細

テーブルをデータベースに作成する前に、以下の内容を決める必要があります。
この決めた内容のことを「テーブル定義」といいます。

  1. カラム(列)の定義:テーブルの列に保存する情報の種類を決めます。
       例えば、『名前』『年齢』『住所』など、それぞれのデータがどのような情報であるかを定義します。
  2. データ型の指定:各カラムがどのような種類のデータを保存するかを指定します。
       例えば、『名前』は文字列(テキスト)、『年齢』は整数(数値)というようにデータの型を決めます。
テーブル定義の例

顧客データを例に、データベースに登録するためのテーブル定義を考えると、以下のようになります。

  • テーブル名:顧客データ
  • カラム定義
    •  └ 氏名   :テキスト型
    •  └ 年齢   :整数型
    •  └ 会員ランク:文字列型
    •  └ 顧客番号 :整数型

このテーブル定義は、次のように決まります。

カラム名 データ型
氏名 テキスト
年齢 整数
会員ランク テキスト
顧客番号 整数

「テーブル定義」とは、テーブルを正しく作成してデータを管理するための設計を決めることです。
これにより、データベースが効率的かつ正確に動作することが実現できます。